練火です( ̄~ ̄;)
寒いねぇ~。雪降らないけど…
「今回の同盟、心から感謝する」
アークの眼前にはイスに座っているライダー・ウェイバー、少しだけ離れたソファーに腰掛けたセイバー・アイリスフィール・舞弥。
アークの後ろには雁夜と桜がイスに座っている。
「ーーーとりあえず、後で俺の飯を返してもらうとして」
そう苦笑しながら言うと、ライダーとアイリスフィール、桜がクスリと笑みをこぼす。
「さて、本題に入ろう。ーーーこの聖杯戦争で一番の脅威と成りうるのが今回の標的であるアーチャーと遠坂時臣だ」
「標的は解ってる。それで僕達はどうすれば良い?」
「アーチャー陣営は遠坂邸に拠点を置いているんだ。しかもご丁寧な事に、正門からは罠無しの堂々とした感じだった」
全陣営の拠点を調べた際に彼処を見たアークは思わず呆然としたほどだ。
「……『余裕を持って優雅たれ』それが時臣の口癖だからな」
「あら?間桐さん、遠坂を知っているの?」
アイリスフィールが紅茶を飲み終え訊いた。
雁夜は一瞬言いにくそうな顔つきになった後。
「アイツとは腐れ縁だったからな……」
苦渋の表情で答える雁夜。
心配そうに桜が雁夜に近づき、その背に触れる。
アークはそれを片目で眺めながら、説明を続ける。
「マスターは遠坂と戦うって言ってるから、ライダー勢とセイバー勢にはアーチャーを倒す為に、付いて来てほしい」
「なっ!?
ウェイバーが有り得ないと言った顔つきで言う。
「ごめんねウェイバー君。ーーーだけど、アイツは俺の手でしないとダメなんだ」
桜の頭を撫でながら、雁夜はそう告げる。雁夜の決意は固く、それを見て何を言っても無駄だと悟ったのだろうウェイバー達はそれ以上に言葉が出なかった。
「それともう1つ、今回の戦いでは
『『『!?』』』
アークのまさかのカミングアウトに雁夜を含め全員が驚いた。
「アーク…それはどうして?」
雁夜がそこにいる全員を代表して問う。
「…魔王化は魔力の消費量が大きくてな。場合によっては現界すら出来なくなるんだ」
苦笑いで頭を掻きながらアークはそう答えた。
「だから、誘いを掛けたのね?」
「まぁ、そう言う事だな」
アークを見ながらアイリスフィールはふぅっと息を吐くと。
「解ったわ…私たちセイバー陣営はその同盟に参加する」
「良いのですかアイリスフィール?」
怪訝な顔でセイバーが問い掛ける。
「えぇ、彼は嘘をつく事が出来ない英霊みたいだしね」
「……解りました」
憮然とした表情のままセイバーは頷く。
ウェイバー達も同盟に参加してくれるようだ。
「これで、コイツがアンタ達に借りた金額とか…帳消しに出来ないか?」
苦々しい笑みを浮かべながらウェイバーがそう訊き、アークと雁夜も苦笑いを浮かべながら頷いた。
「ーーーーー決行は今夜。集合場所はここだ。各々、準備を整えてくれ。っとその前にセイバーは俺と来てくれ」
アークの言葉とともに、ライダー陣営が去っていった。
それでは字話をお楽しみに~~