異世界のカード使い   作:りるぱ

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第03話 ドリルとチームA

 フレムベル・ベビーはぐるぐると、楽しそうに空を飛び回っていた。

 自身の体積よりも大きなスーツケースを二つも持っているので、傍目にはスーツケースが空を飛び回っているように見える。

 壊れないかな……? でも異常に丈夫だったし……うん、きっと大丈夫。

 

 空飛ぶ(ダブル)スーツケースから視線を落とし、眼前にそびえ立つ巨大な岩の塊を見る。

 山と言うには小さすぎるが、ただの岩と言うにはあまりにも巨大すぎる。

 周りを一周しようとすれば、四、五分程度はかかりそうだ。

 

 何だろ? 山より小さいから――

 

「岩……丘?」

 

 まぁ、別に無理にネーミングしなくてもいいだろう。

 フレムベル・ベビーは俺の注文通り、トンネルが掘れそうな巨岩を見つけてくれたのだ。そして俺達は今、そこに辿り着いたと。

 正直洞窟を期待してたけど……この際、あまり贅沢は言うまい。

 

「それじゃあ、夜になるまでここでキャンプだ。

 イリュージョン・シープもフレムベル・ベビーも野生動物を警戒してくれ」

 

 俺の魔力はすっからかんである。トンネル掘りのできるモンスターを今すぐ召喚できない。

 声によれば――

 

 魔力は、毎晩零時に全回復する。

 

 なのだそうだ。

 ここで0時を待つしかない。

 

「あ、そうだ。

 フレムベル・ベビーはスーツケースをこっちに持って来てくれ」

 

 承知さ、主よ!

 こちらへ飛んで来る大きなスーツケース二つを眺めながら、巨岩を背もたれに地面に突き出た岩に腰掛ける。ち、ちべたい!

 やはり少し離れてしゃがみ込むことにする。

 

「イリュージョン・シープ、背もたれになって」

 

「めぇ~……」

 

 お安い御用だが……ご主人は我の役割を勘違いしている。

 そう言いながらも俺の背中に回る黒いもこもこ。ん、暖かい。

 

「さて」

 

 スーツケースを近くに寄せ、ロックを開く。

 

「今の内に使えそうなカードを選んとこ」

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 何と言うか……疲れたー。

 カードの数、ハンパねっす。

 

 すっかり日は暮れようとしていた。

 この光量でカード探しをするのは大分きつい。

 と言っても、フレムベル・ベビーがいるのでそこまで暗い訳でもない。

 

「でもまぁ、必要なカードは見つかったし。とりあえずいっか」

 

 スーツケースを閉じる。

 カードは律儀に一種類三枚ずつ入っていた。

 全種類揃っているかは流石に分からない。確認のしようがないからだ。

 

「もうそろそろかな? ステータス、オン」

 

 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

未熟なカード使い      -闇ー

               ☆

 

【上位世界人族】

異世界に迷い込んだカード使い。魔力を

消費してカードに秘められた力を解放す

ることが出来る。しかし、その力はまだ

未熟だ。

 

ランクアップ条件

8時間生き延びろ 7:59/8:00

           残り 38秒

魔力 0/6    ATK/80 DEF/50 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼ 

 

 

「お、ほとんどドンピシャ! ナイスだ、俺!」

 

 新たにカウントダウンが増えている。きっと制限時間間近になると加わるのだろう。

 これでランクアップしたら、魔力で食料を召喚しようと思う。

 そのためのカードもすでに見つけてあるしね。

 

「6,5,4,3,2,1――」

 

 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

未熟なカード使い      -闇ー

               ☆

 

【上位世界人族】

異世界に迷い込んだカード使い。魔力を

消費してカードに秘められた力を解放す

ることが出来る。しかし、その力はまだ

未熟だ。

 

ランクアップ条件

8時間生き延びろ  Clear

魔力の最大値が1アップしました。

 

森の生き物を鑑定せよ 0/4

 

魔力 1/7    ATK/80 DEF/50 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

 

 

 キターー! 魔力が上がったぜ!

 はははは、これで食い物を出せる!

 

「ははははは!

 はは……は…………あれ?

 …………。

 …………。

 ……お、俺って奴は……俺って奴は……」

 

 今気づいた、今気づいたけど――

 

「異世界に迷い込んだカード使いって、異世界って、書いてあるじゃん!!」

 

 しかもなぜか上位世界人族だよ。

 ってことはここは異世界で下位世界か? だからカード使いって言う異能が使えるのか?

 

「パニクってたとは言え……俺って馬鹿……」

 

 いやまぁ、知ったからって何か進展があるわけじゃないけどね。

 それでもここが異世界で、地球じゃないことがはっきりと確認できたわけだ。

 

 この際だ、隅々までじっくり見てみよう。

 名前は未熟なカード使い。何故か属性は闇でレベルは1。そして上位世界人族。

 説明には「しかし、その力はまだ未熟だ」と書かれてある。未熟じゃなくなったらこの説明も変わるのかな?

 

「――うん。

 もう見落としてるところはないな」

 

 さすがにもう大丈夫そうだ。

 これからはこんな間抜けなことがないようにしよう。

 さてさて――。

 

「気を取り直して、食事を出しますか」

 

 取り出したるは魔法カード。その名も非常食。

 まさに今この時の為に存在しているような一枚だ。

 カードのイラストには乾パン、缶詰が描かれている。

 

 念の為にもう一度魔法カード、非常食に簡易鑑定をかけてみる。

 

 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

非常食            ー魔ー

        【魔法カード・速攻】

 

このカード以外の自分フィールド上に

存在する魔法・罠カードを任意の枚数

墓地へ送って発動する。墓地へ送った

カード1枚につき、自分は1000ラ

イフポイント回復する。

 

           消費魔力 1

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

 

 

「間違いなく消費魔力は1」

 

 簡易鑑定で得られる魔法・罠カードの情報は通常のカードテキストに加え、消費魔力が載っている。ついさっき気づいたことだ。

 これでどれくらい魔力を消費するか事前に分かる。

 

「ちゃんと食えるといいけど……。

 いざ! 速攻魔法、非常食発動!」

 

 カードを前に掲げ、発動をイメージ。即座に指の間からカードの感触が消える。

 そして――

 縦に積み重なった缶詰。散らばる多数の銀色の袋。

 先程イラストで見たものと寸分違わぬこれらが、眼前に現れた。

 

「ふむ……」

 

 まずは缶詰から拾い上げてみる。

 ずっしりと重い。

 缶の裏側に、細長い缶切りと爪楊枝のような二股フォークが貼り付けてある。

 

「後はこの袋か」

 

 次に銀色の袋を手に取り、ぎざぎざに沿って袋を破く。

 出てきたのは予想通り、乾パンだ。

 乾パンは板チョコみたく繋がっていて、大きなピース状となっている。その一切れを割って、口に入れてみる。

 

「あむ」

 

 もぐもぐと噛んだ後、飲み下す。

 大分堅いけど、香ばしい麦の香りが口内に広がる。

 

「これは……いけるな」

 

 量的に十食分くらいはありそうだ。

 24時間で消えるので、全部は食べきれないだろう。

 

「時間切れで消える時、摂取した分が栄養ごと消えないといいけど……」

 

 多分大丈夫とは思うが、要検証だろう。

 

「続けて缶詰だな」

 

 缶切りを手に取り、適当に一缶開けてみることにする。

 肉の香ばしい匂いが鼻に触れた。

 

「これは……コンビーフか」

 

 続けてもう一缶開ける。

 

「こっちは魚だな。何の魚か分からないけど……」

 

 缶には何も表記してないのだ。何に当たるかはくじ引きである。

 

「うん、味も結構!」

 

 黒いもこもこ羊にもたれかかり、コンビーフをおかずに乾パンを齧る。

 中々いいご身分じゃないだろうか。

 後は魔力の回復を待つのみ。

 

「……早いとこ、住処を作らないとな」

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

「よし!」

 

 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

未熟なカード使い      -闇ー

               ☆

 

【上位世界人族】

異世界に迷い込んだカード使い。魔力を

消費してカードに秘められた力を解放す

ることが出来る。しかし、その力はまだ

未熟だ。

 

ランクアップ条件

森の生き物を鑑定せよ 0/4

 

魔力 7/7    ATK/80 DEF/50 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

 

 

 魔力は全回復した。

 つまり、今は深夜の0時を過ぎたと言うことだろう。

 詳しく時間を知ることができないというのはかなり辛い。日々の生活における時計の有り難味がよ~く分かる。

 

 辺りは真っ暗である。唯一の光源はふわふわと浮かんでいるフレムベル・ベビーの炎のみ。

 本来ならそれは、空に浮かぶ月という名の天体の役目であるはずなのだが、ここにはその月がない。

 いや、比喩的表現とか、雲に隠れているとか、そういう話じゃなくて――。

 月が無いのだ。本気でないのだ。

 ふっ、やってくれるな……。さすが異世界……。

 

 月が存在しない。このことからある推論が成り立つ。

 この世界に、夜活動する生物はほとんどいないんじゃないかと言う仮説だ。

 当たり前だが、生き物が活動する為には光が必要だ。それがどんなに夜目が利く動物でも、僅かな光すらなければやはり何も見えないのだ。まぁ、中には鼻が異常発達した生き物や蝙蝠のように超音波を発して位置情報を得ることができる生き物もいるだろう。しかしそれはあくまでも少数派である。そんな生き物がごろごろしているとは思えない。

 以上のことから――

 

「夜は昼よりも安全である」

 

 きっとね。

 

「と言う訳で、活動するなら今だ。

 さー、行くぞ!」

 

 明るいうちに悪戦苦闘して探し出した二枚のカード。

 その内の一枚目を掲げる。

 

「まずは、ドリルロイド、召喚!」

 

 失われるカードの感触。

 そして眼前に現れるモンスター。

 

 召喚されたこいつを一言で表現するなら、SF映画に出てくるような発掘マシンだ。

 頑丈そうな金属の車体に戦車のようなキャタピラ。車体の先端には大きなドリルがついている。

 しかし、そんなものはこいつの特徴とは言えないだろう。

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ドリルロイド。

 ぱちくりとしたお目目が可愛い。

 

 そう、この発掘マシンには目と口と、ついでに小型ドリルの形をした手もついていて、それらが有機生命体のように動くのだ。

 

 おやびん、お呼びッスか?

 硬い機械の身体を柔軟に動かし、ドリルロイドは俺に向き直る。一体どういう原理なんだろうか?

 ここで簡易ステータスを展開。

 

 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

ドリルロイド        -地ー

             ☆☆☆☆

【機械族】

      ATK/1600 DEF/1600

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

 

 

 魔力は四つ消費したが、攻守ともに1600で高水準。

 そして、やはり穴を掘るといえばコイツだろう。

 他にもドリラゴやドリル・シンクロンなども考えたが、体のあらゆる場所からドリルを生やしたドリラゴは細かい加減ができるとは思えなく、サイズの小さいドリル・シンクロンじゃ掘り終わるまでに時間が掛かりそうである。

 

「この大岩を掘って俺の住居を作ってくれ。

 入り口はスーツケースがギリギリ入るくらいで、中は40平方メートル程あると嬉しい」

 

 約(たたみ)25(じょう)分である。

 中に水源も出したい。それくらいあれば、きっと十分だろう。

 

 気合入れるッス! あっしの働き、見て欲しッス!

 ギュイン、ギュイン、ギュイィィィィィイン!

 鼻のドリル――位置的に鼻に見える――と両手のドリルを回転させ、やる気満々のドリルロイド。

 

「ああ、よろしく頼むぞ!」

 

 行っきまーす!!

 ギュイーンンンズゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

 

 すさまじい轟音と共に岩山に穴を開けていくドリルロイド。掘った土と岩の欠片がどんどん後方に溜まっていく。

 はは、近くの小型動物の気配が蜘蛛の子を散らしたように逃げてったよ。

 

「イリュージョン・シープとフレムベル・ベビーは周りを警戒してね。

 ひょっとしたらこの音でこっちに来る動物もいるかもしれないから」

 

「めぇぇ~~~!」

 

 我に任せるがいい! この角の染みにしてくれる!

 前足で土を掻き、闘志を燃やすイリュージョン・シープ。

 そしてボォボォと燃え上がるフレムベル・ベビー。

 丁度いいさー! 昼間の獣一匹じゃ、まだまだ燃やし足りないさ!

 

「それじゃあ、任せる」

 

 ギュイーンンン! おやびんの為に! 砂となれーー!! ギュイーンンン!!

 ドリルロイドも絶好調のようだ。

 

 さて、そろそろお手伝い部隊を呼びますか。

 先程選んだもう一枚のカードを前方に掲げる。

 

「召喚! トラップ処理班Aチーム」

 

 そうして現れたのは安全ヘルメットを被った四名の人型。ツルハシやらスコップやらを持っている。

 そう、あくまでも人型である。人間じゃない。

 何しろ人型をした彼らには目も口もなく、服も身につけてない。そして、全身が一色だった。

 

「えっと……お疲れ様です」

 

 つい敬語で声をかけてしまった。

 彼らは人型な上に、人間の、それも何だかくたびれたサラリーマンっぽい雰囲気を全身から漂わせていたからだ。

 

 あ、どもっす。

 トラップはどこでしょう?

 解除! 解除!

 頑張らせて頂きます、すいません。

 

 返事を返す四人。

 しかし……こいつ等ってどう見ても……。

 

「まずは自己紹介、お願いできますか?」

 

 オレっちの名前コイツって言うっす。

 アイツです。よろしくお願い致します、マスター。

 俺の! 名前は! ソイツだ!

 ドイツですぅ、すいません。

 

 青、赤、緑、橙の順に喋るトラップ処理班Aチーム。

 彼ら一人一人は単色だが、全員色が違っていた。

 って言うか、やっぱり彼らだったか……。紙飛行機に乗っているあんちくしょう共だ。

 ステータスを簡易鑑定する。

 

 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

トラップ処理班 Aチーム  -炎ー

              ☆☆

【機械族】

       ATK/300 DEF/400

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

 

 

 あれ? 機械族だったのか? こいつらは天使族だったような気が……。

 まぁ、どうでも良い事は置いといて――。

 

「自己紹介有難う。

 ところで、今回皆さんにやってもらうお仕事はトラップ処理ではありません」

 

 はぁ……そっすか。

 私達にできる事でしたら。

 矢でも! 鉄砲でも! 何でも来い!

 す、すいません。

 

 テンションがまったく違う四人。

 何か、色々と大丈夫か、こいつら? ちょっと心配になってくる。

 

「今あそこで、ドリルロイドが穴を掘っています」

 

 大分土やら岩の欠片やらで盛り上がった穴の入り口付近を指差す。

 

 この爆音はそういう訳っすか。

 ふむ……なるほど。

 俺も! どんどん! 掘る!

 すすす、すいません!

 

 スコップを持って穴へと駆け出す緑色。なぜかひたすらに頭を下げながら、後に続く橙色。

 それらを冷静に見送る赤に、興味なさげに眺める青。

 

「いやいや、待ちなさい君達。掘らんでいいから。

 緑色の方は話を最後まで聞いてくれ。それから橙色の方、意味もなく謝りながら付いて行かないで」

 

 俺は! 穴を! 掘らない!

 ほんっとうにすいません!!

 まったくキミ達は、もう少し落ち着いたらどうです?

 もうほっといていいっす。話しが進まないっす。

 

「はぁ……」

 

 両手でスコップを頭上に上げながらテンションマックスで戻ってくる緑。頭を下げながらそれに続く橙。

 

 何となく彼らの性格が掴めて来た。

 青いのはコイツ。語尾に「っす」。意外と常識人。

 赤いのはアイツ。沈着冷静。叱り役。

 緑色のはソイツ。テンション高し。一応話は聞いてるっぽい。

 橙色のはドイツ。すみません。生まれて来てすみません。

 

「それじゃ、皆さんの仕事を説明するよ。

 あそこに土と岩の破片が大分溜まっているでしょ?」

 

 確かにたくさんありますね。

 俺は! 岩を! 溜める!

 いや、溜めなくていっす!

 すいませんー、今すぐ片付けますぅ~。

 

 おっ、橙色、正解。

 

「皆さんには、あの掘り出される諸々を片付けてもらいます」

 

 彼らと一緒に猫車などの工具類も一緒に召喚されている。

 もしかしたらと思って試しに召喚してみたが、案の定であった。

 これなら楽に岩運びができるだろう。

 

 OKっす。お安いご用っす。

 今片付けてまいりますので、すいません。

 邪魔にならないよう、掘り出された土と岩の破片を運び出せばよろしいのですね。

 俺はー! 岩を! 片付ける!!

 

「宜しく頼むよ。

 じゃあ、早速取り掛かってくれ」

 

 そう声をかけると、それぞれ工具を手に穴へと向かうAチーム。

 と、そこで思い出したように、赤色のアイツがスコップを片手に俺に向き直る。

 

 ところでマスターよ。なぜ全裸なのだろうか?

 おティンティンが! フルフルだ!

 ストリップするには気温が低すぎっす。風邪には気をつけるっす。

 あ、す、すいません、今すぐ行きますぅ。………………フルチンって……ぷっ。

 

「やかましいわ! 早よ行け!」

 

 常に全裸のお前らに言われたくない。

 はぁ……こいつ等を選択したのは失敗だったかもしれない……。

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――

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未熟なカード使い      -闇ー

               ☆

 

【上位世界人族】

異世界に迷い込んだカード使い。魔力を

消費してカードに秘められた力を解放す

ることが出来る。しかし、その力はまだ

未熟だ。

 

ランクアップ条件

森の生き物を鑑定せよ 0/4

 

魔力 1/7    ATK/80 DEF/50 

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