東方氷娘記 番外   作:亜莉守

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氷娘幻想郷入り? 後編

 

―― 少女説明中。

 

 

「なるほどね。明乃は平行世界の住人なのね」

「うん、まさかチルノのキャラがここまで違うとは……」

 

見れば見るほど絶対に別人だってわかる。髪型違うし、服装も違うし、何より身長が違う。ウチのチルノは僕よりは大きい、でも彼女はそれよりも大きい。170近くあるんじゃないのかな。そんなことをつらつら考えているとフランに服の袖を引かれた。

 

「アキノ、アキノの知ってるお姉さんってどんな人なの?」

 

チルノ? うーん

 

「ん? えーっと……色んなところに知り合いが居て、面倒見が良くて、それに自称幻想郷最強の妖精かな」

「最後だけは頭がちょっと痛いわ」

「「大丈夫?」」

 

頭痛いって。頭痛薬とか飲む? そう聞いたら首を横に振られた。

 

「ううん、黒歴史だし」

「いや、でも最強の名には地味に恥じてないって言うのかな。チルノ、結構強いんだよ? 魔理沙負けてたし、僕のスペルカードの師匠はチルノと博夢さんだから」

 

未だにチルノに勝てないんだよね。いや、僕が弱いだけだろうけど。

 

「そうなの、それにしても私がスペルカードの師匠か……」

「?」

 

チルノが急に立ち上がった。

 

「よし、明乃 今からあんたに私のスペルカード教えるよ」

「え?」

「何それ面白そう!!」

「いくぞ!!」

「え、ちょ……うにゃあああ」

 

僕は外へと引きずり出された。

 

 

―― 少女強制特訓中。

 

 

「ま、そんなところか」

「どうも」

 

とりあえず形になったところでチルノがOKサインを出した。……疲れた

 

「アキノ凄いね」

「ありがとう、それにしてもいいの? スペルカード教えたりして」

 

スペルカードって個人の物なんだから教えていいのかな? まあ、人のスペルカードぱくった僕が言うべきことじゃないんだろうけど。するとチルノは僕の頭に手を置いて笑っていった。

 

「いいってことよ。平行世界とはいえ私の娘でしょ?」

「見事に吹っ切ったね。チルノ」

「いやぁ、一緒に居ると何だかんだでかわいいからかな」

「それはどうも?」

 

僕がそのままチルノに撫でられているとフランが声をかけてきた。

 

「アキノ、弾幕ごっこしよう!」

「んー、い「ちょっとまったっぁぁぁぁ」

 

普通にOKを出そうとしてチルノに割り込まれた。

 

「お姉さん?」

「チルノ、どうかしたの?」

「明乃、悪いことは言わないからやめておきなさい」

 

チルノの目は真剣だ。まあ、そうだよね

 

「? あー、確かに僕、実戦形式は経験薄いからなぁ」

「ちぇー」

 

結局あの冥界の異変以来、普通に特訓しかしてない気がするし。百の練習より一の実践とか言うもんなぁ。そこまで考えて、ふとチルノを探した理由を思い出した。

 

「あ、ところでだけど幻想郷の管理人知らない? 帰り道、教えてもらわないと」

「ん? 幻想郷の管理人……紫のことか?」

「はぁい、呼んだかしら」

「おわっ」

 

スキマから紫が上半身を出している。うん、いきなり来ないでほしかったなぁ。ちょっとだけ僕もびっくりした。

 

「呼ばれたから来てみたんだけど……ってあら? 見ない顔ね」

「どうも、幻想郷の管理人 平行世界の幻想郷から来た氷精の娘、明乃です。ウチの紫知りません?」

 

真面目に返す。うん、僕はこういう時にふざけるような精神してないからね。

 

「ああ、あの世界の子ね。平行世界にまで手を伸ばして探しているから何事かとは思ったけど……見事に『世界』から拒絶されてるのね」

 

こっちの紫にもわかるらしい。そこまでこれは強力なんだ。

 

「まあ、色々と事情があるんで」

「とりあえず事態は理解したわ。あちらの私に連絡を入れるわね」

「ありがとうございます」

「ちょっとくらいはのんびりしていきなさいな。幻想郷は全てを受け入れるのだからね」

 

紫はスキマの中へと戻っていった。フランが不思議そうな顔をして僕に尋ねた。

 

「アキノ、世界から拒絶って?」

「僕は世界からいらないってされたってこと。まあ、フランは知らなくてもいいことだよ」

「ふぅん?」

 

まあ、説明しても分かるかどうか。

 

「あんたも苦労してるのね」

「正直、僕は幻想郷に来れて良かったって思ってる。大切な人もいっぱいできたし」

「そう」

 

うん、本気でそう思ってるよ。

もう一回スキマが開いた。そこから見覚えのある方の紫が飛び出してきた。

 

「明乃っ!」

「あ、紫 やほー」

「心配したわよ」

 

いきなり抱きしめられた。いつも思うけどさ。

 

「あー、もう小さい子供扱うみたいにしないよ! 僕一応これでも十五だよ」

「なん……だと」

「いや、そっちも驚かないでよ?! こんな精神年齢した幼女とか需要ないよね?!」

「こどもが需要だの幼女だの言っちゃいけません!!」

「ツッコミどころがまず違うんだぜ」

 

そこにさらにツッコミが入った。見れば見慣れた箒に乗った黒と白のエプロンドレスに金色の髪、

 

「あれ、魔理沙?」

「迎えに来たんだぜ。どう考えたって(スキマ)一人だと無駄に長引くからな」

 

うん、そこは共通認識だったんだ。まあ、結構グダグダになることは確かだけど。と言うよりも何でウチの紫はちょっと残念なのだろう。

 

「そういうわけで、こいつ回収するぜ」

「うわっ」

 

ひょいっと魔理沙に抱き上げられて箒に乗せられた。あ、別れの挨拶全然してなかった。

 

「えっと チルノ、ちょっとの間だったけどありがとう! それからフランも、後そっちの魔理沙や霊夢にもよろしくね」

 

そのまま魔理沙ごとスキマへと入っていくことになった。

 

「……行っちゃったね」

「うん、なんて言うか嵐みたいな子だった」

 

 

――― 氷娘幻想郷入り? 終了。

 





色々と諦め、いつものノリになってしまいました。すみません

せっかくチル姐とかフランとか好きなキャラ出せたのにキャラが生かし切れてねぇぇぇ orz


ファイナル咲夜様、これでよろしかったでしょうか? 訂正内容変更何でも受け付けます。

個人的な見解

・ウチの紫→残念。話をぐだつかせる天才

・チル姐のとこの紫様→結構真面目 ちょっとお茶目


……どこからこうなったんだろう? 主にウチの紫










※個人的見解なので流しておk
ついでに主人公考察

・ウチの明乃はあくまで保護対象化するというかんじの旗立屋です。
 うん、作者(じぶん)はそのつもりで書いてたよ。
・人をひっかけてくるのはチルノの方、色んな意味で

・チル姐は普通にフラグメーカーだと思う。あーでも生き様を見ていきたい的なイメージ? 基本的に言動がかっこいい。うん、そんな感じです。
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