ポケモンコロシアム 新たな冒険   作:鳥王族

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第4話:化石ポケモン博物館!暴れん坊チゴラス登場!

 

 

➖クロガネシティ➖

 

俺はクロガネジムに挑戦するためエルとともにクロガネシティにやってきた。

 

「レオ、着いたね」

「ああ、じゃあポケモンセンターに行ってポケモンたちの体力を回復させたらジムに行くぞ」

 

俺たちはさっそくポケモンセンターに向かいポケモンたちを一旦休ませた後、クロガネジムにやってきたが…

 

「休みとかあるのかよ」

 

ジムの扉の前には「化石発掘のため今日はお休み」と書いてあった。

 

「こんなことあるのか?」

「まあ、カロスでもジムリーダーのかたわら写真家やデザイナーもしている人がいるらしいから珍しいことでもないんじゃないかな」

「そうか、じゃあ明日また来るか」

「うん…あっ!レオあれ行きましょうよ」

「ん?」

 

エルが指差した方を見るとジムの壁に化石ポケモン博物館のチラシが貼ってあった。

 

「化石ポケモンとシンオウで唯一の化石ポケモンと触れ合える場所だって面白そうじゃない?しかも、今日と明日の限定開放だって明日はジム戦だから行けないから今日行きましょうよ」

「まあ、やることないし構わないけど」

「OK、じゃあ行きましょ!」

 

 

 

●●●

 

 

➖化石ポケモン博物館➖

 

博物館に着き、受付で入場券を買って入るとそこには建物の中なのに広大な森が広がっていた。

 

「すごいな」

「できるだけ、ポケモンたちが暮らしていた環境に合わせてるんだって、あっ、あの子はカブトプスよ」

 

エルはカブトプスの方に駆け寄って行った。あのカブトプスはサービスがいいのかエル以外の他の客にも囲まれながら嫌な顔せず客とそのポケモンたちと一緒に遊んでいた。

 

「それにしても、すごい場所だなあそこにいるのはアーマルドとアノプス家族、あそこにいるのはオムナイトだな」

 

俺もぶらぶらしながらポケモンたちを見ているとすごい勢いで何かが飛び出してきた。

 

「チガ--」

 

飛び出して来たのはポケモンだったが俺の見たことないポケモンだった。

 

「こいつは?」

 

俺はポケモン図鑑を取り出し、そのポケモンに向けた。

 

『チゴラス:自動車を バリバリと かじって 壊す おおあごの 破壊力。 1億年前に 生息していた。』

 

「お前、チゴラスって言う…ごはっ」

 

俺がチゴラスに話しかけた瞬間チゴラスは俺の腹に思いっきりずつきをしやがった。その影響で俺は膝をついた。チゴラスは大笑いしてやがる。

 

「何すんだ、お前」

「ガァ-」

 

チゴラスは俺の質問に答えずどこかに走り去って行った。

 

「ちくしょー、なんなんだよ」

 

痛みがある程度引いて来たので俺は立ち上がった。その時、チゴラスが出て来た方向から一人の男がやって来た。服装からするにここの研究員っぽいな。

 

「チゴラスー!あっ、すいません。チゴラス見ませんでしたか?」

 

どうやら、チゴラスを探してるらしく俺に話しかけて来た。

 

「チゴラスなら俺にずつきした後、どこか行ったぞ」

「えっ、チゴラスに攻撃されたんですか?大丈夫ですか?」

「で、どうしたんだ?」

「あの、チゴラスはつい先日カロス地方から送られて来た化石から復活させたんですけど、どうも暴れん坊で隙あればどこか行ってバトルしたり人に攻撃したりするんですよ」

「はあ、そうなんですか。ちなみにあいつなら向こうに行きましたよ」

 

俺はチゴラスが向かった方に指差すと研究員はお礼を言うとそっちに走って行った。

そんな、ハプニングがあったがある程度化石ポケモンを見回った後博物館のスタッフが現れた。

 

「今日は、お越しいただきありがとうございます。今日はこれからある実験を行います。興味のある方はついて来てください」

 

みんな、そちらに興味があるらしく言われた通りスタッフについて行った。俺もエルが興味を持ったのでついていくことにした。

 

スタッフに連れてこられるとそこにはプテラに何か装置をつけていた。そして、プテラの首元にはネックレスのようなものが付いていた。

 

「みなさんご覧ください、プテラの首元にあるのはメガストーン、プテラナイトです。以前偶然発見したこのプテラナイトとキーストーンの役目をするこの機械でみなさんにプテラのメガシンカをお見せしましょう!」

 

シンオウではまだあまり見られないメガシンカに見物人は大盛り上がりだった。まあ、俺も見たことないから興味はある。

 

「それでは、お見せします。大丈夫かプテラ?」

 

プテラは無言で頷くとスタッフも頷いた。

 

「それでは、どうぞ」

 

スタッフの一人が装置のスイッチを押した。すると、プテラは光り始めた。

見物人はそれを見て歓声をあげた。

しかし、俺は嫌な予感がしてならなかった。

 

(なんだ、この感じ。まずい!)

「今すぐ、機械を止めろ!まずいぞ!」

 

俺が止めるように言ったが時すでに遅く機械のハザードランプが点灯した。するとプテラはメガシンカした。しかし、目は赤く自我を失っている様だ。

 

「間に合わなかったか」

 

プテラは繋がれていた機械を無理やり引き剥がし飛び上がった。

 

「待て!プテラ!」

 

スタッフが呼ぶ声はプテラには届かずプテラは口にエネルギーを溜め始めた。

 

「まじかよ!伏せろ!」

 

俺の叫びに反応しその場にいた全員がしゃがんだ。そして、プテラははかいこうせんを発射すると博物館は大爆発を起こし、崩れ始めガレキが落ちて来た。

 

「くそ!ブラッキー!」

「ブラ!」

「ブラッキー、サイコキネシス!」

「ブラ!」

 

ブラッキーのサイコキネシスでガレキのある程度は止まった。しかし、ブラッキーにも限度があり少量のガレキがまだ落ちて来ていた。しかも、それがちょうどエルに向かって落ちて来ていた。

 

「くそ!」

 

俺はエルに向かって走り出し、飛び込みエルを覆う様に抱きしめ間一髪でガレキを避けることに成功した。

 

「間一髪か…大丈夫か?」

「レオ、ありがとう」

 

俺は立ち上がりエルに手を差し出すとそれを支えにエルは立ち上がった。

 

「ブラッキー、ガレキを安全な場所に置いて来てくれ」

 

俺はブラッキーに指示を出しガレキを運ばせた。不幸中の幸い、今のが最後だったらしく怪我人はいなかった。

そして、俺が空を見るとプテラはまだ苦しそうに空を飛んでいた。

 

「ギャァァ」

 

プテラが再度はかいこうせんを撃とうと溜め始めた。

 

「やばいぞ!」

 

だが、プテラが貯めてる間に何かがプテラにあたりプテラの攻撃は中断した。

俺がそれが飛んで来た方向を見ると先ほどのチゴラスがいた。

 

「あいつ、何やってんだ」

 

チゴラスを見ると、やる気満々でプテラと戦おうとしていた。

 

「ガァァ!」

 

チゴラスはげんしのちからを撃った。だが、それはプテラに難なく避けられた。すると、プテラの翼は光出すと、チゴラスに向かって飛びだした。

 

「はがねのつばさか!チゴラス避けろ!」

 

だが、チゴラスは避けるつもりはなくそれどころか口を大きく開くとキバが電気を纏い出した。かみなりのキバで受け止めるつもりらしい。

 

「あのバカ!無謀だ!」

 

俺の予想通り、チゴラスは受け止めるどころか一瞬で吹き飛ばされてしまった。

そして、プテラは街の方へと飛んでいってしまった。

 

「おい、大丈夫か!」

 

俺はチゴラスに駆け寄るとチゴラスはすぐに起き上がった。そして、プテラを追いかけようとした。

 

「おい待て!」

 

俺はチゴラスに飛び乗りチゴラスを止めた。

 

「お前一人で勝てる相手じゃない。少し、落ち着け」

 

俺が声をかけてもチゴラスは聞く耳を持たず、俺を振り払おうとした。たぶん、勝てないと言われて怒ってるのもあると思う。だけど…

 

「おい、お前少し勘違いしてないか?俺はお前が勝てないとはいってない。一人で作戦もなしに突っ走るから勝てないって言ってるんだ」

「ガウ?」

「あいつに勝ちたいか?暴れん坊」

「ガウ」

「だったら、俺が勝たせてやる。このままじゃ街も大変だからな。お前に勝ってもらわないと困る。その代わり俺の言う通りに動いてもらうけどな」

「ガウ」

 

チゴラスは俺を少し睨んだ。嘘だったら許さないそういった目をしてる。

 

「ああ、それでいい。じゃあ、行くぞ。ブラッキーお前も手伝ってくれ!」

 

ガレキを運び終えたブラッキーが俺のところに寄ってきた。

 

「じゃあ、行くぞ!」

 

俺とブラッキーとチゴラスはプテラを追って走り出した。

 

 

To Be Continued

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