ポケモンコロシアム 新たな冒険   作:鳥王族

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第11話:リベンジマッチ!シルバVSナタネ

 

➖ハクタイシティ➖

 

「着きましたね、ハクタイシティ」

「そうだな」

「そういえば二人ともハクタイジムに挑戦するんでしょ?どっちが先に挑戦するの?」

「まだ決めてな…「シルバだ」えっ!?」

「お前は一回負けたんだから、早くリベンジしたいだろ?」

「……ハイ!ありがとうございますレオ兄。俺、絶対勝ちます!」

 

リベンジに燃えるシルバ。それを見てエルはシルバを激励しさらにあいつは燃え上がった。

そして、ハクタイジムに俺たちはやって来た。

 

「キッサキシティのシルバです。ジム戦をお願いします」

 

シルバが叫ぶと中から全身ジャージの一人の女がやってきた。

 

「君はこの前挑戦してくれたチャレンジャーだね。わかった、ジムリーダーは今バトルフィールドでポケモンたちと一緒にいる。案内するよ」

「はい」

 

俺たちはその女に案内されジムのバトルフィールドへと案内された。そして、バトルフィールドに着くとそこには小さな森のようなものがあった。

 

「これは…」

「バトルフィールドだよ。うちのジムはくさタイプを扱うからねこういうバトルフィールドにしてあるんだよ」

「なるほどな」

「すごいわね」

「あっ、ジムリーダー。チャレンジャーが来ました」

 

案内してくれた女がまた違う女に声をかけた。そこには…

 

「サボネア、ニードルアームよ。そうそこ、あー気持ちいい!」

 

背中をサボネアのミサイルばりで攻撃されているのにもかかわらずめっちゃ嬉しそうな女がいた。

 

「おい、あいつがジムリーダーか?」

「そうだ。ジムリーダーはくさポケモンが大好きすぎていつもあんな事をしている」

「はは。そういえば、僕の時はニードルアームで殴られてましたね」

「か、変わった人ね」

 

初めて見る俺とエルは少しひいていると、ジムリーダーの女がこっちに気づいた。

 

「あっ!チャレンジャーね。ズバリ、私はここのジムリーダーのナタネ。で、どっちが挑戦するの?」

「えっと今日は、俺が挑戦します」

「あっ、この前のユキワラシと一緒に来た子ね。ズバリ、相手になるわ。そこの二人もチャレンジャー?」

「いや、シルバと俺だけだ。一日二回もジム戦はポケモンたちがきついだろうから俺は明日でいい」

「うん、そうしてもらえれば助かるかな。じゃあ、シルバくん。始めようか」

「はい!」

 

そして、シルバとナタネは両者向き合うようにバトルフィールドに立った。俺とエルは観戦席案内してくれた女は審判をするらしい。

 

「そういえば、シルバくん。この前はポケモン一体しか持ってなかったけど新しいポケモンをゲットしたのかしら?」

「はい、一体ゲットしました」

「じゃあ、ズバリ!今回は2VS2で行いましょ」

「はい!」

「では、これよりチャレンジャーシルバとジムリーダーナタネによるジムバトルを開始する使用ポケモンは二体どちらかのポケモンがすべて戦闘不能になった時点で試合終了とする。なお、ポケモンの交代はチャレンジャーのみ認められる」

 

審判からルールを告げられた。その時、一つ疑問に思った事をエルに聞いて見た。

 

「ジム戦は3VS3じゃないのか?」

「えーと、私もよく知らないんだけど。ジム戦はポケモンリーグに出る資格があるかどうかを確認するための試練みたいなものだから、ジムリーダーがそのトレーナーを見極められたらそれでいいからルールはそのジムリーダーが決めるらしいの」

「なるほどな」

 

「それでは、バトル開始!」

 

➖キレイハナVSミツハニー➖

 

「いけ、キレイハナ!」

「こっちもいくよ。ミツハニー!」

「ハナ~」

「ハニ-」

 

キレイハナとミツハニーが勢いよくボールから飛び出して来た。

 

「先行はそちらからよ」

「じゃあ、いきますよ。ミツハニー、かぜおこし!」

「キレイハナ、はなふぶきよ」

 

ミツハニーのかぜおこしとキレイハナのはなふぶき。二つの風がぶつかり合い相殺された。

 

「キレイハナ、ムーンフォース!」

 

月の形をしたエネルギーをキレイハナが撃ち、それがミツハニーに向かって来た。

 

「ミツハニー、避けろ!」

 

しかし、シルバの指示は遅くムーンフォースはクリーンヒットした。

 

「キレイハナ、今のうちよ。グラスフィールド!」

「ハ~ナ~」

 

ナタネが技を指示すると、フィールドは生い茂りまるで爽やかな草原に変わった。

 

「なんだあれは?」

 

俺は見たことがない技に驚いた。

 

「これは…」

「ハニ-?」

 

シルバとミツハニーも驚いている。

 

「グラスフィールドよ。一定時間置きにフィールド上のポケモンたちを回復させることが出来るのとくさタイプの技の威力も上がるのよ」

「えっ、でもそんなことしたら相手のポケモンも回復してしま……そうか!」

「気づいたようね。そう、これは空を飛んでるポケモンには効果がないの」

「なるほど、相手が飛んでいたら自分だけ回復できるし回復しようと地面に降りて来たとしても地上ではスピードが落ちるため格好の的だ。くさタイプには相性の悪いむしタイプやひこうタイプは空を飛ぶポケモンが多いからな。その特徴を逆手に取った戦術か」

「頑張ってシルバくん!」

「戻れ、ミツハニー」

 

シルバはミツハニーをボールに戻した。

 

➖ユキワラシVSキレイハナ➖

 

「ありがとう。いったん、休んでいてくれ。いけ、ユキワラシ」

「ユキキキ」

「ズバリ、いい選択ね。ユキワラシならグラスフィールドの恩恵を受けるもの。でも、くさタイプの技の威力が上がってることも忘れちゃダメよ。キレイハナ、はなふぶき!」

「ハナ!」

「こおりのつぶて!」

「ユキ!」

 

ユキワラシのこおりのつぶてはキレイハナに向かっていったがグラスフィールドで威力の上がったはなふぶきに押し戻されそのままこおりのつぶてとはなふぶきの両方を同時にくらってしまった。

 

「ユキ-」

「ユキワラシ、大丈夫か?」

「ユッキ!」

 

だが、すぐにシルバの声に反応し立ち上がった。たぶん、グラスフィールドの効果で少し回復したのもあるだろう。

 

「キレイハナ、エナジーボール!」

 

キレイハナは強力なエナジーボールを発射した。

 

「こうなったら。ユキワラシ、がまんだ!」

 

ユキワラシの体は赤く光り動くのやめた。そのため、エナジーボールがクリーンヒットした。

 

「勝負に出たな、シルバのやつ」

 

がまんは一定時間動けない代わりにその間受けたダメージを倍にして返す技。攻撃を喰らえばくらうほど強くなるが、攻撃を受けすぎると倒れる危険性もある。

 

「キレイハナ、今のうちに倒すわよ。はなふぶき!」

「ハ~ナ~」

 

はなふぶきがユキワラシを襲った。ユキワラシは必死にその攻撃に耐えている。

 

「耐えてくれ、ユキワラシ!」

 

シルバ声に反応しさらに踏ん張りを強くするユキワラシ。そしてついに…がまんが解かれた。

 

「よし、ユキワラシいっけーー!」

「ユ---キ---」

 

ユキワラシを中心に膨大なエネルギーが放出された。キレイハナはなすすべなくエネルギーをくらって倒れた。しかし、ユキワラシもダメージがかなり蓄積されていたため力尽きて倒れてしまった。

 

「ユキワラシ、キレイハナ、共に戦闘不能」

「お疲れ様、キレイハナ」

「お疲れ、ユキワラシ」

 

二人は労いの言葉をかけポケモンたちをボールに戻した。そして、グラスフィールドが解けた。

 

➖ミツハニーVSナエトル➖

 

「よし、これならいける。いくぞ、ミツハニー!」

「ハ~ニ~」

「私の二体目はこの子。ナエトル!」

「ナエ」

 

二体のポケモンが現れた。

 

「あのポケモンは」

 

俺はナタネが出したポケモンは見たことなかったので図鑑を取り出し向けた。

 

『ナエトル:くさタイプ わかばポケモン

太陽の 光を 浴びて 全身で 光合成を する。甲羅は 土が 硬くなったもの。』

 

ナエトルの説明を聞いた俺は図鑑をしまった。

 

「さて、どんなバトルをするんだ?」

「楽しみだね」

 

「ミツハニー、かぜおこし!」

 

ナエトルは動かずじっとしていた。そして、ミツハニーのおこした風がナエトルに当たる誰もが思ったその時、圧倒的なスピードで避けた。

 

「そんな!」

「すごい!あのナエトル速い!」

 

シルバとエルはナエトルのスピードに驚いて声を上げた。そして、ミツハニーは後ろを取られてしまった。

 

「ナエトル、やどりぎのタネ」

「ナエ!」

 

ナエトルは自分の頭にある葉っぱからタネを生み出し、ミツハニーにぶつけた。すると、そのタネからツタが出てきてミツハニーの全身を縛り体力を奪った。

 

「ミツハニー!」

「ミ--」

「ナエトル、たいあたりよ!」

 

ナエトルは続けてミツハニーにたいあたりをした。

 

「ミツハニー、負けるな!むしくい!」

「ハニ-」

 

ミツハニーは負けじとむしくいをした。たいあたりでナエトルはミツハニーに触れていたので避ける間も無くダメージをくらってしまった。

 

「よし、効果はばつぐんだ!続いてあまいかおり!」

「ハニ!」

 

ミツハニーはあまいかおりを出した。ナエトルはあまいかおりを嗅ぎ張り詰めた緊張が解けてスキができた。

 

「いまだ!むしのさざめき!」

「ハ~ニ~!」

 

ミツハニーの強力な音が衝撃を生み、その力によりナエトルは吹き飛びフィールドの外に出てそのままジムの壁に叩きつけられた。

そして、ナエトルは目を回し戦闘不能になった。

 

「ナエトル戦闘不能、よって勝者チャレンジャーシルバ!」

「やったー!」

 

シルバは嬉しさのあまりその場でジャンプした。

 

「ズバリ、いいバトルだったわ。これはハクタイジムを乗り越えた証フォレストバッジよ」

「ありがとうございます。フォレストバッジ、ゲットだー!」

 

シルバはバッジを持った右手を空に向かって挙げた。

 

「おめでとう、シルバくん」

「ありがとうございます、エル姐。レオ兄、どうでしたか?」

「いいバトルだったぞ」

「ありがとうございます!」

「それで、明日はレオくん。君が挑戦するのよね」

「ああ」

「明日、楽しみにしてるわ」

「よろしく頼む」

 

そして、俺たちはジムを出てポケモンセンターに向かった。

 

 

To Be Continued

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