三国時代にやって来た男   作:シャト6

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第2話

あれから時は経ち、いよいよ新しい世界に旅立つ日がやってきた。

 

貂蝉「いよいよねご主人様」

 

「そうだな。かなり長い間修行したしな」

 

男は貂蝉から様々な能力を貰い、それを極めてきた。

 

貂蝉「けれど、そのおかげで今のご主人様の強さはズバ抜けているわ。教えたことをことごとく吸収していくもの。まるでスポンジね」

 

そうなのだ。貂蝉から教えられたことなどが、面白いように覚えられていった。本当にスポンジだな。

 

貂蝉「そのまま私も一緒に吸収されたいわん♥」

 

そう言った瞬間、俺は貂蝉の顔面に蹴りをいれたのであった。

 

貂蝉「酷いわご主人様!!こんな麗しき漢女の顔面に蹴りをいれるなんて!」

 

しかし、蹴られた本人はピンピンしているから驚きだよ。

 

(なんで倒れないんだよ!つくづく化け物だな!!)

 

貂蝉「誰が見ただけで心臓発作を起こすような顔ですって!!!」

 

「そこまで言ってねぇ!!後、勝手に人の考えを読むな!!!」

 

全く…おかげでこいつ(貂蝉)のあしらい方が分かったからいいけどよ…

 

貂蝉「そろそろね。新しい世界に行っても、今のご主人様なら大丈夫でしょうけど」

 

「ところで、俺の行く世界はどんな場所なんだ?」

 

貂蝉「説明してなかったわね。けど、行ってからのお楽しみよん♪」

 

「あっそ」

 

どうせ答えないと思ってたけどな。

 

貂蝉「それじゃあ送るわよ」

 

「おう。今までありがとうな」

 

貂蝉「別にいいわよん。どうせまた会えるしねん」

 

「おい、それはどういう…」

 

そこまで言うと、俺の目の前から貂蝉は消えたのであった。そして気が付くと広い荒野にいた。

 

「…意味だ!っていねぇし。しかし、ここはなんの世界だ?」

 

考えてると、俺の横に1枚の紙が降ってきた。

 

『この手紙を読んでるって事は、無事に新しい世界に着いたのね。今ご主人様がいる世界は《恋姫》って世界よ。元々私はその世界の管理人だったのよ』

 

「マジかよ…」

 

書かれていた内容を見て、驚くことしかできなかった。

 

【数年後には、この世界の本来のご主人様がやって来るわ。けど…そのご主人様は少し変わっててね。小さな女の子しか愛せないのよ】

 

ロリコンかよ!!マ〇恋のハゲかよ!!!

 

【武器は、具現化できるようにしておいたわ。あなたが思い浮かべればその武器が出せるわ】

 

随分とありがたい。流石にデカい武器は持ち運びが面倒だしな。

 

【後は、何をしてもご主人様の自由よ。天下をとるのもいいし、ハーレムだって作れちゃうわよん♥それじゃあ、暫くしたらまた会いましょうねん】

 

そして手紙は燃えて消えたのであった。

 

「さてと、恋姫っていえば三国志?の世界だったっけ??」

 

残念な事に、俺は世界史の勉強は苦手なんだよな~…

 

「取り敢えず町か村を探すか」

 

そうと決まれば、後はそこを目指して歩くだけ。まずは道具使う前に自分の足で歩かないとな♪しかし、どれだけ歩いても町や村らしきものは見当たらない。

 

「どこに町があるんだよ…」

 

少し考えるが、何も思い浮かばない。

 

「取り合えず歩くか。歩いてれば町か村くらい見つかるだろ」

 

そう決めて歩き出すことにした。そこから暫く歩いてるが、町や村どころか人っ子一人見当たらない。

 

「やべ~…俺転生して速攻で死ぬかも」

 

当然この世界に来たばかりな為、食料や金などは一切ない。

 

「マジで…死ぬ」

 

そう思いながら歩いてると、前方からピンク色の髪をした女性がいた。

 

「助かった。取り敢えずあいつに道を聞くか」

 

そして俺はその女に近づく。

 

「あ~悪い、少し道を聞きたいんだが?」

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