フォルテシモ:オクターブ・リピート 作:Dran Lebyte
〖〗この文字は推奨BGMですYouTubeや本編の方で聞けると思うので、是非聞きながら見てみてください
諸葉を保健室に預けた後、零二は校長室に呼び出されていた。
♪~〖Ancient Memories〗
零二は大体の察しはついている。
恐らく今さっき使った”
「・・・・・・・・・・・・」
いざ、覚悟を決めて校長室の扉へと手を差し伸べる。
ガチャ―――――――――
中に居たのは金髪の相楽さんのような三角帽を被った人がいた。
「こんにちは、新入生さん—————それとも異世界の人と言った方がいいかしら?」
「(やはりか・・・・・)」
隠し通すのはもう不可能と読んだ零二は次のステップに移る。
「何が目的ですか」
「私はただ、珍しいものを見つけたから近づいてみたまでよ。あなたに危害を加える気なんてないわ」
「あなたの目的は何?」
「・・・・・・・信じてもらえるか分かりませんが・・・」
零二は特に隠すことではなかったため黒龍のこと、異世界のことすべて話した。
・・・・・・・・・・
「黒龍・・・数多の平行世界でそんなことが起きているのね」
「・・・はい」
「ッ————————信じるわ、あなたの言ったこと」
♪~〖lsland Days〗
信じられないような話だったが、すんなりと信じてもらえた。
「ところで、アリーナで使ったあの
「あれは
「時を戻すですって!?何でもありなのね、あなたのいた世界は」
・・・・・・・・・・
♪~〖lsland Days〗
長い一日が去り2日目、零二と諸葉、静乃はある男に屋上へ呼び出されていた。
「ランク・・・C?」
「校長先生の推薦もあってね。それに、アリーナでの戦い見させてもらったよ」
「弟が迷惑を掛けたね」
「あぁ!」
その男は石動厳の兄で、実戦部隊隊長の石動 迅だった。
「ランクCになれば奨学金という名の給料も出る上に卒業後は白騎士機関への就職も確約される」
「だが、デメリットがある。か?」
「そのとうり―――――ランクCになった暁には、僕が預かるストライカーズに入ってもらう決まりだ」
「ストライカーズ?」
「ストライカーズ―――――――対メタフィジカル戦を想定した、実戦部隊だ」
「出動するのは月に1,2度だが、これまで死者も出ている。返事はしばらく考えてからでいい」
「ちなみに奨学金というか、給料はどのくらい出るんですか?」
石動は諸葉へと近づき、耳元でつぶやいた。
すると突然、諸葉の目の色が変わった。
「お世話になります、先輩ッ‼」
「そんなのでいいのかしら?それなら、私も今日から顔を出します」
「じゃあ俺も、入るとするか」
零二はこの世界での目的もあるため、情報が通りやすい環境を作っておくべきだと思い2人に続いてストライカーズに入った。
――――――—――――――――――――――――――――――――――
♪~〖lsland Days〗
「改めて歓迎するよ、実戦部隊へようこそ。灰村諸葉君、漆原静乃君そして、異能の前世を持つ芳乃零二君、校長先生から話は聞いているよ。」
「去年の三年が卒業した今、即戦力はwelcomeデース!」
「へぇ、結構いい男じゃん」
「びっちりしごいてやるから覚悟しとけよ!」
「はぁ」
零二達はアリーナに集合し、さっそくストライカーズの活動に参加している。
この
「さて、それじゃあ始めるぞ」
石動の指示によりストライカーズの隊員たちは整列し始めた。
♪~〖Red Black Blood〗
「我ら、救世の剣なり――――――」
『Wii are the Saviors!』
「民と平和と正義のための一撃なり――――」
『We are the strike for our people,our peace,and our justice!』
「君たちも、言うんだよ」
「俺たちも叫ばないといけないんですか・・・」
「うん、そうだね」
「それじゃもう一度、我ら、救世の剣なり――――――――――」
――――――――――――――—
♪~〖Let’s Fight!〗
時は流れ、ストライカーズの隊員たちは戦闘訓練を始めた。
「石動先輩の代は黄金世代と呼ばれているのよ――――――――――」
「メタフィジカルを殲滅した数では日本支部にいる誰よりも多いわ。」
「つまり、白騎士機関の大人たちより強いってことか?」
「ええ、ほとんどランクB以上」
「強豪の集まりってことか・・」
そんな話をしていると、石動先輩がこちらにやってきた。
「君たちには隊員と手合わせしてもらおうかな」
「え?俺たちがですか」
「あぁ、言っただろ君の決闘見させてもらったって――――――――—きみは強い、もちろん君たち2人もだよ」
「は・・・・はぁ」
「だれかこの2人と手合わせしたい奴はいるか?灰村君は僕と手合わせしてもらうよ」
「じゃあ俺が」「私が手合わせします」
零二は3年の先輩と静乃は2年の先輩と手合わせすることになった。
――————————————————―
♪~〖lntu The World〗
「それじゃあ、お願いします」
「おい新人、早く武器を出せよ」
「武器は・・・・いりません」
武器などない、零二は今までこの拳とサクラの魔法だけで数々の修羅場を乗り越えてきた。いまさら武器など必要なかった。
「付け上がるなよルーキーが」
「そいつはどうですかね」
「双方、準備ができたか?それでは―――――――――始め‼」
♪~〖High Speed Heavy Battle〗
「このッ――――――――――――」
先輩が始めの合図と共に光技を使い突っ込んできた。
~光技~
両手、両足、眼、丹田、心臓にある七つの門を開き、
ストライカーズの3年となると使いこなしは一流のものだ。
「遅い—————————」
初撃の一刀を難無くかわし、魔力を込めた一撃を当てる。
「ぐほぉ!?」
魔法使いの零二からすればその動きは遅く見えても当然だった。
零二のライバルである皇樹 龍一は雷の如く動いていた。
さらに、相手は同じ人間——————すなわち対人。
零二の得意とする独自技能、
「くっ・・・このッ‼」
後方数メートルに飛ばされた相手はすぐに立て直して二撃目に入る。
相手が単純なおかげで零二の
「はぁ!—————————たぁ!」
「はぁ!!」 「ぐふッ‼」
またしても零二に攻撃をすべてかわされ殴り飛ばされる。
「なぜだ!なぜストライカーズで神速と呼ばれている俺の攻撃をかわせる!!」
「いくらあんたが神速だの早いだの言われててもな、あんたより早いやつと戦った経験があるんでね」
「そろそろ、終わりにするぞ」
零二は手を前にかざすと魔法陣のようなものが現れそして―――――――――――
「
魔法陣が光だした途端、零二のそばに対戦相手が出現する
零二はさっきより数倍魔力を込めた一撃を放つ!!
「これで・・・・終わりだぁぁぁぁ!」
相手は後方に吹き飛ばされ数十メートル先の壁に激突した。
この一件で瞬く間に零二の評判は広まった。
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「対人戦略予知視」≪ウルザブルン≫
零二の独自技能(オリジナルスキル)ともいえる技能で、いわゆる予知能力を≪魔術≫で強化した状態のこと。
相手の性格等を知れば知るほどその精度が上がるため、知っている相手ほど効果的であり敵の戦闘データがそろうほど精度も上がるため、未知の敵に対してあっても、戦闘中にそのデータを更新していくことで、ある程度の強化が可能となっている。
当然、相手が単純な思考の持ち主であるほど予知が正確に測りやすい。