-浦の星女学院屋上-
果南「1234 1234 曜は今のステップ気をつけてー! 1234 ルビィちゃん少し遅れてるよー?123…」
千歌「おおお遅れてすみませんでした〜〜!」
果南「やっと来たね…。練習着、ちゃんと用意しとかないとダメだよ?」
千歌「たはは…。志満姉が洗っちゃったのかと思って探してたら、ベッドの脇に落ちてました…」
ダイヤ「全く! 千歌さんがしっかりしなくてどうするんですの? 今夜のライブに向けた最後の詰めの練習ですのよ?」
鞠莉「ダーイーヤ♡ まぁまぁ落ち着きましょ? 怖い顔してるとライブに来るお客さんが泣いちゃうよ〜?」
ダイヤ「わっわたくしはそんな怖い顔などして…。…わたくしの顔はそんなに怖いんですの? そんな…そんな…」
果南「ダイヤはかわいいから大丈夫だよ。さて…千歌、今ダンスの最終確認をしてるとこだから早く入ってもらえる? じゃあ全員で頭から始めるよ!」
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千歌「ふぅ〜〜…疲れた〜」
曜「千歌ちゃん、はいっ! 冷たいドリンク」
千歌「曜ちゃんありがとー! んっんっんっ…ぷはぁ〜〜!! 生き返るぅ〜〜」
曜「千歌ちゃんLINEで「練習着が」ってだけ送ってきてそれっきりだったから、みんなで心配してたんだよ?」
千歌「ごめんごめん曜ちゃん…。慌てて探してたら連絡するの忘れてて…。うちに泊まりに来てたお客さんにも迷惑かけちゃったし…」
梨子「千歌ちゃん…。一体何をしたの…」
千歌「いや〜ただ志満姉に「練習着どこやったの〜?」って聞きに行ったら、ちょうど団体のお客さんの案内をしてたところに居合わせちゃって…」
梨子「それは不味いんじゃないかな…」
千歌「えっ…。梨子ちゃんそんな怖い顔で言わないでよ〜〜…うぅ…どうしよう…」
善子「簡単よ。一言謝ってくればいいじゃない。ふふ…もしもヨハネだったら…」
ヨハネ「…親愛なるリトルデーモン達、ヨハネは自らの過ちを認め、その贖罪としてあなた達と魔の契約を結ふ」
花丸「や め る ず ら ♪」
善子「す、すみませんでした…」
梨子「あはは…。でも素直に謝りに行くのも一つの方法ね? あ、でも相手がご年配の方だとしたら少し厳しいかな?」
千歌「あー…。チラッとだけしか見なかったけど、大学生くらいの女の人が8人?いや、9人くらいだったよ」
曜「十千万に学生さんの団体って珍しいね! いつもはご年配の団体さんばかりだよね」
千歌「そういえば金髪の人と中学生くらいの女の子もいた!」
梨子「外国の人と中学生も? 一体どういう団体さんなのかな…?」
千歌「確か…、金髪のポニーテールで美人そうな人と黒髪のツインテールで可愛らしい感じの女の子だったような…」
千歌「なーんかどこかで見たことあるような気がしたんだよね〜」
ルビィ「…金髪…ポニーテール…黒髪…ツインテール…金…黒…ポニテ…ツインテ…」
曜「へぇ…、ちょっと見てみたくな」
ルビィ「ピギャアアアアアアア!!!!」
8人「!!!!!????」
千歌「る、ルビィちゃん!?」
ダイヤ「ルビィ!! 一体どうしたんですの!? 気を確かに!!」
ルビィ「あわ…あわあわ…あわわ…お、お、お姉ちゃん…」
ダイヤ「ルビィ!! 何があったのですか!?」
ルビィ「み、みゅう〜〜…みゅう〜〜…」
8人「みゅう〜〜???」
ルビィ「」
鞠莉「あ、落ちた」
ダイヤ「ルビィ〜!! わわわわたくしはどうすれば…」
果南「とにかく、ダイヤはルビィちゃんを保健室に連れてって! さすがに今日は先生もいないから誰か一緒に行ってあげてもらえるかな?」
梨子「じゃあ私が一緒に行くね?」
果南「助かるよ。さて…この状況じゃ練習どころでは無くなっちゃったね…」
鞠莉「仕方ないよ、後は本番前に合わせればいいんじゃない?」
花丸「ルビィちゃん…。大丈夫ずらか?」
善子「どうしてルビィはいきなり気を失ったわけ!? みゅう〜とか言ってたけど」
曜「みゅう〜って一体なんなんだろ?」
千歌(みゅう〜…。みゅ、と言えば? …みゅ…ミュータントガールズ? …違う…みゅ…、ハッ!!)
千歌「μ's!?」
曜「千歌ちゃん?」
千歌(あれは…まさかμ'sだったの!? 金髪、ツインテ…、はっきりとは見ていないけど確かに8、いや9人いたし…でもまさか…! あわあわわわ…)
曜「ちっ千歌ちゃん! 顔が真っ青だよ!!」
千歌「よ、曜ちゃん…み、みゅ…」
千歌「」
鞠莉「ワォ! ちかっちまで落ちた」
曜「千歌ちゃーん!! しっかりして〜〜!!」
果南「千歌まで…。曜! とりあえず千歌を保健室に連れて行こう!」
善子「一体何が起きてるのよ〜〜!」
花丸「とにかくみんなで保健室に行くずら!」
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-保健室-
千歌「う、う〜〜ん……」
梨子「目が覚めたみたいだね」
千歌「梨子ちゃん…。私…気を失ってたの…? みんなは?」
梨子「みんなは今夜のライブの準備に行ってもらったよ。千歌ちゃんとルビィちゃんは私が様子を見るということで」
千歌「そっか…。あっ!ルビィちゃんは?」
梨子「まだ寝てるよ。とりあえず起こさないようにしましょ?」
千歌「梨子ちゃん…。ごめん…、こんな大事な時にこんな事になっちゃって…」
梨子「千歌ちゃん…、よかったら聞かせてくれない? 多分2人とも気を失った理由は同じなんじゃないかな…?」
千歌「うん…。多分ルビィちゃんも理由は同じだと思うんだけど…」
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梨子「えっ!! μ'sが十千万に泊まりに来てる!?」
千歌「うん…。はっきりとは見てないんだけど、特長から間違いないんじゃないかと…」
梨子「そんな…、考えすぎじゃない? まさかあのμ'sが内浦になんか…」
ルビィ「ルビィは絶対μ'sだと思います!!」
千歌「ルビィちゃん!? 大丈夫?」
ルビィ「は、はい…大丈夫です…。さっきの千歌ちゃんの話…、絶対にμ'sに間違いないと思って…」
梨子「そう…。でも今はμ'sの事を気にしている場合じゃないよ。2人ともライブには出れるの?」
千歌「うん…、大丈夫!」
ルビィ「ルビィも…、大丈夫です!」
梨子「良かった…! じゃあひとまずμ'sの事は忘れて早く準備に行きましょ!」
ちかルビ「うん!!!」
梨子(ふぅ…、何とか間に合いそう…。今回は体育館が会場で助かったよ…)
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-浦の星女学院体育館前-
真姫「花陽の荷物はこれだったのね…」
希「全員分のAqoursグッズ…。流石は花陽ちゃんやね」
花陽「今日の為に頑張って集めたAqoursグッズです!! みんなには花陽オススメのメンバーのグッズにしてもらったよ♪」
絵里「私のは…、ダイヤちゃん? なんだか珍しい名前ね…」
穂乃果「穂乃果のは…、千歌ちゃん? うん!なんだかとってもかわいいね!!」
ことり「私のは曜ちゃんか〜〜。ふふふ♡ かわいい〜〜♡♡」
真姫「私のは…、梨子ちゃん? …なんだかどこかで見たことあるような気がするわね?」
希 「ウチのはヨハネ(善子)って書いてあるけど…、ヨハネちゃんなん?善子ちゃんなん?」
凛「凛のは…花丸ちゃん? 名字かにゃ? でもかよちんみたいにとってもかわいいにゃ〜〜」
海未「私のは鞠莉さんという方ですか。どことなく絵里に似た雰囲気を感じますね」
にこ「ちょっと花陽…」
花陽「にこちゃん…、ごめん! もしかしてにこちゃんの推しメン違ったのォ!?」
にこ「そうじゃないわよ…。やっぱり花陽は私の事を理解してくれてると思って感動してるのよ…!」
にこ「にこの推しメンは何と言っても果南ちゃんよ!! 最近は推しメンランキングトップにさせる為に頑張ってるんだから!」
絵里「さすがにこね…マイグッズまで持参してるじゃない…。花陽のはルビィちゃん? 私のダイヤちゃんと関係があるのかしら?」
花陽「2人は姉妹なんだよ? ダイヤちゃんがお姉さんでルビィちゃんが妹」
穂乃果「へぇ〜! 姉妹で同じユニットでやってるんだね! μ'sに雪穂がいるみたいな感じだね!」
絵里「私の場合、亜里沙と一緒にやってるようなものね…。なんだかもやもやするわね」
希 「μ'sが9人でAqoursも9人、1人ずつ応援できるからピッタリやね」
真姫「それにしても…、結構お客さんが集まってるわね」
希「老若男女問わずって感じやね」
絵里「幅広い世代に支持されてるのね…。私たちの時にはあまり見かけなかった光景ね」
海未「やはり地域で支持されているのでしょうか」
凛「かーよちーん、いつ始まるのー?」
花陽「もうすぐだよ♪ みなさん! 開場したら一斉にダッシュです!!」
穂乃果「ダッシュ!? なぜなぜ??」
花陽「もちろん! 最前列を確保する為です!!」
希「流石は花陽ちゃんやね。じゃあみんなで頑張って最前列確保しよ?」
モブ「お待たせしました〜〜! Aqours ライブin浦の星、開場しま〜〜す!」
花陽「行きますよ!! ダッシュです!!」
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ちょっと休憩 -缶バッジ-
絵里「なんだか歩くたびにジャラジャラ音がすごいわね…」
花陽「熱狂的なスクールアイドルファンにとってはマストアイテムなんです!」
希「にこっちは全身缶バッジだらけで…なんだか菊人形見たいやね」
にこ「希!褒めてないでしょそれ!!!」
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-体育館ステージ裏-
果南「みんな準備はいい?」
ダイヤ「勿論ですわ!」
鞠莉「とびっきりシャイニーなステージにしましょ♪」
梨子「デビューライブ以来の体育館のステージね」
曜「今度は最初から最後まで歌い切ろう!」
花丸「みんなで笑顔で楽しむずら!」
善子「ヨハネ… 堕天降臨! 魔力は最大よ!」
ルビィ「みんなで頑張ルビィ!!」
果南「後は千歌! 頼んだよ」
千歌「うん! 初めは私と曜ちゃん、梨子ちゃんの3人でこの体育館のステージに立って…。時間は間違えるわ、停電するわでハチャメチャだった」
ようりこ「千歌ちゃん…」
千歌「でも! そのあと9人になって…、私思ったんだ…。Aqours はこの9人でやるために生まれたんだなって! 奇跡だったかもしれない、でも今は運命だったと思ってる!」
千歌「あのね、私またこの体育館で歌いたかったんだ…。この9人でね! この体育館はAqours の初めてのステージの場所…。そして9人になった今…、改めてみんなと一緒スタートするためにここで歌いたかったんだ」
果南「みんなでいっせーの!で一緒に走り出そうってことだね」
千歌「うん! やっぱり9人でスタートラインに立ちたかったんだよ! それで今回の会場を体育館にしたんだ」
梨子「ふふ…。千歌ちゃんも結構ロマンチストなのね」
千歌「いやいや梨子ちゃんには負けるけど〜?」
梨子「なっ…! 千歌ちゃん何を言うの…///」
花丸「顔真っ赤ずら」
ダイヤ「おしゃべりしているといつまでも始まりませんわ! さ、千歌さん?」
千歌「みんなでここまで頑張ってきた! この9人なら何だって怖くない! 最高のお客さんに最高のステージを…みんなで届けよう!!」
Aqours「はい!!!」
千歌「行くよー!! Aqours〜…」
Aqours「サーンシャイーン!!!!」
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続く