ハイスクールH×D-赤い龍へと憑依した転生者   作:凱旋の女神

1 / 2
始まりとハジメテ
朝目覚めたら・・・ここどこ?オレは誰?


 何の前触れもなく、俺は死んだらしい・・・目を開けると見覚えのない天井で、体を起こすと天井と同じで見覚えが無い部屋の景色・・・立ち上がり、部屋を見ていると机の上に俺の名前が書いてある手紙が置いてあったのである。

 自然とその手紙に手を伸ばし、中身を見た・・・書かれていたのは、俺の名前と思われるモノと誰が書いたかは知らないが、「汝は心・技・体を極めれば、赤き龍の目覚めと共に、隠された力が解放するだろう・・・汝の二度目・・・・・」その後は、文字と思われるのが続いていたが、読めない為諦めた。

 しかし、今の俺は今までのオレなのか?と、今いる部屋に鏡が無いか探していた時・・・

 

「一誠!紫藤さん達のお見送りに行くわよー!!!」と部屋の外から、女の人の声が聞こえた・・・改めて、俺は今までのオレじゃない事がはっきりと分かった。今までのオレの生活が送れないのは、非常に残念ではあるが、新たな人生を送れるのであればと考えればいいと自己完結し、部屋にあった外着を着て、部屋を出た・・・

 

 

 

 

 

 今、俺は家族と共に羽成≪はなり≫国際空港へと車で向かっていた。車内では、「どうした。一誠?」「あなた、一誠だってイリナちゃんとこれからお別れをするんだから、辛いのよ。」と俺の親は話しているが・・・違う・・・あなたたちの息子は今までの息子じゃない・・・俺という異物があなたたちの息子に入り混んだだけなんだという事を・・・だから、あなた達の子供ではないから、今までの僕ではない・・・申し訳ないが、俺は演じさせてもらうよ・・・このオレ・・・“兵藤一誠≪ひょうどういっせい≫”を・・・・・

 

 

 

 

 

 空港に着いて、俺は両親に手を引かれて歩いていた。そうすると、こちらに手を振る俺と同い年くらいの子と、その子に笑いながら注意している大人2人がいた。

「誠≪まこと≫さん。一葉≪かずは≫さん。そして、一誠君・・・私たちの為にここまで来てくれてありがとう。」「いいえ、家族ぐるみで付き合っていた仲ですから、紫藤さん達の見送りへ行かないなんて、言ってしまったらバチが当たりますよ。」「そう言っていただいて、嬉しいです。」と大人同士で話しているのを聞いていると、肩をちょんちょんと突かれた・・・突かれた方を見ると、涙目だが泣かない様している、女の子がいた。

 

「イッセー君。もうそろそろでバイバイだね。」「そうだね。イリナがいなくなると、寂しいかな・・・」「・・・イッセー君、私が大人になったら、また会いに行くね。」「うんわかった、僕は待ってるよ・・・その時はまた一緒に遊ぼうね。」「うん!!!」

 

 名前が勝手に出てきたが、目の前の子とどんな遊びをしていたかとか、どんな思い出があったか等は覚えてない・・・そんな事を考えていたら、紫藤さん達は飛行機に乗る時間が迫ってきた様で、「ではまた・・・兵藤さん。」「はい、お気をつけて・・・紫藤さん。」「またね。イッセー君とイッセー君のおとーさん、おかーさん。」「えぇ・・・イリナちゃんも元気でね。」と、かーさんの言葉を最後に紫藤さん達は搭乗口へと歩いて行った・・・・・

 

 

 

 

 

 紫藤さん達を見送って、車に乗り込んだ・・・車に揺られ俺は、静かに瞼を閉じたのであった・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 紫藤さん達を見送った日から、数年が経った。俺と両親は、今別々に暮らしをしている。何故かというと・・・親父がこの駒王地区というか、西日本のほうへ転勤となり、かーさんも親父と一緒に転勤先へと向かったのである。俺は、両親にはこっちに残るといい、現在、期間限定の一人暮らし中なのである。ちなみ学校もきちんと行っているし、あの手紙の言葉を信じていたので、修行等も行い、身体能力等もついてきた。そんなある日・・・・・俺、兵藤一誠になってから、初めての体験をする事になるなんて思いもしなかった・・・・・

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。