私は正直なところ、色々な事をまだ知らない。感情がなんなのか、よく分からない。だけど何も分かっていないわけじゃない。
嬉しいという感情は心が晴れ晴れつと明るくなってはしゃぎたくなる。悲しいっていう感情は心が痛くなって涙が出てくる。
そして、今日この瞬間に、新しい感情を知った。
“怒り”
あのヤプールとかいう奴が、ジャタールを殺しただけでなく言った言葉に、私は怒りが芽生えた。その時私は思った……“あいつを無に還したい”と。
今この場にいる全員がグリーザに目を向けた。
マリナ「あれは。」
エスナ「…ゴモラやゼットンが怪獣の姿になれた時と似ている。」
ミヤ「でも、あの時と違って、その、なんというか、怖いです。」
キャッハッハッハッハッハッハッハッ
笑い声のような鳴き声を発したグリーザはグリーザ光線をDKザウルスに連続発射。大量の火花が散り奴にダメージを与えた。
グガオオオオオオオンンンンンン
怒りの咆哮を上げたDKザウルスは、捕まえていたマリナ達を投げ捨て全ての触手の爪先からダークフィラーショック(以降:DHショック)を一斉発射。
その瞬間、グリーザはなんと当たる直前に攻撃をエネルギーの球体にしてしまい胸のコアに吸収してしまうと、発光部分から闇のエネルギーを溜め、巨大なエネルギー光球を発射。
巨大ヤプール「迎え撃て!!!」
DKザウルスはダークキラーアイレイ(以降DKAレイ)を放ち、相殺させるが、互いの余りの威力に数キロに及ぶ爆炎が発生しグリーザ達を飲み込んだ。
しかし、DKザウルスはそれに一切動じず、身体中の棘をミサイルの様に飛ばした。爆炎で前が見えなかったため、グリーザは避ける事が出来ずに全て命中してダメージを受ける。
DKザウルスは地響きを立てにじり寄り、グリーザを踏み潰そうと巨大な足を上げる。
その様子を見たマリナとエスナとミヤとアロアは思わず目を覆う。マベルとダズも助けに向かおうとするが、戦いで出来た傷の痛みで動けずにいた。
遂にDKザウルスは足で振り落とした。グリーザは受け止めるが何10万トンもの巨体を支えるのは無理があったのか徐々に押されてしまう。
そこに、ようやく立ち上がれたベリアルがボロボロの体に鞭を打ち、グリーザの元へと向かう。
しかし、目の前にヤプールが異次元から出てベリアルの前に立ち塞がる。
巨大ヤプール「今度こそ、貴様を俺の手駒にしてくれる!」
そう言うとヤプールは手をかざしてベリアルに念力を掛ける。ベリアルも満身創痍の状態という事もあり、頭を抱え苦しむ。
その様子を見たベリAKはヤプールに向かって怒鳴る。
ベリAK「おい!何勝手な言ってんだ!?」
ゼロ「その方…いや、そいつを倒すのはアタイ達だ!!」
巨大ヤプール「耳障りだ。お前ら、こいつらを黙らせろ!!」
彼らの事を目障りに思ったヤプールはダークゴーネ達に彼らを襲わせた。そしてその隙にヤプールはまた念力を掛ける。
巨大ヤプール「さあ、我が怨念と闇の力の前に屈するがよい!」
苦しむベリアルの姿を見てヤプールは高笑いを上げた。
ベリアル「……いつまでも…その耳障りな声上げんじゃねえ!!!!!」
彼は怒号を上げ、闇の力を放出しヤプールの念力を弾き返し、DKザウルスをも押し倒してしまう。ヤプールはベリアルがやってのけた事に驚愕する。
巨大ヤプール「バカな!瀕死の状態だった貴様が何故!?」
ベリアル「……今の俺には…死んでも守りてえ奴らがいんだよ!なのに……部下一人守られなかった怒りを…力に変えただけだ!!」
巨大ヤプール「守りたい奴ら?フッハハハハハ。お前も所詮ウルトラ戦士だったということか。そんなもの、なんの力にもなりはせんわ!」
ヤプールがベリアルを煽っていると、一つの赤い破壊光線がヤプールに直撃し怯ませた。光線が放たれた方を見ると、そこには身構えているダークゴーネ達がいた。
すると、彼等はベリアルの元まで走り寄り、跪いた。
ダークゴーネ「陛下が放った力により、ヤプールの呪縛から解放されました。しかし、操られていたとはいえ我々は陛下になんと恐れ多い事を…」
ベリアル「お前らの処罰は後で決める。謝罪よりも、まずやるべき事があるだろ。」
ザウラー「…了解シマシタ。」
アイアロン「俺達の力を奴に思い知らせてご覧に入れてやりますぜ。」
グラシエ「私共がヤプールめをサクッと倒してみせましょう。
その間にベリアル陛下は、ゆっくりとお休みして下さい。」
彼等はベリアルにそう告げるとグリーザの元による。
グラシエ「あなたはベリアル陛下の新しい部下ですか?」
フェンフェンフェンフェンフェン←コクコクと頷く
アイアロン「さっきの戦いぶりは中々ものだったぞ。」
グラシエ「共にジャタールさんの仇をとりましょうね。」
そうこう話していると、巨大ヤプールはDKザウルスの目の前に浮上し、高笑いを上げた。
ヤプール「貴様らが俺を倒すだと?寝言は永遠の眠りについてから言うのだな。」
ヤプールは怨念と化しDKザウルスと融合した。
ヤプール「さあ、地獄で後悔しろ!!!」
ダークゴーネ「地獄で後悔するのは、どちらか思い知らせてやりましょう!!!!」
DKザウルスは雄叫びを上げ、また身体中のミサイルを無数に発射。空を覆い尽くすほどの量のミサイルに全く動じず、ダークゴーネ達はそれぞれの得意技を発射して相殺する。
そして、ダークゴーネとグリーザとグラシエは飛び立ち、アイアロンも駆け出し、DKザウルスへ襲い掛かる。ザウラーは雄叫びを上げると、地面に手を突き刺し、自身の何倍もある岩を投げ飛ばした。
しかしDKザウルスはそれを腕を振るい怪力で粉々にしてしまう。ザウラーは腹を立てて地面を踏みつけ八つ当たりをする。
一方、アイアロンはDKザウルスの真下へと行き、攻撃を仕掛ける。
アイアロン「食らえ!アイアロンソニック!!!」
アイアロンは得意技をDKザウルスの下半身に直撃させ奴を苦しめた。
アイアロン「陛下に逆らう奴らは全て消えるがいい!砕けろ!消えてなくなられぇ!!!」
ヤプール「小賢しい奴め!」
奴がそう言うと下半身から破壊光線を放ち、アイアロンソニックとぶつかり合う。しかし徐々に破壊光線が押し返していきアイアロンに迫る。万事休すかと思われたその時、ザウラーがアイアロンに飛び蹴りをし、吹き飛ばしたことになんとか逃れる。
一方、ダークゴーネ達は迫り来る触手を掻い潜り翻弄していた。そしてダークゴーネは腕を剣に変形させ、グラシエも剣を取り出し、DKザウルスに切り掛かる。
しかし、DKザウルスはそれを受け止めてしまう。だが、その隙にと現れたグリーザは膨大なエネルギーを溜めたグリーザダークライトニングを放つ。
顔面に直撃したということもあり、相当なダメージを受けたDKザウルスだが、それにより奴の怒りを買ってしまう。
ヤプール「忌々しい!纏めて吹き飛ばしてくれる!!!」
一方、ベリアルも休んだ事により体力が多少は回復してきたため、彼等の元へ向かうとするが、それをベリAKが遮る。
ベリAK「よお、休憩は済んだようだな。だったらもう俺とも遊べるだろう?」
彼は先程ベリアルが落としたギガバトルナイザーを取り出す。
ゼロ「おっと!アタイの事を忘れちゃ困るぜ!ベリアルさじゃなくて黒ベリアル!」
彼女はそう言うと、なんと別宇宙のベリアルとゼロが使ったライザーと装填ナックルと二つのニュージェネレーションカプセルを取り出した。
しかし、それを黙って見ているベリアルではなかった。ベリアルは念力でライザーと装填ナックルを取り上げた。
ゼロ「コラァ!!アタイのナックルとライザーを返せ!!!」
彼女は怒鳴ると殴りかかるが、それを片手で受け止め彼女の腹に蹴りを入れ彼女を後退させる。
ベリAK「大丈夫か!?お前、よくもゼロを。」
彼がギガバトルナイザーを構えると無数の青いランプの一つが赤く光り出し、その光はベリアルの手元に行く。光りはなんと、かつてベリアルが怪獣化した姿のアークベリアルが描かれているカプセルとなった。
ベリアル「これは前に、俺が変身した姿じゃねえか。」
更に、アークベリアルのカプセルに反応してマガオロチのカプセルもベリアルの手元に渡る。彼はライザーと装填ナックル二つのカプセルをジッと見つめ、不敵な笑みを浮かべた。
ベリアル「見せてやろう。俺の新たな力を。」
背景にベリアルの顔がある赤い空間に二つのカプセルが浮かび、それぞれのカプセルのトリガーを引かれると、マガオロチのアークベリアルの鳴き声が響き渡る。
そしてカプセルは装着ナックルに装着され、ナックルにライザーをリードし、トリガーを引いた。
フュージョンライズ!
ライザーからその言葉が流れた瞬間、赤黒な空間とそこに浮かんでいる巨大な黒い球体を背景にベリアルが現れ、それぞれのカプセルが彼の両側に浮かび、怪獣と化した。
マガオロチ アークベリアル ウルトラマンベリアル!
禍々アークベリアル
(BGM:マガタノオロチのテーマ)
大地から赤緑色の光が溢れ、大地から大怪獣が現れる。
その正体はアークベリアルの顔にマガオロチの一角、背中にある翼のような突起に肩と膝に凶悪な顔、そして巨大な尻尾を持っている文字通り最凶最悪な大怪獣【禍々アークベリアル】に変貌を遂げたベリアルだ。
ウォォウイイイイイイン・ウォォウンンンンンン
目を赤く光らせ咆哮を上げる。その姿を見ているベリAKとゼロは唖然としていた。
禍々アークベリアル「体中から力がみなぎってくるぞ。これでお前らに勝ち目は無いな!」
ベリAK「ケッ、姿を変えただけで勝てると思うな!!!」
彼は叫ぶと電流が迸るギガバトルナイザーで殴るが、禍々アークベリアルは微塵のダメージを受けず、そのままギガバトルナイザーを弾き飛ばし、ベリAKに尻尾を巻きつけ電流を流す。
その様子を見ているゼロは焦り始めた。そして、持っている二つのカプセルをジッと見つめる。
ゼロ「これしか方法は無さそうだな。」
覚悟を決めた彼女はカプセルをカラータイマーに吸収した。彼女は突然苦しみ始めると、ゼロビヨンドの姿となった。
ビヨンド「ライザー無しでなったこの姿は1分ぐらいしかもたないし、体力を激しく消耗する。一気に決着をつけてやる!!!」
彼女は周囲に八つの光球を生じ、体を大の字に広げる。
バルキーコーラス!!
光球から光線が一斉発射され、全て禍々アークベリアルに命中した。だが、それすら禍々アークベリアルには何のダメージも至らなかった。
禍々アークベリアルは標的を変え、地響きを立て走り出す。ゼロは奴の殺気と威圧感に圧倒されかけるが、それを振り切って
ゼロツインソードを生成し、体のラインを光らせエネルギーを剣に流し込み、ゼロツインソードを更に大きくする。
ツインギガブレイク!!
大剣で切り掛かるが、禍々アークベリアルはそれを片手で受け止めてしまう。そして力を入れるとゼロツインソードに亀裂が走り粉々に砕け散ってしまう。
更にビヨンドも制限時間を過ぎてしまい、元の姿へと戻ってしまう。彼女は殺されると覚悟したが、なんとベリアルは彼女を無視してそのまま走り去って行った。
DKザウルスは肩の発光体からドーム状の衝撃波を放ち、グリーザ達を吹き飛ばした。だが、そこに禍々アークベリアルが念力を使いグリーザ達ををゆっくりと地上に降ろした。
彼女とダークゴーネ達は姿がかなり変わったベリアルを凝視する。
グリーザ「なんか、随分変わったね。」
ダークゴーネ「いや、それだけですか!?」
ベリアル「もっと良い反応を期待していたが、まあその方がお前らしいな。」
彼らが話していると、DKザウルスは全ての触手を伸ばした。しかし、禍々アークベリアルは片手を突き出しリンゴを潰すような仕草を取ると、なんと触手は血しぶきを上げ潰れていった。
ベリアル「お前らはゆっくり見物しとけ。」
DKザウルスは痛みのあまり悲鳴を上げた。だが、すぐに体勢を整えると全身の棘を無数に発射。だが、禍々アークベリアルは掌から黒い蒸気のような物を放ち、全て相殺してしまう。
しかし、DKザウルスは巨大な足を上げると、ベリアルを踏み潰そうと振り下ろす。だが、なんと禍々アークベリアルは奴の巨体を片手で持ち上げ、そのまま投げ飛ばしてしまった。
禍々アークベリアルの強大な力にダークゴーネ達は息を呑んだ。
ダークゴーネ「流石は陛下。」
アイアロン「俺達が全く敵わなかったあいつを。」
ザウラー「圧倒シテイル。」
DKザウルスはバタバタと暴れ抵抗するが、それを物ともせず禍々アークベリアルは念動力で奴を宙に浮かせ、何度も地面に叩きつける。フラフラになりながらも立ち上がったDKザウルスは、なんと口から取り込んだ怪獣達のカプセルを吐き出した。
その次の瞬間、DKザウルスの色が変色し、uキラーザウルス・ネオに戻ってしまった。弱体化した事により、勝ち目を失ったuキラーザウルスは大きく後ずさる。だが、そんな中でもヤプールは不敵な笑みを浮かべた。
巨大ヤプール「俺にトドメを刺してもいいのか?」
ベリアル「ハァン?今更何言ってんだ?」
巨大ヤプール「俺を殺せばこいつの中にいるゴモラが死ぬぞ!」
ベリアル達はヤプールの言葉に驚愕の表情を浮かべた。
??「残念だが、それは出来んぞ。ヤプール。」
聞き覚えのある声が響き渡り声がした方へと振り向くと、そこにはなんとダークキラーがいた。
巨大ヤプール「ダークキラー!?まだ生きていたのか!?」
ダークキラー「お前の言うゴモラって奴はこいつだろう?」
彼がそう告げると掌にゴモラが現れた。
巨大ヤプール「いつの間に!?!?(さあやれ、バキシムよ。瀕死のそいつならお前にも倒せるはずだ。)」
ゴモラ(バキシム)「陛下、僕はもう大丈夫。思いっきりやっちゃって!」
巨大ヤプール「貴様!裏切るのか!?」
ゴモラ(バキシム)「最初から君なんかに従ってつもりなんてないよ。(ごめんなさいヤプール様。私は勝てる見込みが無い奴と相手するほどバカじゃないのよ。)」
禍々アークベリアルは目を細めゴモラ(バキシム)を睨むが、すぐにuキラーザウルスの方へと振り向くと、また口に膨大なエネルギーを溜めた。
巨大ヤプール「おのれ!使えぬ奴などいらぬわ!」
そう言うとヤプールはuキラーザウルスから分離し、この星を後にした。
ガオオオオオオオンンンン!!!
自分を捨てた主人に助けを求めるが、奴がそれを聞くはずもなかった。倒すのには絶好のチャンスだが、こいつを倒してもヤプールがいる限り何度でもこいつと同じ強さの奴が生み出されることはベリアルも分かっていた。
そして、禍々アークベリアルの超絶必殺光線【マガマガアークデスシウム】を上空へと放った。
巨大ヤプール「ベリアルめ、俺はいずれまた貴様に復讐する!その時を楽しみにしていろ。」
ヤプールが高笑いを上げていると、禍々アークベリアルが放ったマガマガアークデスシウムが大気圏を突破し、ヤプールに直撃した。
巨大ヤプール「グアアアア!バカな!?」
ヤプールの悲鳴が虚無の宇宙空間に響き渡り、跡形も無く木っ端微塵となった。
奴の断末魔を聞いたuキラーザウルスは・ネオは慄いた。禍々アークベリアルは怯えるuキラーザウルス・ネオを睨みつけ、またエメラナ鉱石を光らせた。すると、uキラーザウルス・ネオは赤い光に包まれ、何処かへ行ってしまった。
ベリアル「あの野郎。俺のギガバトルナイザーをそのまま持っていきやがったな。」
ひとまず、ヤプールとの戦いは終わった。気づけば、ベリAK達とダークキラーはいなかった。
しかし、ベリアルはふとある事を思い出した。それは、ダークゴーネ達の処罰である。
ベリアル「そういや、お前らの処罰を決めていなかったな。」
彼らはベリアルが告げたことに動揺するが、覚悟を決めベリアルの側による。
ダークゴーネ「……陛下、私共の処罰を…」
ベリアル「お前らの処罰はもう既に決めている。」
処刑宣告か、はたまたクビになるのか、彼らに緊張が走る。
ザウラー「……」
アイアロン「……」
ダークゴーネ「……」
グラシエ「……」
ベリアル「お前らはこいつらを死ぬまで、どんな手を使ってでも守れ。それだけだ。」
グラシエ「なっ!?そ…それだけなのですか!?」
ベリアル「同じことを二度言わすな。そうだと言ってるだろ。いつまでもボーっとしてんじゃねえ!」
彼の言葉に四人は敬礼した。そして彼は空を見上げる。
ベリアル「守るべきものは手に入った。いよいよ、俺たちベリアル軍団は本当の覇道が始まるんだ!」
ダークゴーネ・アイアロン・ザウラー・グラシエ「ハッ!!!!」
グリーザ「」フェンフェンフェンフェン
〜怪獣墓場〜
闇の瘴気がブラックホールに吸い込まれるようにある一点の場所に集まっていた。そこから何者かの高笑いが木霊した。
〜アルカディアスペースの光の国 王座〜
一方、モニターでベリアル達の戦いを見ていたウルトラ兄弟達はそれぞれの意見を言い合っていた。
エース「ヤプールちゃん、やられちゃったわね。かわいそうに。」
ジャック「エースのあnじゃなくて、エースの姉貴は甘すぎんだよ!あんな使えない奴に同情なんざ、する必要も無い。」
エース「うーん、言われてみればそうかもね。」
ハヤタ「どうでもですけど、黒ベリアルって言い方ダサいからブラックベリアルにしません?」
タロウ「黒が英語になっただけじゃないか。でもまあ、その方がいっか。しかし、黒ベリアル改めブラックベリアルは更にパワーアップしてしまったぞ。それにあいつに惚れているとは、娘の教育がなってないじゃないかセブン。」
セブン「何のことですか?俺に娘なんざいませんよ。」
タロウ「おい!私達は善人ではないが、今の言葉は親として最低だな!それで子供がどれほど傷つくのか分かってんのか!?最初から面倒を見る気が無いのなら、子供を産むんじゃねえ!!!」
説教を受けたセブンは素っ気ない態度で返事をした。その様子を見てタロウは大きなため息を吐いた。
〜惑星アルカディア 都市部〜
ダークゴーネ「全く、ヤプールがまだ序章に過ぎないというのが恐ろしいものです。」
ベリアル「そうだな。そういやグラシエ、何故お前その大きさでいられるんだ。」
グラシエ「ダークゴーネさんに改造してもらったんです。」
ベリアル「そういうことか。」
一方、ザウラーとアイアロンはマリナ達を見つめていた。
マベル「ダズお前なんか話しろよ。」(小声
ダズ「お主も無茶を言うでない!」(小声
ミヤ「なんか、ジャタールさんと違ってなんか近づきにくいですね。」(小声
マリナ「あんた達さっきからずっとこっち見てるけど、言いたいことがあるのなら、ハッキリ言いなさいよ。」
エスナ「そうだ。もしかして緊張しているのか?心配はいらない遠慮なく話してくれ。」
ミヤ・ダズ・マベル「(緊張しているのは私・儂・俺達の方です・じゃ・だ!)」
ザウラー「ソウカソウカ。スマナカッタ。」
アイアロン「何せ、俺たちはしばらく自分達以外の奴と喋ってなかったからな。どう話したらいいのか分からなくてな。」
ミヤ・ダズ・マベル「(あれ?以外とフレンドリー!?)」
その後、ザウラー達はマリナ達とすぐに打ち解けた。そして、ミヤ達は基地へと戻り、ベリアルが作ったカレーを食べ、風呂に入り、就寝する事となった。 因みにザウラー達は機械の機能で小さくなって過ごしている。
〜廊下〜
ゴモラ「どうしたのですか陛下?こんな夜中に。」
ベリアルは無言でゴモラを睨み、ゴモラを持ち上げ壁に叩きつけた。
ベリアル「お前、ゴモラじゃねえだろう。」
その言葉を聞いた瞬間にゴモラ(バキシム)は血の気が引く。
ゴモラ(バキシム)「そ…そんな訳ないじゃないですか。何言ってるのですか?」
ベリアル「ここまで言われてもしらを切るつもりか?」
彼の迫力に圧倒されたゴモラ(バキシム)はとうとう白状してしまう。
ゴモラ(バキシム)「はい。本当に申し訳ありません。私偽物です。」
ベリアル「お前、これから何をするつもりだ?」
ゴモラ(バキシム)「今はここで平穏な日々を過ごそうと思っています。最初はヤプールの工作員として派遣されたのですが、あなた方の強さを見て寝返ったのです。」
ベリアル「俺達の力を見て寝返っただ?ということは、お前いずれ俺達を裏切る気だろ?」
ゴモラ(バキシム)「めめめめ…滅相もございません!あなた様を裏切るだなんて(汗。」
ベリアル「……まあ今は取り敢えず許してやろう。そのかわり、あいつらに何かしたら。………死をも凌駕する恐怖と絶望を与えてやる!……その事を忘れるな!!!!!」
ゴモラ(バキシム)「わ、わわかわか……分かりました!!」
そう言うと彼女は一目散に逃げていった。
〜宇宙空間〜
ベリAKはギガバトルナイザーに映っているuキラーザウルスを見てめていた。
ベリAK「あいつも力を手にしたようだが、俺もこのギガバトルナイザーつう代物を手に入れられ、それに強力な奴まで味方につけることもできた。これで、元は取れたな。」
彼は呟いているとふと黙り込んでいるゼロが目に入った。
ベリAK「…まあ…その……元気出せ。…お前にはきっt」
ゼロ「ベリアル様ぁ、アタイに気があってトドメを刺さなかったんだ。きっとそうに違いない!アタイにも、まだチャンスがあるんだ!」
ベリAK「思ったんだが、お前なんであいつに惚れてんだ?」
ゼロ「一目惚れって、やつさ♡」
彼女は恍惚な表情で答えた。その様子にベリAKは唖然としていた。
ベリAK「(つーか、こいつ自分の物を盗られたのに、よくそんな風な考えができんな。)」
〜アルカディアスペースの光の国 レオの研究室〜
黒いローブを着た何者かがレオと話をしていた。
??「本当にいいのか?俺たちに手を貸すということは、お前は反逆罪に問われるっていうことだぞ。」
レオ「いいんですよ。それに私がいなかったらこの軍は成り立たないので、 許してはくれるでしょう。」
彼はモニター式のキーボードを打ち、話し続ける。
??「そうか。(しかし、故郷を滅ぼしたお前に軍の復活を任せることになるとは。皮肉ものだな。)」
すると、レオはモニターを消し、こちらへ振り向く。
レオ「復活装置は完成しました。後はできるの待つだけです。」
??「よくやってくれた。これで、我らが“グア軍団”を蘇らせることができる。」
ゼラス「次回予告!!!!!遂に動き出すベリちゃんの全宇宙制覇!なんか、他の連中も動き出しているけど気にするな!次回は“ある意味”作者がやりたかった奴を書くらしいよ。まあ、読書のみんな作者が書きたいことなんて分かるわけないけどね。」
そして、今回出て来たビヨンドちゃんはジード本編で出たビヨンドちゃんと互角だよ。あ、弱体化した状態のやつね。