入学式を無事に終えた翌日、四人で仲良く集団登校をした僕達。
今は朝のSHR待ちで戸部くんと三浦さんが窓側に来て一緒に話してるんだけど...
戸「んーでー?今日は対面式やっちゃった後はHR?」
三『そんな感じじゃない?』
沙『午前で終わるってさ。』
戸「そんじゃあ今日も終るの早いでしょぉ~♪したらサッカー部でも見にイッかな!」
戸部くんは川崎さんの隣の席の椅子に股がって座ってるんだけど...
「ちょっと三浦さん...ってば。」
三『んー?』
「そこ僕の机っ」
三『いーじゃん☆』
「良くないっ」
窓側に背を付けて椅子に座り足をプラプラさせながら三浦さんに不満を漏らす。
沙『机に座られちゃったねw』
三『あーしが暖めておいてあげるし☆』
横目に映る三浦さんのスカートの短さが今の状況を物語ると赤くなり川崎さんの方に顔を反らす。
「あ、暖めなくていいからっ」
戸「優美子、生足直でとか机溶けちゃうでしょ~♪」
沙『なにそのツッコミw』
三『溶けないしっw』
「もぉ~意味わかんないっ」
問題なのは脚じゃないってばぁ...
静『お?何やら○○の机の周りが騒がしいな?』
「...先生来るの遅いですっ」
静『″何か″お困りかね?』
「べ、べつに...」
ニヤニヤ顔で近寄られツンと返す。
戸「センセッおはよっさん♪」
三『先生おはよっ♪さーて、あーし戻ろっとー♪』
自分の席に戻る戸部くんに続き短いスカートをヒラヒラさせ″じゃーね″と肩を叩いて三浦さんも席に着いた。
静『では、SHRを始めようか。』
沙『ほら、ちゃんと前向かなきゃ。』
「むぅ...ゎかってるってばぁ。」
クシュクシュと髪を弄くられ先程まで三浦さんの身体が触れていた自分の机に向かう。
もぉ...肘も手も置けないじゃん...
椅子を引き両手を内腿に挟み暫く目で見えない机の変化を待つ他なかった。
硬直状態でふと廊下側にいる僕の机を暖めた犯人を見るとこちらを気付き机に両肘を置いてニコッと笑って見せた。
ホント三浦さん要注意...
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静『ではこれから体育館へ向かう。廊下で整列してくれたまえ。』
もぅなんか居たたまれなかった...
椅子を後ろに押しフゥと一息。
沙『今日は隣に並べないからお預け?』
背後から昨日の体育館での時間を思い出させる一言が発せられる。
「ぉぁずけっ」
沙『フフッ残念。』
僕に手を振ると列の後ろに向かっていった。
身長順、今日は前なのだ。多分一番前...
静『お、今日は私の側に居てくれるのか。』
「変な言い方しないでくださぃ。」
三『先生ずるいしー』
後ろの方からヤジが飛ぶ。
静『ははっすまんな三浦、今日はこちらで預からせてもらうぞっ』
三『ちぇーっ』
対面式前、C組の列から暫く笑い声が止まなかった。