兵隊「お、お前はリズリー!!」
リズ「私の名前を、気安く呼んでほしくはないんですが・・・。それよりも千冬、怪我はありませんか?」
千冬「あ、あぁ大丈夫だ。私もマイルナさんも幸太郎も何も問題はない。」
千冬がそう言うと、リズリーは微笑んだ。
そして銃を構えた兵隊にゆっくりと歩み寄っていった。
兵隊「お、お前達何をしている!!速くこの男を撃て!!」
そう言う前にリズリーは、近くにいた兵隊を盾にした。
そしてその兵隊が持っていた銃を奪い取り、その兵隊の頭に向けた。
リズ「これ以上妙な真似をしたら、こいつの頭を吹き飛ばす。そして次は君だ。」
そう言って銃口を別の兵隊に向けた。
リズ「ですが、このまま何もせず散ってくれるのなら、あなた達の命は保証しますよ?」
兵隊「は、ハッタリだ。こいつにこの状況で撃てはしない。」
その瞬間、リズリーは盾にしている兵隊の腹部を撃ち抜いた。
突然の事で、兵隊は唖然として動けなくなってしまった。
リズ「さて、これで私の言葉が嘘かどうか理解してくれましたね?もう一度言います。さっさと、私の前から消えてくれませんか?」
兵隊「くっ、お前たちここは撤退だ。」
構えを説いた兵隊達は、一目散にリズリー達の前から撤退していった。
マイルナ「千冬の心配だけはして、私はどうでも良いって言うのかしら?」
リズ「そう言う訳では無いのですが・・・。」
マイルナがイタズラっぽく笑いながら言うと、リズリーは苦笑いをした。
マイルナ「でも、一人も殺さないなんて貴方らしく無いわね?」
リズ「流石の私でも、あのまま殺り合えば皆さんを無傷で護れる自信はありませんよ。それに、」
リズ「これから人の親になるかもしれない自分が、千冬の前で血生臭い事をするのも、少々気が憚れるものです。」
そう言ってリズリーは、職員室に入り椅子に腰かけた。
千冬「人の親って!!まだ気が速いんじゃ!!でも、私達もいずれ・・・でも///」
耳まで真っ赤にして千冬は、はずかしそうにしていた。
そんな微笑ましい風景を見てリズリーは、嬉しそうに微笑んでいた。
だが、すぐに真剣な表情になりマイルナを見た。
リズ「貴方の過去はお兄様から聞いています。酷な話ですが、早くお兄様との子供をつくるべきです!!それが今まで貴方のために奮闘してきたお兄様のためになります!!」
リズリーがそう言うと、マイルナは少し怒りの表情でリズリーに近づいていった。
マイルナ「一人前の事を言うじゃないリズリー?死にたいの?」
リズ「マイルナさん!!もうすぐあの男が出所します!!そうなれば、お兄様は確実にそいつを殺します。そうなれば、幸太郎様の言葉でもお兄様を止める事は出来ません!!もしそうなってしまえば貴方は・・・、いえ、お兄様は二度と戻れなくなってしまいます!!」
リズリーがそう言うと、マイルナは涙を流した。
マイルナ「・・・ってるわよ。私だってわかってるわ!!でも、私のからだはすでに汚れてるのよ!?それを、それをあの人に見せれる訳無いじゃない!!」
マイルナはその場に泣き崩れてしまった。
リズ「大丈夫です。お兄様は愛しています。それも、ずっとです。今まで見てきた全ての愛よりも、貴方の事を愛してるはずです。お兄様は必ず貴方を受け入れてくれます。だから、あの人を止めたいんです。」
リズリーが言う出所してくる男とは!?
マイルナが言った汚れてるの意味とは!?
まだ謎が多いですね。