純恋(Pure)    作:神崎凛花

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高校入学式から、数日。
容姿が前と変わってしまった翼は、心も変わってしまったのでしょうか・・・。


第2話 

「じゃ、クラス委員は、本条真琴さんで「

私は、びっくりして顔を上げた。

さっき決まったばかりのクラス委員の影山翼が教壇から私を指名した。

 

「え?なんでよ」

話すことは大好きだけど、クラスの代表なんて出来ないよ・・・。

「いいだろ。別に。票も集まってるし」

ホワイトボードを見ると、いつの間にか投票が終わっていた。

ホームルーム中、あの日のことを考えているうちに終わってしまったんだ。

 

ホワイトボードを見ると、クラス委員 本条真琴と書いてある。

・・・票が13票も入っている。13人も私のこと知ってるんだ。

まぁ、そっか。独り言が多いし目立つよね。私。

 

高校入学式から、数日。

良いことと悪いことが交互に・・・。

翼に出逢えたことは良いことだけど、クラス委員なんて私にとっては悪いことだよ(泣)

 

「真琴、さっきからボーっとしてるけど大丈夫か?」

「うん。大丈夫」

 

ボーっとしてしまうは、私の悪い癖。

つい、色んな事を考えちゃうのよ。私。

それを、いつも心配してくれるのが翼だった。

 

どんなに、容姿が変わってしまっても心は変わっていなかった。

 

ー真琴ー

容姿が変わっちゃったけど心は変わってないみたい。

良かった。

 

でも、私。自分の気持ちが分からなくなっちゃった。

だって、もう1年経っているから。

あの時は、翼のことが好きだったけれど、

いまでも、その気持ちって変わってないのかな。私。

自分で言うのも変だけど、私は素直な方だと思ってる。

でも、好きな人に対しての気持ちは、素直になれないっていうか

自信がないっていうか・・・。

 

翼は、あの時のことをどう思ってるんだろう。

あの時、翼のこと傷つけてしまったのかな・・・。

あの時の恋って、まだ続いてるってことでいいのかな・・・。

 

あぁ、翼にはっきり伝えられたらいいのになぁ。

 

ー翼ー

ボーっとして、色んな事を考えてしまうところ、今でも変わってないな。

真琴は、容姿も心も変わってない。あの時のままだ。

良かった。

 

あの時のこと、どう思っているだろうか・・・。

傷つけてしまった事、許してくれるだろうか・・・。

 

俺は、自分の気持ちが今でも変わってないって思いたい。

でも、真琴にどう伝えたらいいのか分からない。

 

俺は、どうやら人に思いを伝えるのが苦手らしい。

真琴みたいに、素直で話すことが大好きな人だったら、どんなに楽か。

言葉じゃなくって、顔を見ただけで気持ちが伝わったらいいのになぁ。

なんて、そんなこと無理か。

 

手紙にしようか、それとも直接言うべきだろうか。

 

 




最後の方で、真琴と翼の心の中で思っていることを書いてみました。
いかがでしたか?
分かりづらかったでしょうか・・・。

第3話も読んでいただけたらと思います。
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