長い目で見てください…
「くそっ!アイツ何なんだよ…」
【遊夏こそ無茶すんな!あのカードはまだ使うなって言われてるだろ!】
「使うなって言われると使いたくなるんだよ!」
【…貴様ら、今の状況をわかっているのか!?】
ブレイドの言葉で、遊夏は改めて回りを見る
そこは何もない、白い空間だった
遊夏は自分の手を見る。そこには謎の男から渡された5枚の白紙のカードが握られていた
「ダメだ、ディスクにも反応しねぇ。エラーカードなんじゃね?」
【しかし何故あの男はお前をこの空間に放り込み、さらにはこのカードを渡したのか…不明だな】
【なぁ、あそこに何かあるぞ】
マイティが指差す先には先ほどまでなかった、ブラウン管のテレビが設置されていた
3人がテレビの前に行くと、自動的に何かが再生される
そこには4人の女性が巨大な武器を振るい、戦っている姿だった
《この世界には4つの国が存在していた》
【革新する紫の大地 プラネテューヌ】
【重厚なる黒の大地 ラスティション】
【夢見る白き大地 ルヴィー】
【雄大なる緑の大地 リーンボックス】
《それぞれの国は互いにシェアを求めて争い、それは長きに渡る戦争に発展した》
《国の象徴である【女神】は国の発展のために尽力を尽くし、国のために戦い続けた》
《パープルハート、ブラックハート、ホワイトハート、グリーンハート…彼女たちは【4女神】と呼ばれていた》
そして映像は終わる
「プラネテューヌ?何処だ、そこ?」
【しかし戦争か…俺にはよくわからんが、何で争うのかね?】
【どこも同じだろう。自分の力を示し、それで他の者を押さえつけるためだ】
【ふーん…俺はお前らとは争いたくねぇな】
【俺もそうだ。だが…いや、何でもない】
そうして話をしていると、先ほどまで写っていたテレビから光が溢れ出す
それは遊夏の体をおおう
「なんだ!?またか!!」
「んっ…はいぃぃぃぃい!?」
次に目を開けると、遊夏の体は宙に浮かんでおり、絶賛降下中だった
「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!」
何とかしようと色々探す。するとポケットから1枚のカードが飛び出してくる
それは白紙のカードの1枚だったが、今は何かの絵が浮かんでいる
「これを使えってか!?仕方ねぇ!!【バクソウデュエルバイク】発動!!」
【バクソウ!ゲキソウ!デュエルデボウソウ!バクソウデュエルバイク!】
音声が流れるとカードが1台のバイクに変形する
赤いボティに黄色のライン、ハンドルにはデュエルディスクが合体していた
そのバイクに跨がると、ディスクの中央の画面に「デュエルモード」の文字が浮かぶ
「カードがバイクに!?何でもありすぎねぇか!?」