「よし、今日は一階の教室に挨拶する日だな!」
学園服に着替えて部屋から出て一階に降りる
「久しぶりの休みだねー」「なにする?」
そんな言葉が耳に入る
今日は久しぶりの休み、まあ俺にとっちゃ退学と決められた時から休みだがな
思い返してみればこの一年ひどいことされただけしか思い出せない
一番の友達と思っていたやつが「能力」を身につけてから、身につけられなかった俺をバカにしたり、変な噂を流されたり時々暴力を振られたりといい思い出がない、しかもクラスのヤツら同学年のヤツら全員に無視される毎日、流石に俺も辛くなり授業には出ずに部屋にこもと、教師がきて
「悩みか?どうした?」
と言ってくる、まあこの教師も「能力」が身につけられないでいじめられてるなど知ってはいたが、俺を助ければ「能力者」達を敵に回すという訳で、そんなことになって欲しくないこいつは俺がいじめられたことを話すと最後に
「俺に任せろ」 「心配するな」
と言うだけで何もしない
ま、人間は普通そうだ自分の都合のいいようにことを進める、他人のことなど自分が良くなった後だ
「着いたか」
なんやかんや思い出しているうちに一番右端の教室についた、この学園は寮が6個あり部屋は600人入れる、まあ学園人数は350ぐらいで有り余ってるかな、そしてそれとつながってるように学校がある
学校の内容は6階建てで一階二階には各能力の教室 三、四階にはクラス別の教室 五、六階にはランクA以上の人達が行ける、教室があるらしい
何をやってるかは知らないけど
「てか、この教室って何室なんだ?」
ここの教室には来たことないし、表札には何も書いてない、俺は教室のドアをゆっくり開け、中をチラッと見る、中には何もなく不思議なことに、女の子がひとりぽつんと真ん中に座っていた
「なんだ...人がいるのか...なら入るのはやめておくか」
俺はドアをそっと閉めて、教室に一礼する
「しかし、不思議だな、何も無い教室であの子なにやってるんだ?」
中にいた女の子は背が小さく、水色の髪をしており、水色の着物?のようなものを着ていた、かなり痛い子なのか?
まあ、俺みたいに教室に挨拶をする危ない子に言われたくないか
まあ、教室にしか別れを告げる人....いや、物がないからな
あいつのせいで
アイツノセイデ
「はあ、あいつさえいなければここの学園生活も楽しくなってたかもしれ....ないな」
あいつがいなくてもどうせ周りからいじめられる、まあ、退学決まってるからこんなこと考えなくていいか
「さて帰るか」
俺は自分の部屋に帰ろうとしたその時
・・・俺の人生が盛大に狂い始めた・・・