第1話
?「にゃー」
ボクの名前はミケ。ご主人につけて貰ったお気に入りにゃ。
ミケ「にゃー」
今日も愛するご主人に愛想を振り撒くにゃ。
すずか「ミケ~?ご飯だよ~?」
ミケ「にゃー!」
ご主人の声に鳴いて応えるミケ。
すずか「ほら、ご飯だよ~」
ミケ「にゃー♪」
実はボクは転生猫にゃ。前の世界ではオトモアイルーという猫人をやってたにゃ。
すずか「どうしたの?」
ミケ「にゃー♪」
すずか「遊びたいの?」
ご主人は沢山の猫を飼ってるにゃ。だからわがままは言わないにゃ。言えるならせめて一つだけ…お役に立ちたいにゃ。
すずか「よしよし♪」
ミケ「ゴロゴロ♪」
ファリン「すずかちゃん、アリサちゃんが来ましたよ♪」
すずか「うん!今行くね。ミケはどうする?」
ミケ「にゃー♪」
ミケはすずかの後ろを付いていった。
すずか「アリサちゃん、いらっしゃい♪」
アリサ「やっほー。あら?えっと…ミケだったかしら?」
すずか「うん、そうだよ」
アリサ「いらっしゃい」
ミケ「にゃー」
ミケはアリサに抱き上げられた。
アリサ「なのはは?」
すずか「もうすぐ着くと思うよ」
ミケ「にゃー♪」
アリサ「よしよ~し♪」
二人は暫くミケと戯れていた。
ファリン「すずかちゃん、なのはちゃんがいらっしゃいましたよ」
なのは「こんにちは、すずかちゃん」
なのはが椅子に座ると三人はお茶会を始めた。
ミケ「にゃ?」
するとミケは林の方で何か光ったので見に行った。
ミケ「にゃ~?」
すると青い石を見つけた。
ミケ「にゃ!」
ミケはすずかへのお土産にしようとくわえた。その時!
カッ!
ミケ「にゃー!?」
ミケの悲鳴が響き渡った。
ミケ「にゃー!?」
すずか「この鳴き声は…ミケ!?」
アリサ「様子を見に行きましょう!」
すずか達は鳴き声がした林の方に向かった。
すずか「ミケ~!」
すずか達が林の中を捜索していると…
ガサガサ!
すずか「ミケ?」
ミケ「あ、ご主人にゃ」
アイルーの姿になったミケが現れた。
すずか達「……」
ミケ「どうしたのにゃ?ご主人?」
すずか「えっと…ミケ?」
ミケ「そうにゃ。どうしたのにゃ?」
すずか「えっと…自分の姿を見てみて?」
すずかはコンパクトの鏡を渡した。
ミケ「にゃ…………にゃにゃにゃ!?」
ミケはここにきて初めて自分の姿が変わってる事に気付いた。
すずか「一体どういう事?」
ミケ「変な青い石をくわえたにゃ。そしたらこうなったみたいにゃ」
なのは「……」だらだら
アリサ「ん?なのは、どうしたの?」
ここでアリサがなのはの様子が変なことに気付いた。
なのは「な、何でもないよ?」
アリサ「…怪しい」
なのは「ふぇ!?」
アリサ「アンタ、何か隠してるでしょ?」
なのは「……」だらだら!
すずか「なのはちゃん?」
なのは「じ、実は…」
なのははユーノと一緒にジュエルシードの事と魔法の事を話した。
アリサ「なるほど、ね」
すずか「ミケは元に戻るの?」
なのは「ジュエルシードを抜けば多分」
ミケ「嫌にゃ!折角ご主人の役に立てるのににゃ!」
ユーノ「何時暴走するかわからないので早めに封印した方が良いですね。なのは?」
すずか「ミケ、取り出して貰おう?危ない物らしいし」
ミケ「……わかったにゃ。ご主人に迷惑はかけられないにゃ。ご主人、ちょっとだけ話せて嬉しかったにゃ」
すずか「私もだよ、いつもそんなふうに思ってくれてありがとう」
ミケ「さぁ、一思いにやってにゃ」
なのは「何か…やりづらいの」
なのははレイジングハートを出して封印しようとしたが…
レイジングハート「ジュエルシードの反応がありません」
なのは「ふぇ?ユーノ君?」
ユーノ「ちょっと検査します」
ユーノがミケの中のジュエルシードを探すと…
ユーノ「ジュエルシードが溶け込んでいる?そんなことがあり得るのかな…?でも実際に溶け込んでいるし…何ともない?変な感じしない?」
ミケ「何ともないにゃ、すこぶる好調にゃ」
ユーノ「すずかさん、ジュエルシードを取り出すのは不可能みたいです。ミケはこのままですね」
ミケ「やったにゃ!ご主人の役に立てるにゃ!」
すずか「ミケ、これからよろしくね?」
ミケ「にゃ、にゃー!」
ミケは片手を上げて鳴いた。