沼津ことりっぷ   作:にゃおにゃお

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第8話 うちっちーは人気者!

-伊豆・三津シーパラダイス-

 

希「やっぱり18人だと賑やかやね」

 

絵里「みんな…いい笑顔をしてるわ。相当楽しかったのね」

 

穂乃果「うん! とっても! とーっても楽しかったよ! ね! 千歌ちゃん?」

 

千歌「うん! みんなにこんなに喜んでもらえるなんて…みかん星人にとって光栄であります!」

 

希「みかん星人…? 千歌ちゃんは宇宙人なん?」

 

曜「ははは…説明すると長くなるんで、とりあえず千歌ちゃんは宇宙人ということで…」

 

ことり「みかん星人さんはとってもおいしいみかんを教えてくれるんだよ~」

 

凜「ずるい! 凜もおいしいみかん食べたいにゃ!」

 

にこ「にこたちはみかんどら焼きを作って食べたわ!」

 

花丸「とってもおいしかったずら~~」

 

凜「えぇ~~! 凜のは? 凜のは~~??」

 

絵里「安心して? ちゃんとみんなの分も作ってきたわよ」

 

凜「わーいわ~い! みんなありがとにゃ~~!!」

 

ルビィ「えへへ…なんだかみんなすっかり仲良しだよね♪ うれしい…」

 

花陽「うん! もうみんなお友達だね」

 

真姫「9人でも賑やかなのに18人になるとさらにすごくなるわね…まぁいいんだけど」

 

梨子「ふふっ…でもたまにはこういうのも…楽しいかな♪」

 

海未「入口の前に集まっていると周りのお客さんに迷惑ですから…中に入りませんか?」

 

果南「そうだね。じゃあみんな、行くよー?」

 

 

 

果南(…あれ…? 1人足りない気が…)

 

 

--

 

 

??「なんとかゴリ押しで頼み込んで、潜り込むことが出来ましたわ…! これで絵里さんともう一度ハグを…!」

 

うちっちー「さぁ! 行きますわよ!!」

 

 

--

 

 

穂乃果「花陽ちゃん! イルカのショーは何時から!?」

 

花陽「えっと…15:30からみたい。その前にセイウチさんのお食事とかアシカさんのショーもやるみたいだよ」

 

花丸「そしたらショーが始まる前に色々見に行くずら!」

 

ことり「カワウソの赤ちゃんがいるんだって~見に行こうよぉ~」

 

果南「ここはみんな自由行動って感じでいいかな?」

 

希「そうやね、ゾロゾロついていくよりそのほうがええかもね」

 

絵里「じゃあショーの時間までは各自、自由行動にしましょう? みんな、時間を忘れずに戻ってくるのよ?」

 

17人「は~い!!」

 

 

--

 

 

ことり「曜ちゃ〜ん! カワウソの赤ちゃんの所行こうよぉ〜♪」

 

曜「ヨーソロー! …って、この時間なら…ことりちゃん、ちょっと待ってて!」

 

ことり「あっ…曜ちゃ〜ん…」

 

 

曜「お待たせしました! はいっ、これ!」

 

ことり「チケット…? …カワウソにタッチ!? エサ付き? すご〜い! カワウソさんに触れるんだ〜♡」

 

曜「1日5組しかできないからどうかな〜って思ってたんだけど、まだ余っててよかったよ!」

 

ことり「曜ちゃんありがとう〜♡ じゃあ早くタッチしに行こ♡」

 

 

カワウソ「キュ〜〜」タッチ

 

ことり「ふわぁ〜〜♡ ちっちゃな手だねぇ〜♡ あっ! 触った! 曜ちゃん、触ったよ〜〜♡」

 

曜「私もタッチしよ! …あっ! 触ったー! カワウソって本当にかわいい顔してるよね〜!」

 

ことり「うふふ♡ えいっ! タッチ!」プニ

 

曜「えっ! わ、私!?」

 

ことり「かわいいから…ついタッチしちゃった! えへへ♡」

 

曜「…かわいい……ハッ! つ、次はカワウソにエサあげて、赤ちゃん見に行こ!」

 

ことり「ヨーソロー♪」

 

 

--

 

 

真姫「これって…。これ全部クラゲなの?」

 

梨子「うん、ライトアップされてすごい綺麗だよね。ここは私のお気に入りの場所なんだ。みとしーに来るといつもここでクラゲを見てるの」

 

真姫「凄い…。クラゲって海にプカプカ浮いてて、何だか地味なイメージだったけど…こうやってライトアップされると…とても綺麗で幻想的になるわね」

 

梨子「ふふっ…地味で、何だか私みたいだな」

 

真姫「だから梨子ちゃんは地味じゃないって言ったじゃない…」

 

梨子「たとえ地味でも光を受けて、こんなにも綺麗に輝くことが出来る…とても素敵だよね。 私も多分…そうなのかなって」

 

真姫「そうね…梨子ちゃんも大人になったわね。小学生の時とは大違い」

 

梨子「それは…。もう! からかってるんですか?」

 

真姫「ふふっ…褒めてるのよ。言ったでしょ? 私は口下手だって。さ、もう少し眺めてましょ?」

 

梨子「うん! もう少しここで…」

 

 

--

 

 

凛「はぁ〜〜…」

 

花丸「凛ちゃん? どうしたずらか?」

 

凛「お腹すいた〜〜…そういえばお昼まだ食べてなかったにゃ…」

 

花丸「マルはお菓子をちょっと食べたけど…やっぱりお腹すいてきたずら」

 

凛「そうだよねぇ〜、はぁ〜〜…ラーメンが食べたいにゃ…」チラ

 

凛「パスタ屋さん?」

 

花丸「パスタ屋さんずら」

 

りんまる「…行く?」

 

 

店員「お待たせしましたー。しらすとモロヘイヤのジェノベーゼとミートソーススパゲッティでーす」

 

りんまる「いっただっきまーす」

 

花丸「う〜ん…おいしいずら〜〜♪」

 

凛「食べてる時の花丸ちゃんって、すっごくかわいいね!」

 

花丸「じゅら!? り、凛ちゃんのほうがかわいいずら」

 

凛「ううん! 花丸ちゃんのほうがかわいいにゃ」

 

花丸「凛ちゃんのほうがかわいいずら!」

 

凛「じゃあどっちもかわいいにゃ!」

 

花丸「どっちもかわいいずらね」

 

りんまる「…ふふふっ♪」

 

 

--

 

 

穂乃果「千歌ちゃん千歌ちゃん! あそこになんかいる!」

 

千歌「ん〜? あっ、うちっちーだ!」

 

穂乃果「うちっちー?」

 

千歌「みとしーのマスコットキャラで、セイウチがモデルになってるんだよ。みとしーの人気者なんだ!」

 

穂乃果「そうなんだ! よーし! お〜〜い!! うちっち〜〜!!」ダッシュ

 

うちっちー「……っ!」ビクッ

 

穂乃果「へへ〜〜捕まえた〜〜!」ダキッ

 

千歌「私も〜〜…とりゃ〜〜!!」ダキッ

 

うちっちー「」ピタ

 

穂乃果「…あれ? 動きが止まった…?」

 

千歌「おっかしいな〜? いつもはこんなんじゃないのに… もしもーし? うちっちー? お〜〜い?」

 

うちっちー「ピギッ」

 

穂乃果「ぴぎ? うちっちー何かしゃべった!?」

 

うちっちー「…!」ピュー

 

千歌「あーっ! 逃げちゃった!」

 

穂乃果「穂乃果たち嫌だったのかな…? ショック…」

 

千歌「そんなことないよ! でも何かおかしい…」

 

 

--

 

 

うちっちー(まさか千歌さんと穂乃果さんに出会うとは…。危険でしたわ! 早く絵里さんを見つけなければ…!)

 

 

--

 

 

タカアシガニ「…」

 

善子「蟹ね…」

 

海未「蟹ですね」

 

善子「つかみ取りが出来るらしいわ」

 

海未「そうですね、重いのでしょうか」

 

善子「海未…。試してみない?」

 

海未「善子も試してみませんか?」

 

善子「ヨハネ!」

 

海未「なぜヨハネなのですか?」

 

善子「それは…。っ! …善子はヨハネなの!」

 

海未「ではヨハネは善子ではありませんか。私が善子と呼ぶのはヨハネと呼んでいるのと一緒ですよ?」

 

善子「確かに。…でも…ヨハネがいい…」

 

海未「…ヨハネ、一緒に蟹…持ち上げてみませんか?」

 

善子「…! 海未って…優しいのね…」

 

海未「そんなことはありませんよ。さぁ善子、右側の足を持ってください♪」

 

善子「…いじわる…。あ、タカアシガニって蟹だっけ?」

 

海未「蟹ですね。蟹じゃないのはタラバガニですよ」

 

善子「詳しいわね」

 

 

--

 

 

花陽「ルビィちゃん見てみて! フクロウがいるよ?」

 

ルビィ「フクロウさん…フワフワでかわいい…♡」

 

花陽「ルビィちゃんってフクロウさんみたいだね」

 

ルビィ「うゅ? ルビィがフクロウさん…? は、花陽ちゃんもフクロウさんみたい…」

 

花陽「私も!? どこが似てるのかなぁ?」

 

ルビィ「えっとね? なんだかフワフワした感じとか、笑ってる顔がかわいいとか…い、色々…」

 

花陽「ルビィちゃんもフワフワしてて、かわいいし…なんだか私たちって似てるのかな?」

 

ルビィ「えへへ…。花陽ちゃんと一緒…! このフクロウさんたちも一緒だよ!」

 

花陽「じゃあ右のフクロウさんは少し小さいからルビィちゃんかな?」

 

ルビィ「左のフクロウさんは花陽ちゃん!」

 

ぱなるび「…えへへ…♡」

 

 

--

 

 

にこ「はぁ〜〜…」

 

果南「にこちゃん? …どうしたの?」

 

にこ「帰りたくないなぁ〜って。だって…すっごく楽しいんだもん」

 

果南「その気持ちわかるな…。楽しい時って、ずっとこのままでいれたらいいのにって思うよね」

 

にこ「そう! そうなの! にこはずうーっとこのままでいたい♡」ヒシッ

 

果南「あはは…。何かにこちゃんって妹みたいな感じだね」

 

にこ「ダメ! にこのほうが年上なんだから〜…、果南ちゃんは甘えてもいいんだよ?」

 

果南「…! いやいやいや甘えるとかは…私のキャラじゃないし…」

 

にこ「え〜〜いいじゃなーい! にこお姉さんに甘えなさい?」

 

果南「じゃあ…甘えるのは東京行った時にしようかな…? ここでは…にこちゃんが甘えてもいいよ?」

 

にこ「え! い、いいの!?」

 

果南「冗談冗談…♪ ほら、私そんなキャラじゃないからね…でも、こんなに楽しい時間は終わって欲しくないかな…ってね」

 

にこ「かっ、果南ちゃん…」

 

果南「冗談だよ、冗談♪」

 

にこ「も、もう〜〜!!」

 

果南「あはは! 冗談じゃないんだけどね…」

 

にこ「え? 何か言った?」

 

果南「ううん! なんでもないよ…♪」

 

 

--

 

 

絵里「あ、希と鞠莉ちゃんじゃない」

 

希「あれ? エリち1人なん?」

 

鞠莉「てっきりダイヤが一緒かと思ったデース」

 

絵里「そうね…そうだと思ったんだけど、ダイヤちゃん…さっきからいないわよね?」

 

希「あ、何か足りないて思ってたけど、ダイヤちゃんやったんやね」

 

鞠莉「ダイヤ…どこいったのかしら?」」

 

 

うちっちー(見つけましたわ…! わたくしのエリーチカ…!)バタバタバタ

 

絵里「ねぇ…あそこにいるの…何?」

 

鞠莉「あれはうちっちーよ〜! みとしーのマスコットキャラなのよ♪」

 

絵里「へぇ…、ちょうどこっち向かってきてるし…希? 写真撮ってくれないかしら?」

 

希「ええよ〜〜って…何か…うちっちー、ものすごい勢いでこっちに来てない?」

 

うちっちー「…」ドドドド

 

絵里「え!? ちょ!」

 

うちっちー「♡♡♡」ハグー

 

鞠莉「…ふ〜ん…なるほどね…。ねぇちょっと聞いて…」

 

希「…。なるほどね…」

 

絵里「ちょっと、うちっちー!? そ、そんなに激しくしたら…」

 

鞠莉「ふふふ♡ エリーはうちっちーに好かれちゃったのかしら?」

 

希「うちっちーダメだよ〜! ここには小さいお子さんもいるんやから! やるならあっちでゆっくりと…」

 

うちっちー「…♡」テクテク

 

絵里「希!? ちょっと余計な…」

 

鞠莉「いいのいいの♪」

 

希「そ! いいのいいの♪」

 

絵里「…?」

 

 

うちっちー「…♡」ジリ

 

絵里「う、うちっちー…頼むから落ち着きましょ?」

 

うちっちー「…」ジリジリ

 

希「さ! うちっちー! ここやったら人目にもつかないし、目一杯できるよ?」

 

鞠莉「イェース! 好きなだけエリーをハグできるわ♡」

 

うちっちー「♡♡♡」ハグー

 

絵里「キャッ!! ちょっと…! 希も鞠莉ちゃんも、一体何を企んで…キャッ! そんなに激しく…!」

 

希「そうやね…企んでるのは…」

 

鞠莉「私たちじゃなくて…うちっちーのほうかしら♪」

 

うちっちー「…!?」パッ

 

絵里「はっ…離してくれた…。ねぇそれってどういう…」

 

希「説明は…」

 

鞠莉「この頭を取ってからにしましょ!!」バッ

 

うちっちー「!!!?」

 

絵里「ちょっ…え!? ダイヤ…ちゃん…?」

 

ダイヤ「…」

 

鞠莉「さぁて♪ 説明してもらおうかしら♡」

 

ダイヤ「は、はい…」

 

 

希「なるほどね〜…それだけエリちの大ファンだったんやね」

 

鞠莉「ダイヤは昔っからエリーチカLOVE♡だったもんね」

 

絵里「だからと言って…なんでここまで無理して…」

 

ダイヤ「…どうしても…どうしても面と向かって言えなかったのです…絵里さんの大ファンだと…」

 

希「恥ずかしかったんやね」

 

ダイヤ「はい…生徒会長の手前…このようなことを、どうしても申し上げられず…」

 

鞠莉「でも内に秘めたる想いがスパークしちゃったってところかしら?」

 

ダイヤ「うちっちーになれば…またハグ出来るのではないかと…」

 

絵里「全く…。ふふっ、ダイヤちゃんて意外におっちょこちょいなのね♪」

 

ダイヤ「絵里さん…わ、わたくしがおっちょこちょい?」

 

鞠莉「そうよ〜〜! ダイヤはおバさん♪ だもの♡」

 

ダイヤ「ちょっと…『か』が抜けてますわ! 『か』!」

 

絵里「ダイヤちゃんってとっても面白いのね♪」

 

ダイヤ「わたくしは面白くなど…」

 

希「ダメダメ! そんな顔しちゃ〜 笑顔笑顔やで?」

 

鞠莉「ダーイーヤ♡ みんなもう気にしてないから! 」

 

絵里「もう…じゃあ、こう!」ハグ

 

ダイヤ「えっ…絵里さん…」

 

絵里「私のファンでいてくれて本当にありがとう…でも、ダイヤはもう私の大切な友達よ…」

 

ダイヤ「絵里さん…! 絵里さん…」

 

 

鞠莉「ダイヤ? もう落ち着いた?」

 

ダイヤ「えぇ…穴があったら入りたいくらいの状況ですわ…」

 

希「それでもみんながより仲良くなれたから、ええんやない?」

 

絵里「ふふっ♪ でもまさかダイヤがうちっちーになっているとは思わなかったわ!」

 

ダイヤ「もう…それはお話しするのはお止めください~…」

 

鞠莉「そろそろショーが始まるけど…ダイヤ? うちっちーのままで行く?」

 

ダイヤ「行きませんわ! 衣装を戻してまいります!」

 

希「ふふっ、じゃあみんなで衣装戻しに行こう?」

 

絵里「ダイヤ、行くわよ?」

 

希「…はい!」

 

絵里「ふふっ…素敵な笑顔ね♪」

 

 

 

--

 

最終話へ続く

 

 

※次回更新は内浦訪問の為、来週中ごろとなります。宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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