フォルテシモ:オクターブ・リピート 作:Dran Lebyte
それでは二話どうぞぉ!!
第一章第一話「神討つ拳狼の蒼槍《フェンリスヴォルフ》」
亜鐘学園、突如として現れる異形の怪物〈異端者〉を倒すため、唯一倒すことのできる救世主〈セイバー〉を育成する学校、生徒はみんな前世の記憶を持っている。だが、その中にたった一人二つの前世を持つ者がいる。この世界で行動を共にしてと言われた重要人物、灰村諸葉。登校中に見つけることが出来なかったから今、入学式の中周りを見渡して諸葉を探しているが・・いた。目線の先に見えた人物は眠っていた。
(爆睡してんじゃねぇか・・・)
思いのほか気が抜けていると思い、少しだけ先が思いやられたような気がした。入学式の長いお話は終わり、皆が自分たちの教室に向かう中、俺は諸葉(爆睡中)に声をかけるタイミングをうかがっていた。ある程度減ってきたので声を掛けようとした瞬間、諸葉に寄ってきたピンク髪の少女が強烈な頭突きを放った。諸葉は後方へ吹っ飛び椅子をまき散らした。
少女「やる気のない奴は大っ嫌い‼」
俺は諸葉に慌てて駆け寄った。
零二「おい、大丈夫か・・・・は?」
少女「フラガーーーーー‼」
少女は諸葉へ勢いよく抱き着いた。なんでだ?
少女「会いたかったよフラガ」
諸葉「まてまて、俺は諸葉、灰村諸葉」
少女「ううん、あなたは私のお兄様のフラガよ、だって私の名前を呼んだもの」
諸葉「そうじゃなくて、実はおれ、前世の記憶がほとんどないんだ。サーシャって名前も突然頭に浮かんだだけで、」
少女「そうなんだ、じゃあ!もういっぺん頭突きをすれば」
ガシャン
突然物音が響いた。物音がした先を見ると黒髪の少女が倒れていた。
いち早く気付いた諸葉は少女へと駆けつけた。
諸葉「お、おい、大丈夫か?」
?「シュウ・・サウラ・・・・・・・おはよう、あなた」と諸葉にキスをした。
零二「どうなってんだこれ・・・」
零二はひとりこの状況を眺めていた。
諸葉もみんな同じクラスだったから、みんなで教室に向かいそして、ホームルームが始まった。
零二「おれは芳乃零二、零二でいいぜ」
諸葉「おれは灰村諸葉、おれも諸葉でいいぞ」
零二「これからよろしくな」
諸葉「こちらこそ」
諸葉とも話すことができ、友達になることが出来た。
・・・
時は体育の時間、二人〔ピンク髪は嵐城 サツキ、黒髪は漆原 静乃〕と俺、諸葉でドーム型の武道館へ移動し、チャイム音により、授業が始まった。
先生「セイバーには二種類の者がいる、光技の使い手〔白鉄〕、闇術の使い手〔黒魔〕だ。」
先生「今日は光技と闇術二つに分かれてもらう。」
先生が二つに生徒を分けて俺と漆原は闇術、諸葉と嵐城は光技と分かれた」
先生「魔力(マーナ)を使うことで自然界のエネルギーを吸い込み、己の望むエネルギーに変換するんだ。宙に文字を書くこと(スペリング)と詠唱が必要。詠唱なしでも発動できるが、その際は威力が弱くなる。
詠唱する際は「綴る」と言わなければならないが、詠唱とスペリングの際に強くイメージすればするほど威力が増すぞ。
スペリングの行数によって第階梯と分類する。行数が増えると成功難易度と威力が格段に増加する。通常の闇術は第九階梯までで、その先は第十三階梯の禁呪がある。試しに先生がやってみよう。」
先生「綴る!冥界に煉獄あり 地上に燎原あり 炎は平等なりて善悪混沌一切合財を焼尽し 浄化しむる激しき慈悲なり 焦土(くろつち)と化した故郷(ふるさと)の なお荒涼たるこの皮肉 すべての者よ 死して髑髏(されこうべ)と還るべし。炎の大嵐(ブレイズストーム)!!」
先生がいい終えた途端に猛火の渦が数十メートル先の的を囲み、消し炭へと化した。
(凄いな。)
マホウを見てきた零二でもこの世界の闇術は強力なものと感じ取った。
生徒たち「すごい!私もやってみたい!」「オレもオレも!」「あんなのを使えるようになりたい!!」
生徒たちの歓声が巨大な武道館内に響き渡る。
早速、生徒たちが詠唱の仕方を学び第一階闇術を唱え始めた。
先生「どうした、零二くん。第一階闇術は黒魔なら、誰でも簡単にできるものだよ。やってごらん。」
(・・・・ッ)
零二は対応に困ってしまった。零二はマホウが使えても闇術は使えないのだ。
零二が悩んでいる中生徒たちが向こうで少し騒がしくなっていた。その中心に杖を持った漆原の姿があった。
漆原「吹雪の死霊(ブリザードスペクター)‼」
渦巻いた強力な冷気が死霊のように的へ襲いかかる。
先生「漆原さんは優秀だな、あんなようにかっこよくなりたくないか?」
(・・・・・すこし驚かすか。)
ちょっとした好奇心と競争心に煽られ、零二は的の並ぶ方へ歩き出し、ある程度近づいたところで立ち止まった。
零二の手に魔力か集まりつつ、大地を揺らす。
(はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!)
零二「『
それは自らの膨大な魔力を拳に一点集中した”フルスロットル魔力パンチ”のそ威力は
武道館中を震えがらせた。
的は・・・・案の定、木端微塵だった。
生徒たちは驚きを隠せない様子でこちらを見つめていた。
―――――――――それもそうだろう、これほどの強力な魔力、詠唱なしでこんなにも力が出せるとこれもいわゆる禁呪につながるものじゃないかと疑う者もいるはずだ。
生徒「おい!あれどうやったんだ!」「スゲェ!!」「できないんじゃなかったのかよ~くそぉ~」「オレもいつかは」「いや無理だろ」
こうして生徒たちの質問攻めによって、時間は流れていった。
・・・
まとめるの下手すぎてぜんぜん進んでないのに長くなってしまいました。
そして一度閉じてしまって復元に手間取ってしまいました。申し訳ございません。