ベリアル物語   作:ヴァンパイア

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エピソード7「動き出す野望」

ベリアル「ヘァッ!!」

 

レッドマン「レッドファイトッ!!」

 

レッドマンは先手を打とうと殴り掛かるが、ベリアルはそれを片手で受け止め、お返しにとベリアルは爪で斬りかかるが、レッドマンはベリアルクローを捌き切りレッドナイフを取り出し、レッドナイフをベリアルの腕に突き刺そうとするが、予測したベリアルは腕を離し、攻撃を躱すと腹にヤクザキックを喰らわせる。

 

レッドマンもダメージを受け、痛さのあまりおもわず腹をくくる。だが、ベリアルは追い打ちにと顔面にアッパーカットを直撃させ、レッドマンはビルに吹き飛ばされ、ビルを巻き添えに倒れる。

 

その様子を見ていた等身大のレッドマンは分身を助けようと右手を上げるがその時、何処からか放たれた光線がレッドマンに直撃し、レッドマンは吹き飛ばされるが受け身を取り、着地したレッドマンは光線が放たれた方に顔を向ける。するとそこには仁王立ちしたグリーザがいた。

 

グリーザ「貴方の相手は私よ。さぁ…………………

 

すると、グリーザは瞳が不気味に光り、口端を吊り上げる。

 

楽しみましょう。」

 

そう言うとグリーザは掌からグリーザ光線を放つ。空かさずレッドマンは中空に跳び上がり回避すると、回転し蹴りを出す。しかし、グリーザは右腕を前に出すと掌からバリヤーを展開させ、攻撃を防ぐ。レッドマンは、バリヤーを破ろうと声を上げ気合いを入れる。

 

レッドマン「ハァァァァァッ!」

 

しかし、それを黙って見てるグリーザではない。グリーザはコア部分から破壊光線(以降:グリーザダークライトニング)を放出し、レッドマンをビルに吹き飛ばした。すると、レッドマンが吹き飛ばされたビルに亀裂が走るとビルはゆっくりと倒れた。

 

エスナ「凄い。これが彼らの実力なのか。」

 

エスナとマリナは自分達が敵わなかったレッドマンを一方的に痛めつけてるベリアル達の戦いを見て圧倒されていた。

その時、エスナはハッと声を上げ、スマホの様な無線機を取り出すとそれに話し掛ける。すると、マリナの無線機が鳴り出した。

 

エスナ「マリナ。彼等が戦っているうちに、急いでマベルとダズを基地に運ばなきゃ。」

 

マリナ「分かりました。では、マベルはミヤちゃんに回収させるから、私達はダズを見つけましょう。」

 

エスナ「了解っ」

 

すると、エスナは駆け出してダズを探しに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、ミヤは基地の保健所に運んだゴモラ達の手当てをしていた。

 

ゴモラ「痛い!」

 

ミヤ「痛いでしょうけど、我慢して下さい。だいぶ酷い傷を負ってるのですから。それにしてもマリナさん達大丈夫でしょうか。」

 

ゴモラ「きっと大丈夫だよ。みんな僕なんかよりも強いし、いざとなったらきっと陛下が助けてくれるよ!」

 

ミヤ「フフッ。ゴモラさんは、よっぽど陛下を信頼してるのですね。」

 

ゴモラ「うん!陛下は見た目は怖いけど僕を助けてくれた正義のヒーローなんだよ!」

 

ゴモラは、興奮気味にベリアルの事を話した。そんな無邪気なゴモラにミヤは微笑んだ。

 

ミヤ「そうですか。」

 

すると、突然ミヤの無線機が鳴った。

 

ミヤ「こちらミヤです。応答を願います。」

 

マリナ「ミヤちゃん。ゴモラちゃん達はもう大丈夫なの?」

 

ミヤ「先程基地に着いて、ゴモラさん達の手当てをしました。傷はまだ残っていますが、大分治ってきました。」

 

マリナ「それは良かった。だけど、私達は円盤が壊れちゃって、マベルを運ぶことが出来ないから、マベルを貴方の円盤で運んでくれない?」

 

ミヤ「了解しました。マベルさんは私が無事に運びますから、マリナさん達も無事に帰って来てくださいね。」

 

マリナ「わかってるわよ。でも、ミヤちゃんも無理はしないでね。」

 

ミヤ「了解っ。」

 

ゴモラ「ミヤさん、気をつけてね。」

 

ミヤ「ゴモラさん達も早く傷を治してくださいね。」

 

そう言うとミヤはゴモラ達を残して駆け出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方ベリアルは、左手でレッドマンの首根っこを掴み持ち上げ、残っている右手を手刀に構え、ベリアルクローに赤黒いエネルギー(以降:ベリアルウィルス)が迸せるとベリアルクローをレッドマンの腹に突き刺し、ベリアルウィルスを流し込む。

 

ベリアル「お前は、なかなか使えそうだ。特別に俺の僕にしてやるよ。フッハッハッハッハッハッ。」

 

悶え苦しむレッドマンをベリアルは嘲笑う。そして、その様子を青いモノアイの紫色の球体が観察していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この宇宙の光の国のとある場所

 

無機質なガラスに覆われている先程の球体の目と酷似した物から今ベリアルがやってる事を巨大なモニターで観察されていた。球体の目を中心にそれ以外全てが妖しく輝く紫色のクリスタル出来ている丸い部屋にリング状に並ぶ七つの玉座に腰掛けるもの達が居た。

 

セブン「バカな!!あのレッドマンがこのざまとは。」

 

セブンはレッドマンに過度な期待していた為、圧倒されているレッドマンに驚愕を隠せずにいた。すると、セブン同様の毒々しいマントを羽織っているご存知我らの初代ウルトラマンに酷似した者が話し掛ける。

 

ウルトラマン?「まぁ、セブン兄さんの部下ですから、所詮はこの程度なんでしょうよ。」

 

セブンはウルトラマン?の挑発的な発言に怒りが込み上がり、ウルトラマン?を怒鳴る。

 

セブン「何だと。少しは、口を慎め!!!ハヤタ!!!!」

 

どうやらこの宇宙の初代ウルトラマンは(ハヤタ)という、名前のようだ。

 

ハヤタ「おー怖い怖い。あ!でもーセブン兄さんに口を慎んだら、セブン兄さんに喋る事が無くなるんですけどーーアッハハハハハハハハハハハハハ。」

 

ハヤタの高笑いが部屋中に響き渡る。それにセブンは更に苛立ち、玉座から勢い良く立ち上がり、ハヤタの元に駆け寄り、込み上がる殺意を剥き出しに首を掴んだ。

 

セブン「てめー今日こそは、殺してやる。」

 

ハヤタ「ああ、殺しちゃってください。貴方にこうやって触られるぐらいなら、死ぬ方が良いんで。」

 

セブン「何だと!!!!」

 

ハヤタの挑発的な発言にセブンは怒りが頂点に立っし、頭上にあるアイスラッガーを手に取り、アイスラッガーをハヤタの喉元に突きつける。

 

セブン「じゃあ、今すぐあの世に送ってやるよ!!!!」

 

そう言うとセブンはアイスラッガーを振りかぶる。すると、セブンを止めようとゾフィーがセブンを押さえつける。

 

ゾフィー「セブン兄さん、落ち着いて下さい!!」

 

セブン「煩え!!!!負け犬が一丁前に俺に触るんじゃねぇ!!!!」

 

セブンはゾフィーを怒鳴り、ハヤタをぶん投げ、腕を振るいゾフィー薙ぎ払う。

すると、彼等と同じマントを羽織っているこの宇宙のウルトラマンジャックが彼等を怒鳴る。

 

ジャック「いい加減にしろ!!!!騒ぐのなら、外でやれ!!」

 

ジャックの迫力に恐れ、ハヤタとセブンは渋々だが、壁に激突して気絶しているゾフィーを無視し、席に戻る。すると、この宇宙のウルトラマンエースとウルトラマンタロウがその様子に溜め息を吐いた。

 

エース「まったく、貴方達そろそろ仲良くやってくれないかしら。貴方達の所為で場の空気が悪くなっちゃうもの〜。ねぇ、タロウ兄様。」

 

タロウ「その通りだ。俺達はゾフィーと違って、血の繋がってる兄弟だ。お互いに仲良くしろ。」

 

ハヤタ・セブン「そんなの死んでもできません!!!!」

 

無駄にタイミングが合い、それに苛立った二人はお互いを暫く睨み、やがてそっぽを向いてしまう。

 

その様子にジャックとエースとタロウは先程よりも深い溜め息を吐く。

 

タロウ「まったく、お前ら見ろ!父上もお前らに呆れて、見向きもしねーじゃねーか!!」

 

すると、全員(タロウとゾフィー以外)がタロウが父上と呼ぶ者に顔を向けた。やはりと言うべきか、その者はこの宇宙のウルトラの父ことウルトラマンケンであった。確かに父は彼等の事は見ていないが、どっちかと言うとモニターに釘付けになってるといった方が正しいと全員が思った。

すると、父は腕を組み、呟いた。

 

父「彼奴、何処かであったような気がするな。」

 

エース「あらお父様、あの黒い奴と知り合いなんですか?」

 

父「いや、こいつの事は今初めて見た筈なんだが、どうにも初めて見た気がしないんだ。」

 

父がそう言うと全員改めてモニターに映るベリアルを見つめた。

 

 

 

 

 

 

一方、等身大のレッドマンは瓦礫と化したビルの中から跳び上がり、着地し、グリーザを睨む。だが、分身がベリアルに苦しめられてる事に気づた。

 

その隙にと、グリーザは全身にエネルギーを溜めると、無数の光弾をレッドマンに向け放出した。それに気づいたレッドマンは咄嗟に腕を胸の前に交差する。

 

レッドマン「レッドバリヤーッ!」

 

そう叫ぶとレッドマンは紅いバリヤーを展開し、光弾を全部防ぐ。その様子にグリーザは驚愕する。そして、レッドマンは右を上げると全身が膨れ上がり、遂には分身と同じ大きさとなってしまった。

 

ベリアルは背後からレッドマンの気配を感じ、後ろに振り向いた。

 

ベリアル「チッ。グリーザの奴、失敗しやがったな。」

 

すると、目の前にはレッドマンの拳が迫っていた。空かさずベリアルは掴んでいるレッドマンを盾にし、顔面で攻撃を防いだ。

 

レッドマンは分身の顔面を殴ってしまった事に取り乱してまうが、そんなレッドマンに容赦無く追い打ち掛ける為、掴んでいるレッドマン(以降:レッドマンA)の背を蹴り飛ばし、取り乱しているレッドマン(以降:レッドマンB)にそのまま激突し倒れ込んだ。

 

ベリアル「どうした?二人掛かりでもこのざまか?」

 

ベリアルは倒れ込んだレッドマン達に悪態をつけていると、突然目の前に空中に浮遊しているグリーザが現れた。

 

グリーザ「ベリアル陛下、失敗しちゃった。」

 

ベリアル「まあいい、あの程度の奴が二人に増えたところでどうって事ねぇよ。」

 

グリーザ「そう…………あ。ベリアル陛下、後ろ。」

 

ベリアルはグリーザの言う通りに後ろに振り向いた。すると、そこにはレッドナイフに酷似している剣(以降:レッドソード)を振りかぶっているレッドマンBがいた。

 

空かさずベリアルは右に転がり攻撃を避ける。だが、レッドマンBは着地すると同時にレッドナイフをベリアル目掛けて投げ飛ばす。すると、体勢を戻したベリアルは近くにある自身よりも少し小ぶりのビルに両手を伸ばし、そのままビルを引き千切り、迫って来たレッドナイフに投げ飛ばした。

 

レッドナイフはビルに当たった衝撃で爆散し、周囲が見えなくなる程の土煙が生じる。

 

その時、突如ベリアルの肩に激痛が走った。それに耐え切れず、ベリアルを膝をついた。やがて土煙は晴れ、ベリアルは肩の方に顔を向けるとそこにはレッドナイフを突き刺しているレッドマンAが居た。

 

レッドマンA「ヒャハハハハハハハハハハハハハ」

 

すると、ベリアルは舌打ちをし、レッドマンAを怒鳴る。

 

ベリアル「やめろ!」

 

ベリアルがそう言うとレッドマンAの瞳が紫色から赤色に変わり、ゆっくりレッドナイフを抜き、後ずさる。

 

レッドマンB「ちょっと!本当にやめてどうするんですか!?」

ベリアル「殺れ。」

 

すると、レッドマンAの瞳が煌めき、レッドナイフをレッドソードに変化させると、側に居るレッドマンBの腹ににレッドソードを振るった。

 

レッドマンBはレッドソードが当たった箇所から火花を散らし、腹を押さえ大きく後ずさる。

 

レッドマンA「ウォオオオオオオオオオオ!」

 

レッドマンAは獣のような雄叫びを上げ、走り寄りレッドソードを突こうとするが、空かさずレッドマンBはレッドソードを取り出し、その攻撃を捌きレッドソードをはたき落とし、レッドマンBはレッドマンAの肩を掴み激しく揺らす。

 

レッドマンB「どうしたのですか⁉︎しっかりして下さい!私!!」

 

レッドマンBは必死に叫んだ。すると、レッドマンAは頭を抱え苦しみ始めた。どうやら、ベリアルウィルスに抵抗しているようだ。

その様子にベリアルは舌打ちし、悪態をつけた。

 

ベリアル「途中段階だったとはいえ、もう正気に戻りやがったか。」

 

そして、レッドマンAの瞳が赤色から紫色に戻ってしまった。すると、二体はそれぞれのレッドアローを取り出しベリアルに投げ飛ばしと二つのレッドアローは一つになり、赤いレーザーのような光(以降:フュージョンレッドアロー)と化した。

 

ベリアルはそれを空かさず避けようとするが、後ろにはマベルを回収しているミヤの円盤があることに気づくと、ある言葉が脳裏に走った。

 

ゼロ「何故、守るべものを持たない。」

 

自分が守るべきものを探しに此処まで来た事を思い出し、彼は考え込んでしまった。そして、これまでのツケが回ってしまったのか、フュージョンレッドアローは考え込んでいるベリアルに刻々と迫り、気づいた時はもう手遅れだった。

 

フュージョンレッドアローはベリアルの胸を貫いた。ベリアルは胸を片手で押さえ、よろめく身体を起こして立ち尽くす。

 

その様子にミヤは顔が真っ青になり、マベルを回収すると声を拡散する機能を使った。

 

ミヤ「だ、大丈夫ですか⁉︎ベリアルさん!」

 

ベリアル「心配するぐらいなら、とっとと失せろ。」

 

ミヤ「ヒッ。す、すみません!!」

 

ミヤは怯えながら返事をした。すると、二体のレッドマンはレオ兄弟が使うウルトラダブルフラッシャーと酷似した構えを取り、それぞれの腕先からレッドサンダーを放ち、それは極太のレーザーと化した。

 

レッドマンAB「レッドダブルフラッシャーッ!!」

 

そして、ベリアルも負けじと首を鳴らし、デスシウム光線を放ち、レッドダブルフラッシャーを受け止める。しかし、ベリアルは傷が癒えていない為、次第に押されてしまう。

 

ミヤ「このままじゃ、ベリアルさんが負けちゃう。どうすれば。」

 

押されいるベリアルを見て、ミヤは焦りだした。すると、円盤に何やらノックをするような音が聞こえ、ミヤはその正体を知る為その部分をモニターに写した。そこにいたのは、グリーザだった。ミヤは急いでグリーザと会話できるようにした。

 

ミヤ「グリーザさん、一体どうしたのですか!?」

 

グリーザ「ベリアル陛下を助けたいの。手伝ってくれる?」

 

ミヤ「私にできる事でしたら、何なりと!!」

 

グリーザ「そう、じゃあ………………」

 

ベリアルは気合いを入れるために声を上げるがそれでも少しばかし押し返せた程度ですぐに押されてしまう。その様子をレッドマン達は狂った笑い声で嘲笑う。

 

レッドマンAB「ヒャハハハハハハハハハハハ」

 

だが、その事に気を取られ、彼らの背後に回ってエネルギーを溜めているグリーザとミヤには気づかずにいた。

そして、グリーザはグリーザダークライトニングをミヤは円盤からレーザー光線を発射した。見事に二人の攻撃は直撃し、レッドマン達は怯んで攻撃をやめてしまう。

 

その隙を逃さず、デスシウム光線はレッドマン達に直撃し、レッドマン達は爆発した。

 

ミヤ「やったーーーー!」

 

レッドマン達が消えた事により、ミヤはしゃいだ。しかし、ベリアルとグリーザは黙ったままだった為、一人だけ子供のようにはしゃいだ事に顔を真っ赤にした。

 

 

 

 

場所は変わって、ベリアル達の戦いを見ていたセブンは唖然としていた。

 

セブン「バカな!レッドマンが敗れただと。」

 

ハヤタ「ですから言ったでしょう。セブン兄さんの部下なんざ所詮そんな物ですよ。あ、すいません訂正します。レッドマンは使えますが、主人がこうも無能だから負けたのでしょうねぇ。」

 

セブン「何だと!!」

 

また喧嘩しだしそうな二人を見て、ジャックとエースとタロウは深い溜息を吐いた。しかし、そんな中でも父はベリアルの事が気掛かりで、考え込んでいた。

 

父「やはり、あいつどこかで会ったことはあるんだが、思い出せん。せめて、名前さえ分かれば。」

 

⁇「奴の名はベリアルだ。ケンいやウルトラの父よ。」

 

父「ベリアル!?まさか……………はっ!失礼いたしました。お前ら、全員ひざまづけ!!!」

 

父の激励で全員ひざまづいた。すると、目の前にワームホールが出現し、そこから姿を現したのは、幾多の呼び名を持ち、伝説の超人と呼ばれる、“ウルトラマンキング”であった。全員がキングの威圧感により、おののいていた。。そんな中、気絶していたゾフィーが目を覚まし、小走りでキングの元までむかった。

 

ゾフィー「お帰りなさいませ、お爺様。もう惑星アロゲントの奴らを始末したのですね。」

 

キング「まぁな、宇宙最強を自称する程だから、どれ程の者達かと思ったら、実力の半分も出さずにすんだわ。」

 

ゾフィー「それはそれは、あっ!後、それから」

 

父「ゾフィーよ。キングと話をしたいのはわかるが、私も話したいことがあるんだ。悪いが、話は後にしてもらえないか。」

 

ゾフィー「申し訳ございません。」

 

そう言うとゾフィーは後ろに下がりひざまづいた。

 

父「キング、先程の話は誠ですか⁉︎あの者があのベリアルなのですか!!」

 

キング「ケンよ、落ち着け。彼奴はあくまでも別宇宙のベリアルだ。この宇宙にいたベリアルではない。」

 

父「そうですか、ならいいのですが。」

 

キング「ところで、お前達はちゃんと我等の支配域を上げてるのだろうな。」

 

父「その事でしたら、惑星アルカディアを除けば順調です。」

 

キング「やはり、新たな問題はベリアルか。ちょうど良い“デストロイ怪獣”達を使え。」

 

キングがそう言った瞬間セブンは反対の声を上げた。

 

セブン「キング!奴らを使ったらあの星が破壊される。奴らを回収出来ないじゃないですか!!」

 

キング「あれはあくまでも、私がやらずともお前達が別宇宙に行ける手段を一つ増やせればいと思っただけだ。私がいれば元々必要無い。それとも、私を殺した後にお前達だけでも行けるようにしたいが為にそこまで反対しているのか。」

 

図星を突かれたセブンはおののいた。

 

セブン「そ…そんな事は決して」

 

タロウ「しかしキング。デストロイ怪獣は我々でも操作不能の存在です。奴らを使うのは今暫くお待ちください。

 

キング「クックック、まあよかろう。デストロイ怪獣達による破壊のショーは後のお楽しみにしておこう。期待しているぞ。」

 

禍々しいオーラを出し。笑い声を上げ、それが王座だけに留まらず光の国全体に響いた。その様子に実の孫であるゾフィーでさえ戦慄していた。

 

 

 

 

場所は惑星アルカディア戻ろう。ミヤは礼も兼ねて、円盤から降り、人間態に戻ったベリアルとグリーザの元まで向かう。

 

ミヤ「ベリアルさん、その……お怪我は大丈夫ですか。」

 

ベリアル「こんなの大したことはねぇよ。」

 

ミヤ「本当にありがとうございます。あの時、あなたが助けてくれなかったら、今頃私は」

 

ベリアル「礼を言われる事をやった覚えはねぇ。ボーとしていたら当たっただけだ。」

 

ミヤ「そうですか。」

 

ミヤはベリアルが素直じゃない思い込んでしまい、微笑んだ。

 

グリーザ「とにかく、早く基地に戻って治療しなきゃ。」

 

ベリアル「ああん?だから、こんなの大した事ねぇーつっただろう。」

 

グリーザ「本当に?」

 

すると、グリーザはベリアルの胸を撫った。

 

ベリアル「痛っ!!何すんだ!!」

 

グリーザ「やっぱ大した事あるんじゃん。」

 

このベリアル達は気づかなかった。その様子を見ているサファイアのような首飾りをつけている女に見られていることに。

 

すると、女はベリアルを見ると口角を釣り上げる。

 

女「彼奴、使えそう。」

 

女はそう言うと振り返り、消え去った。そして、瓦礫と化したビルに風の音が木霊した。

 

 

 

 

 

 

 




次回予告

ゼラス「さてさて、無事レッドマンに勝ったベリちゃん。だが、敵は更に強力な奴にベリちゃんを襲わせる。そして、気になる次回の相手はな何とあの怪獣王と似ているあの怪獣が更に怪獣王ぽくなっちゃう!次回もお楽しみに!」


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