ベリアル物語   作:ヴァンパイア

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前回、グリーザさんがエスナとマリナを怖がった理由が書けませんでした。次回は必ずエスナに怖がった理由を書きますが、マリナは当分書くつもりはないので、あらかじめご了承下さい。本当に申し訳ありません。







エピソード9「一つの声があるかぎり」

ゴモラ「ぼ、僕を弟子にして!」

 

ベ「は⁉︎」

 

彼はゴモラの言ったことに驚愕し、間抜けな声を出した。しかし、ここでグリーザを起こしては厄介と思ったベリアルは小声で喋る。

 

ベリアル「いったいどういう風の吹き回しだ?」

 

ゴモラ「僕、ミヤさんをもう少しで殺しちゃいそうになったことがショックだったの。皆んなを守りたかったのに逆に僕が皆んなをダメでしょう。もう皆んなを傷つけたくないの。お願いします!僕を陛下のように強くして!」

 

彼女は真剣な眼差しでベリアルを見つめた。

 

ベリアル「ああん?そういうのは自分でやれ!修行なんざめんどくせえんだよ‼︎」

 

ゴモラ「そこをなんとかお願いします‼︎」

 

ベリアル「(つーか、逆にこっちが修行つけてもらいたいのに、あの野郎あれ以来声もかけてこねぇな。)ダメなものはダメだ。」

 

しかし、ゴモラは諦めずに今度は毛布を掴み、揺らし始める。

 

ゴモラ「お願いします‼︎」

 

ベリアル「バカ!毛布を掴むんじゃねえ‼︎」

 

彼は毛布を揺らすゴモラを怒鳴りつけた、その時ゴモラは毛布を強く引っ張り、毛布が剥がれるベリアルの腕を抱いて心地良そうに眠っているグリーザにゴモラは驚愕した。

 

ゴモラ「えっ⁉︎グリーザさん⁉︎なんでベリアル陛下と一緒に、あっ!」

 

ふと何かを思ったゴモラはジト目でニヤニヤしながらベリアルを見つめる。

 

ゴモラ「やっぱり、グリーザさんとベリアル陛下って、ラブラブだったんだ〜〜。」

 

ベリアル「ハア⁉︎「静かにしないとグリーザさん起きちゃいますよ。」チッ、何わけわからなぇこと言ってんだ?」

 

ゴモラ「グリーザさんって、陛下と喋る時基本タメ口だから、てっきりできてるのかと思ってたんですよ。」

 

ベリアル「ああん⁉︎そりゃこいつが礼儀を知らないだけだ!」

 

ゴモラ「じゃあ、なんで直せさせないの?」

 

ベリアル「俺に忠誠心があるのなら、別に言葉遣いは気にしねぇよ。」

 

ゴモラ「ふーん。なんだ、つまんないな。じゃあ今日はもう寝ますね。」

 

しかし、ベリアルはこの事を言い触らされる事を怖れ、ゴモラを呼び止めた。

 

ベリアル「待て‼︎弟子にしてやるから、今日あったことは絶対に言うなよ。」

 

ゴモラ「えっ!?お、お願いします。」

 

ゴモラはこの事を言うつもりは無かったので、幸運だと思いながら大人しく帰った。ベリアルはこんな結果になった原因のグリーザを恨んだ。

ベリアル「たく、こいつ。心地良そうに眠っているのが余計に腹が立つな。」

 

〜翌朝〜

 

グリーザは、昨夜のことなぞ知る由もなく、気持ちよく目が覚めた。

 

グリーザ「ふああああ。よく寝た。」

 

あくびをして、ベッドから起き上がった彼女はベリアルの顔を伺った。

 

グリーザ「まだ寝てる。起こさないでおこう。」

 

そう言うと彼女は、物音を立てずに部屋を出ていった。そして、廊下を走りある部屋と向かう。

 

グリーザ「着いた。」

 

039と書いている部屋に立ち尽くす。緊張で彼女は胸に手を添える。しかし、意を決してドアノブに触れ、扉を開ける。

 

グリーザ「エスナ、居る?」

 

エスナ「お⁉︎グリーザじゃないか。おはよう。」

 

グリーザ「昨日はその、ごめんなさい。」

 

エスナ「いやー、あの時は私もつい興奮してしまってあまり、あんなことを、こちらこそ申し訳なかった。」

 

そう言うと彼女は手を差し出した。これが何の意味かよく分からないグリーザは取り敢えずマネをした。そしてエスナはグリーザの手を握った。

 

エスナ「これで、互いに許そう。」

 

その言葉にグリーザも頷いた。

 

エスナ「そうだ。グリーザは本は好きか?」

 

グリーザ「そんなに、まず読んだことないから字も読めない。」

 

エスナ「そうだったのか⁉︎じゃあ、今から私が教えてあげよう。」

 

その後、以外にというべきかグリーザは物分かりが早く、文字を読めるようになると、エスナから恋愛小説を渡され、それを手に持ち彼女と共に部屋を出ていった。

 

 

 

〜アルカディアスペース 光の国 とある場所〜

 

この宇宙の光の国は殆どが紫色のクリスタルで作られていることは、知ってるだろう。しかし、その中には例外もある。ここは床も壁も全てがサイバーチックな構造になっており、多数の無機質なガラスが並べらており、その中には緑色の液体につかされている怪獣達が幾つもいた。

 

そんな中、一人だけガラスの前で椅子に腰をかけて、鼻歌を歌っているウルトラ星人がいた。そのウルトラ星人は、頭部が人間の髪型のようで、目と口はセブンに似ており、ウルトラ星人には珍しく鼻が着いており、白衣を着ている“ウルトラマンレオ”だ。

 

レオ「いやー、怪獣供を改造するのは実に面白い。あの破壊することにしか、生き甲斐を感じないあの目は特に素晴らしい。」

 

レオが独り言を言っていると、足音が聞こえ、振り向くとそこにはセブンがいた。

 

セブン「レオ兄さん、奴を今すぐデストロイ怪獣に改造してもらいたいのですが、よろしいですか?」

 

レオ「構いませんよ。でも、少々お待ち下さい。もうすぐでこの方が完成するので。」

 

そう言うと、レオは突如出て来たホログラムのキーボードをピアノを弾いてるかのように入力した。

 

すると、幾つもあるガラスの一つが赤黒く輝き、やがてその輝きは徐々に青白くなった。

 

レオ「これで、後は時間が過ぎるのを待つだけです。では、早速奴の改造を始めますか。」

 

セブン「えっ!?まだ、私は誰を改造するかは言ってませんよ。」

 

レオ「ゼットンを改造するのでしょう?あなたが考えていることは、だいたいわかりますよ。」

 

セブン「流石はレオ兄さん。話が早くて助かります。」

 

そう言うと彼等は研究室から去った。そして、青白く輝いているガラスの中では、何やら手足のような物が模っていた。

 

 

 

 

〜惑星アルカディア 秘密基地 〜

 

ベリアルside

 

今日は、ゴモラとの特訓をする羽目になっちまったから、飯を作るのはミヤとグリーザに任せて、俺はある物を作る為に研究所に行った。以外にも設備が充実していた。例えば、薬剤やら機械部品など、色々な部品が集まっていた。

 

 

彼は体が大きいが故に手も大きいが、以外にもその大きな手でドライバーを器用に使いこなし、瞬く間にバラバラだった部品は何やら色々なボタンが着いている掌サイズの鉄で出来ている樽のような物に変わっていった。

 

すると、彼は汗を拭いドライバーを工具箱の中に投げた。

 

ベリアル「こんなもんか。さっさと飯にするか。」

 

その後、彼は食事を終えた後、ゴモラを人気の無い岩山へと連れて行った。

 

ゴモラ「これからお願いします。」

 

彼女は深くお辞儀をした。

 

ベリアル「じゃあ、早速元の姿に戻れ。」

 

彼がそう言うとゴモラは元の姿へと戻る。すると、ベリアルは先程作った機械を宙に浮かせ、数キロメートル離れた場所に置くと、人差し指を軽く振り下ろす。

 

その刹那、ゴモラとベリアルに凄まじい重さがのし掛かり、ベリアルは何ともないがゴモラは四つん這いに倒れてしまう。

 

ゴモラ「キャオオオン⁉︎」

 

突然の出来事にゴモラの頭に?字が浮かぶ。すると、ベリアルはゴモラを見て解説を始める。

 

ベリアル「あの機械は一定空間の重力を倍増させる装置だ。これで、修行が捗るだろ。」

 

ゴモラは起き上がり手を叩いて納得した。

どんな訓練なのか期待しているゴモラはキラキラした目でこちらを見つめた。

 

その後、重くなった岩を持ち上げたり、攻撃を受け止めてやったりなどをした。

 

〜秘密基地〜

 

グリーザside

 

エスナから貸してもらった小説は中々面白かった。内容は子供の頃からの幼馴染と数年ぶりの再会を果たして、話していく内にお互いを意識し始めるという話よ。

後、この小説を読んで重大な事に気づいた。それは、男と一緒のベッドで寝る事が恥ずかしい事に。これから辞めた方がいいのかな、ベリアル陛下はなんか温かいし抱き心地が良いから今日も寝ようと思ったのに。

 

すると、彼女はふと顔を上げ、近くにある時計を見た。

 

グリーザ「何だかんだ言ってもう5時間ぐらいたってる。なんか持っててあげよ。」

 

 

〜岩山〜

 

ベリアル「流石に疲れてきたな。」

 

彼は手を重力を倍増させる装置(以降:重力装置)の方に向け、人差し指を軽く振り下ろした。

 

すると、ベリアルとゴモラの体は一気に軽くなり。ゴモラは前回しをした後に伸脚をし軽くなった事に喜んだ。

 

ベリアル「取り敢えず、休憩にするぞ。」

 

そして、彼等は人間の姿へと戻る。当然というべきか2人は汗だくで、両者共々汗を拭いながら、話し始める。

 

ゴモラ「陛下、ありがとうございます。僕何だか自信がつきました。今度こそグリーザさんのあの力を使いこなせる気がします。」

 

ベリアル「そうか、まあ頑張れよ。」

 

ジャタール「陛下ーーー!!!!」

 

話していると、突然ジャタールの声が聞こえ、その方向に2人は顔を向けた。向かって来ていたのは、タオルと大量の水を持って来た人間態のジャタールとグリーザだった。

 

ジャタール「特訓お疲れ様です。」

 

そう言うと彼はベリアルにグリーザが持っているタオルと水を差し出す。

 

ベリアル「気がきくじゃねぇか。」

 

ジャタール「勿体無いお言葉を。」

 

グリーザ「ゴモラ、調子はどう?」

 

ゴモラ「バッチリだよ。これで、グリーザさんのあの力を使いこなせる筈です。」

 

彼女の言葉を聞いたグリーザは微笑して、持っているタオルでゴモラの汗を拭く。

 

グリーザ「今度こそ、皆んなを守れるといいね。」

 

ゴモラ「うん。」

 

ゴモラは笑顔で返事をした。

「キャアーーーーーー」

 

突如空から不気味な咆哮が鳴り響く。彼等は空を見上げると、猛スピードで黒い何かが秘密基地がある。都市部へと向かっていた。

 

ベリアル「何だ?あれは。」

 

ジャタール「と、とにかく後を追いましょう!」

 

そう言うと彼等は二人は元の姿へと戻り、ジャタールはゴモラを手に乗せ、追いかける。

 

 

 

その黒い何かは、あの彗星怪獣ドラコと酷似していた。だが、決定的に元のドラコと異なる箇所が幾つか存在していた。両目はDゴメスの右目と同じ蒼く血のように赤い重瞳なっており、鎌だった手は日本刀の様な刃となっており、大きさは元の二倍以上はある。

 

正しく光の速さと言っていい程の速さで飛んでいるドラコ?の風圧を受け、幾つものビル群のガラスが割れた。そして、ドラコ?は地面を滑りながら着地した。

 

すると、空から赤い球体が現れ、その中からハヤタの笑い声が聞こえた。

 

ハヤタ「アッハハハハ。どうも惑星アルカディアの皆さん、私はウルトラ兄弟の一人ハヤタです。以後よろしく。しかし、残念な事に今ここでお別れです。何故ならお前達は私とこの“デストロイドラコ”(以降:Dドラコ)によって滅びるからです!」

 

ベリアル「お喋りなのはゾフィーと変わんねえな。」

 

ハヤタは急に黙り込んだ。すると、先程の声とは似ても似つかないドスのきいた声で喋り始める。

 

ハヤタ「私をあんな奴と一緒にすんじゃねぇ。せっかく、部下にでもしてやろうと思ったのだが、気が変わった。全員皆殺しにしてやる!」

 

そして、ハヤタの声に反応し目を光らせ、巨大な翼を広げ咆哮を上げる。

 

ベリアル「ゴモラ!特訓の成果を見せてやれ。」

 

ゴ「はい!」

 

そう言うとゴモラはジャタールの掌から跳んで、元の姿へと戻る。そして、颯爽とゴモラはハヤタに、ベリアルとジャタールはDドラコに駆け寄る。

 

ハヤタ「ヘアッ!」

 

(bgm:進め‼︎ウルトラマン)

 

ハヤタはかけ声を上げ、迫り来るゴモラにボディーブローを仕掛けるが、ゴモラはそれをはたき落とし、回転し尻尾でハヤタを攻撃するがハヤタは尻尾を掴み投げ飛ばすが、ゴモラは難なく着地した。だが、ハヤタはその隙をつき、ゴモラの頭を鷲掴みし、チョップを連打する。

 

ゴモラ「キャオオオン」

 

しかし、ゴモラは反撃にと、腕を掴み、一本背負い投げをする。怯んだハヤタにゴモラは尻尾で空かさず攻撃し、追い打ちをかける。

 

だが、ハヤタは横に転がり回避し、起き上がるとギザギザなリング状のエネルギー(以降:八つ裂き光輪)を生じると、それを投げ飛ばしす。ゴモラはそれを真剣白刃取りの要領で受け止め、何処かへ投げ飛ばした。しかし、その隙を狙っていたハヤタは手を十字に構えるとスペシウム光線を腹部に目掛け発射した。

 

ゴモラ「キャオオオオオン!」

 

ゴモラは大ダメージを受け、前のめりに倒れる。

 

 

〜ベリアル&ジャタールvsDドラコ〜

 

ベリアルとジャタール二手に分かれる。ベリアルはベリアルクローを生やし、Dドラコに斬り掛かる。しかし、Dドラコはそれを難なく片手で受け止める。彼は空かさずもう片方の手で斬り掛かるがそれも難なく受け止められる。

 

Dドラコ「キャアーーー」

 

そのまま両者は取っ組み合いになる。体格差もあり普通はDドラコの方が圧倒的に有利だが、ベリアルは持ち前の怪力で持ち堪え、その場に留まる。

 

そして、その隙にジャタールは大剣で翼に斬り掛かる。だが、大剣が当たる刹那、Dドラコの翼が鉄のように硬化し、ジャタールはその硬さに腕が痺れる。

 

ジャタール「か、かか、か、硬い。」

 

Dドラコ「グハはハははハははハ」

 

Dドラコはジャタールを嘲笑うと、ベリアルの腹部に膝蹴りを入れ、ベリアルは腹を押さえ大きく後ずさる。そして、背後に振り向きざまに重瞳から赤い稲妻(以降:デストロイサンダー)をジャタールに放った。ジャタールは叫び声を上げ、吹き飛ばされ地面に倒れる。

 

しかし、痛みが和らいだベリアルはデスシウム光線を放つが、Dドラコは翼を広げ猛スピードで飛び立ち、これを回避する。

 

ベリアル「チッ。待ちやがれ!」

 

彼も飛んでDドラコを追う。それに続き起き上がったジャタールも飛び立つ。

ベリアルは凄まじいスピードで飛び、ジャタールも付いて行くのがやっとな程だ。だが、そんなベリアルでさえDドラコに追いつけなかった。

 

すると、Dドラコは旋回したかと思ったら、突然姿を消した。

 

ベリアルとジャタールは辺りを見回す。すると、その刹那、ベリアルの懐に斬撃が走った。その正体はDドラコだ。実は姿を消した訳ではなく、目に見えない程の速さで動いていたのだ。

 

ベリアル「グアアアアア‼︎」

 

激痛が走り、彼は懐を押さえる。だが、現実は無慈悲だ。次々と身体のあちこちに斬撃が走る。斬撃が走る箇所からは幾つも切れ目が出来ており、そこから赤い粒子が流れ出る。

 

ジャタール「陛下!!!!」

 

そんなベリアルを助けようとジャタールは大剣を振るうが、それも難なく避けられる。そして、Dドラコは彼等の前に堂々と現れると、鎌を鞭のように長くし(以降:ウィップシックラル)、しならせるとそれを延ばし彼等を斬り刻んだ。

 

ベ・ジャ「グアアアアアア!!!!」

 

身体中に斬撃が走る。そして、ベリアルのカラータイマーが心臓の鼓動のように点滅し始めた。実はあの時の特訓でゴモラにはこの星の通常の重力の五倍の重力が掛かっていたに対して、ベリアルには十倍の重力が掛かっていたのだ。

 

本来ベリアルはレイオニクスになったことにより、ウルトラ戦士達の弱点でもある時間制限を克服しているが、特訓の疲れとDドラコの攻撃によるダメージが重なり、カラータイマーは命の危険を知らせているのだ。

 

 

 

ゴモラvsハヤタ

 

ハヤタ「流石は、完成したデストロイ怪獣。奴らはああも圧倒するとは、Dゴメスはやはり不良品だったことがよく分かる。さてと、そろそろ奴にとどめを刺すか。」

 

そう言うと、ハヤタは腕を振り下ろし、八つ裂き光輪をゴモラに目掛けさせる。

 

ハヤタ「アッハハハハハハ。終わりだ‼︎」

 

その時、馬鹿笑いをしているハヤタの背後にグリーザの暗黒の稲妻が接近していた。避けようとしても時すでに遅し、ハヤタは暗黒の稲妻を浴びる。そして、暗黒の稲妻はハヤタを通り抜けると、ゴモラに降り注いだ。

 

ハヤタ「こ、これは“ダークサンダーエナジー”⁉︎しまった、奴がいることをすっかり忘れていた。」

 

ハヤタは先程よりも弱々しく話し始める。反対にゴモラは赤い目のEXゴモラにパワーアップした。

 

EXゴモラ「ウォギャオオォオン」

 

EXゴモラは倒れながらも咆哮を上げる。そして、八つ裂き光輪がEXゴモラの背に直撃するが、EXゴモラには効果は無く、それどころか八つ裂き光輪が粉々に砕け散った。

 

ハヤタ「ホォー、暴走してでも私を倒そうとしてるのか。無駄だよ。どうせお前はまた仲間を傷つける。私を倒してもお前がこの星を滅ぼすんだよ!!!!」

 

そして、EXゴモラはEX超振動波を放とうとした刹那、グリーザはEXゴモラの側によると、大声で話し始める。

 

グリーザ「ゴモラァァァァァ‼︎貴女なら出来る頑張って‼︎」

 

すると、ゴモラはグリーザに言った言葉が脳裏に浮かぶ。

 

グリーザ「頼もしいわね。 今度こそ皆んなを守れるといいね。」

 

更にベリアルの言葉も浮かぶ。

 

ベリアル「やれば出来るじゃねえか。 特訓の成果を見せてやれ。」

 

更に改造ベムスターが涙を流しながら自分に言った言葉が浮かぶ。

 

改造ベムスター「私達を守ろうというゴモの気持ちは嬉しいけど、私はゴモラがいなかった生きていけないの。お願いだから、無事に帰って来て。」

 

更に次々と仲間達の姿と声が脳裏に響き渡った。すると、EXゴモラは唸りながら頭を抱える。

 

(bgm:レイの戦い)

 

そして、血のように真っ赤な目が白目に変わると、EXゴモラはまた咆哮を上げた。

 

EXゴモラ「ウォギャオオォオン」

 

すると、EXゴモラはサムズアップをグリーザに見せた。グリーザはこれの意味は分かってないが、良いことではあると認識し、同じポーズを取る。

 

ハヤタ「小癪な!弱体化したところで、私がお前に負けるか‼︎」

 

そう言うとハヤタは掌から八つ裂き光輪を生じ、駆け寄る。ハヤタは八つ裂き光輪を叩きつけるが、EXゴモラは平然としていた。

 

そして、EXゴモラはお返しと言わんばかりに、ボディーブローを直撃させ、追い打ちにとハヤタを殴り続ける。その攻撃にハヤタが怯むと空かさずEXゴモラは高速回転し、突進する。

 

グリーザはその様子を見て一息つくと、ベリアル達のを見つめ、また大声を出した。

 

グリーザ「ベリアル陛下‼︎後ついでにジャタールも頑張って!!!!」

 

彼女はひたすら叫んだ。そして、その声はベリアルとジャタールに聞こえた。

 

ベリアル「(何故だ?別に100体の怪獣を集めてもなければ、エメラナ鉱石を吸収した訳でもねえのに、なんで、なんでこうも、力が漲ってくるんだ‼︎)」

 

ジャタール「わ、私はついでかよ。」

 

すると、ベリアルはデスシウムクローを生じると、ウィップシックラルを斬り裂いた。

 

Dドラコ「キャアーーーー!!!!」

 

Dドラコは驚愕した。だが、そんなDドラコにお構い無く、ベリアルは奴に斬り掛かる。しかし、瞬時にDドラコは鎌を再生させると、それを受け流した。

 

そして、両者は斬り合いを演じる。その余波で周りの建物は豆腐のように斬り裂かれていった。

 

しかし、当然と言うべきかこれまでの疲労が溜まっているベリアルは徐々に動きが鈍くなる。

 

すると、ジャタールは大剣を捨てDドラコの右の翼にしがみ付く。

 

ジャタール「斬るのが無理なら、引っこ抜くまでだ‼︎」

 

なんとジャタールはDドラコの翼を引き千切ろうとしているのだ。しかし、Dドラコは気にも留めない。

 

すると、ようやくミヤの円盤が上空に現れ、円盤の光の中からマベルが降り、巨大化してDドラコのもう片方の翼に飛び乗る。

 

マベル「ジャタールさん、これを使って下さい。」

 

そう言うと、マベルはマグマサーベル状のビームサーベルを取り出す。

 

マベル「こいつはなんとあらゆる物の硬さと関係なく、斬ることが出来る優れ物だ。」

 

ジャタール「では有難く使わせてもらうぞ。」

 

そう言うと二人はビームサーベルを振りかぶると、それを翼に振り下ろした。

 

Dドラコ「キャアーーーー⁉︎」

 

自分の翼を斬られた事に驚愕し、Dドラコは地上に落ちていく。そして、ベリアルはすれ違いざまにDドラコを斬り裂いた。

 

 

 

 

ハヤタはその様子を見ると、勝てないと判断して消えていった。

 

EXゴモラ「ウォギャオオオン」

 

EXゴモラはターゲットを落ちて来たDドラコに変えた。EXゴモラはテールスピアーでDドラコを串刺しにして、天へと放り投げた。

 

 

そして、EXゴモラはEX超振動波、マベルはマグマサーベルに持ち帰るとその先端からサーベルビーム、ジャタールはヒッポリトビームとブレストクラッシャー、ベリアルはデスシウムクローを消しネオ・デスシウム光線を放った。

 

それぞれの光線を全て浴びてしまったDドラコは悲鳴を上げ、球体状の大爆発を起こした。

 

 

〜ベリアルside〜

その後、瀕死の重傷を負った俺はミヤの円盤に急いで緊急手当てを受けた。まあ当然俺は強靭な生命力によりすぐに傷は癒えた。そして、俺はジャタールを反対を押し切り、飯を作り出した。今回は俺も疲れたから簡単なカレーと似ているハヤシを作った。

 

ゴモラ「今日のも美味しい!」

 

グリーザ「何皿でも食べられる。」

 

ジャタール「正に宇宙一うまいハヤシです。陛下。」

 

ベリアル「そうか。」

 

ベリアルは彼等の言ったことに嬉しさを隠せず、自然に笑みがこぼれる。すると、エスナがベリアルに話しかけた。

 

エスナ「そういえば、陛下に一つ聞きたいことがあるんだけど。」

 

ベリアル「なんだ?」

 

エスナ「陛下達はこの星に来る前に何をしてたのですか?」

 

その言葉を聞いた瞬間ジャタールは固まる。

 

ゴモラ「あ!それ僕も聞きたかったの!教えて教えて!」

 

グリーザ「私にも教えて。」

 

ベ「はっ?」

 

ベリアルは他の者達が聞きたがるのは想定していたが、グリーザが聞いてくるのは予想外だった。そして、ベリアルはテレパシーでジャタールに話しかける。

 

ベリアル『ジャタール、お前グリーザに俺たちがしてきた事を言ってねぇのか?』

 

ジャタール『申し訳ございません。言わない方が都合がいいと思いまして。』

 

ベリアルはため息を吐いた。そしてテレパシーをやめて話し始める。

 

ベリアル「詳しい事を話し始めると色々と長くなる。後で話してやるよ。」

 

エスナ「では、後で私の部屋でゆっくり話しましょう。」

 

その後、彼等(ベリアル以外)は食器を片付けて、それぞれ用を済ますと自分の部屋に入り、就寝に入る。

 

そして、ベリアルとグリーザとジャタールはエスナの部屋へ向かう。

 

ベリアル「(しかし、さっきのは何だったんだ?グリーザはあのダークサンダーエナジーとかいうのを使ったわけじゃねえのによ。何でただの応援で力が出たんだ?)」

 

先程の戦いでグリーザの応援で力が湧き出た事を疑問に思っていた。

 

そんな事を考えているとあっという間にエスナの部屋へ着いた。

 

ベ「ここか?」

 

グ「ええ。」

 

ジャタール「しかし、何故陛下も来たのですか?伝えるのは私のなのだから、陛下はお休みになれた方がよろしいのでは?」

 

ベリアル「少し、この部屋で見たい物があってな。」

 

そう言うと彼は扉を開けた。

 

エスナ「陛下、待ってましたよ。早速、これまであった事を話して貰えないでしょうか?」

 

ベリアル「それはジャタールが話す。それよりも、“ゼットン”は何処だ?」

 

エスナ「ああ、ゼットンなら、ベッドで寝てますよ。」

 

そして、ベリアルとグリーザは部屋の奥に行く。そこにはベッドと二つの枕があり、その一つには綿が所々はみ出ているボロボロになっている“ゼットンのぬいぐるみ”があった。

 

 

 

アルカディアスペース 光の国 研究室

 

呑気に鼻歌を歌い、モニターのキーボードを入力しているレオの姿が確認された。

 

レオ「まったく、私が創ったデストロイ怪獣じゃ不満なのですか?わざわざ、封印した帝王を蘇らせようとするだなんて、冗談じゃない!絶対に私の創ったデストロイ怪獣でベリアルを葬ってくれる‼︎」

 

レオは独り言を呟いた。その時、先程の青白く光ったガラスに罅が入り、ガラスは砕け散り、緑色の液体が飛び散る。

 

レオはそれに驚くどころか、興奮する。そして、青白い光はやがて人のような形となる。

 

レオ「遂に、遂に成功した!あっ、おっと、失礼ですが、貴方のお名前は?」

 

⁇「俺か?俺は

 

やがて、青白い光は消えて、その正体が明らかになる。その姿はウルトラ戦士であった。しかし、ウルトラ戦士にしては珍しく顔と目つきが鋭く、体にあるラ タトゥーに似た複雑な模様。

 

「ウルトラマン。ウルトラマンベリアルだ。」

 

 

 

 




ゼラス「次回予告!!!!何と何と、二人目のしかも光のベリちゃんが登場‼︎そして、次回はグリちゃんがセブンに狙われる⁉︎果たして、次回はどうなのか?お楽しみに。」
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