アヴェンジャーの腕を飲み込んだ大樹の太い腕は、爆裂するように内側から弾けた。
柘榴の実が内から炸裂するように。さながら手榴弾のような威力と勢いが、幹の内部で発生し、アヴェンジャーの腕諸共に吹き飛んだのだ。
…………。
いや、違う。そうじゃない。吹き飛んだのは、内から炸裂したのは、アヴェンジャーの腕自身だ。大樹の腕は、アヴェンジャーの腕を蝕んだ毒に作用し、それに働きかける役割であったのだろう。
「──あ、」
───などと、この時の私に考えている余裕もなく、後々に思い至っただけに過ぎず。
私は、目の前の現象を信じられず、ひたすらに茫然と立ち尽くしていた。
アヴェンジャーの左腕……肘より少し上のところまでが綺麗に無くなっており、その反面、無くなった腕の断面は無理矢理に引きちぎられたかのように、ズタズタになっていた。
「──ああ、」
血は絶え間なく流れ、地面を真っ赤に染め上げていく。まるで血の池の中心に立っているかのような、血の湧き出る噴水の真横に自分が居るかのような、そんなおぞましい錯覚さえもした。
「───アヴェン、ジャー」
私には、もはや渇いた声しか出せない。今この目に映っているものは幻覚なのか。それとも夢であるのか。出来ればそうであってほしい。いや、そうであるべきだ。
だけど。
「グウゥゥゥゥァアアアアアア!?!?」
堪えきれなくなった彼女の絶叫が、私を浅ましい幻から、非情なる現実へと引き戻した。
アヴェンジャーの腕の炸裂と共に飛び散った血液が、私の頬を垂れていくのがとても生々しく感じられる。
そうだ。これは、紛れもない現実だ。
「ウウウゥゥゥゥゥゥ!!!!」
叫びながらも、アヴェンジャーは爆ぜた腕の断裂面から、これ以上の出血を抑えるべく、まだ残っていた右の手で傷口を炎で炙った。
麻酔もなくそんな事をすれば、どれだけの痛みを伴うか。それはもう、想像を絶する激痛が待っているだろう。
苦痛に顔を歪めて、アヴェンジャーは歯を食いしばり声が出るのも必死に堪えて腕の応急処置を終える。元々色の白かった肌は、血の気が引いて更に青白くなっているように見えた。
「グゥ……ハァ、ハァ」
息は荒く、頬を汗が滝のように伝い、今なお痛みと戦っているのが見て取れる。
「どうだい? オレの宝具の本当の使い方ってのはさ?」
それをやった張本人、アーチャーは得意気に笑いながら、アヴェンジャーの失われた腕を指差した。もはや勝利を確信したかのような、自信に満ち足りた声、そして顔に、アヴェンジャーが殺す勢いで睨みを返す。
「おっと。怖い怖い。そういやアンタ、復讐者だったもんな。なら、仕返しには気をつけねぇとな?」
「アーチャー、油断するなと何度言わせるのだ。日本には“窮鼠猫を噛む”という言葉があるように、追い詰められた敵が何をしてくるのかは分からぬ。慢心は捨て置け。注意を怠るでないぞ」
軽口を叩くアーチャーを窘めるように、ダンが叱責の言葉を述べる。今の出来事に驚きが見られないその様子から、ダンには一連の流れが全て把握出来ているらしい。
「あの矢は……どこから撃った?」
口が利けるまでにはアヴェンジャーも落ち着いてきたのだろう、先程の不可視の一撃への疑問を、アーチャーへとぶつける。
それに、何でもないと言わんばかりの口振りで彼は答えてみせた。
「冥土の土産に教えてやるかね。つっても簡単な話、オレの『顔のない王』がオレだけに、人間だけに効果があるなんて、いつ言った? 別にオレ自身だけを透明に出来るんじゃなくて、
物も適用される……。それを聞き、私はハッとモノクルを通して周囲を見渡す。すると、今まで気付かなかったもの───小型の弓のようなものが、コロッセオをグルリと囲むように点在しているのが分かった。
「いやぁ、正直ハラハラもんだったね。お嬢さんがオレの透明化を見破ったから、仕掛けもバレてやしないかってさ? でもバレてなかったようで一安心。そんなら、不意打ち狙いで一発ってね。一斉放っちまえば、それこそバレて避けられるしな」
あの時、私は隅の方までには目を向けなかった。第一にアーチャーの姿を捉える事を目的としていたが故に、細かな所まで確認していなかったのだ。
そして、アーチャーが透明化している間に、更に透明化させた仕掛けをこのフィールドに準備している事に気付かなかった。
ひとえに、アヴェンジャーの負傷の責任は私にあると言っても過言ではない。
「私がもっとよく見ていれば……」
「マスター、終わった事を悔いるのは、戦いが終わってからにしなさい。私達はまだ、負けていない」
大鎌を消し、大樹の爆発によって遠くに吹き飛んでしまった旗を魔力で手繰り寄せながら、アヴェンジャーは私の前に出る。
隻腕になっても、彼女の闘志は未だ衰えず、その牙を研ぎ続けている。
他人からすれば、これは彼女の痩せ我慢かのようにも、虚勢を張っているだけに見えるかもしれない。
だけど、私は知っている。彼女がどれほどしつこい性格をしているのかを、マスターたる私は嫌と言う程に知っている。
故に、強がりでも何でもない。アヴェンジャーはまだ本気で勝つつもりでいるのだ。
その彼女のマスターである私が、深手を負ってなおも前に出るアヴェンジャーに後れをとる訳にはいかないだろう。
「………、」
私はギュッと握り拳に力を入れると、俯いていた顔を上げ、アヴェンジャーの隣にまた並び立つ。
もう弱気とはサヨナラをしよう。今からは、弱音なんて吐いたりしない。それが、アヴェンジャーのマスターである私の責任なのだから。
「ダン・ブラックモア。あなたはさっき、“窮鼠猫を噛む”と日本のことわざを口にした」
突然の私からの名指しと指摘に、彼は訝しむように視線を向けてくるが、私は構わずに続きの言葉を紡ぐ。
「言葉の意味は、絶対絶命の窮地に追い詰められれば、弱い者でも強い者へと逆襲する事もある───というもの。これは弱者へと当てはめられる言葉でしょう。そして確かに、私は弱い。多分この聖杯戦争に参加した全てのマスターの中で一番だと思う」
それはアヴェンジャーにも何度も指摘された事。そして事実、私は素人に毛が生えた程度の実力しか有していない。
だけど、
「でも、弱いのは私だけであって、アヴェンジャーは違う。アヴェンジャーは決して弱くなんかない! 私は……アヴェンジャーとなら、きっと弱い私でも戦える! この命懸けの聖杯戦争でも、戦い抜いていける!!」
───私はそう、信じている。
力の限りの叫びを、獣の咆哮のように声高と上げて、私は自らの意思をダン、そしてアヴェンジャーへと告げた。
これは私の覚悟の表明でもある。意味を見出せなかったこの聖杯戦争への参加にも、戦う理由も、まだはっきりとは分かっていないけど。
それでも、私が戦う理由は、アヴェンジャーにあるのだ。彼女との契約こそが、今の私の戦う理由なのである。
「……そうか」
ダンは私の心からの叫びに、口を挟むでもなく、また無視をするでもなく、ただ真っ直ぐに受け止めていた。
真摯に一人の少女の叫びを聞き届けた上で、彼は私を改めて見据える。
「信頼……か。サーヴァントを信じ、そして己もまたサーヴァントと共に険しい道のりを歩もうというその強い意思。なるほど、素人だなんだと言ったが、君はマスターとして誰よりも一流であろう。ならばこそ、こちらも持てる全てを出して戦いに臨もう」
「いやいやダンナ。もう宝具の真名解放もしたし、魔力もそろそろヤバいんすけど。何よりネタ切れなもんで、それこそ正攻法で正面からかち合うしか無いんだがね」
「それで良いではないか。そもそも、お前の破壊工作のスキルはわしからすれば邪道だった。それでもそれを許したのは、こちらの全力を示さねば相手に不敬であると判断したからだ。出し惜しむモノがもう無いならば、諦めて正々堂々と戦って勝て。これは命令だ、アーチャー」
「うへぇ、結局最後はそうなんのかよ……。ま、深手の敵にやられる程じゃないけどさ」
アーチャーが戦闘の構えを取る。どうやら言葉の通り、もう隠している技も手も無いのだろう。
宝具の使用もあってか、流石のアーチャーにも、顔に疲労の色が浮かんでいる。
「腕を潰したのは良いが、どうせならアレでくたばってくれてたら楽だったのにねぇ。そしたら、こんな面倒な事にならずに済んでたのによ」
「ほざけ。どうせあの状況で私に当てられたのは腕だけだったんでしょう? 二本三本ならまだしも、一本だけしか仕掛け弓を使わなかったのが良い証拠よ。それでも腕を狙ったのは、それが確実に当たると踏んだから。違う?」
旗を指差し代わりにアーチャーへと向けて言うアヴェンジャー。アーチャーは彼女の指摘には返答を返さず、むしろその無言こそが返答代わりであるのだと物語っていた。
(マスター、おそらく敵も相当に消耗しているはず。こっちも余裕は無いから、私達が勝ちを取りに行くなら、これからの戦闘が最後のチャンスとなるでしょう。私がなんとしてもアーチャーの隙を作るから、貴方はそこを絶対に見逃さないで。すかさず『一の太刀』のコードキャストを撃つのよ)
一の太刀のコードキャスト───マスターに使えばガンドのような効果があるが、エネミーやサーヴァントなどに当たれば、一瞬だけだがその動きを封じられる。
無論、守り刀よりはその効力は劣るが、アヴェンジャーならそれでも十分に勝機へと繋げられるのだろう。
(うん。多分ダンも魔力はそう残ってないはずだけど、彼にも注意して絶対にチャンスをものにするよ)
(よろしい。じゃ、行くわよ……!!)
念話を断ち切るや否や、先手必勝とばかりにアヴェンジャーは旗を片手に走り出す。
弓兵である彼に白兵戦は不得手だと判断したが故に、距離を一気に詰めに行ったのだ。
「うおっ!? けっこうダメージデカいだろうに、突っ込んでくるか普通!?」
「減らず口ばかり叩くな!!」
アヴェンジャーの突進に、アーチャーはバックステップで距離を詰められないように離れつつ、同時に近付いてくるアヴェンジャーへと矢を射る。
ただ、後退しながらの射撃だけに、先程までの連射は出来ないようで、アヴェンジャーも確実に射られた矢を打ち落としながら接近を続けられた。
「チッ! ナメんなっての!!」
このままだと、いつまでやっても無駄であると分かったのか、急ブレーキするとアーチャーは逆に自分からアヴェンジャーへと進行方向を変える。
「もらった!!」
当然ながら、二人は真正面からぶつかり合う形となり、アヴェンジャーがここぞとばかりに、旗で凪ぎ払いを繰り出す。
しかし、アーチャーはそれをしゃがみ込んで、頭スレスレで寸でのところでかわし、そのまま勢いよくバック転──サマーソルトキックへと移行した。
「くっ…!?」
アヴェンジャーも、顎を引いてギリギリで回避するが、すかさず着地したアーチャーからの射撃が撃ち込まれる。
それを、旗の柄でどうにか弾くも、更にアーチャーによる追い打ちのキックは避けきれず、もろに腹に受けてしまう。
それによって少し体浮いたアヴェンジャーに、度重なる追撃で、今度は回し蹴りが襲いかかった。
「ガフッ……!!?」
サマーソルトキックから始まった、流れるような四連撃のうち、後の二発の蹴りによってアヴェンジャーはダメージを受けると共に、強制的にアーチャーから距離を離されてしまう。
「貴様……!!」
「どうよ!! 暇潰し用に買ったゲームから考案した技のお味は? 名付けて、待ちガ○ルならぬ誘い受けガ○ル戦法!!」
「……!!!」
待ちガ○ル、だと……!?
噂に聞いた事がある。とある街頭決闘なるゲームに登場する、頭髪が若干パイナップルなキャラとその技の特徴から、そういった戦法が存在する……と。
まさか現実でその戦法を取る者が居ようとは……。いや、アーチャーが言っていたように、さっきのあれは彼なりの改造版、といったところか。
「バカマスター! 感心してる場合か!」
私の考えはどうやら筒抜けだったようで、もれなくアヴェンジャーからの叱責が飛んでくる。
いや、だが存外にも今のアーチャーの攻撃は馬鹿に出来ない。
何故なら、彼が弓だけの戦士ではないという事の証明でもあるからだ。元々、弓以外の道具や宝具も持っているのは分かっていたが、それなりに格闘術もこなせるのは厄介だろう。
だが、弓を手で扱う事もあってか、足技が主体のようにも見受けられる。今の一連の動作を見ても、足運びがスムーズ過ぎた点から、やはりそう推測出来る。
違う観点から見れば、腕か脚のどちらか、それもその片方だけでも封じられれば、一気にアーチャーの行動を制限出来るという事。
腕のどちらかであっても弓はもう扱えず、脚のどちらかであっても蹴り技と移動さえも不可能に追い込める。
致命傷を与えずとも、どれかをクリアするだけで、こちらが優位に立てるのは間違いないだろう。
そう考えると、アヴェンジャーが片手でも旗を振るえるのは、まさに不幸中の幸いだったと言える。こちらはまだ、アーチャーよりもアドバンテージを取られるリスクが少ないからだ。
さて、アーチャーの現状での戦闘スタイルについては少し理解した。だけど、そこからどう攻略へと繋げていくかが問題になってくる。
アーチャーと距離を取って戦うのは愚策。わざわざ敵の戦いやすい環境を与えるべきではない。
なら、やはり接近戦しかない。足技があると言っても、彼の本質は狩人。弓程には得意ではないはずだ。であれば、まだこちらにも勝機はある。
(アヴェンジャー、なるべくアーチャーとの距離を開けすぎず、接近戦を心掛けて。アーチャーの誘い受けガ○ルにも要注意だよ)
(了解……だけど、締まらないわね。本気でその呼び名を使ってるあたり、腕だけじゃなくて頭も痛くなってくるわ……)
呆れながらも、アヴェンジャーは私の指示を了承した。どうあれ、もう長期戦は見込めないし、そこまで持ち込む訳にもいかない。
勝負は一瞬。私がアーチャーの隙を突けなければ、勝ち目はほぼ無いに等しい。死に物狂いで集中しなければ……。
「へいへい、どうしたどうした? そっちが来ないってんなら、こっちから仕掛けるぜ」
アーチャーの挑発かと思えた言葉は、真実アヴェンジャーへの攻撃宣言となる。
先程アヴェンジャーの腕を奪うキッカケともなった、透明化された仕掛け弓が次々に起動したのだ。
「アヴェンジャー!!」
「分かってるっての!!」
今度はさっきの二の舞にならぬよう、アーチャーだけでなく周囲にも細心の注意を払って警戒していたおかげで、仕掛け弓の起動にいち早く気付いた私は声を張り上げてアヴェンジャーに危機を伝えた。
アヴェンジャーも、私の叫びが何を意味しているのかを理解し、その場で一際強く地面に旗を突き立てると、自身の周囲を炎の壁で覆い尽くす。
数多の矢は火炎の壁に吸い込まれるように消えていき、鏃の鉄さえをも溶かして、灰も塵も残さずに燃え尽きていく。
「クソッ、つくづく相性悪いなアンタ!?」
「こっちは最高に抜群よ! 喰らえ!!」
見えない矢の雨を凌ぎ切ると、アヴェンジャーは炎の壁を渦へと形状変化させ、旗で敵を指して焼き尽くすよう命じる。
そして彼女自身も、炎を操りながらアーチャーへと再度の接近を開始した。
「ちょ、そんなんアリかよ!?」
自らに襲い来る炎の渦に、アーチャーも矢では為す術もなく、後退せざるを得ない。だが、炎は彼の足よりも速く、早く、なお迅く、ともすれば次の瞬間には彼の腕を掠める程までに肉迫していた。
「アッツ!! ヤベ、もう追い付かれたか……!!」
「アーチャー、せめてサーヴァントだけでもわしが動きを止める。その間に彼女から距離を取れ」
サーヴァントのピンチに、ダンはガンドの構えでアヴェンジャーを狙う。炎は無理でも、アヴェンジャーの動きを阻害するくらいなら出来ると考えたのだろう。
しかし、
「当たりません……!!」
狙いが分かっているのなら、対処するのは難しくない。放たれたピンポン玉程の大きさのガンドを、アヴェンジャーはバットでも振るかの如く、旗で打ち返し、逆にアーチャーへと軌道を変えたのだ。
無論、超速で飛んできたガンドを、それなりの近さではかわす事も困難であり、アーチャーの腹へと見事にめり込む。
「カハッ!?」
「なに……!?」
───そう。
今こそが千載一遇の好機。ダンはガンドを撃ったばかりで、アーチャーはよりにもよって、アヴェンジャーの手で自らのマスターのガンドを受けてしまい隙が生じた。
マスター、サーヴァント共に次の行動に移るまでの数秒にも満たない、本当に一瞬の僅かな隙。
私は頭で考えるまでもなく、その最大の好機を前に、既に体がやるべき事を行っていた。
いつその時が来ても良いように、ずっと握りしめていたソレを、気付いた時には叫び声と共に振り下ろしていた。
「空気撃ち/一の太刀───!!」
そして放たれる光弾は、アーチャー目掛けて一直線に飛んでいく。
「マズッ……!!」
もちろん、標的であるアーチャーにも私の攻撃は気付かれる。でも、これだけは回避される訳にはいかない。
当たれ──半ば祈るように、私は自らの手から離れて、アーチャーへと飛んでいく光弾の行く末を見守っていた。
もはや、それしか私に出来る事は残されていなかったから。
「ぬおぉぉぉ!!!!」
けれども。アーチャーとて、それに当たれば終わりだと分かっていた。彼もまた、死に物狂いで戦いに臨んでいるのだ。
故にこそ、彼は仰け反る体を無理矢理に捻り、光弾の軌道から僅かに反れようとし、そして軌道から見事に外れる。
このまま行けば、アーチャーの体スレスレで光弾は通り抜けていくだろう。最後の最後で、私の攻撃は彼に届かなかった。
もはや万事休すか……。
「いいえ。私達の勝ちよ」
私が諦めた次の瞬間、パチンと指を鳴らす音が響いた。そして、それが合図であったかのように、アーチャーの脇辺りで小さな爆発が発生し、光弾の軌道から反れたはずの彼の体が元の位置へと押し戻される。
「ガッ!!?」
それにより、アーチャーの胸のど真ん中に光弾は命中し、彼の動きを完全に停止させた。
「目に目を。歯には歯を。それこそが、復讐の原典であると知れ」
勝ちを確信した魔女は怪しく笑う。古より語られし復讐をここに再現すべく。彼女は手にした邪悪の旗で、それを実行したのだった。
「それじゃ、貴方の腕も貰うわね?」
ネロ祭りの素材集めはほぼ完走しましたが、超高難易度の復刻フィナーレに苦戦中。
ダ・ヴィンチちゃん、遅れて来るだけあって敵の数も面倒なギミックも多いですね。しかも、うちのダ・ヴィンチちゃんより強すぎない?