fate/present of love 作:A H
すみません、こんなの投稿してすみません。
えっと、やっと暗殺教室とクロスオーバーです。
それでは、楽しんで頂けると幸いです。
新しい仲間
山の中にある木造校舎、そこから声が聞こえる。
起立、気をつけ、礼
どの学校でもする挨拶、だが、その光景は異様だった。
起立に合わせ立ち上がった生徒達が抱えるのは、銃。
気をつけの声でそれを構え。
礼で一斉に発射する。
銃からはBB弾が飛び出る。
向かう先は教壇。
そこにいたのは。
黄色い巨大なタコだった。
「今日も命中弾はゼロ、この調子では3月までに私を殺すのは不可能です。」ヌルフフフと奇妙な笑い声をあげるのは、このクラスの担任を勤める黄色い巨大なタコもとい、超生物の殺せんせー。
肩を落とす生徒の一人、緑色の髪をした少女がそう名付けた。
生徒達は超生物、殺せんせーを3月までに暗殺しなければならない。
地球が破壊されないために。
BB弾を片付けた生徒達が席に着いたのを確認した殺せんせーは、ペチンと触手を合わせ、注目を集める。
「今日はこのクラスに新しい仲間が加わります!皆さん、暖かく迎え入れてください!」
入ってきてくださいと言う殺せんせーの言葉に、廊下にいた人物が扉を開ける。
そこに居たのは、眼鏡をかけた知的な雰囲気の少年と、肩上で髪を切り揃えた勝ち気そうな少女、そして、白い髪に、浅黒い肌をした、日本人離れした容姿の少年だった。
「それでは、順番に自己紹介をしてください。」
殺せんせーに促され、眼鏡をかけた少年が一歩前に出る。
「柳洞一成という。これからはクラスメイトとしてよろしくたのむ。」
やや硬い真面目そうな、けれど好感のもてるハキハキとした喋り方で柳洞一成は名乗り、一歩下がる。
次に前に出たのは、肩上で髪を切り揃えた少女。
「美綴綾子です、特技は武道全般で趣味は格闘ゲーム。よろしくね。」
こちらもハキハキと、けれど柳桐一成とは違い親しみを感じさせる挨拶をし、美綴綾子は下がった。
最後に、白髪に浅黒い肌の少年が、一歩前に出る。
「俺は柳洞士郎。よろしく。」
ハキハキと、けれど素っ気ない自己紹介をして、士郎は下がってしまった。
そんな士郎に二人はため息を吐きたくなったが、これが士郎だと自分を納得させ呑み込む。
「それでは、質問タイムを設けたいと思います!三人共、良いですか?」
…ノリノリなこの教師に逆らうのは無理だと判断し、三人は頷いた。
そこからは質問の嵐だった。
まず、一成と士郎の名字に始まり、美綴に彼氏がいるのか、二人のどちらかと付き合ってはいないのか等々、自己紹介で生じた疑問から年頃の中学生らしい質問が飛び交う。
そのなかで、三人が一瞬応えに詰まる問いがあった。
士郎の見目についてだ。
一成と士郎の名字に対する質問で、士郎の過去は明らかとなり、一瞬クラスに重い沈黙が漂ったが、士郎本人が気にするなと言ったことにより払拭された。
だが、これはそうはいかない。
両親が燃えていく様を見たせいで見目が変わったなど、言える訳がない。
元からこうだと言うには、少し無理のある容姿だと自覚している。
だから士郎は、両親を喪ったショックで変わったと言った。
まだこちらの方がましだろう。
クラスの雰囲気はまたもや重くなったが、士郎が今は柳洞家で幸せに暮らしていると言えば元通りになった。
そんな士郎の顔を、二人は見やる。
幸せだと言う彼を、見つめる。
その言葉を真実にするために、二人は今日も、運命と戦う。
読んでくださり、誠にありがとうございます!
えっとですね、三人がE組にやってきた理由ですが、どっかで書きます。
一応、思い付いているので、どっかで必ず出します。
ですので待っていてください。
次も楽しんで頂けると幸いです。