遊戯王GX ~氷結の花~   作:大海

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六話目決闘回~。
さあ、どんなことが起きるのか。
とにもかくにも、行ってらっしゃい。



第六話 謝罪とデッキと新生活 ~決闘~

視点:梓

 

『決闘』

 

 

梓(紫)

LP:4000

手札:5枚

場 :無し

 

梓(青)

LP:4000

手札:5枚

場 :無し

 

 

「まずは私の先行、ドロー」

 

梓(紫)

手札:5→6

 

 梓さんのデッキは分かっている。問題は、昨日の編成でどのようなデッキに変わったのか。

「モンスターをセット。同時に一枚のカードを伏せ、ターン終了」

 

 

梓(紫)

LP:4000

手札:4枚

場 :モンスター

    セット

   魔法・罠

    セット

 

 

 ふむ。始めの手としては無難なところですね。

「私のターン、ドロー」

 

梓(青)

手札:5→6

 

 せっかくだ。挨拶代わりです。

「魔法カード『融合』を発動」

「いきなり来ますか……」

「手札の『E・HERO オーシャン』と、『沼地の魔神王』を融合。現れよ、『E・HERO アブソルートZero』」

 

『E・HERO アブソルートZero』

 レベル8

 攻撃力2500

 

「きたー!! Zeroだー!!」

 

 アズサも興奮しています。まあ自分のエースカードが現れれば、当然の反応かもしれませんね。

「では、バトルフェイズ、アブソルートZeroで、セットモンスターを攻撃。瞬間氷結(フリージング・アット・モーメント)

 セットモンスターに反撃のすべは無い。黙って破壊されるしかない。ですが、

「セットされていた、『素早いモモンガ』の効果発動」

 『素早いモモンガ』……なるほど、そういう構築に変えましたか。

「このカードが戦闘で破壊され墓地に送られた時、私はライフを1000回復します」

 

梓(紫)

LP:4000→5000

 

「そして、デッキから『素早いモモンガ』を任意の数、裏側守備表示で特殊召喚できます。私は二体の『素早いモモンガ』を特殊召喚」

 

 セット(『素早いモモンガ』守備力100)

 セット(『素早いモモンガ』守備力100)

 

「では、カードを一枚伏せ、ターンエンド」

 

 

梓(青)

LP:4000

手札:2枚

場 :モンスター

   『E・HERO アブソルートZero』攻撃力2500

   魔法・罠

    セット

 

梓(紫)

LP:5000

手札:4枚

場 :モンスター

    セット

    セット

   魔法・罠

    セット

 

 

「私のターン」

 

梓(紫)

手札:4→5

 

 梓さんのことだ。次はおそらく……

「手札より、『ジャンク・シンクロン』を召喚します」

 

『ジャンク・シンクロン』チューナー

 レベル3

 攻撃力1300

 

「このカードの召喚に成功したことで、墓地よりレベル2以下のモンスター一体を特殊召喚できます。『素早いモモンガ』を特殊召喚」

 

『素早いモモンガ』

 レベル2

 攻撃力1000

 

「合計のレベルは、5」

「レベル2の獣族『素早いモモンガ』に、レベル3の闇属性『ジャンク・シンクロン』をチューニング」

「暗士と凍士交わりし時、永久凍土の時代が始まる。熱無き世界へ」

「シンクロ召喚! 冷たき魔人、『氷結のフィッツジェラルド』!」

 

『氷結のフィッツジェラルド』

 レベル5

 攻撃力2500

 

「おお! 紫もエースモンスターだ!!」

 

「しかし、フィッツジェラルドは水属性。Zeroの効果により、自身以外の水属性モンスター一体につき、攻撃力を500ポイントアップさせます」

 

『E・HERO アブソルートZero』

 攻撃力2500+500

 

「分かっています。永続罠『デモンズ・チェーン』を発動」

「む……」

「フィールド上の効果モンスター一体を選択して発動。選択したモンスターの攻撃を封じ、効果を無効化します。私はZeroを選択」

「むぅ……」

 

『E・HERO アブソルートZero』

 攻撃力2500

 

 いきなり効果を封じてきましたか。

 攻撃力は互角。そして、フィッツジェラルド。狙いは一つですね。

「参ります。『氷結のフィッツジェラルド』で……」

 残念ですが、あなたの思い通りにはさせない。

「攻撃前に、速攻魔法『マスク・チェンジ』発動!」

「!?」

「自分フィールド上の『E・HERO』と名の付くモンスター一体を墓地へ送り、そのモンスターと同じ属性の『M・HERO(マスクド・ヒーロー)』を、エクストラデッキより特殊召喚します」

「M・HERO?」

「現れよ、『M・HERO アシッド』」

 

『M・HERO アシッド』

 レベル8

 攻撃力2600

 

「攻撃力2600……」

「アシッドの効果発動。このカードの召喚に成功した時、相手の場の魔法・罠を全て破壊し、相手の場のモンスター全ての攻撃力を300ポイントダウンさせます。酸性雨(アシッド・レイン)

「く……」

 

『氷結のフィッツジェラルド』

 攻撃力2500-300

 

 場に降り注ぐ酸性雨が『デモンズ・チェーン』と、『氷結のフィッツジェラルド』の体を溶かします。

「Zeroの効果がまだ……」

「そう。アブソルートZeroの効果も発動。このカードがフィールドを離れた時、相手の場のモンスターを全て破壊します。氷結時代(アイス・エイジ)

 攻撃力を下げられた上、氷漬けにされ破壊されるフィッツジェラルド。

 自身の自己再生効果と合わせてZeroの効果をかわすつもりだったのでしょうが、無駄に終わりましたね。

「ならばメインフェイズ、相手の場にのみモンスターが存在する時、手札の『アンノウン・シンクロン』は特殊召喚できる」

 

『アンノウン・シンクロン』チューナー

 レベル1

 守備力0

 

「カードを三枚伏せ、ターンエンド」

 

 

梓(紫)

LP:5000

手札:0枚

場 :モンスター

   『アンノウン・シンクロン』守備力0

   魔法・罠

    セット

    セット

    セット

 

梓(青)

LP:4000

手札:2枚

場 :モンスター

   『M・HERO アシッド』攻撃力2600

   魔法・罠

    無し

 

 

 壁モンスターを残しましたか。

「私のターン」

 

梓(青)

手札:2→3

 

「『E・HERO スパークマン』を召喚」

 

『E・HERO スパークマン』

 レベル4

 攻撃力1600

 

 三枚の伏せカード。気になる所ではありますが……

「バトルフェイズ、まずはスパークマンで、『アンノウン・シンクロン』を攻撃。スパークフラッシュ」

「ここで罠カード『ロスト・スター・ディセント』。墓地のシンクロモンスター一体を、守備表示で特殊召喚します。『氷結のフィッツジェラルド』を再び場へ」

 

『氷結のフィッツジェラルド』

 レベル5-1

 守備力2500→0

 

「この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは1つ下がり、守備力を0とし、効果と表示形式の変更は不可能になります」

 

「え? じゃあ何のために呼び出したの? 場にはモンスターがいて、手札も無いから再生効果も使えないのに」

 

「……まさか……」

「罠発動『緊急同調』。バトルフェイズ中のみ発動し、シンクロモンスター一体をシンクロ召喚します」

 

「相手ターンでのシンクロ召喚。さすが紫」

 

「レベル4となった『氷結のフィッツジェラルド』に、レベル1の『アンノウン・シンクロン』をチューニング」

「無数の傷が語るは理想。全てを受け入れ、全てを護れ」

「シンクロ召喚! 不退転の戦士『スカー・ウォリアー』!」

 

『スカー・ウォリアー』

 レベル5

 攻撃力2100

 

 ここでシンクロ召喚とは。ですが、タイミングを誤りましたか。

「アシッドで戦闘破壊すれば同じこと。アシッドで『スカー・ウォリアー』を攻撃。酸弾(アシッド・バレット)

 酸弾による乱れ撃ちが『スカー・ウォリアー』に直撃しました。しかし、

「なっ……!」

 そこには無傷の梓さんと、仁王立ちでなお立っている『スカー・ウォリアー』が。

「『スカー・ウォリアー』は一ターンに一度、戦闘では破壊されません」

「ですが、それだけならライフダメージがあるはず」

「攻撃を受けた時、罠カード『ガード・ブロック』を発動させていました。戦闘ダメージを一度だけ無効にし、カードを一枚ドローする効果です」

 

梓(紫)

手札:0→1

 

「ちなみに『スカー・ウォリアー』が場に表側表示で存在する限り、あなたはこのカードを除いた戦士族モンスターを攻撃対象に選択できなくなります」

「……ターンエンド」

 

 

梓(青)

LP:4000

手札:2枚

場 :モンスター

   『E・HERO アシッド』攻撃力2600

   『E・HERO スパークマン』攻撃力1600

   魔法・罠

    無し

 

梓(紫)

LP:5000

手札:1枚

場 :モンスター

   『スカー・ウォリアー』攻撃力2100

   魔法・罠

    無し

 

 

「すごいな二人とも。これだけの攻防なのに、最初の紫のライフ回復以外、ここまで全然ライフの変化が無いや」

 

 どうやら新しく構築したデッキは、攻撃よりも防御に重点を置いたようだ。

 私とは真逆ですね。

「私のターン」

 

梓(紫)

手札:1→2

 

「……まずは、『六武衆の影武者』を召喚」

 

『六武衆の影武者』チューナー

 レベル2

 守備力1800

 

「更に、場に同名カード以外の六武衆が存在することで、『真六武衆-キザン』を特殊召喚」

 

『真六武衆-キザン』

 レベル4

 攻撃力1800

 

「レベル4の『真六武衆-キザン』に、レベル2の『六武衆の影武者』をチューニング」

惑星(ほし)(ことわり)具現せし時、事象(じしょう)の地平より闘士は降り立つ」

「シンクロ召喚! 重力の闘士『グラヴィティ・ウォリアー』!」

 

『グラヴィティ・ウォリアー』

 レベル6

 攻撃力2100

 

「『グラヴィティ・ウォリアー』……」

 戦士族……その顔でですか……

「『グラヴィティ・ウォリアー』のモンスター効果、蛮勇引力(パワー・グラヴィテーション)

 

『グラヴィティ・ウォリアー』

 攻撃力2100+600

 

「攻撃力2700!?」

 その顔は伊達ではないと!?

「『グラヴィティ・ウォリアー』のシンクロ召喚に成功した時、相手の場のモンスター一体につき、攻撃力を300ポイントアップさせます」

「くっ……」

 アシッドの攻撃力を超えましたか……

「バトル。『スカー・ウォリアー』、スパークマンに攻撃。勇敢な短剣(ブレイブ・ダガー)

「ぐぅ……!」

 

梓(青)

LP:4000→3500

 

「『グラヴィティ・ウォリアー』、アシッドに攻撃。超重力十時爪(グランド・クロス)

「ぐあ!」

 

梓(青)

LP:3500→3400

 

「ここでやっとダメージか」

 

「ターンエンド」

 

 

梓(紫)

LP:5000

手札:0枚

場 :モンスター

   『グラヴィティ・ウォリアー』攻撃力2100+600

   『スカー・ウォリアー』攻撃力2100

   魔法・罠

    無し

 

梓(青)

LP:3400

手札:2枚

場 :モンスター

    無し

   魔法・罠

    無し

 

 

 防御だけではない。高攻撃力モンスターと戦闘破壊耐性を持つモンスター、先程の罠と言い、攻撃にも防御にも隙が無い。ですが、この手札ならまだ逆転は可能。

「私のターン!」

 

梓(青)

手札:2→3

 

「魔法カード『ミラクル・フュージョン』! 墓地のモンスターを除外し、E・HEROを融合召喚します! 墓地の『E・HERO スパークマン』と『沼地の魔神王』を除外! 現れよ、『E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン』!」

 

『E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン』

 レベル8

 攻撃力2500

 

「シャイニング・フレア・ウィングマンは、墓地のE・HERO一体につき、攻撃力を300ポイントアップさせます。私の墓地のE・HEROは、オーシャンとアブソルートZeroの二体。よって300ポイントアップ!」

 

『E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン』

 攻撃力2500+600

 

「く、わずかに上回った。しかし、私の場には『スカー・ウォリアー』が……」

「更に速攻魔法『月の書』発動! 場のモンスター一体を裏側守備表示に!」

「……!!」

 

 セット(『スカー・ウォリアー』守備力1000)

 

「シャイニング・フレア・ウィングマンで、『グラヴィティ・ウォリアー』を攻撃! シャイニング・シュート!」

「ぐぅ……!」

 

梓(紫)

LP:5000→4600

 

「更に、シャイニング・フレア・ウィングマンがモンスターを戦闘破壊によって墓地へ送った時、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与えます」

「な! うああ……!!」

 

梓(紫)

LP:4600→1900

 

「カードを伏せます。これでターンエンド」

 

 

梓(青)

LP:3400

手札:0枚

場 :モンスター

   『E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン』攻撃力2500+600

   魔法・罠

    セット

 

梓(紫)

LP:1900

手札:0枚

場 :モンスター

   セット

   魔法・罠

    無し

 

 

「すっげー……あそこから逆転した……」

 

 次のターンで、決めることができれば……

「まだ終わりでは無い。私のターン!」

 

梓(紫)

手札:0→1

 

「……来た」

 ……!!

「『スカー・ウォリアー』を反転召喚!」

 

『スカー・ウォリアー』

 レベル5

 攻撃力2100

 

「チューナーモンスター『クイック・スパナイト』を召喚!」

 

『クイック・スパナイト』チューナー

 レベル3

 攻撃力1000

 

「レベル5の『スカー・ウォリアー』に、レベル3の『クイック・スパナイト』をチューニング」

「不死なる魂錘錬(ついれん)せし者、悠久(ゆうきゅう)となりて大地に降り立つ。絆を繋げ」

「シンクロ召喚! 不滅の勇者『ギガンテック・ファイター』!」

 

『ギガンテック・ファイター』

 レベル8

 攻撃力2800

 

「『ギガンテック・ファイター』……」

「『ギガンテック・ファイター』は、互いの墓地に眠る戦士族モンスター一体につき、攻撃力を100ポイントアップさせます。互いの墓地の戦士族は計八体。攻撃力を800ポイントアップ!」

 

『ギガンテック・ファイター』

 攻撃力2800+800

 

「同時に『クイック・スパナイト』の効果も発動。シンクロ召喚によって墓地に送られた時、相手モンスター一体の攻撃力を500ポイント下げます」

 

『E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン』

 攻撃力2500+600-500

 

「バカな……」

「『ギガンテック・ファイター』で、シャイニング・フレア・ウィングマンを攻撃!」

 ここでモンスターを失うわけには……

「速攻魔法『コンストレック・エレメント』発動! 自分フィールド上の融合E・HEROをエクストラデッキに戻すことで、同じレベルの融合E・HEROを特殊召喚する! シャイニング・フレア・ウィングマンをエクストラデッキに! そして、現れよ! 『E・HERO シャイニング・フェニックスガイ』!」

 

『E・HERO シャイニング・フェニックスガイ』

 レベル8

 攻撃力2500+600

 

「このカードもまた、墓地のE・HERO一体につき、攻撃力を300ポイントアップさせます!」

「それでも依然攻撃力はこちらが上! 『ギガンテック・ファイター』の攻撃! 剛掌撃(フィスト・オブ・ギガント)!」

「ぐああ……!!」

 

梓(青)

LP:3400→2900

 

「……! これは……!」

「……シャイニング・フェニックスガイは、戦闘では破壊されません」

「……ではこれでターンエンド」

 

 

梓(紫)

LP:1900

手札:0枚

場 :モンスター

   『ギガンテック・ファイター』攻撃力2800+800

   魔法・罠

    無し

 

梓(青)

LP:2900

手札:0枚

場 :モンスター

   『E・HERO シャイニング・フェニックスガイ』攻撃力2500+600

   魔法・罠

    無し

 

 

 おそらくあの戦士が、今の梓さんの最強モンスターですね。

「私のターン!」

 

梓(青)

手札:0→1

 

 しかし、ここまでです!

「速攻魔法『エネミーコントローラー』! 二つの効果のうち、一つ目を選択! あなたの場のモンスター一体の表示形式を変更します! 『ギガンテック・ファイター』を守備表示に!」

 

『ギガンテック・ファイター』

 守備力1000

 

「……」

「バトル! シャイニング・フェニックスガイで、『ギガンテック・ファイター』を攻撃! シャイニング・フィニッシュ!」

「く……!」

 光の蹴りによって破壊される『ギガンテック・ファイター』。これで次のターン、私の勝ちです!

「……『ギガンテック・ファイター』のモンスター効果発動……」

「な!?」

 

『ギガンテック・ファイター』

 レベル8

 攻撃力2800

 

 破壊したはずの『ギガンテック・ファイター』が、墓地から特殊召喚された!?

「『ギガンテック・ファイター』が戦闘破壊によって墓地に送られた時、墓地の戦士族モンスター一体を特殊召喚することができます。そして、『ギガンテック・ファイター』自身もまた戦士族」

「な……!」

 しまった。『ギガンテック・ファイター』の破壊を考えるあまり、『エネミーコントローラー』の効果の選択を誤った。

 第一の効果の表示形式の変更ではなく、第二の効果でシャイニング・フェニックスガイを生贄に『ギガンテック・ファイター』のコントロールを奪えば、このターンで勝利していたのに……

「くぅ……ターンエンド!」

 

 

梓(青)

LP:2900

手札:1枚

場 :モンスター

   『E・HERO シャイニング・フェニックスガイ』攻撃力2500+600

   魔法・罠

    無し

 

梓(紫)

LP:1900

手札:0枚

場 :モンスター

   『ギガンテック・ファイター』攻撃力2800+800

   魔法・罠

    無し

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

梓(紫)

手札:0→1

 

「速攻魔法『禁じられた聖杯』発動!」

 !!

「そのカードは!!」

「フィールド上のモンスター一体の攻撃力を400ポイントアップさせ、効果を無効にします! 対象は、『E・HERO シャイニング・フェニックスガイ』!」

 

『E・HERO シャイニング・フェニックスガイ』

 攻撃力2500+400

 

「しまった、これでは……!」

「『ギガンテック・ファイター』で、シャイニング・フェニックスガイを再び攻撃! 剛掌撃(フィスト・オブ・ギガント)!」

「ぐぁあ……!」

 

梓(青)

LP:2900→2200

 

『ギガンテック・ファイター』

 攻撃力2800+900

 

「ターンエンド!」

 

 

梓(紫)

LP:1900

手札:0枚

場 :モンスター

   『ギガンテック・ファイター』攻撃力2800+500

   魔法・罠

    無し

 

梓(青)

LP:2200

手札:0枚

場 :モンスター

    無し

   魔法・罠

    無し

 

 

 く、これで私を守るモンスターはいなくなってしまった。

 しかし……

「まだ終わっていない! 私のターン!」

 

梓(青)

手札:0→1

 

「魔法カード『地砕き』! 相手の場の最も守備力の高いモンスターを破壊!」

「くぅ……!」

 彼の場には『ギガンテック・ファイター』一体のみ。必然的に最も攻撃力の低い『ギガンテック・ファイター』が、地面と共に砕かれ、破壊される。

「ターンエンド!」

 

 

梓(青)

LP:2200

手札:0枚

場 :モンスター

    無し

   魔法・罠

    無し

 

梓(紫)

LP:1900

手札:0枚

場 :モンスター

    無し

   魔法・罠

    無し

 

 

「すごい……二人ともここまですごい攻防をしておいて……ライフはほとんど互角……お互い場も手札もゼロ……すごい! 青も紫も強すぎ!! すごすぎ!!」

 

 アズサが何やら騒いでいますが、この決闘、負けられない!

「さあ、あなたのターンです! 私はもっと見たい、あなたの本気を!!」

「参ります。そして、もっと本当のあなたを見せて下さい!! 私のターン!」

 

 

「そろそろ野菜売りにいくぞー」

 

 

 と、ハジメさんの声が聞こえました。

『はーい! すぐに行きまーす!』

 同時に返事をし、ディスクを畳みました。

 

「え……えぇー!! ちょっ、まだ途中じゃん!! これからが面白い所でしょう!!」

 またアズサが騒ぎ出しました。

「あくまで野菜を売りに行くまでの間です。それ以上の決闘は許されておりません」

「私も、梓さんも売り子を請け負った身です。そしてあなたも、仕事はきちんとせねば」

「え……え~~~~~~~~~~~~~~~~」

 そんな「理解できない」と言いたげな声を出してもダメですよ。仕事と趣味はきちんと両立しなければなりません。

 

 さて、これから里へ出向き、野菜の売り子を行う。里ではどんな出会いが待っているのやら。

 

 

 

 




お疲れ~。
早速オリカいってみよ~。


『コンストレック・エレメント』
 速攻魔法
 自分フィールド上に存在するE・HEROと名のついた融合モンスターを任意の枚数選択して発動する。
 選択したモンスターをエクストラデッキに戻す。
 その後、戻したモンスターと同じレベルのE・HEROと名のついた融合モンスターを特殊召喚する。

漫画版GXにて十代が使用。
かなり強力なE・HEROサポート。
条件さえ整えば一度のバトルフェイズ中最大で十回攻撃できる。まあ他にも色々あるだろうけれど。
十分壊れだねこれも。


てなわけで、次までちょっと待ってて。
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