川崎家にお邪魔して大志くんとけーちゃんと仲良し?になった僕。
大志くんは川崎さんに裁縫を頼むと玄関のドアを開け外へと向かっていった。
華『さーちゃん、けーちゃんね、ちょっと眠いの...』
沙『そっかぁ、じゃあお兄さんのお膝かしてもらおっか。』
僕の肩に寄りかかり大志くんのズボンを身繕いながら優しく語り掛ける川崎さん。
体動かして疲れちゃったかな?コクッと頷くと僕の膝の上でゆっくり瞳を閉じていく。
沙『少し寝ちゃっても良いからね。疲れたでしょ。』
「うん、なんかこの部屋暖かくて。」
部屋に降る暖かい日差しが川崎さんの笑みをより一層魅力的に映す。スヤスヤ眠るけーちゃんに釣られちゃいそ...
川崎家でお昼寝、してしまう。
沙『おやすみ...』
頬に触れた彼女の感触に僕は気付く事はなかった。
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「ん...っ...あれ、...寝ちゃったんだ...」
目が覚めると誰も居ない彼女の部屋を辺りを見回す。
時計盤の短針は18:00を通過、結構長居しちゃった...
沙『ねぇ、ごはん。食べてきなよ。』
″おはよ″と優しい声で頬を撫でられ寝起きの僕にしゃがみこみながらそう言った。
「え...でも...」
沙『一緒に食べよ?』
「...めいわくじゃない?」
沙『迷惑なら誘わない。ほら。』
「...はぃ。」
目を擦りながら川崎さんに手を引かれ一階のリビングに招かれる。
華『あっお兄ちゃんおはよっ☆』
「けーちゃんおはよっ僕も寝ちゃったんだ。」
華『お兄ちゃんのお膝借りました☆ありがとーございました♪』
ペコッとフォークとスプーンを手に持ちながらお辞儀をするけーちゃん。可愛すぎるょ...
沙『けーちゃんお礼言えて偉いね、おりこうさん。』
華『へへっ♪さーちゃんに褒められたぁ☆』
時折見せる川崎さんの母性的な一面。ここでしか見ることが出来ない特別なものなのかな、きっと。
その愛情はけーちゃんに惜しみ無く注ぎ込まれていくのだ。
「えっと、大志くんは?」
奥のキッチン付近のテーブルにラップのかけてある一人分の夜ご飯を横目に川崎さんに問う。
沙『大志ちょっと遅くなるって連絡あったから、先に食べちゃおうかなって。けーちゃんお腹すいちゃうし。』
「そーなんだ。僕の分まで...ぁりがと川崎さん。」
沙『こーら、沙希でしょ。』
「...沙希ぁりがと。」
華『さーちゃんとお兄ちゃん仲良しさんだねっ☆』
沙『そーだよぉ?仲良しなの。』
「っ...そ、そうだね。」
川崎さんとけーちゃんに挟まれて夜ご飯を川崎家で。
けーちゃんの問いに僕を挟んで身体を乗り出してそれに答える川崎さんとの距離が測れない。顔が赤くなってしまう。うぅ...
華『お兄ちゃんお顔あかーい♪なでなでー☆』
「け、けーちゃんってばぁ。」
沙『ホントだ、お兄ちゃんのお顔赤いねぇ。』
「...もぉ...二人して...」
ご飯粒をほっぺに付けてとびきりの笑顔を届けてくれるけーちゃん、こんな微笑ましいリビングに僕を招いてくれた川崎さん。
「...沙希...ぉ...おかわりしてぃぃ...?」
空になった茶碗を受けとると彼女は笑顔で微笑んだ。