Fate/EXTRA 汝、復讐の徒よ   作:キングフロスト

17 / 75
トレジャーハント(という名の略奪)

 

 蛇のような形をしたエネミーを見ていて分かった事がある。

 確かに体はクネクネと柔軟そうな動きをしているが、よくよく見てみれば、継ぎ目のように見える箇所が全身に点在していた。生物で言うところの、『関節』。それが、この蛇のようなエネミーには存在していたのだ。

 

 普通、蛇にはそのような関節は存在しない。だって蛇には骨こそあれど、手足がついていないから。

 故に、骨を曲げたりする機構も最小で良くなり、関節という機関自体が備わっていないのだが、このエネミーは違う。

 見た目は蛇のような姿をしているが、やはり電子の海の敵性データ。言わば機械なのだ、このエネミーは。

 だから、稼働する為の関節部分が必要になる。生物ではないがために、必然的に関節部分が必要となっているのだろう。

 そうでなければ、機械が蛇のようにスムーズに動けるはずもない。

 

「アヴェンジャー、このエネミーは関節がたくさんある。その部分を狙って攻撃して!」

 

「いいですとも。バラバラに分解してやりましょうか!」

 

 頭部への一点集中攻撃から一転して、アヴェンジャーはエネミーの全身に備わった関節部分へと狙いを切り替える。

 容赦なき旗の一撃がエネミーに襲いかかった。正確には、その頭のすぐ後ろにあった、首に該当するであろう関節部分へと。

 が、やはりひらりと身を翻して避けるエネミー。

 

「甘い!」

 

 しかし、アヴェンジャーだって簡単にいくとは思っていない。振り下ろした旗の一撃ごと、その勢いを利用して体を一回転させるようにジャンプすると、更に威力の増した旗の振り下ろしがエネミー目掛けて放たれる。

 息つく間もなく叩き込まれた旗での重撃をまともに受け、その全身を地面へと叩きつけられるエネミー。

 

「まだよ!!」

 

 追撃とばかりに、アヴェンジャーが剣を抜く。だが、それをエネミーに向けて振り下ろすのではなく、逆に天高く掲げる形で、大きく上へと振り上げた。

 

「この憎悪、生半可な事では収まらぬ……! 無様に死に絶えるがいい! 汝の道は、既に途絶えた!!」

 

 アヴェンジャーが叫び終えると同時、掲げた剣の上空では何本もの黒い槍が形成され、地に這いつくばっていたエネミーに向けて、一斉に降下していった。

 

 それはあまりに凄惨な光景だ。関節全てを的確に射抜くだけでなく、その全身を埋め尽くすように、漆黒の槍は次から次へと、エネミーの体に生えていく。

 全身を串刺しにされて、最後に爆発するように黒混じりの紫色をした炎が地面から吹き上がる。そして、はるかにオーバーダメージを受けた末にエネミーは消失した。

 後に残された黒い槍の数々が、そこに蛇型をしたエネミーが居たのだと分かるように、シルエットを形作っている。

 しばらくして、黒い槍も自然と跡形もなく消え去っていった。もはやエネミーの痕跡は残されてはいなかった。

 

「ふう…」

 

 剣を腰に差し直したアヴェンジャーが、一息つくように息を漏らす。その顔は、『とりあえず一仕事終えたぜ』的な感じの清々しいものだった。

 

「いや、ふうじゃなくて。今の何? 黒い槍がぶわーって。けっこうグロい光景だったんだけど」

 

 いや確かに口上はかっこよかったが! それとこれとは話が別だ。あれをエネミーのようなデータで構成されたものじゃなく、生身の生物にやられた日には、金輪際お肉が食べられなくなるぞ。

 リアルにミンチ肉になっていくところとか、エグいしグロいしキモいの三拍子ときた。いくらなんでも揃いすぎだ!

 

「はあ? せっかく魂の改竄で取り戻したスキルを使ってあげたのに、その言い草は何?」

 

「え…スキル? あれが?」

 

 というか、そんな話は聞いてないんだけど?

 

「当然よ。だって言ってなかったし」

 

 しれっと答えるアヴェンジャー。この復讐者、まるで悪びれた様子が見られない。てんで反省などしていないのだ。

 

「別にいいでしょう? ほら、こうしてお披露目してあげたのだし。なに? まさか、ちょっとした秘密も許容出来ないワケ?」

 

 いや、別にそこまで言ってないけど。というか、復讐者がそんなに素直な訳がないし。どうせ他にも秘密や嘘なんてもっとあるんでしょう? それこそ、そんなの気にしてたらキリがないじゃない。

 

「……どこぞのウソツキ焼き殺すガールに聞かせてやりたいわね、その台詞」

 

「なにその物騒な人……? アヴェンジャーの友達か何か?」

 

「別に。私の知ってる頭のおかしな女ってだけですよ。仲良くも友達でもありません」

 

 深く語るつもりはないのか、それとも友達扱いされた事が気に障ったのか、完全に話題はそこでバッサリと切り捨てられた。 

 アヴェンジャー、友達少なそうなのに、意外といろんな知り合いが居るよね。いや、一方的にアヴェンジャーがその人物達について知ってるだけとか?

 まあ、どちらにしても意外な事には変わりないのだが。

 

「いつまでも下らない事を言ってないで、先に進むわよ。ほら」

 

 くいっと顎でスイッチを押せと促してくるアヴェンジャー。なるほど、自分は敵を倒して道を切り開くが、こういった装置的なものは私に任せてくれるらしい。

 やだ、この復讐者……優しい……!!

 

 と、悪ふざけも大概にして、そろそろ真面目に事に当たろうか。私は促された通り、柱から少し浮いたひし形のスイッチに手をつくと、力強く柱に向けて押し込んだ。

 ガッシンという心地良い感触と共に、手から放したひし形のスイッチがクルクルと回転しながら眩い黄金の色に輝き、そしてどこか遠くで何かが開いたような音がフロアに響き渡る。おそらく、あの封鎖されていた扉が開いたのだろう。

 

「ふん。道が開けたようだし、先に進むわよマスター。あのワカメと海賊女め、今度こそ痛い目に遭わせてやるわ……!!」

 

 あ~あ。アヴェンジャーったら、またサディズムな笑顔を浮かべていらっしゃる。懲りないな、このサーヴァントは……。

 

 

 

 

 開放された通路を抜け、更に一つ部屋状のフロアを突っ切ると、その次のフロアに入る直前で、エネミーが門番かのように立ちふさがる。

 全身紫色を基調とした、牛とも馬ともつかない体躯をし、その頭部と思しき箇所には、二振り巨大な大鎌が並んで揺れていた。

 あれで切り裂かれようものなら、大ダメージを負うであろう事が容易に想像される。あのエネミーの攻撃を受けるのは危険と見て間違いないだろう。

 

「アヴェンジャー、あの鎌の動きに注意して。絶対にガードは怠らないように」

 

「あの鎌……なかなか私好みの色合いに形状をしているじゃない。大きさも申し分ないし、私のサブウエポンにしてやろうかしら……」

 

 ああ、もう! 私の話を聞いてないどころか、武器屋で『これは…いい代物だ。相当の業物と見た!』とか言って喜んでる客みたいな顔になってるし!

 ダメだ、多分本気であの鎌を奪いに掛かるぞ、これは。何事もなく済めばいいのだが───。

 

 

 

 

 ───はい、何事もなく、無事エネミーは討伐出来ましたとも。

 あのエネミー、どうやら馬の要素が強かったのか、『馬』鹿みたいに同じ行動の繰り返ししかしてこなかったのだ。

 具体的には、攻撃→防御→重撃→攻撃……と、こんな具合に延々とループしていたのである。

 観察していてすぐに気付いた私は、アヴェンジャーにそれを伝えると、あっという間にエネミーはボコボコにされていった。

 それはもう、見ているこちらが不憫に思えてくる程の、リンチである。ヒドいイジメを見た気分だ……。

 

 宣言通り、アヴェンジャーは戦闘中に旗でエネミーの大鎌を、根元からポキリと折って奪い取ると、

 

「いい、いいわよ! これよ、これ! 雑魚のエネミーにしてはなかなかに良い鎌ね! うっふふふふ……さあ、首を切りましょう。どこが首だかは分からないけど、これでもうアンタは用無し。おさらばです」

 

 鎌を手に入れた途端、一気に熱が冷めたかのように鋭い視線でエネミーを一瞥した彼女は、手にした鎌をエネミーに向けて勢いよく振り下ろした。

 自らの鎌によって殺されたエネミーは、断末魔を上げる間もなく、ノイズとなって消滅した。

 

「なんというか……ご愁傷様?」

 

「なんでそこでその言葉が出てくるのよ。…ま、そんな事はどうでもいいわ。それよりも、この鎌よ。帰ったら早速私専用に加工(チューニング)しないといけません! この反り具合といい、鋭さといい、素晴らしい、素晴らしいわ……!!」

 

 よっぽどその鎌が気に入ったのか、目を爛々と輝かせて振り回している。その姿はさながら、親に欲しいものを買ってもらった女の子のようである。

 

 ───というか危ない!

 頼むからそんな大きい鎌をブンブン振り回すのは止めて下さいお願いします。当たったら怪我どころか死んでしまいます。

 

「!! …コホン。さあ、先に進みましょうか、マスター。ワカメが隠した海賊女の資料とやらを見つけてやりましょう」

 

 やっと我に帰ったか、はしゃぐ姿から一転、何事もなかったかのように取り繕うアヴェンジャー。

 しかし、今のはもうなかった事になど出来ないのだ。このネタで今度、マイルームに居る時にからかってやろうじゃないか。

 

 更に奥へ奥へと進むと、今度は道が二つに分かれていた。ふーむ、どちらに進んだものか……。

 私の直感が、右だと告げている。なので、ここは先に左から見てみよう。

 進路でないにしても、何かアイテムを拾えるかもしれない。そう思い、左に進んだのだが、すぐに行き止まりに行き当たる。

 どうやら、またあのスイッチを探さねばならないようで、さっきと同じフェンスゲート的な扉が、進路を塞いでいた。さっきの私の直感は当たっていたらしい。おそらく右の通路の先にスイッチはあるはずだ。

 

「…またこの扉? もう、面倒ですね」

 

 うんざりといった具合に、アヴェンジャーは引き返していく。私も、面倒ではあるが再び元来た方へと足を向けた。ゲームならまだいいが、リアルなダンジョン探索はこれだから疲れる。道草一つであっても、余計な体力の消耗へと繋がるので、下手に動き回る訳にもいかないのだ。

 体力も有限なのだし、無意味に走り回る事だけはなんとしても避けたい。

 

 

 そうして、億劫になりつつも、私達はもう一方の通路を進んでいた。

 進むにつれて、周囲の風景もより深くなっていく。深海の更に底の底へと向かって歩いているようで、奇妙な感覚になると共に、不気味さが増していく気がする。

 ここに生命の終わりは感じられないが、船の墓場と表現するに相応しい海底───無生物の終焉が、ここではありありと感じ取る事が出来る。

 命が無くとも万物に終わりは来る……それを嫌という程に認識させるのが、この聖杯戦争において私の最初(はじまり)の海なのだ。

 

「それにしても、全然それらしい物が無いね」

 

 幾分かは進んだはずなのだが、それという手掛かりすら見当たらず、周りに漂うは、壁の向こうの船の残骸ばかり。

 スイッチもなければ、慎二のサーヴァントの資料らしきものも無い。というか、結構奥まで来たのにその慎二達にすらまだ遭遇していない。不意打ちを喰らう事だけは勘弁なのだが……。

 

 結局、こちらの道の先ですら行き止まりにたどり着いてしまう。これは困ったぞ……、ここまでの道すがら他の道なんて全く見当たらなかったというのに、ここにきて八方塞がりとなってしまうのか……?

 

 しかし、それも杞憂に終わる事となる。

 

「マスター。こちらに怪しい隠し通路がありますよ。行ってみましょうか?」

 

 と、アヴェンジャーがおもむろに壁に向かって歩き始める。

 いやいやいや、ぶつかるって!?

 

「……って、あれ?」

 

 ぶつかるどころか、アヴェンジャーの体は壁をスッと通り抜け、その足はしっかりと地面を踏みしめていた。本当に見えない道がそこにあったのである。

 

 隠し通路の先は、とある沈没船の甲板に繋がっていた。そこに設置された、オレンジ色のアイテムフォルダが二つと、ゲートを開くためのスイッチ。おそらく、このアイテムフォルダのどちらかはサーヴァントに関する資料だろう。

 目当てだったものが全て、一気に発見出来た事はラッキーだ。それぞれ分けて探す手間も、これで省けるというもの。

 

「ここは、あのワカメが物を隠すのに好みそうな場所ですね。さあマスター。早速その箱を開けてみることね」

 

 アヴェンジャーに促され、とりあえず手近な、私から向かって左手にあるアイテムフォルダを開封する。

 ガチャリ、という解錠音と共に、中から現れたのは───

 

「ボロボロに古ぼけた手記……?」

 

 あった。慎二が必死になって隠蔽した一冊の本は、羊皮紙に書かれた、何かの手記のようだった。

 古過ぎて文字は消えかかっていたが、『黄金の鹿号(ゴールデンハインド)』という船の名前や、いくつかの島の名前、襲った船の積荷などを読み取る事が出来た。

 荒海を駆けた海賊の航海日誌──だろうか。

 よほど強いプログラムで組まれたものなのだろう。慎二はこのフォルダを消去する事が出来ず、やむなく、この場所に移動させたのだ。

 やはり、ムーンセルの管理するデータを簡単にデリートするのは困難なのだろう。慎二の隠蔽行為そのものが、それを物語っているのだから。

 

「これこそ、あのサーヴァントの事が書かれた書物でしょうね。海賊の情報を記されたこれが隠されていた以上、これは確実にあの海賊女の事を示していると見て、まず間違いないはず」

 

 うん。それはもう確定事項だろう。ただ、真名が読み取れないのが痛いが、彼女の正体を探る手掛かりとしては十分な成果と言える。

 

「では、もう一つのフォルダもぶんどって、スイッチを押した後に先に進みましょう」

 

「ぶんど……、いや、そうだね。それじゃ……っ!!」

 

 手記をデータ状にして端末に収納した瞬間、けたたましいブザー音のようなものが周囲一帯に鳴り響く。

 当然と言えば当然だったのだ。誰だって、厳重に保管した物を盗られないようにセキュリティーを施すのが道理。慎二の場合、実力で取り返す自信があるのだろう、私が手記を見つけたら、合図が鳴るよう細工していたのである。

 

「チッ。奴ら、小癪な真似を……! マスター、どうせ居場所がバレているのです。それなら、こちらから出向いてやろうじゃありませんか」

 

 ……。どのみち、ここまで大きな音が鳴り響いているのだ。遅かれ早かれ、慎二は私達を探し出すだろう。

 それに、帰還前に不意打ちされぬように、彼らを退場させておきたいという、こちらの都合もある。

 アヴェンジャーの言う通り、こっちから打って出るのも有りだ。

 

「分かった。その代わり、絶対に無理はしないでね」

 

 情報は増えつつあるが、それでもまだ完全には程遠い。相手の真の正体が分からない以上は、油断こそしないが無理は禁物だ。慎重にコトを進めるように気をつけなければ……。

 

「よし、行くよ! アヴェンジャー!!」

 

「ええ。前は後れを取りましたが、一矢報いてやろうじゃない。復讐者だけにね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 所代わり、アリーナのとある場所にて。

 

「……ちっ! 岸波のクセに、もう見つけたのか!?」

 

 慎二は少しの焦りを隠せない。岸波白野が彼の予想以上に早く、隠した手記を手に入れたからだ。

 その証拠に、設定していたブザー音が遠くの方から聞こえてきていた。

 

「あんな奥に隠したのに…っ。ふん…まいいい、すぐに取り返せば問題ないさ。アイツが僕のサーヴァントの情報を得たところで、僕には敵わないんだからさぁ!!」

 

「アンタの自信はどこから来るんだろうねぇ。調子に乗ってアタシの事をペラペラ喋って、あのリンとかいう小娘にバレたばっかりだってのに」

 

 若干の呆れた口振りで、慎二のサーヴァントである女性は苦笑する。

 

「う、うるさい! いいから、お前は僕の言うことだけを聞いてればいいんだよ! 天才である、この僕の命令をな!!」

 

「自信過剰は時に身を滅ぼす悪癖じゃあるが、アタシはそういうのが嫌いじゃない。むしろ好みさね。ウジウジした野郎ってのは、見ていてケツに風穴開けてやりたくなっちまう。その点、アンタは小悪党ぶりが否めないが、実に良い小悪党っぷりさ! 悪党ってのはそうでなきゃいけない。敵に優しさなんて見せる必要ないんだよ。ただ奪い、ただ楽しめりゃアタシら悪党は他に何も要らないのさ」

 

 バンバンと慎二の肩を豪快に叩き、快活に笑ってみせる彼女。悪党らしい悪党の持論を掲げながらも、何故か憎めない女海賊───そんな彼女の人柄が、そうさせているのかもしれない。

 海賊でありながらも英霊とまでなった彼女には、そういった人を惹きつけるカリスマのようなものが備わっているのかもしれない。

 

「痛い、痛いんだよバカ女!? 力加減くらいしろよ!?」

 

「おっと、悪い悪い。ん~、そのナヨナヨしいのは、どうにかならないもんかねぇ……」

 

「さっきからいちいちうるさいんだよ! さっさと岸波から取り返しに行くぞ。モタモタして逃げられるなんて面倒だからな」

 

 そう。ここで漫才をしている場合ではない。彼らとて、対戦相手に易々と情報を与える訳にはいかないから。

 

「あいよ。さーて、んじゃ一切合財奪いに行くかぁ!!」

 

 




 
 
 
まず一言、皆さん人理修復お疲れ様でした。
私も無事、クリスマスにビーストⅠを討伐出来ました。最後の殴り合いの際は、十の指輪を喰らって意図せず最後列の邪ンヌが出てきて最後の止めを刺すという、運命的な展開になりました。
私の初めての☆5サーヴァントが、全て終わらせた訳ですね。すごく感慨深かったです。

そしてクリア後になんとなく魔性菩薩欲しさに引いたストーリーガチャで来るエルキドゥ……遅いよ!
もう終わっちゃったよ!
ていうか☆5ランサー乳上に師匠に施しに神造兵器に……溢れてきてるんですが!?
逆にアサシン枠のみがまだ☆5はジャックのみで一人という……。
福袋復刻に望みを掛けるしかないかな……。

と、ふざけた事を言っている間に、今年も終わりますね。今年はこれが最後の更新になるかと思います。
仕事が年末年始と詰まっているもので……。
それでは読者様方、よいお年を。次回もよろしくお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。