人物紹介
幸平創慈
21歳。身長189cmに赤毛に緑色のメッシュが入った髪をした強面のイケメン(不良顔)。
遠月学園第89期第1席で卒業を成し遂げた。城一郎の息子であり創真の兄。
城一郎を超える料理の才能があり、高等部1年には選抜優勝と共に十傑に勧誘される。
在学中は食戟では学生だけでなく、講師、プロを相手に全勝し無敗を誇った。
日常面では十傑の仕事はまったくせず、女へのセクハラは絶えず、物理的なケンカもおおい。
あだ名は二つある。
食戟無敗とどんな人間でも強気で向かい叩き潰すことから「羅刹」。
多数の女関係、日常面のダメ人間ぷりから「ケダモノ」。
数々の問題を起こしたが歴代トップクラスの成績で卒業したことから遠月最強のの問題児と生きる伝説となった。
卒業後は1年ほど世界で修業をし、日本に帰国。だが、ある事件をきっかけに表の料理界から姿を消す。
その後、実家に帰り、城一郎を手伝いながら遊びまわる、半ばニートである。
スペック
料理力:SS(堂島 銀、幸平 城一郎、薙切 薊クラス)
パワー:SS(ベンチプレス:180KG、例え:500円玉を引き裂く、自動販売機を投げ飛ばすくらい)
スピード:A(オリンピックの強化選手にスカウトされる程。ちなみに金か女が絡むとSクラスになる)
テクニック(適応力)B(料理以外のことは興味が無く本人の意志により変化する)
性欲:∞(裸になったり、欲望を隠さない、相手の意志など無視するなどの卑猥行為だけでは語れない。いつか、自分だけのハーレムランドを作ろうと目標を立てている)
ある日の昼間。
創慈「クソ~ッ!、店が休業だとやることが無くて退屈すぎる。しゃあねぇな、酒でも飲むか」
創慈は退屈そうにバイクにまたがり信号待ちをしていた。彼の実家の食事処「ゆきひら」は本日休業であり、彼はやることがなくバイクを走らせていた。その時、
創慈「・・・っん!あれは!!」
創慈の前には長髪の大人しそうなナイスバディーの女性が重たそうな荷物を持って歩いていた。
女性を見た一瞬で創慈の頭に電撃が走った。バイクのアクセルを上げ加速する。そして、女性の前に出ると
創慈「重そうな荷物だな。どうだい、俺の相棒の後ろに乗って荷物と一緒に・・・「創慈君!」、 園果!」
ナンパしようとした創慈の目の前にいたのは高校時代の旧友、木久知 園果だった。
園果「ごめんね、店まで送ってもらって」
創慈「構わねえよ。ちょうど、暇だったからな。久しぶりに、お前の顔とオッパイも見れて安心したからな」
園果「もお~、創慈君の馬鹿!!でも、いつ帰国したの全然連絡なかったよ」
創慈「2か月前にな。スペインでの修業を終えて帰ってきたんだ。今は仕事見つかるまで親父の店で働いている」
園果「どうして?創慈君なら自分の城を持って成功してても可笑しくないのに?」
創慈「・・・色々あってな」
ふと、園果の店から従業員が出てくる。
従業員「シェフ!大変なことになりました!!」
園果「どうしましたか?」
従業員「先程、副料理長が熱で寝込んでしまい本日は出勤できないと!」
園果「そんな!今日は遠月時代からお世話になっている方々を招いた大事な晩餐会なのにッ!」
従業員「今からスタッフを補給したところで副料理長と同等の仕事量を熟せる人などいるわけが・・・」
静まる従業員。
創慈「俺が手伝ってやろうか」
創慈がバイクを降り店の前に立つ。
園果「創慈君!」
創慈「ちょうど今日暇してたところだ。久しぶりにまともな仕事しないと腕が鈍ってしまうからな。
園果、コックコート借りるぞ」
創慈はそのまま店の中に入っていく。
従業員「・・・シェフ、あの男は何者なのですか?」
園果「・・・私の同級生でお人よしの問題児さんです」
頬を赤く染めながら創慈の背中を見る園果。
「す、素晴らしい!何と素晴らしい品ばかりなんだ!!」
「このソースが見事だ!!素材の味を最大限に引き出している!!」
「こちらのデザートはまさに芸術!!味もさることながら美術品のようですわ!!」
「どの品も最高の完成品だ!流石は木久知シェフ!!」
結果、晩餐会は見事に成功し、幕を下ろした。
作業のほとんどを創慈が熟していた。
中盤には創慈の指示にも従業員は耳を傾けいつもの数倍もの働きを見せた。
園果「ありがとう創慈君。スタッフ全員あなたに感謝していたわよ。やっぱり、創慈君は天才だね」
創慈「・・・天才?この俺をそんな小さい言葉で語ってくれるなよ。
強いて語るならば、『パーフェクトヒューマン幸平創慈』と呼んでもらおうか!わーはっはっは~!!」
園果「・・・相変わらず、自信過剰だね」
呆れる園果。
創慈「まぁ、こっちも久しぶりにいい運動したぜ・・・だけど、まだまだ運動不足だ」
創慈は園果の両手を握りしめる。
園果「そ、創慈君」
創慈「これから学生時代に戻ってみないか。一緒に激しく愛のゴム風船作りを朝までじっくりしないか」
創慈が握っていた両手を広げみると・・・未開封のコンドームがあった。
???「か~~~ッ、それで久しぶりの再会でナンパした挙句、手に入れたのは季節外れの紅葉一枚かよ。
たく、社会人になって少しは堅くなったと思ったら下半身だけ硬くしやがって、お前ってやつは」
創慈「・・・うるせえ、早く酒よこせ」
創慈のほっぺには朱く染まった手の平の痕が痛々しく残っていた。
結果、ナンパは失敗に終わり気分が悪い中行きつけの居酒屋に立ち寄った。
この店は創慈の学生時代の友人が店主を務めている。
名は椎名佑樹。創慈の同級生で元十傑第7席。
椎名「しかし、木久知も2年で自分の店を持って成功とは大したもんだよな。俺なんて同じ卒業生でもこんな小さな店で必死なのによ。ほれ、プレ生大ジョッキ!」
創慈「いいじゃねえか。お前、昔から客と話したりする、接客とか得意だったし。この店、お前の性格に合ってると思うぜ。それよりいいのかまだ22時なのに俺の貸し切りにしちまって」
店の中には創慈と椎名以外いなく静かな雰囲気だった。
椎名「ある人の要望でな。お前が店に飲みに来たら何が何でも貸し切りにしてほしいんだと」
創慈「・・・おいおい、そんなこと簡単に出来ると言えばッ!」
すると、店の前に豪華なリムジンが止まった。
そこから出てきたのは一人の老人が出てきた。
だが、その外見はムキムキな筋肉と肉食獣のような鋭い目。
危ない世界の人間と思われても仕方ない雰囲気。
???「久しぶりじゃな、幸平創慈」
創慈「お久、仙左衛門の爺さん」
老人の名は薙切仙左衛門。創慈の母校、遠月学園総帥にして『食の魔王』の異名を持つ日本料理界の頂点である。
卓には刺身の盛り合わせや天ぷらなど豪華な食事が置かれていた。
二人は対面するように座り静かに酒を飲んでいた。
創慈「どうしたんだ、俺と酒を飲むために店を貸し切りにするなんて。理由があるんだろ」
仙左衛門「単刀直入に言おう。お前に遠月学園の特別講師を頼みたい」
創慈「は?俺が講師?」
仙左衛門「お前があの事件をきっかけに料理界から去ったのは分かっている。
あの事件は元はといえば儂にも責任がある。あの男を野放しにしていたばっかりに」
創慈「爺さん」
創慈が今のような生活を送っているのは大きな理由があった。
どうやらそれに仙左衛門は大きく関わっているらしい。
仙左衛門「だが、近い将来あの男は遠月に接触するかもしれない。だからこそ、えりなを我が孫娘を守ってほしい」
食の魔王が頭を下げる。その行為は日本の料理界の危機に関係する事態、ただ単に可愛い孫娘を救いたいという願いかもしれない。だが、創慈の知る目の前の男は決して簡単に頭を下げるような男ではない。その覚悟を見た創慈は、
創慈「・・・いいぜ、受けてやるよ。ちょうど暇してたところだ。それにあんたには学生時代に多くの借りがある。」
仙左衛門「創慈ッ!」
鬼の目にも涙ならぬ魔王の目にも涙である。
創慈「・・・講師か。我が懐かしき母校と若者の未来のために尽力するか!!」
椎名「その本音は?」
創慈「高等部、香しい処女の香りがするお花畑で教師というミツバチとなって開花作業を行いたい。
禁断の領域に立てるだけで興奮してきた!!ぐふ、ぐふふフッ!!」
椎名「お前ってやつは・・・はぁ~」
椎名は呆れてため息を漏らす。親友であるため彼の行動パターンは分かっている。
きれいごとばかり語っても自分の本能の赴くままに行動する感性の塊のような男であると認識している。
仙左衛門「貴様!!まさか、えりなやアリスに手を出すつもりか!!」
創慈「あんたの孫娘達か。えりなちゃんは在学中に見たことがあるし、アリスて子は確か宗衛のおっさんの娘つまり、レオノーラさんの娘。半外国産輸入肉(ハーフ)!世間知らずのお嬢様に未知の世界を教えて・・・」
仙左衛門「教えんでいい!!全くお前という男は何も変わっておらんな!!」
創慈「ぎゃはは!!変わる!爺さん忘れたか!!俺は『ケダモノ』だぞ、性欲も下の分身も衰えず日々増加中!!」
小さな居酒屋に下品な笑い声が響き渡るのであった。
おまけ
園果SIDE
園果「創慈君の馬鹿!久しぶりに会ったのにせっかく二人っきりになれるのに!!どうしてあそこでぶったのよ!!あたしの馬鹿!!」
創慈のナンパを断ったことを後悔する彼女であった。