仮題・・・恋姫世界に幕末日本をぶち込んでみた。   作:3番目

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ようやっと原作キャラ登場ですよ


10話 インドシナ介入

 幕府は南洋へ調査隊を派遣。家茂たちの予想通りルソン島は言うに及ばずヴィサヤ諸島・ミンダナオ島にも国家と呼べるような存在はなく小さな集落が少数あっただけだった。

 その為、フィリピン諸島の制圧は調査団の護衛部隊と連絡船の随行要因を足した人数で事足りてしまった。

 その後も近海調査で周辺に敵対勢力の存在を確認できなかったことを発端に幕府は南下政策を実施、ブルネイ島・パプワ島を次々と制圧。ついには南天(オーストラリア)に上陸を果たした。其のころから開拓団を諸藩から募り雄藩を中心にいくつもの開拓団が入植を開始したのは知っての通り。

 一方で実りの少ない北方開拓は奥羽諸藩に委任される形となった(名義上は幕府事業)。

 南方での方針が固まりつつあった頃、幕府首脳陣はインドシナ半島へと興味が向くことになる。大陸の漢王朝や朝鮮半島の諸国以外の国家との接触である。

 シュリーヴィジャヤ王国、マレー半島およびスンダ島全島とジャワ島の一部を領有する国家である。

 地理的にも戦略的にも重要ではなく、資源も産業もなく、国家規模も我が国と比較にもならない弱小国である。幕府は形だけの通商条約を結びこの国との交流は消極的であった。

 そして、次に接触した国家は扶南国、インドシナ半島の住民は獣人と思われる存在でが確認されており、その中でミケ族・シャム族・トラ族の三種混合の国家である。

 インドシナは絶賛統一戦争中でミケ族が統治するチャンパ王国・シャム族が統治するパガン王国、トラ族が支配するチャイ王国の四カ国が争っていた。

 

 

 幕府はこれに介入することを決定し、予てより友好関係にあったというより、たまたま偶然最初に接触して仲良くなった扶南国に陸軍歩兵隊4個連隊を派兵し、佐倉藩・大多喜藩・請西藩・川越藩・前橋藩・忍藩・上山藩・小田原藩・結城藩・小浜藩・宇都宮藩に出兵を命じた。7千近い兵が派遣されることになったのであった。無論ただではない、さすがに金や銀の価値はわかっていたが石炭石油他鉱物の価値はわかっておらず採掘技術の低い扶南国では各地の鉱山を持て余していた。そういった鉱山の採掘権の譲渡を条件にした派兵だった。

 向こうにとってもよくわからない石ころに価値を見出す不思議な連中という認識だろう。この関係が続く限りはWINWINな関係が続くだろうし、親日国が増えるのはいいことだ。

派遣軍

総大将 堀田正睦

筆頭指揮官 松平康英 松平忠誠 松平直克

 

 扶南国国王孟獲と派遣軍総大将堀田正睦の会談は概ね和やかに進んだ

「将軍の命を受け、扶南王様への援軍として総勢7000人、参陣いたしました。」

「おまえらの力ありがたく借りよう、蓬莱(日本のこと)の王によろしくつたえてくれにゃ。南方の食材を使用した宴を用意したにゃ、楽しんでくれにゃよ」

「国王陛下の御心使い、感謝します。」

 孟獲からの歓迎を受けた堀田正睦は幕府の老中として当たり障りなく返答した。

 

 

 徳川の援軍をもって孟獲はチャンパ王国・パガン王国・チャイ王国へ進軍を開始した。

 孟獲軍主力の三洞将董荼那 ・ 阿会喃 ・ 金環三結ら3人をチャイ王国へ派兵した。

 孟獲は自身の軍4万と徳川幕府軍の援軍7000を率いてチャンパ王国へ進軍した。

 

 象に騎乗する孟獲の後に続く堀田正睦は象の巨体に圧倒されていた

(技術も減ったくれもない農耕とも狩猟とも取れない三流民族と思っていたがあの様な巨大な騎獣を使うとは家茂公が注目するのも頷けるというものだ。)

 堀田正睦は額に手を当て空を仰ぐ

(巨大な騎獣、獣人・・・ここまでが事実なら・・・連中の自称する情報も事実なのか・・・だとしたら、この戦一筋縄ではいかぬ)

 




そろそろ、更新速度が鈍化します
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