暴食の魔王   作:練火

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ひさしぶり―!

練火デース!!(´・ω・`)


もうすぐ新学期だー!!後輩に負けないように頑張らないとなー(布団に横になりながら)


同盟

二人は先程までの怒りを沈めると、ライダーが此方に手を差し出して言った。

 

「ここにいるのも何かの縁…どうだ?余と共同戦前を組まぬか?」

 

それはつまりキャスター討伐まで手を貸せと提案しているのである。

 

「俺は別に良いが…なぁ?」

 

アークは後ろの寝ている雁夜へ視線を向け、そうぼやく。

 

(まぁ、後で話すれば良いだけか)

 

そう心に決めるとアークはライダーの手を握り返した。

 

「キャスターを倒すまでの同盟だがよろしく頼む」

 

アークの発言にライダーは笑みを溢しつつ頷く

 

「承知した。ホレ、坊主もそこでボケッとしとらんとここから早く出るぞ」

 

「えっ?でもキャスターの真名の手掛かりが有るかもしれないだろ?」

 

「それもそうかも知れんが止めておけ。こんな所はさっさと供養した方が良いだろうよ」

 

未だに辺り一面から、嘆きや怨嗟の悲鳴がこだまする。

ウェイバーは少し目尻に涙を溜めた後。頷き口を開いた。

 

「……解った。だけど、条件がある」

 

「なんだ坊主。言ってみろ」

 

ウェイバーは溜まった涙を拭き取り。真っ直ぐな目で言う。

 

「痛みも苦しさも無く葬ってやってくれ」

 

ライダーもそれを真摯に受け止め

 

「ーーーーーあい解った、それでは神の仔牛達(ゼウスの子ら)よ!狭苦しい所で悪いが一つ頼むぞ!!」

 

二匹の牛が叫ぶと雷が迸る。

 

「俺も手を貸そう。《焔神の贖罪(ヴェスザドローレ)》!」

 

アークが呪文を呟くと同時に、右手から翠色の炎が燃え盛る。

 

 

 

「ーーー塵も残さず焼き尽くせぇぇぇッ!!」

 

 

「ーーー痛みも…恐怖も無く燃え散れ……!」

 

 

仔牛が動き出すと同時にアークは雁夜を肩に担ぎつつ、翠色の炎を声が響く所へ射った。翠色の炎はそこから瞬く間に広がり、辺り一面が翠色に染まった。

 

ボオオォォォォォォォ

 

「……そうか」

 

 

 

燃え盛る炎の中、声が聞こえたアークは穏やかな顔でそう呟いた。

そのすぐ後に、仔牛による雷の一掃でアーク達以外は全て消え去った。

 

 

ギャリギャリギャリ

 

車輪の音が下水道に響くなか、ライダーが一緒に乗っているアークに訊いた。

 

「ついさっき、お主は何を聞いたのだ?」

 

「…子供達の最後の言葉さ」

 

口を開いたアークは後ろを振り返り、ウェイバーと共に亡くなった子供達に祈りを捧げながら答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「『ありがとう』だってよ……」

 

 

 

 

そう言うとライダーもそうかと頷き、外へ出るまで誰も口を開かなかった。

 

 

 

 

下水道から外へ出ると同時に、ウェイバーが安堵の息を吐いた。

 

「フゥッ。やっとあの場所から出てこれた…」

 

「今回は胸くそ悪いわい…なぁ、バーサーカーよ」

 

「なんだ?」

 

雁夜を地面に寝かせながらアークは訊く。

ライダーは悪戯を思い付いたような顔をしながら

 

「お主は酒は飲めるか?」

 

「?飲めることは飲めるが…なんだ?一緒に飲むのか?」

 

「まぁ、それもあるが。こうしてお主と同盟を結べたと言う事は、他の陣営もそれが出来ると言う事だ」

 

ライダーのその発言にウェイバーが冷や汗を流しながら問い掛ける。

 

 

「まさか……」

 

「おう、今からちょっとばかし、酒とツマミを買ってきて憂さ晴らしに他の王を呼んで語り合おうではないか!」

 

さすがのアークもこれには苦笑いをするのみであった。

 

「では一時間後、再びここで集合としよう」

 

そう言うと、アークと雁夜を置いてライダー達はいなくなった。

 

「……ウゥンッ…ここは?」

 

その背後から雁夜が目を覚ましたようだ。

 

(さて、どうやって弁明をするか…だな)

 

内心でため息を吐きながら、軽く同盟を結んだ事に後悔したアークであった。

 

 

▼△▼

 

 

バチバチバチバチバチッ!!!!!!

 

「それでバーサーカーよ!あの森の中心部辺りにセイバー陣営があるのだな!!?」

 

「ああ!多少、迷いの幻覚が掛けられてるがこのまま真っ直ぐに行けば城が見えるから多分それがセイバーの拠点だろうよ!!」

 

ライダーの戦車は雷を土台にして空を駆ける。

正し、物凄くうるさいので多少大声で話す二人。

その背後には両マスターが戦車の端を掴みながら、振り落とされないように気張っている。

 

「君も大変だね。ウェイバー君…」

 

「貴方の所も大変ですね…」

 

「ほぅ、もうマスター同士で気があったのか。そりゃ良かった!」

 

二人が意気投合しているのを見ながら、ライダーはにこやかに言った。

 

「ライダー、もうすぐ着くぞ」

 

「解った!それではーーーーーAAAAAAAAAAAAAAAALALALALAAAAAAAIIッ!!!!!!」

 

ライダーが叫ぶと同時に森に突っ込み、邪魔するものを何もかも蹂躙しながら城の前までたどり着いた。

 

「荒っぽい運転だ」

 

「何、これでも安全にしておるわい」

 

アークの言葉にライダーは軽口で返した。

そのまま戦車は城の中まで入っていく。

 

「なぁ、アーク。これは駄目じゃないのか?」

 

「マスター、諦めろ。ここまで来てしまったし。それに今回は戦闘じゃないからな」

 

雁夜がチラリっとライダーを見ると、少し頷いた。

そう、アークの見た目はいつも通りだが、ライダーはゲームのタイトルロゴが入ったTシャツとジーパンというラフな格好でここに来ているのだ。

 

「随分な挨拶だな征服王とバーサーカー」

 

とそこへ、この城の持ち主であろうアイリスフィールとセイバーがやって来た。

 

「出迎えご苦労であるセイバーよ。何、今回は戦いをしに来たのではない。王同士の語り合いをするためにここに来たのよ…」

 

「あ~、何かすまないが、酒宴が出来るところがあったら案内してくれないか?」

 

 

警戒を厳にしているセイバーに対し、自信満々に言うライダーと、頬を掻きながらそうぼやくアークであった。




進級公演とかめんどくさいよー。やる気無いよー、どうでも良いよー(鬱気味)
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