沼津ことりっぷ   作:にゃおにゃお

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第5話 サプライズ!

-大広間-

 

絵里「ふぅ…、いいお風呂だったわ。やっぱり温泉って最高ね」

 

海未「そうですね、日々の疲れを癒すには温泉は最適です」

 

希「えーっと明日の予定はっと…。明日は水族館に行くんやね?」

 

花陽「イルカやアシカのショーが見れるんだって! 楽しみだよね」

 

希「ええやん! 明日もたっぷり満喫できそうやね♪」

 

真姫「…」ガラッ

 

穂乃果「あっ真姫ちゃんおかえりー!」

 

ことり「真姫ちゃん大丈夫? 湯冷めしてない?」

 

真姫「大丈夫よ…。ちょっと…海を見に行ったら素敵な出来事があって」

 

凛「素敵な出来事…? なになに〜? 凛も知りたいにゃ〜!」

 

真姫「海の音よ」

 

凛「海の音…? 一体何の事にゃ?」

 

真姫「ふふっ…秘密よ秘密」

 

凛「え〜真姫ちゃんずるいにゃ〜〜」

 

穂乃果「ねーねーお菓子と飲み物、これだけしかなかったっけ?」

 

にこ「何言ってんのよ! あんたと凛でほとんど食べちゃったじゃない!」

 

海未「全く穂乃果は旅行だからと言って食べ過ぎです! 昔のように悲惨なことになりますよ?」

 

穂乃果「大丈夫だよ〜 1日2日くらい食べすぎちゃっても! ほら、まだ育ち盛りだし」

 

海未「……」ギロリ

 

ことり「うっ海未ちゃぁん…せっかくの旅行なんだからそれくらいに〜…」

 

海未「…。わかりました、今回はことりに免じて許しましょう。ただ! 東京に戻ったら…たくさん話したい事がありますので忘れないでくださいね♪」

 

穂乃果「う、海未ちゃん…絶対にいい話じゃないよね…」

 

花陽「あはは…。わ、私…何か飲み物買ってくるね? 私もなんだか喉が渇いちゃった」

 

にこ「近くにコンビニあったわよね? 花陽、私も一緒に行くわ」

 

花陽「何か買ってきてほしいものあるかな?」

 

穂乃果「じゃあ穂乃果はストロングゼロレモン味で!」

 

海未「穂乃果…!!」

 

穂乃果「うっ…いや…穂乃果はおーいお茶で…」

 

にこ「何か適当に見繕ってくるわ。花陽、行きましょ?」

 

 

--

 

 

-千歌の部屋-

 

千歌「ねぇ、みんな今日はうちに泊まってくよね?」

 

善子「この時間だし…もちろんそのつもりだけど?」

 

曜「私は自転車だからいつでも帰れるけど…帰れない組は泊まりになっちゃうよね」

 

鞠莉「だーめーよ! 今日は9人全員で一緒に寝ましょ?」

 

花丸「マルも帰れないから今日はお泊りさせてもらうずら」

 

ダイヤ「わたくしは…ち、千歌さんがどうしてもって言うのなら…その…」

 

ルビィ「ルビィも、みんなとお泊り…したいかなって…」

 

果南「2人共、動機が不純だからね… ま、でも久しぶりにみんなでお泊りってのも、たまにはいいかな」

 

千歌「でしょでしょ! じゃあみんなでお泊り決定ー!」

 

梨子「私は帰ろうかな…。ほら、全員だと狭いじゃない…」

 

千歌「え〜〜! 梨子ちゃん帰っちゃダメだからね!」

 

曜「梨子ちゃん、今日は諦めた方がいいよ? 千歌ちゃんが帰してくれないよ?」

 

千歌「帰らせないためにも〜梨子ちゃんにずっとしがみついちゃうんだから! えいっ!」ガバッ

 

梨子「キャッ…ちょ、ちょっと千歌ちゃん…。 わかった、わかったから離して〜!」

 

千歌「ふっふっふ! わかればいいのだ!」

 

梨子「あはは…」(うぅ…お部屋の掃除したかったのに…)

 

果南「まだまだ夜は長い事だし…コンビニ行ってくるから、何かお菓子とかジュースでも買ってこようか? 」

 

善子「ヨハネはブラッドオレンジジュースを頼むわ」

 

花丸「マルはのっぽがいいずら」

 

果南「花丸ちゃん…今日のっぽ何本目だろ…。ま、適当にたくさん買ってくるね。誰か一緒に行く人いる?」

 

ルビィ「あ! ルビィ…行きたいです!」

 

果南「珍しいね。じゃあ一緒にコンビニ行こっか」

 

ルビィ「えへへ…頑張ルビィ!」

 

果南「じゃあ行ってくるね。鞠莉? ダイヤをちゃんと見張っててよ?」

 

鞠莉「オフコース!! おっ任せよ〜〜♪」

 

 

--

 

 

ちょっと休憩 -セブンでいい気分-

 

花陽「にこちゃん、これくらいあれば大丈夫かな?」

 

にこ「どれどれ…おにぎりに煎餅に日本酒と米焼酎? ちょっと!全部お米じゃない!」

 

花陽「えへへ♪ 純米大吟醸だって♪ 気になるよね?」

 

にこ「花陽…ダメよ! 元の花陽に戻りなさい…って元からこんなだし!」

 

花陽「あ、米粉スムージーもあるみたい♡」

 

にこ「花陽〜!戻って来て〜〜!!」

 

 

--

 

 

-セブンみとしー店-

 

ルビィ「これだけ買えば大丈夫かなぁ…?」

 

果南「十分だね。じゃあ千歌ちゃんち戻ろっか」

 

ルビィ「はい!」

 

果南「でも…こうやってルビィちゃんと一緒に買い物って、なかなか無いよね」

 

ルビィ「えへへ…何だかお姉ちゃんがもう1人増えたみたい…♪」

 

果南(かわいい…)ジー

 

ルビィ「うゅ? ルビィの顔に何か付いてますか?」

 

果南「あ…いや…なんでも無いよ」

 

ルビィ「本当に何か付いてるのかな…? ルビィちょっとおトイレ行って見てきます!」

 

果南「あっ…。そう言う事じゃなかったんだけどな…」

 

??「…こちゃん、これくらいあれば大丈夫かな?」

 

??「ちょっと見せなさい! って…お茶にジュース…。あれ?普通じゃない…」

 

??「もうちょっとあった方がいいかな? お酒とか?」

 

??「穂乃果と絵里が飲むと危険だからやめましょ? あっ、チョコ忘れてた! ちょっと取って…」ガンッ

 

果南「うわっ!」バタン

 

にこ「キャッ!!」ガタン

 

果南「いたた…す、すみません…って…あれ…?」

 

にこ「わわわ、ご、ごめんなさい〜って……あ、あがっ!?」

 

花陽「にこちゃん!?どうしたの…って!! ピャア!!」

 

ルビィ「果南さん、別に何にも付いてなかったって…ピギッ!!!」

 

 

 

 

4人「……」

 

果南(こ、この人たちって…まさか!?)

 

にこ(あが…か、か、果南ちゃん…!? 本物!?)

 

花陽(る、る、ルビィちゃん!? えぇ!? どうなっちゃってるのォ!?)

 

ルビィ(みゅ、みゅ…μ'sのにこちゃんと…、は、花陽ちゃん…花陽ちゃん!?)

 

ルビィ「」パタリ

 

果南「あっ! ちょっとルビィちゃん! しっかりして!」

 

にこ「…ハッ! か、果南ちゃん! ルビィちゃんを外に! 花陽! とりあえずお会計頼むわ!」

 

花陽「はっ!はいぃぃぃ!!!」

 

果南「わ、私たちの名前を…?」

 

にこ「そんなことはどうでもいいわ! 早く外に運ぶわよ!」

 

 

 

 

にこ「ベンチが無いわね…仕方ないわ、とりあえずここに座らせましょ?」

 

果南「あ、ありがとうございます…。あ、あの! あなたはμ'sの…」

 

にこ「元!μ'sの矢澤にこよ。あなたはAqoursの松浦果南さんね?」

 

果南「は、はい!松浦果南…です。…あの、そちらの方も…」

 

にこ「…花陽? ちょっと花陽? 何隠れてんのよ…出て来なさい?」

 

花陽「あ、あの…こ、小泉…花陽と…も、申します…」ソロー

 

果南(花陽さん…。ルビィちゃん、大ファンだよね…そっか、だからルビィちゃん気を…)

 

にこ(か、果南ちゃんと話しちゃった…♪ でもダメよ! ここはスクールアイドルの先輩として…恥ずかしいところは見せられないわ!)

 

果南「困ったな…とりあえず連れて帰らないと…」

 

にこ「そ、その方がいいわ。家は近いの?」

 

果南「いえ…今日はその先にある十千万って宿にいて…」

 

にこ「…っ!! ぐ、偶然ね…私たちも十千万に泊まってるのよ」

 

にこ(これは奇跡!?運命!? まさか同じところに泊まってるなんて…)

 

にこ「それじゃあ2人でルビィちゃんを部屋まで連れて行きましょ? 花陽は荷物を持ってくれない?」

 

花陽「う、うん! る、ルビィちゃん…大丈夫かな…。もしもの事があったら…私…」オロオロ

 

にこ「絶対に大丈夫だからしっかりしなさい!? 果南さん?じゃあ行くわよ!」

 

果南「は、はい!」

 

 

--

 

 

凛「2人共遅いにゃ〜…」

 

絵里「何かあったのかしら…? ちょっと外見てくるわね」

 

穂乃果「穂乃果も一緒に行く!」

 

 

 

 

絵里「2人共どこに行ったのかしら…」

 

穂乃果「う〜〜ん………あれ? あれにこちゃん達じゃない?」

 

絵里「間違いないわ。もう…どこで道草をって…何だか人が多くない?」

 

穂乃果「ホントだ! お〜〜い! にこちゃ〜ん! どうしたの〜〜!」

 

にこ「穂乃果、絵里! ちょうどよかった! 悪いんだけどちょっと手伝ってくれない?」

 

絵里「ちょっと一体…その子、気を失ってるの!? って…その子は…?」

 

穂乃果「あっ! Aqoursの!」

 

果南「こ、こんばんは…」(ヤバい、みんな本物だ)

 

にこ「絵里、真姫は部屋にいる?」

 

絵里「い、いるわよ?」

 

にこ「よかった…。果南さん?ルビィちゃんを私たちの部屋に連れて行くわ」

 

果南「えっ…みなさんの…部屋に?」

 

真姫「医学部の連れがいるのよ。その方が安心でしょ?」

 

果南「は、はい…た、助かります…」

 

絵里(これは…一体なにが起きているの…?)

 

花陽(…大変です! 大変な事になってきました…!!)

 

 

--

 

 

-大広間-

 

 

絵里「…」ガラッ

 

希「あ! エリち、にこっちと花陽ちゃんは…ってどうしたん!?」

 

にこ「悪いけどそこを開けて! 誰か布団を用意してくれない?」

 

ことり「う、うん! あれ? その子たちってAqoursの…?」

 

凛「あっ! Aqoursの子たちにゃ!」

 

にこ「その話は後で! 真姫! この子を看てくれない

?」

 

真姫「わかったわ! とりあえず横にさせて…後は私に任せてちょうだい」

 

果南「お願いします…! あの、私…みんなに話してきます」

 

にこ「その方がいいわ。ダイ…いえ、お姉さんを連れてきた方がいいわね」

 

果南「はい! じゃあ…ルビィちゃんをよろしくお願いします!」

 

 

--

 

 

真姫「…」

 

ことり「真姫ちゃん…」

 

希「真姫ちゃん…」

 

真姫「…大丈夫よ。脈も呼吸も安定してるから、もうじき目が覚めるわ」

 

花陽「よかった…! 私、心配で心配で…!」

 

真姫「もう大丈夫だから…花陽も落ち着いた方がいいわ」

 

花陽「真姫ちゃん…ありがとう」

 

海未「顔色も良くなってきていますし… 一安心、ですね」

 

 

 

-バタバタバタ

 

 

 

??「ルビィ!!」ガラッ

 

μ's「!?」

 

ダイヤ「ルビィ! 一体どうしたのですか? ルビィにもしもの事があったら…わたくしは…」ボロボロ

 

真姫「もう大丈夫よ…じきに目も覚めるから安心して?」

 

ダイヤ「お医者様が看てくださっていると聞き… 誠に…誠に…何とお礼を申し上げればよいか…!」

 

真姫「大丈夫だから…お願いだから顔を上げて?」

 

ダイヤ「うぅっ…はい…」チラ

 

ダイヤ「いっ!!!???」

 

希(あ、これは…アカンやつかな?)

 

ダイヤ(…夢…でしょうか…? μ'sの皆さんがいらっしゃいますわ…。そ、そうですわ! これは夢ですわ!!)

 

ことり「あ…あの〜〜大丈夫…ですかぁ〜〜…」

 

ダイヤ「ふ…ふふ…μ'sの皆様…御機嫌よう…」

 

海未「いけません…意識が遠いところに行ってしまっているようです。ここは私の手刀で正気に…」

 

ことり「う、海未ちゃんダメぇ〜〜!」

 

ルビィ「う…うにゅ…あ…あれ…?」

 

凛「あっ!起きたにゃ!」

 

穂乃果「よかったよかった〜〜これで安心だねぇ〜〜」

 

ルビィ「こ…ここは…? あ、あれ…お姉ちゃん…?」

 

ダイヤ「ハッ!! ルビィ? ルビィ!! 目が覚めたのですね!」

 

真姫「どう? 気分悪かったりしない? 大丈夫かしら」

 

ルビィ「ピギッ…ま、真姫ちゃん…」

 

花陽「よかった…! ルビィちゃん、驚かせちゃってごめんね?」

 

ルビィ「ピギギッ!! は、は、花陽ちゃん? お、お姉ちゃん…これって…」

 

ダイヤ「ルビィ…これは夢ですわ…わたくし達は夢の中にいるのですわ…」

 

絵里「これは夢じゃ無いわ…現実よ。黒澤ダイヤさん?」

 

ダイヤ「あぁ…かしこい…かわいい…」

 

絵里「エリーチカ、よ? ふふっ♪」

 

希「エリちもノリノリやね… とりあえずルビィちゃんも目が覚めた事やし… 向こうのみんなに知らせた方がええんやない?」

 

凛「みんな絶対に心配してるよね。その方がいいにゃ」

 

ダイヤ「ハッ! そうですわ…皆にお知らせしなくては…」

 

にこ「ルビィちゃんはここでもう少し休ませた方がいいと思うわ」

 

希「そうやね…そしたら向こうのみんなをこの部屋に連れて来るのはどうやろ?」

 

ダイヤ「皆を…よ、宜しいのですか…?」

 

絵里「もちろんそちらが迷惑でなければ、の話よ」

 

ダイヤ「め、滅相も無い…!そ、そうしましたら皆を呼んで参ります…」ガラッ

 

 

 

 

 

ダイヤ(これは本当に現実ですの? 憧れのエリーチカ…憧れのμ's…。ルビィには感謝………いけませんわ!そんな事…姉失格ですわ! と、とりあえず皆を連れて参りませんと…)

 

 

 

 

絵里「……」

 

希「エリち? どうしたん?」

 

絵里「希…ちょっと耳貸して?」コソコソ

 

希「……。え? またアレやるん?」

 

絵里「そうよ! こんな事になっちゃって…折角だし、いい機会かなって♪」

 

希「ホントにエリちはノリノリやね。まっ面白そうやし、ええんやない?」

 

絵里「さすが希ね! ふふっ楽しみだわ♪」

 

 

--

 

続く

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