暴食の魔王   作:練火

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久々のー

練火デース!!

下痢と嘔吐が止まらない(テヘッ☆)



守護霊

外へと出たアークは、空中に文字が書かれた札を十数枚ばらまき。それに魔力を流す。

すると、ヒラヒラと重力に引かれ緩やかに落ちていこうとしていた札が、その場で停止して。次の瞬間。

 

ヒュッ

 

 

パッ

 

 

淡い光と共に空高く天に登り、四方八方に飛んでいった。

アークはパンッと両手を合わせると、その両手を地面に置き

 

「《巡れ(マイグレフ)巡れ(マイグレフ)我が目から逃れる術無し(弱)(エスキフィーヤ)》」

 

緑の光が両手を中心に波状と成って拡がる。

その光は徐々に…ついには冬木全土へと拡がっていった。

 

(……1,2,3,4,5…おかしいな。一部に阻害がかかってやがる。多分、そこにも一体で合計6つ)

 

「行くとするか」

 

アークは反応が有った場所へと歩きだした。

 

 

△▼

 

「さて……これで五つ目だな」

 

メモ帳の空欄に文字を文字を書き込む。

 

【教会…アサシン

時臣家…アーチャー

人家…ライダー

廃ビル…ランサー

森…セイバー】

 

(場所だけでも解れば、対策はしやすいな…)

 

「後はキャスターの陣調べ…か…」

 

空は暗く、早く終わらそうと思い。キャスターの痕跡が有った場所へと歩いていった。

すると、

 

トテトテトテ

 

キョロキョロ

 

トテトテトテ

 

路地裏にて魔力の痕跡を辿っていると、その道中にツインテールをした少女が動いては周りを見て、手に持った何かを見ては動き出しと、何やら不審な動きをしていた。

 

(この時間に少女だと?いったい親は何処に目をーーー)

 

そう思った直後、少女の少し先の暗闇の道から

 

「はい。ちゃんと着いてきてね君たち」

 

一人の青年とその後に続く、虚ろな目をした少年少女が群れを為して、青年の後を追う。

 

(あれは……洗脳魔法か?)

 

アークが少年少女の状態を見ていると、先ほどいた不審な少女が、その集団の後を追い始めた。

見なかったことにして、キャスターの陣探しを再開しようと思ったアークは不審な少女と少年少女達の群れとは違う方へ歩き出す。が……

 

「やっぱり……寝覚めが悪いわな」

 

数歩進んだアークはため息を吐き。踵を返すと、少年少女達の群れを追い始めた。

そして、直ぐ様追い付くと霊体化をして。ツインテ少女の背後に忍び寄る。

 

(この少女の手の中の羅針盤…コレは魔道具の一つか。形から見るに探知系?)

 

その魔道具を観察していると、二人の前を歩いている青年と少年少女が一つのダイニングバーの中へと入っていった。

 

「ここにあの娘が…」

 

ツインテ少女が生唾を飲み、意を決したように中に入っていく。アークも霊体化しながらそれに続く。

中は店が元々潰れていたのか、食器やらサーバーやらに埃が溜まり。床や机も汚く汚れている。

そこには青年の姿は無く、少年少女達はその場で立ち尽くしているだけだ。

ただ、この空間は狂気…いや、度し難い程の闇が部屋に蠢く。

 

「ッ!コトネッ!!何処にいるの!?」

 

ツインテ少女は我慢(恐怖)の限界であったのだろう。

歯をガチガチと鳴らし、それを誤魔化すかのように少年少女達の群れに入り込み、友達の名を呼ぶ。

だが、ツインテ少女は既に気付いているのであろう。この部屋に入った時から……

 

 

 

 

ーーーーー友達は既に■と化している事に……ーーーー

 

 

 

その考えが更に、ツインテ少女を動かす。

少女達の顔を一人づつ見ながら、友達の名を叫ぶ。

しかし、最後の一人を見て。

 

「そんな…」

 

ツインテ少女はその場に膝をついた。

そして、諦めた瞬間。

奥のドアから先頭を歩いていた青年が出てきた。

 

「あれっ?おっかしいなぁ~?旦那から貸して貰ったコレが切れたのかな」

 

青年はツインテ少女を見ると、自分のネックレスを触りながらそうぼやいた。

 

「でも…他はかかってるみたいだし。となると後をつけられたってことか」

 

あちゃーっと言うような感じで青年は気軽に自分のミスを呟くと、少女にやさしい笑みを浮かべて

 

「ねぇ君。一人でこんなところに来ちゃダメだよ~?ここには旦那と言う悪魔がいるんだから…って言っても、君もその芸術の一部になるからいっか」

 

「…(るな)……」

 

「ん?何だって?」

 

青年がツインテ少女の言葉を聞こうと、近付き、耳を向けた瞬間。

 

 

 

 

 

 

 

「ーーー許さないッ!!!ーーー」

 

 

 

 

ボォンッ!!!!!!

 

 

 

 

ツインテ少女が持っていた羅針盤に膨大な魔力を注ぎ込み、暴発させたのだ。

青年はテーブル等を巻き込みながら吹き飛ばされた。

ツインテ少女は一気に魔力を消費するのが馴れてないのか、気絶している。

 

「痛っ~、いきなりはビックリしたぁ」

 

青年は立ち上がり、気絶しているツインテ少女を見ると。

 

「そうだ…この子は今作ってるアレの材料にしよう♪」

 

ツインテ少女に近づき、その手を掴

 

 

 

ガシッ

 

 

ーーーーむ前に、その腕が別の手で掴まった。

 

「あん?」

 

青年はその手の出所を見ると、その後ろには黒マントを羽織ったアークが笑顔で見ていた。

 

「アンタは英霊かぃ?」

 

「いやなに…ただの…ーーー少女の守護霊さ」

 

短い呼吸と共に青年の顔面を殴った。

 

ドゴォッ!

 

「ぐっ!!?」

 

青年は壁まで吹き飛ばされ、そのまま気を失った。

 

「さてと……警察を呼んで、この子等をどうにかしないとな。だが」

 

ーーーこの娘は雁夜の所に運ばないと…。

 

ツインテ少女が友達を探してる間、アークは念話で雁夜と会話していたのだが。どうやらこの娘はアーチャーのマスターの娘らしい。

本当なら、もっと早くに助けるハズが会話に手間取り。ギリギリ間に合った感じだ。

アークはため息を吐きながら、少年少女達を大通りの場所まで移動させると、天空に超巨大な火を放った。

 

「……ふうっ。これでもう大丈夫だろう。遠くから足音が大量に聞こえてきたし…行くとするか」

 

アークは気絶して眠っているツインテ少女を脇に挟み込み、ビルの屋上から屋上へと帰路へ向かっていった。

間桐邸にたどり着くと、雁夜が後は俺に任せてくれと言いながら、ツインテ少女を背負いながら何処かへ歩いていった。

アークはその背を見ながら、

 

「本当…子供は苦手なんだよな…」

 

生前の自分を重ねるのであった。

 

 

 

 




専門学生にインフルエンザが広まってきてる是よ……みんなも気を付けてね?

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