とうとう異変開始です。書いてて楽しいです。
6話 異変始動
さて、もう永夜異変開始か、案外早かったな。
オッス、紅だ。さあ、これからどうしようか。折角の異変なんだから、面白可笑しくしていきたい所だけどなぁ・・・
よし。先に永琳に知らせてしまおう。そうと決まったら早速出発しよう。
昨日の宴会でまだ潰れてる奴には一応二日酔いの予防魔法かけておこう。
「霊夢ー、いってくるー・・・って起きてないか。」
俺は永遠亭に向かった。
~迷いの竹林~
さて、迷った。
迷いの竹林の名は伊達じゃないな。なんだこれ。
うーん、行っても行っても同じに見える・・・お、家が見えた。
もこたん家か。案内してくれないかな。
「すみませーん、誰かいませんかー」
「ん?どうした坊主、迷ったか」
良し、留守じゃなくて良かった。
「はい、ちょっと永遠亭に用があったんですけど・・・」
「まあここは迷いやすいからな、私が案内してやるよ。ボランティアでやってんだ。」
「本当ですか!?ありがとうございます!」
「ああ、じゃあ行くぞー」
~永遠亭~
「あれが永遠亭だ。おーい、うどんげー!客だぞー!」
「ああ、はいはいちょっと待ってくださいねー」
中から物音が聞こえてきた。急いで片付けている感じだ。
「はい、どうぞー」
俺は永遠亭の中に入った途端空気が変わったのが分かった。なるほど、これが『永遠』か。
「えっと、八意先生に用があって来たんですけど・・・」
「ああ、八意先生ですか、今はちょっと留守にしてるんですよ。」
「あ、そうですか。じゃあ出直して来ますね。あ、一応風邪薬下さい」
「はーい、貴方は今は風邪引いてないみたいなので、予防用の薬出しときますねー。」
「ありがとうございます」
「250銭になりまーす♪」
俺は金を払って薬を貰い出てきた。
あのうさみみ・・・うどんげが言っていた事は、嘘だ。
奥にしっかり3人の気配を見つけた。永琳と輝夜とてゐだ。
構造もしっかり把握したので、裏口から侵入しよう。どんな生物にも感知出来ないレベルの意識遮断魔法をかけて、『永遠』にも見つからないようにする。
さあ、侵入だ。
~最深部~
俺は今、八意永琳の真後ろにいる。
「はぁ、暇ねぇ・・・」
随分暇そうにしている。
「うどんげも心配性なんだから。なにも、昼まで外出禁止にすることないじゃない」
なるほど、そういうことか。
「そうですよねー」
「!?」
いきなり後ろから会話に参加されたら誰だって驚く。俺だって驚く。
「貴方、どうやってここに入ってきたの?」
「まあまあ、それより俺とお話でもしましょうよ。」
「・・・話の内容は?」
相当警戒しているが、一応聞いてくれるんだ。優しい。
「そうですね、今貴女が起こしている異変について、などいかがでしょうか。」
「・・・わかった。一応聞くだけ聞いてあげるわ。」
「ありがとうございます。それではとりあえず、」
と、一呼吸置いて話し始める。
「貴女がやっている事は、すべて無意味だ。と言っておきましょうか。」
「どういう事かしら?」
「この幻想郷には博麗大結界があります。月の民は入ってこれません。」
「・・・それで?」
「唯一結界を破れる綿月豊姫も今回は動くつもりは無いようですし、安心して異変を止めてくれてもいいんですよ?と言っても急に止めたら妖怪が納得しないと思いますし、今晩巫女が攻めこんで来ますので、それに敗北した、と言うことにすれば良いと思いますよ。」
すべて本当だ。能力で検索したから間違いない。
「・・・貴女は何者なのかしら?」
「さあ?少なくとも、貴女の味方ではないが敵でもない、とだけ言っておきます。」
「・・・そう。一応信じてあげるわ。」
「ありがとう御座います。あ、最後に、ここに俺が来た事は無かった事にしておいて下さいね。」
「分かったわ。」
「それでは、また今日の晩にでも会いましょう。八意XXさん。」
そう言い残して俺は外に瞬間移動した。
はい、今回は永琳に接触しましたね。
何故永琳あそこまであっさり信じたかというと、薬の効果で嘘をついている人が分かるからです。
オリ設定ですが、あり得なくは無いよね!
あ、瞬間移動は天井ありでも行けるルーラだと思ってください。
次回も見ていただけると嬉しいです。