異世界のカード使い   作:りるぱ

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第07話 血と紫ローブ

 狼。発見。

 

 五日目夕方。

 相変わらずモンスター・アイは分隊の見た情報を逐一俺に報告している。そう有用な情報があるわけでもないので、適当に聞き流す。俺から聞けば、彼はもう一度今までの報告を繰り返してくれる。そのことは少し前に確認したので、一つ二つ聞き逃しても大した問題はない。

 

「てい!」

 

 俺は三時間かけて作り上げた葉っぱ服を脱ぎ、それを思いっきり地面に叩きつけた。

 我ながら中々の力作だと思う。どこかの観光地の店頭に並んでもおかしくない出来栄えである。これでも図工の成績は優秀だったのだ。小学生の時なら「たいへんよくできました」、中学生の時なら5段階評価の5をいつも貰っていたものだった。

 

「あー……もう。パンツもアウトだ」

 

 続けて葉っぱのおパンツを脱ぎ捨て、同じく地面にぽいする。これでいつものまっぱ状態に戻った訳だ。

 

「あー痒い、痛い。ブルー・ポーション、ブルー・ポーション」

 

 俺がそんな優秀作品を地面に叩きつけたのには勿論理由がある。それを発見したのは葉っぱ服を身に着け、愉悦な気分に浸って更に三時間経ってからのことだった。

 ――皮膚が、かぶれてきたのだ。

 体を見ると、あちこちに蚯蚓(みみず)腫れができていた。理由はまぁ――

 

「葉っぱに毒素があるとか、いじめかよ……」

 

 色々な種類の葉っぱを組み合わせて作ったので、具体的にどれがまずかったのかは分からない。そして例え皮膚のかぶれとなった原因元を見付けたとしても、他の葉っぱが無毒だという保証も無い。もしかしたら何時間か後にもっと酷いことになるかもしれない。もしかしたら致死性の毒があり、口に含むことで即死するかもしれない。

 

 岩。大きい。発見。

 

「よくよく考えてみると穴だらけの計画だった……。よく知りもしない植物を使うとか……俺ってどんだけ命知らずだよ……」

 

 くっ、痛い。

 患部を見て現実味が出てきたからか、徐々に痛覚が強烈なものへと変わっていく。

 おパンツに使った葉っぱが毒素を持ったものじゃないのは――まだ断定できないが――本当に幸運だったと思う。局部のアレがアレになるとか……あまり考えたくない……。

 ブルー・ポーションを飲み、皮膚のかぶれが引くのを待つ。

 

「…………。

 ………………う~ん」

 

 しかし、どうにも効果が薄い。

 相変わらず強烈な痛みが繰り返し再生のように延々と俺を(さいな)む。

 

「……効いてることは効いてるみたいだけど……」

 

 効果をほとんど実感できない。

 擦り傷なんかは一発で治ったのになー……やっぱり毒状態だからか?

 

「……しようがない。背に腹はかえられんってやつだ」

 

 皮膚の痛みは段々とシャレにならないものへと変化しつつある。

 さすがにこれで死ぬことはないと思うが……、思うが…………素人の俺の「思う」にいったいどれ程の価値があるだろう。これで翌日あっさり死んだりしたら、さすがに笑えない。

 

「まぁ、そうなったら物理的に笑えなくなるだろうがな」

 

 光る花。発見。

 

 そんな訳で、新しい薬を出そうと思う。魔力の残りは2だ。

 

「前にまとめた回復候補は――」

 

 予めスーツケースの上に並べられた中から回復系のカードを全て手に取り、一つ一つ簡易鑑定していく。

 

「魔力2までで使える回復系は……これだけか」

 

 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

モウヤンのカレー       ー魔ー

           【魔法カード】

 

ライフポイント200ポイント回復する。

 

           消費魔力 1

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

 

 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

ゴブリンの秘薬        ー魔ー

           【魔法カード】

 

自分は600ライフポイント回復する。

 

           消費魔力 1

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

 

 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

天使の生き血         ー魔ー

           【魔法カード】

 

自分は800ライフポイント回復する。

 

           消費魔力 2

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

 

 

 この三枚の内から選ぶしかない。

 とりあえずモウヤンのカレーは論外。美味しそうではあるし、いつか食してみたいが、解毒効果があるとは思えない。

 次はゴブリンの秘薬。

 

「正直、これでいけると思うけど……」

 

 イラストには葉っぱの上に乗せられた水色の錠剤が描かれている。いかにも解毒作用のご利益がありそうな雰囲気だ。

 

「でも、やっぱ万全を期すなら……」

 

 最後に天使の生き血と書かれた魔法カードに目を向ける。イラストには指を切った天使がたらたらと血を垂れ流している様子が描かれている。他の2枚と違って消費魔力は2。

 神聖な生物の体の部位に、奇跡を起す力がある。これは太古の昔から様々な伝説として語り継がれて来たことだ。龍の髭、麒麟の角、人魚の肉、鳳凰の血。その中で天使の生き血に関しては寡聞にして知らないが、まぁ、きっと何らかの伝説的物語があるのだろう。

 

「何しろ魔力2も消費するし、そこから見ても効きそうだよな」

 

 そう、やはり大きな理由はここだ。消費の多い分、効力もきっと強いと考えてしまうのだ。

 ……でも天使が出てきて、指切って、はいどうぞ。とかだったら嫌だな……。

 そんなこと考えながらも手はカードを掲げる。

 

 湖。発見。

 

「天使の生き血、発動」

 

 即座に失われるカードの感触と同時に、目の前には小瓶が一つ。

 

「目薬かよ……」

 

 思わずそうこぼしてしまう程、小さなガラス瓶だった。中には赤い液体が入っている。

 まぁ、ここは自傷天使が出てこなくてよかったと思うべきだ。

 

「それにしても……これ、どう使うんだ?」

 

 選択肢は二つ。

 1:飲む

 2:塗る

 

 飲むとしたら一口分もない。それで効くか、正直疑わしい。

 なら――

 

「塗ってみるか……痛っ」

 

 そろそろ痛みがシャレにならない階層を乗り越えようとしている。

 もうあまり考えてる余裕はない。蚯蚓腫れとなった部分を見ると、そこから薄い膜を張るように油がにじみ出ていた。もしかしたら、これは予想以上にヤバイ状態なのかもしれない。

 歯を食いしばりながら天使の生き血を患部に塗り、均等に行き渡るよう引き伸ばす。

 

「――っ、」

 

 強烈な痛み。

 指をこすりつけて塗るのだ。当たり前である。

 だが、それは長く続かない。天使の生き血を塗りつけた箇所から急速に痛みが引いていく。

 

「これは……すごい効いてるな」

 

 巨大魚。発見。

 

 正直、途中から自分がどうなっちゃうかかなり冷や冷やだったけど、これなら事なきを得そうである。

 天使の生き血を更に手の平に垂らし、続けて別の患部に塗りつけていく。

 赤い生き血が通った箇所から急速に退いていく痛み。

 

「……は……ぁ……」

 

 それは脳に、ある種の快感をもたらす。

 きっと脳内麻薬的なものがドバドバと出ているのだろう。

 …………あー……うぅ……ふぅ……、なんか、大分余裕が出てきた。

 速いとこ全部の患部に塗っちゃおう。

 

 

 巨大魚体内。侵入。

 

「素直に食われたって言え!」

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 集落。発見。

 

 その知らせを聞いたのは草木眠る丑三つ時……かどうかは知らないけど、とりあえず深夜だった。天使の生き血により毒に犯された身体は回復したが、大分体力を消耗してしまった。

 つまり、俺はいつもよりもぐっすりと眠っていたのである。

 

 集落。発見。

 

「…………ん……」

 

 集落。発見。

 

「……ん……は…………けん?」

 

 集落。発見。

 

 ……集落……発見……? 集落発見だって!?

 

 徐々に目覚め始める意識を一気に覚醒段階まで引き上げる。

 睡眠の心地よさに身を委ねてる場合じゃない。飛び起き、目玉リーダーに視線を向ける。

 

「見つけたのか!?」

 

 夜。暗い。明かり。小さい。見つけた。

 

 そうか。夜になれば人は明かりを使用する。それは上空から見れば一目瞭然だ。

 

「実は夜の方が探しやすかったりするわけね」

 

 意外な盲点だ。

 ……いや、少し考えればすぐに分かることか。つくづく自分の頭の悪さに辟易する。

 

「それじゃあ、えっと……1体魚に食われたから、残り5体だったかな? その全員を集めて、集落の情報を収集してくれ」

 

 了解。

 

 目玉リーダーの近くに座り込み、報告に耳を傾けることにする。

 

 ――周り。壁。覆う。硬い。

 

 ――壁。上。見張り。

 

 ――家。土。泥。

 

 ――地面。泥。

 

 ――畑。小さい。

 

 ――家畜。鳥。一杯。

 

 ――家。八十二。全部。       

 

 断片的に入ってくる情報をまとめてみる。

 家は全部で八十二軒。夫妻二人に子供二人の二世帯住宅だと仮定する。これで計算すると、総人口は328人。規模的には小さな村と言ったところだ。

 その村の周りを硬い壁が覆い、壁の上には見張りがいる。こんな所に住んでいるのだから当然と言えば当然なのだが、気になるのは家が土と泥でできていること。

 

「村を覆う壁も土と泥でできてたのか?」

 

 違う。材質。壁。不明。

 

 ……ふむ。だとすると、壁を作ったのは村人じゃないのか? この村をどこかの国の開拓村的な位置付けだと考えるなら、本国から技術者が来て、壁だけを築き上げたって可能性もある。

 後残る情報は、畑が小さいことと鳥の家畜が多いこと。つまり、食料の確保は狩猟が中心と言うわけだ。先日の鑑定も「ミオ族の狩人」と出ていた。多分これは間違いないだろう。

 

「畜産はそれなりにやってるみたいだけど……文明レベルは低いのかな?」

 

 狩りと言うものは、成果が酷く不確かなものである。連日獲物を仕留められることもあるだろうが、やはりボウズの日の方が多い。狩人一人の成果はせいぜい三、四日に一体くらいだろう。

 

「それに、逆に野生動物に食われる危険もあるしな……」

 

 お父さんが狩りに出るとして、それを食べるのは一家四人。鹿サイズのモノを狩ったとしても、一度の成果はもって二日分だろう。なら残りの一日か二日間は飢えることになる。

 

「そこで家畜と少ない畑の出番なのかな?」

 

 だとしても、やはり食料の供給は不安定だ。原始的と言ってもいい。

 

「でも、ここは異世界だ……」

 

 俺に魔力が備わったように、きっとこの世界の人間も魔力を持っているだろう。それを利用して、俺の考えもつかないような産業を生み出しているのかもしれない。

 

「行ってみりゃ分かるか」

 

 うん。百聞は一見にしかず。

 色々想像するのも楽しいが、現場に行くのが一番手っ取り早い。

 

「よし! 明日から準備だ!」

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 異世界生活()()()、早朝。

 六日目である昨日は出発の準備に大わらわだった。もう一度トラップ処理班Aチームを呼び出し、洞窟内に穴を掘ってもらった。スーツケースを埋める為にである。初めて行く場所に自分の生命線を全て持っていく勇気はない。必要になりそうなカードは五十枚厳選した。これだけあれば十分だ。

 その後、とある実験の為にワイトキングの召喚を行った。この実験が思いの他うまくいったことがこの日最大の成果だろう。

 

「スー……ハー……」

 

 深呼吸。早朝の空気を肺一杯に吸い込む。ここの空気はいつも綺麗なのだが、早朝だと余計おいしいように感じる。

 

 仕事! 終了!

 今終わったっす。

 がんばって塞ぎました~、すいません。

 こんなものでいかがでしょう、マスター。

 

「ああ、OKだ」

 

 ついさっき、こいつ等Aチームには洞窟の入り口を塞いでもらうよう命令した。以前洞窟前まで運ばせた八個の岩を入り口に詰め、その間を土で塞いだのである。これで動物は入ってこれないだろう。人間対策としてはまだまだ甘いと言わざるを得ないが、こんなところまで人間が来る可能性は低い。

 

 あ、そろそろ時間っす。

 俺! 魔力! 終了!

 御用があればまたお呼びください。

 戻ります、すすすすいませんー。

 

「お疲れ様~」

 

 Aチームはカードへと戻る。それを拾い上げ、葉っぱで作った簡易カードフォルダにしまう。

 葉っぱ製カードフォルダは蔦で俺の腰に巻きつけてある。当たり前だが、この葉っぱは無毒だ……多分。

 

 さて、そろそろ行こうかな。

 例のカードを取り出す。旅をするには必要不可欠なモノを呼び出すのだ。

 何度も言うが、このジャングルは極寒である。今横にいるフレムベル・ベビーのおかげで寒さは大分柔らいてるが、それでもきつい。

 その問題を解決する為にこのカード――ワイトキングのカードが必要なのだ。

 カードに目を向け、ステータスを見る。

 

 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

ワイトキング        -闇ー

               ☆

 

【アンデット族・効果】

このカードの元々の攻撃力は、自分

の墓地に存在する「ワイトキング」

「ワイト」の数×1000ポイント

の数値になる。このカードが戦闘に

よって破壊され墓地へ送られた時、

自分の墓地の「ワイトキング」また

は「ワイト」1体をゲームから除外

する事で、このカードを特殊召喚す

る。

        ATK/?  DEF/0 

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲

 

 

 単体で戦闘させるとしたら、色々と心配になる一枚だ。

 まぁ、それも今回は関係ないか……。

 

「ワイトキング、召喚」

 

 ――――

 ――

 ――紫のローブを纏った骸骨。

 これだけでコイツの全てを表現できるだろう。ある意味、特徴がないのが特徴のモンスターだ。

 骸骨はガタガタと下顎骨(かがくこつ)を動かす。

 

『クァッハッハッハ! またまた我輩を呼んだか。さぁ、用件を申せ!』

 

 地獄の底から響くような、おどろおどろしい声だ。あらかじめ俺に害がないと知らなければ、声に何らかの呪いでも込めているんじゃないかと疑っていたことだろう。自然と心の奥底に眠る恐怖を呼び覚まされるような……そんな声である。

 それとどうでもいい情報だが、俺が召喚する中で、言葉を声に出して話すモンスターはコイツが初めてだったりする。

 

『我輩の気分がよければ、叶えてやらんでもないぞ。クックック……クワーハッハッハッハ!』

 

「脱げ」

 

『ハッハッハッハッハッハッハッハ』

 

「いいから脱げ」

 

『ハッハッハッハッハッハッハッハ。グワーハッハッハッハ――』

 

「聞こえない振りしても無駄だぞ。さっさと脱げ」

 

『キサマァ! またそれかぁ!』

 

「昨日説明したじゃん。速く脱げよ」

 

『我輩がこれを脱いだら、ただのそこら辺にいる骸骨ではないか!』

 

「そこら辺に自立歩行する骸骨がいてたまるか! もう、諦めて脱ぎなよ」

 

『うぅぅぅ…………』

 

 崩れ落ちる紫ローブを着た骸骨。真黒の闇に染まる眼窩(がんか)から、涙がぽたぽたと滴り落ちる。

 

『な……なぜ我輩がこんな目に……』

 

 昨日召喚した時のことだ。コイツは散々横柄な態度とり、癇に障るセリフをマシンガンのようにぺらぺらと喋りまくっていた。これにより、召喚当初あった罪悪感は全て霧散したのだ。今俺のコイツに対する態度は全てそこら辺からきている。

 

「ほら、時間もないし、寒いんだ」

 

 何しろローブは二十四時間で消えてしまう。速めにここを出発したい。

 

『……くそ……くそ……王たる我輩に……何たる屈辱だ……』

 

 ぶつぶつ言いながらもローブを脱ぎ捨てるワイトキング。さらけ出された中身は彼自身の言う通り、ただの骨だ。

 

 人型モンスターから衣服を貰う。

 この案は大分前から思いついていたが、ずっと実行せずにいた。

 理由は勿論…………気まずいからだ。

 何しろ自分と同じ生身の人間を召喚し、その衣服を剥ぎ取るのである。女の子に対してやるのはセクハラで論外。そもそも俺に女装の趣味はない。なら男に対して策を実行した場合、その後二十四時間の間、その真っ裸の男と一緒に過ごすのだ。彼の服は俺が身に着けている……。そうなった時の気まずさたるもの、想像に難くない。 

 そこで白羽の矢が立ったのがワイトキングだ。コイツなら裸になってもただの骨である。

 

『…………これでよいのだろう? …………ちくしょうっ』

 

 俺に自らのローブを渡すワイトキング。

 

「えっと……まぁ、悪いな。今度ちゃんとした使い方で呼んでやるから」

 

 ここまでくると、さすがにちょっと可哀想かな~? と思わなくもない。

 手に持ったローブを広げる。

 

「ほんと、いい素材を使ってるよなー」

 

 紫色のローブはテント生地――ようするにジーンズ――のように分厚く、それでいて絹のように柔らかく滑らかだ。何らかの魔術が掛かっているらしく、保温性能は完璧。魔法に対する防御力もあるらしい。

 

『はん! 当たり前である! 王の物だからな!』

 

 仏頂面――多分――でそうのたまうスケルトン。じゃなくてワイトキング。

 

 ま、これでとりあえず。

 

 

「衣服、ゲットだ!」

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

未熟なカード使い      -闇ー

               ☆

 

【上位世界人族】

異世界に迷い込んだカード使い。魔力を

消費してカードに秘められた力を解放す

ることが出来る。しかし、その力はまだ

未熟だ。

 

ランクアップ条件

知的生命体と接触せよ 0/1 

 

魔力 7/8    ATK/80 DEF/130 

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