練火……です
ここはどこだ……?聖杯の中身か?
暗い……光は……何処だ…?
殺意憎悪悪意怨念愚劣怨恨悔恨後悔呪詛怒気悲鳴破滅呪殺懐疑嫉妬憤怒劣等慟哭陰湿増悪殺意怨恨呪詛破滅憤怒悪意愚劣殺害
ーーー人の?いや、一人ではない。少なくとも大多数…違う。数えきれないくらいの
悪悪悪意悪意死殺銃殺毒殺爆殺嘆悲鳴憎殺憎悪悪殺死死死死死死殺死殺殺殺呪呪呪呪呪呪死死殺殺殺
ーーーやめてくれ!!頼むから、やめてくれ!!
死死死死死死死死死死死死殺死殺殺死死殺殺殺殺殺殺死殺死死死死死死死死殺死殺殺殺殺殺殺死殺死死殺殺殺殺死死殺殺死死
ーーーやめろやめろやめろやめろやめろヤメロヤメロオオォォォォッ!!!!!
死死殺殺死死殺殺死死死死殺殺殺殺殺殺殺死死死死死死死死死死死死
『ーーーーー軽い、軽すぎるぞ』
殺死死死死死死殺殺殺殺殺ーーー?
『魔法使いには効果的でも我には効かぬわ
《
!?殺死死死死殺殺殺殺殺死死刺殺銃殺圧殺溺死転落死爆殺絞殺斬殺殴殺撲殺殺ーーー
『劣化魔具風情があまり魔王を嘗めるではないぞ』
ーー死ー
止…まっ…た……?
『これは貸し一つだぞ。魔法使い』
お前……は……
『代償は、そうだな。
ーーー我は回転寿司とやらを所望する。ゆめ忘れるでは無いぞ?魔法使い』
■□■□■□■□■
「……ッ…ここは……」
頭を押さえながらアークは起き上がった。
倒れていた地面は瓦礫で埋まっており、アークにとって馴染みの臭いが漂う。
「これは…死の臭い…戦争?ーーッ!」
そこで思い出した。
戦争…聖杯戦争!じゃあ、これはセイバーが!?
アークは立ち上がり、周囲を眺める。
「なん…だよこれは……」
ーーーその光景は地獄だった。いや、地獄と言う言葉では生温い…ここは煉獄か?
「……ッ…ハッ!ハァッ!!」
気づけばアークはその煉獄の中を走っていた。
ーー走っている最中、聞こえてくるのは、燃える音と崩れる瓦礫の音のみ……人の気配は一切……
「ちくしょう……ちくしょう…!!」
苦虫を噛み潰した顔に成りながら、アークは必死に走り回り生存者を探す。
ポツリッ
水の礫…雨が降ってくる。
『ーーーおーーん!かーーーじーー!!』
不意に泣いてる声が聞こえた。アークは喜びつつ、そこまで走る。
「大丈夫か!助けに来た…ぞ?」
何故、気付けなかったのだろうか。
セイバーと戦闘に入った時間帯は?
何分、意識を失って倒れていた?
何故、走り回った?
何故、思い出さなかった?
何故、何故、何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故なぜなぜなぜなぜなぜなぜナゼ?
「起きて!雁夜叔父さんッ!!ねぇ!」
ザアアァァァァァァ……
ーーーーー何故、泣いてる桜がここにいて、雁夜が倒れている?
ピシリッ
何処かで音が聞こえた…
「…嬢ちゃん。何があった…?」
震える声で問うと桜が此方に気付き、泣きながらアークに言う。
「解ら、ないグスッ。きゅ、急に空が黒くなってヒック、そ、それで解ん、ない物が、落ちてきて…雁夜叔父さんが、ヒッグ私と兄さまをま、守ってグスッそれで」
雁夜の下には気絶した慎二がいた。だが、アークの表情は明るくならない。
落ちてきた…?じゃあ、セイバーの宝具じゃなくこの末路は…聖杯の力?
「嘘…だろ。か、雁夜?ほ、本当は気絶したんだろ?な、なぁ」
アークは震える手で雁夜をそっと抱き締める。
ーーーーーその身体は冷たかった。
ピシリッピシリッピシリッピシリッ
「ーーーー
アークを中心に一瞬、白い円が広がり、それに触れた桜が気を失い倒れたが。アークは涙を流しながら吼える。
「またか。またなのか…また!ーーまた、俺の大事な、大切な人が消えていく……!!ピシリピシリピシビシ………あの時も、あの時もあの時もあの時もあの時もあの時もあの時もあの時もあの時もッ!!!!!!」
ビシビシビシビシビシビシビシビシ
何かがひび割れる音が聞こえる。
この感覚には覚えがある。
あの時と同じだ。
何も出来なかった自分を怨み、何も出来なかったから亡くした人を嘆き。
只々悲しみが、憎悪が!怨嗟が!!怒りが!!!
「クソッタレの神達よ!!!アンタはまた俺の大事な人を奪うのか!!!?直接的に!!間接的に!!あの時と同じように俺から奪うのかッ!!!!」
ビシビシビシビシビシビシビシビシビシビシパリィンッ!!
ーーこの体を支配するッ!!!!
「何か言ってみやがれクソ神共がああぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!」
アークの体が段々と変色していく。
彼が着ている服も変化していく。
そして
「ーーーもう…いいや、全てーーーーーキエチマエ』
アークを中心に黒い円が現れ
ドスッ!!
アークの右胸と背骨に何かが刺さった。
「ーーーア?ーーいったイな二をーーッ!?ガアアァァァァァァァァッ!!!!!??』
それは痛みを増してきて、アークが悲鳴を上げた。
『ッ!貴様ぁ!コンナ物、スグニ治シテーーーーー何故魔力ガ流れナイッ!!??」
ドサッ
遂には地面へ倒れるアーク。
そこへ、一人の男が少年を背負いながら、説明してくる。
「【起源弾】ーーー僕はそう呼んでいる」
「貴、様ハ…?』
急な魔力消費でアークは薄れ行く意識の中、男に聞いた。
「僕かい?僕は衛宮切嗣。正義の味方さーー受肉したアーク・ラッド」
その言葉の直後、アークは気を失った。
最近、不幸すぎてワロエナイ……orz