雷龍を宿しました。(休載)   作:Takari

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7話 vsコカビエル 決着

 

ドゴンッ、ドゴンッ!!

 

 

俺とコカビエルの拳がぶつかり合う度に空気が震える。

 

片や聖書に記される伝説の堕天使、片や神滅具にも匹敵する神器を宿す転生悪魔。

 

その戦いの壮絶さはもはや誰も手出し出来ないほどである。

 

 

「ぐっ、おらぁぁぁ!!」

 

「ぬおっ、はあぁぁ!!」

 

お互いの拳が直撃して対極に吹き飛ばされる。

 

俺はすぐに体勢を立て直して、次の攻撃に移る。

 

 

『Charge starting!!!』

 

 

右手の宝玉に大量の雷が取り込まれていき、輝きが増していく。

 

 

『Completion!!!』

 

 

俺は溜められた雷を一気に解放させる。

 

イメージしろ‥‥‥。コカビエルの放つような破壊力のある槍だ。さっきも『千鳥千本』が出来たんだ、出来ないはずがない!

 

 

「くらえッ!!」

 

 

俺は高密度の雷で出来た槍を作り出し、コカビエルに向かって力の限り投げつける。

 

「おもしろい! 俺と同じ槍で勝負するつもりか、いいだろう!その勝負、乗ってやる!!」

 

コカビエルも同様に極大の光の槍を生成し、俺に向かって放つ。

 

2つの槍がぶつかり合い、拮抗する。威力はほぼ互角だ。

 

俺は絶えず槍に雷を送り続けるが、それはコカビエルも同じで光力を尽きることなく送っている。

 

 

ドゴォォォォン!!

 

 

とうとう2つの槍の方が耐えられなくなり、激しい爆発を引き起こす。

 

「はあ、はあ・・・・いい加減倒れてくれない? こっちもそろそろ疲れてきたんだけど」

 

「くっ・・・・はあ、はあ、こんなに楽しい戦いを終わらせるのは何と勿体ない。まだまだ続けようじゃないか!━━━っと、その前に・・・・」

 

コカビエルは一本の槍を生成して、俺の方に放つ━━━と思っていたが横を通りすぎていった。

 

っ!?

 

な、なんだ、突然槍を放ってきたと思ったら横を通りすぎて行ったぞ? 一体どこ狙ってるんだ。

 

俺は怪訝に思い、後ろを振り返ってみる。

 

「がはっ!?」

 

そこには光の槍に貫かれ、吐血しているバルパー・ガリレイの姿があった。

 

「「「なっ!?」」」

 

「バルパー。おまえは優秀だったよ。そこに思考が至ったのもそれ故だろう。━━━だが、もうお前は必要ない」

 

コカビエルの突然の行動にその場にいる全員が驚く。

 

「何故殺した!」

 

「なに、用済みになったから消したまでのことだ、創雷師。・・・・・それにしても愉快な眷属を持ったものだなリアス・グレモリーよ」

 

そう言って俺達を興味深い様子で見てくる。

 

「どういうことかしら?」

 

「創雷師、赤龍帝、聖剣計画の生き残り、そしてバラキエルの娘! 面白い面子を揃えたようだ」

 

「私の前であの男の名を口にするな!」

 

朱乃先輩はコカビエルの言葉に反応して怒り叫ぶ。

 

朱乃先輩がこんなに怒りを露にするなんて、一体その人とどんな関係があるんだ?

 

「いや、あいつの娘がまさか悪魔に堕ちるとはな!全くおまえ達、グレモリーの兄弟は揃ってゲテモノ好きらしい!」

 

ゲテモノ?

 

こいつ、朱乃先輩のことをゲテモノだと・・・・!

 

 

「おい、コカビエル。うちの先輩をゲテモノ呼ばわりするな。━━━潰すぞ?」

 

 

俺は笑いながら話すコカビエルに向かって全力の殺気を向ける。

 

「っ!? はは、ここまでの殺気が出せるとは本当に面白味の尽きないやつだ!」

 

 

「コカビエル! 貴様は神の名の元に断罪してくれる!」

 

ゼノヴィアもデュランダルのオーラを出しながら構える。

 

「━━━神? よく主がいないのに信仰心を持ち続けられる」

 

コカビエルは表情を一変させ、呆れたように言う。

 

今の言葉に直ぐに反応するゼノヴィア。

 

「主がいない? どういうことだ! コカビエル!」

 

「おっと、口が滑ったな。・・・・いや、良く考えてみれば戦争を起こすのだ。黙っている必要もない」

 

 

こいつ、何が言いたいんだ。

 

━━っ!?

 

まさか!?

 

「先の三つ巴の戦争の時、四大魔王と共に神も死んだのさ!!!」

 

「「「なっ!?」」」

 

全員信じられない様子だった。

 

「神が・・・・死んだ・・・・?」

 

「神が死んでいた? そんなこと聞いたことないわ!」

 

「あの戦争で悪魔は魔王全員と上級悪魔の多くを失った。天使も堕天使も幹部以外の多くを失った。どこの勢力も人間に頼らなければ種の存続が出来ないほど落ちぶれたのだ。だから、三大勢力のトップどもは神を信じる人間を存続させるためにこの事実を隠蔽したのさ」

 

ゼノヴィアが俺の隣で崩れ落ちる。

 

その表情は見ていられないほど狼狽していた。

 

「・・・・ウソだ。・・・・ウソだ。」

 

両膝をつき、放心状態となってしまう。

 

 

「そんなことはどうでもいい。問題は神と魔王が死んだ以上、戦争継続は無意味と判断したことだ! 耐え難い! 耐え難いんだよ! 一度振り上げた拳を収めろだと!? あのまま戦いが続いていれば俺達が勝てたはずだ! アザゼルの野郎も『二度目の戦争はない』と宣言する始末だ! ふざけるなよ!」

 

強く持論を語るコカビエルは憤怒の形相となっていた。

 

アーシアは手で口元を押さえ、目を大きく見開いて、全身を震わせていた。

 

アーシアだって、今でも祈りを欠かさない信仰者だ。それなのに、なんの躊躇もなく暴露するだなんて!

 

 

「・・・主はいないのですか? では、私達に与えられる愛は・・・・」

 

アーシアの疑問にコカビエルはおかしそうに答えた。

 

「ふん。ミカエルは良くやっているよ。神の代わりに天使と人間をまとめているのだからな。『システム』さえ機能していれば、神への祈りも祝福も悪魔祓いもある程度は機能するさ」

 

コカビエルの言葉を聞いてアーシアはその場に崩れ落ちた。

 

小猫が支えてくれたけど、アーシアは気を失ってしまう。イッセーもゼノヴィアの方を支えてはいるが、かなりまずい。

 

 

「俺は戦争を始めるッ! お前達の首を土産に戦争を起こす! 俺だけでもあの時の続きをしてやる!」

 

 

 

もう、いろいろ限界だ。クローゼ、全ての魔力と雷を使ってでもアイツを倒すぞ!

 

 

『(主よ、そうなると鎧の修復は出来なくなり、一度解除されれば再装着出来なくなるぞ?)』

 

 

それでも構わない

 

 

『(はあ、どうなっても知らないからな)』

 

 

我が儘ばっかですまないな。その代わり、絶対に勝つからさ。

 

 

『(ああ、全力であいつに勝ってこい!主よ!!)』

 

 

「部長、みんな・・・・・ここは俺一人にやらせてくれませんか?」

 

「ダメに決まってるでしょう! ここは全員でやるべきよ!」

 

まあ、そう言われるのも当然だよな。でもこいつには一人で相手をしたい。さっきの続きもあるしな。

 

「正直に言いますが、他の皆では恐らく勝てません。イッセーの譲渡を使って部長達が攻撃しても、恐らく軽傷が限界です」

 

「その通りだリアス・グレモリーよ。創雷師との戦いに水は差させんぞ!」

 

コカビエルが部長たちに向けて強烈な殺気を放ち、直に受けた皆は震え上がり動けなくなってしまう。

 

「・・・しゅ、秋夜・・・・」

 

「大丈夫ですよ。俺は負けませんから!」

 

その言葉を最後に俺はコカビエルと完全に向き合う。

 

 

「いくぞ!コカビエル!!」

 

「さあ、かかってこい!」

 

 

俺とコカビエルはドゴンッ!と地面を蹴る音と共にその場から消える。

 

 

コカビエルは光の槍を放つのではなく手に持ち、俺に振りかぶってくる。

 

流石に素手と槍ではリーチが違いすぎるので、俺も雷を具現化させ刀へと変化させる。ティア姉との修行で剣術の方も教わっているため、そんじょそこらの相手では圧倒できる。

 

だが目の前の相手は同等かそれ以上の強さだ。はっきり言って俺の方が不利になる。だが、機動性に関しては俺の方が上。

 

俺はコカビエルを翻弄するように高速移動を続けながら斬り込む。

 

━━━が、古の大戦を生き残ったのは伊達じゃない。例え目で追い付けなくても気配でそれを察知し防いでくる

 

 

「くそっ、完全に決まったと思ったんだけどな・・・・」

 

「たしかに素早いが、それだけじゃ俺は倒せん!」

 

コカビエルがすぐさま光の槍を5本展開し、俺に放ってくる。

 

流石のコカビエルも消耗しているのか、その威力は先程と比べても少し低くなっている。

 

これならいけるか・・・・?

 

俺は広範囲に雷のバリアをはる。

 

 

ドゴゴゴゴォォーン!!

 

 

辺りに舞う砂ぼこりが晴れると、そこにはすでに俺の姿はない。

 

「何処にいった!?」

 

コカビエルが周囲を見渡すがどこにもいない。

 

 

「もらったぁぁぁ!!!」

 

 

俺はバリアを目眩まし代わりに使い、鎧から龍の翼を広げて一気に上空へと飛ぶ。案の定、コカビエルも気づいていない。

 

右手に全魔力、全雷を集中させる。膨大なエネルギーに耐えきれずに、鎧の殆どが崩壊していく。

 

 

右腕さえ覆われてれば十分だッ!!

 

 

「上か!?」

 

 

気づいてももう遅い!

 

 

俺の体からは雷が放出され、まさに落雷となってコカビエルに突き進む。

 

 

 

「『鳴御雷』!!!」

 

 

 

俺の正真正銘、全力の一撃を放つ。

 

コカビエルは防御壁を展開するが、雷の拳が紙同然に突き破り、コカビエルを襲う。

 

 

「ぐあぁぁぁぁぁ!?」

 

 

 

ドゴォォン!!!!

 

 

 

コカビエルはそのまま地面に叩きつけられ、雷の爆発に襲われる。

 

 

この一撃でダメだったらもう俺に成す術はない。

 

俺は痛むからだを引きずりながら巨大なクレーターの中心に倒れているコカビエルを見る。

 

 

「・・・・・・・」

 

 

コカビエルはピクリとも動く気配がない。さらに掛けられていた術式の方も解除された。

 

「か、勝った・・・のか・・・」

 

マジで危なかった。

 

鎧も右腕以外ほとんど残ってないし、こんなギリギリの戦いなんて久しぶりだ。

 

「シューヤさん!」

 

目を覚ましたアーシアが目に涙を溜めながら俺のもとに駆けつける。

 

「ア、アーシア・・・・」

 

「今治すのでもうしゃべっちゃダメです! ・・・・なんでこんな無茶をしたんですか、すごい、心配したんですから・・・・!」

 

俺は痛い体を起こしてアーシアの頭を優しく撫でてあげる。

 

「皆を、傷つけさせたく無かったんだ・・・・でも、ダメだな。 アーシアを泣かせちまうなんて」

 

「・・・・うぅ、シューヤさん!」

 

アーシアは治療をしながら俺に抱きついてきた。その衝撃で意識が飛びそうになってしまうがなんとか堪え、俺も抱き返す。

 

「もう、心配したんだから・・・・・」

 

「お疲れ様です、秋夜君」

 

「勝つって信じてたぜ!」

 

「秋夜君にはいつも驚かされるよ」

 

「さすがです、秋夜先輩」

 

「私を倒した男なんだ、勝って同然だ!」

 

部長達が俺に労いの言葉をかけてくれる。皆もボロボロじゃないか。

 

・・・・おっ? もう傷が完治するのか、流石はアーシア!

 

でも傷は治せても体力だけは元には戻せないから、俺はまだ立ち上がることができない。

 

 

 

 

 

 

 

「これは予想外だな」

 

 

 

 

突如聞こえてくる見知らぬ声とともにパリィン!と結界の破壊される音が響く。

 

「「「っ!?」」」

 

ここにいる皆が突然のことで驚く。上空から一筋の白い光が降り、俺達の真上に止まる。

 

その光から現れたのは、正に1つの穢れもない純白の言葉が一番当てはまるほどの白い鎧をまとっている者だ。

 

背中からは青白い光を放つ翼が生えている。

 

 

な、なんだよあいつ。

 

ただいるだけでものすごいプレッシャーを感じるぞ!

 

 

「我が名はアルビオン。13種の神滅具の1つ、『白龍皇の光翼《ディバイン・ディバイディング》』の所有者だ」

 

「『白龍皇の光翼』ですって!? イッセーの持つ『赤龍帝の籠手』と対を成す神滅具がなぜここに!?」

 

 

たしか二天龍の片割れだったよな。

 

それにしてもあいつ相当強いな、イッセーとは違って禁手にも至ってる。

 

「何、アザゼルからコカビエルの回収を頼まれてな。初めはつまらん仕事とばかり思っていたが、そうでもないらしいな」

 

鎧の兜越しで表情が読めず音声しか聞き取れないが、恐らく興味深いような顔してるんだろうな。

 

「あと、そこのはぐれ神父にも聞きたいことがある。」

 

白龍皇━━━アルビオンはフリードの襟首を持ちそのまま持ち上げる。

 

 

『無視か、白いの』

 

 

イッセーの籠手から威厳のある声が聞こえる。

 

 

『起きていたか、赤いの』

 

 

アルビオンの光翼からも声が発せられる。

 

 

『折角出会ってもこの状況じゃあな・・・・』

 

 

『いいさ、いずれ戦う運命さ。こう言うこともある』

 

 

『まったく、相変わらずだな。・・・・・ドライグにアルビオン』

 

俺の右腕から緑色の紋様が現れ、そこからクローゼが外に聞こえるように喋る。

 

 

『クローゼか、久しいな』

 

 

『お前が外に声を出すなんて珍しいじゃないか』

 

 

『本当に久しいな、二人とも。 確かに外に声を出すのは俺としても珍しいが、二天龍が揃っているのに顔を出さないわけにもいかないだろう』

 

 

す、すげぇ。

 

伝説のドラゴン達の会話なんて滅多に聞けるもんじゃないよな。

 

皆もかなり騒然としてる。

 

 

『そうだな。 このまま話を続けたくもあるが、生憎と此方も用事があるのでな。また会おう、ドライグ、クローゼ』

 

 

『またな、アルビオン』

 

 

『再び会えるときを楽しみにしているよ』

 

 

3体の伝説の龍の会話が終わり、白龍皇が飛び立とうとするとイッセーが問いかける。

 

「お前、一体何なんだよ!」

 

「俺は君のライバルだよ。もっと強くなって俺を楽しませてくれよ? それと━━━」

 

そう言って俺の方を見てくる。

 

「創雷師。今度君とも是非戦ってみたいな。その時を楽しみにしているよ」

 

白龍皇はそのまま空を飛び去っていく。

 

 

ええ!?

 

もしかして俺もあいつと戦うことになるのか?

 

勘弁してくれ。そんなのイッセーだけで充分だろ・・・・。

 

『(まあそう言うな。あやつとの戦いも中々楽しいぞ?)』

 

俺は別に、戦いは好きでもないし嫌いでもないんだよ。

 

もしあいつと戦うことになるなら、もっと強くなってないとな。今の俺じゃ敵わないだろうし。

 

 

 

 

 

 

結界を張っていた生徒会メンバーが俺達と合流する。

 

 

「皆さん、本当にお疲れ様でした。まさかあのコカビエルを倒すだなんて、さすがリアスの眷属ですね」

 

「・・・・確かに倒したのは俺ですけど、皆が側に居てくれたから勝てたんです。━━━それに、会長達の結界のお陰で全力で戦えました。此方こそお礼を言わせてください。ありがとうございました!」

 

俺がそう言って頭を下げると、会長は少しだけ微笑む。

 

「ふふ、礼儀正しいんですね。 私の眷属に欲しいくらいです」

 

「あはは、魅力的なお誘いですけど、俺は部長の『戦車』ですからね」

 

「そうですか。それは残念ですね」

 

会長ってこういった冗談事も言うんだな。

 

それに、笑った顔も可愛いじゃないか。いつもそうしてればいいのに。

 

後、匙よ。そんなに俺を睨むんじゃない。共に尻を潰された仲じゃないか。

 

 

 

会長たちと話終えて、校舎を見る。

 

うわーこれ、元通りにするの大変だろうな。

 

でも、俺達も手伝おうとしたんだけど、会長に断られちゃったしな。

 

 

 

その後、俺とイッセーは裕斗の所へ行く。

 

「裕斗お疲れさん」

 

「木場、やったな!」

 

裕斗は手に持っている聖魔剣から目を離し、こちらを向く。

 

「二人とも・・・・。君たちの、皆のおかげで決着を着けることが出来たよ。ありがとう」

 

「友達なんだ、これくらい当然だろ。な、イッセー?」

 

「おう! このくらい当たり前だぜ」

 

部長が裕斗を呼ぶ。

 

「祐斗」

 

木場は部長の方へと振り返る。

 

「祐斗、よく帰ってきてくれたわ。それに禁手だなんて、主として誇らしいわ」

 

木場はその場に膝まづく。

 

「部長。僕は部員の皆を、何より命を救っていただいたあなたを裏切ってしまいました。お詫びする言葉が見つかりません・・・・」

 

「でも、あなたは帰ってきてくれた。それたけで十分よ。皆の想いを無駄にしてはダメよ」

 

「部長・・・・。僕はここに改めて誓います。僕はリアス・グレモリーの騎士として、あなたと仲間たちを終生お守りします」

 

木場がそう言うと、部長は木場の頬をなで、抱き締めた。

 

「ありがとう、祐斗」

 

 

 

━━━と

 

 

このまま感動的に終わるのかと思ったら、お仕置きとして裕斗もおしり叩きの餌食となった。

 

ドンマイ裕斗!その辛さは俺と匙がよぉぉぉく知ってる!

 

 

 

 

 

 

さて、放課後になって驚くことが2つあった。

 

1つは、1日で・・・・・・・いや、実際には数時間か。その間でクレーターだらけの地面や壊れた建物などを完璧に修復していたことだ。

 

まあ、そのほとんどは俺とコカビエルの戦いのせいなんだけど。

 

そして2つ目、これが一番驚きだ。なんせ、目の前でゼノヴィアが悪魔の翼を広げたんだもの。

 

ゼノヴィアいわく、主が亡くなったことで生きる意味を無くしてしまい、破れかぶれで転生したらしい。

 

因みに駒は『騎士』だ。これで『騎士』は全て埋ったな。

 

それに、デュランダル使いなんて戦力てして心強すぎる。今度はデュランダルで組み手の相手をしてもらいたいものだ。

 

 

「さて、新入部員も入ったことだし、オカルト研究部も再開よ!」

 

「「「はい、部長!」」」

 

 

 

新たなメンバーが増えて、これからも楽しくなっていきそうだな。

 




ゼノヴィア「私は本当に悪魔になってもよかったのだろうか」

秋夜「確かに、突然今日から敵側だったとこの仲間になるんだもんな」

ゼノヴィア「ああ、私の判断は正しかったのか、お教えください! 主よ! あうっ!」

秋夜「自分の祈りでダメージ負うとか、意外とあれなのか……?」

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