訂正受け付けます。
氷娘幻想郷入り? 前編
さて、現実世界から幻想郷に入るなんてことは普通にありだと思うんだよね? それはある意味当たり前だし、そうじゃなかったら『忘れられたもの』が浮かばれない。ついでに言うならそれは理なんだし………とりあえず何が言いたかったのかって?
「幻想郷から幻想郷入りって普通にあるの?」
声を出したところで返ってくるものは無い、当然だよね。一人っきりなんだし
僕こと明乃はまさかの他の幻想郷入りという異常体験をする羽目になったのだった。
―― 少女移動中。
「せめて紫がいれば……というよりもそもそも紫が気付けばこんな状況にはなるはずない気が………」
とりあえず見知らぬ森を歩く、このまま迷子の可能性の方が高い気がしてきた。せめて魔法の森なら……いや、無理だ。あそこは絶対に迷子になる。
「湖に行けばチルノに会えるかな」
平行世界みたいだし普通に居そうだよなぁ。そんなことを考えていたら森から出ることが来た。よっしゃ! と思ったのもつかの間、僕が見たものは……
「恋符『マスタースパーク』!!」
「氷盾『アイシクルイージス』!」
湖のほとりでマスパをぶっぱしている魔理沙とそれをスペルカードらしき盾で防いでいるチルノだった。正直に言おう、やっぱりここ異世界だ。
ウチの魔理沙はそりゃたまにはやらかすけれども、火力重視とはいえそこまでボムをぶっぱするタイプじゃないし、チルノにいたっては本気で知らないスペカだよ。うん、ここは絶対に異世界だ。チルノの外見違うし
「! そこっ!!」
不意に霊夢の声がした気がした。見れば迫りくる弾幕、まずい
「っ」
弾幕はどうにか避けることに成功した。でも……
「あれ? あんた誰」
「ん? 本当だな、見かけない奴だぜ」
思いっきり目立ってる。どうしろと
あわてて誤魔化そうとして………
「え、えっと 僕は通りすがりの氷精の娘で……あ」
墓穴を掘った。そういえば、幻想郷に氷精って滅多に居ないんだよね。僕の言葉にちょっと唖然とする三人……うん、ごめんなさい。
「へ?」
「ええ?! チルノって子持ちだったのか」
「へぇ、それは知らなかったわ」
「そんなわけないでしょ?!」
絶叫するここのチルノ、そして僕の胸ぐらをつかんで揺すり始めた。うわわわ、ゆ、ゆれ
「どういうことよ。説明しなさいっ!!」
「ちょ、チルノ待て なんかその子ぐったりしてるぞ」
―― 少女気絶中。
ふと、たばこの臭いで目が覚めた。ぼうっと周りを見渡す。あー、えっと?
「お、目 覚めたのね」
「チルノ?」
何か妙に大きくなったような? ……ん?
そういえば妙に見覚えのない家具とかてかチルノってタバコ吸わないよね?
「すみませんチルノさん、ここどこでせうか」
「私の家よ、まさかあそこまでサクッと気絶するなんて思わなかったから」
つまり、
あきのはにげだそうとした▼
にげられない▼
「……不幸だ」
「どういう意味よ!!」
もう一回ぐわんぐわんと揺すられる。もう勘弁して欲しいんだけど。
「お姉さん! 遊びに来たよ!!」
ドアが破壊される音がした。出入り口は完ぺきにご臨終している……ドンマイ、ドア。あ 誰かがそこに立っていた。みれば金髪に赤い服……あ、あの子だ。
「あれ、フラン いらっしゃい」
「えへへ、遊びに来たよ!!」
随分と楽しそうな顔をしている。そっか、あの子もあんな風に笑えるんだ。日の当たるところに来れるんだ。そう思った……ちょっとしんみりしている間に二人の会話は進んでいて、
「ねぇ、この子誰?」
「あ」
うん、あれかな。会話が楽しくて存在すら忘れられる法則、そのまま忘れてくれてた方がありがたかったなぁ。逃げれたし
後半に続く。
とりあえずチル姐のかっこよさを出したかったのにこのザマだよ。うん、キレのいいチル姐も自分には無理だった。そもそもギャグじゃなくなってるorz
明乃は時軸的にはまだ紅魔郷に入ってません。
現氷精の方は多分紅魔郷終了後で妖々夢がまだ始まってない頃を想定してます。