純恋(Pure)    作:神崎凛花

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委員全員、集まっての顔合わせの日。

そこで、問題が発生!
真琴は、どうなってしまうんでしょうか・・・。



第3話 

今日は、委員全員集まっての顔合わせだ。

大会議室に入ると、「クラス委員の席は、ここです」と案内され席に着いた。

全学年が集まると、大人数だなぁ。

 

クラス委員は、奥の窓際の席だった。

委員全員が着席をすると。大会議室がいっぱいになった。

ボーっと空を見ていると、5、6人の生徒が入り口から入ってきて教卓の後ろに並んだ。

パッと見、偉そうに見えるのは私の気のせいでしょうか。

「生徒会役員よ」

隣に座っていた、同じくクラス委員の清田先輩が教えてくれた。

 

生徒会役員のうちの1人、すごくチャラそうな感じの背の低い男の子がマイクを握った。

「あ・・・。音、出るよな」

マイク越しの声は、見た目と違って可愛らしい声だった。

 

 

「それよりさ、影山君は?」清田先輩が、心配そうに聞いてきた。

「今日は、風邪で欠席です。」

 

そんなことを、話しているうちに会議が始まった。

「1年の皆は、知らないと思うから自己紹介をする。俺の名前は、中岡竜だ。

 それでは、会議を始める」

 

会議では、来月の文化祭のことを話し合った。

「先ほど、配布した資料を見てください」と文化祭実行委員が言った。

 

資料には、2日間の予定が書かれている。

クラス委員の仕事は、案内係と美化係か・・・。

ほとんど、休憩がない。やだな・・・・。

 

資料を、パラパラとめくって4ページ目を読んだ。

4ページ目には、文化祭のメインイベントの内容が書かれていた。

最終日、純恋と言う題名のイベントは毎年恒例のイベントらしい。

 

どうやら、みんなも同じページを見ているらしい。

周りが、騒がしい。

 

私は、急にあの日のことを思い出した。

告白か・・・。

中学3年の夏、私は影山翼に告白した。

けど、返事は返ってこなかった。

そのとき、私は一生恋なんて出来ないだろうなって思った。

だって、初恋が呆気なく終わったから。

 

そんなことを考えているうちに、会議は終わっていた。

また、ボーっと考えちゃった。

そろそろ、直さなきゃな・・・。

 

スマホで時間を確認すると16時半になっていた。

「これで、会議を終了します」と言われ会議室を出た。

 

廊下を歩いていると・・・。

「おい、待て」と呼び止められた。

この声は、さっきの生徒会長。

振り返ると、両手をポケットに突っ込んで歩いてきた。

どっからどう見ても不良にしか見えないわ。

道で会ったら、絶対目を合わせちゃいけないタイプの人かもしれない。

 

「は、はい。なんでしょうか」

「おまえに、大事な話がある」

会議中、ボーっとしてたの見られたかな・・・。

怒られるかもしれない。

 

この日、私は先輩と近所の暁公園に行った。

 

ベンチに座った、その時。

「本条、今日の会議で一目惚れをした。俺と付き合ってくれ」

「は、はい?」

私、あなたに全く興味がないんだけど・・・。

こんなに、チャラい人はあまり好きじゃないし、背は低すぎるし・・・。

 

でも、断ったら殴られそう。

 

「返事は、文化祭の時にします」と言ってその場から去ろうとした時、グイッと腕を引っ張られた。

「痛い、離してください」

そう言っても、先輩は離そうとしない。

 

ーその時ー

「おい。今すぐ、その手を離せ」

後ろから、聞き覚えのある声がした。

この声は・・・。翼!

 

「は?君、1年生だよな?先輩にそんな口きいていいと思ってんのか?」

そうだよ。翼。相手は先輩だよ。

私は、少し不安だった。

翼が殴られたらどうしよう・・・。

 

「真琴が、嫌がってるだろ。離せよ」

翼は、大きな声で言うと先輩の頬を強く叩いた。

 

翼・・・。

びっくり。翼が誰かを叩くなんて・・・。

 

中岡先輩は、叩かれた頬をおさえ泣きながら、その場を去った。

 

「真琴、どこもケガはないよな?」

翼は、こんな時も自分のことより人のことを心配する。

「翼のバカ。先輩にあんなことを言うなんて。誰かを叩くなんて翼らしくない」

「バカなのは、真琴の方だ。あんな、先輩にノコノコついていくなんて」

ゴホゴホ咳をしながら、言った。

翼、こんなに具合が悪いのに私を助けてくれるなんて・・・。

なんて、優しいんだろう。

 

「薬を、買いに行こうとしたら真琴と先輩が歩いてるのが見えたんだ。

 で、嫌な予感がしてついてったんだよ。まぁ、真琴が無事でよかった」

「助けてくれて、ありがとう。」

 

私は、今にも倒れそうな翼を家まで送っていった。




第3話、どうでしたか?
少し、文章が変だったかもしれません。
ごめんなさい。

また、時間があるときに第4話を投稿します。
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