雷龍を宿しました。(休載)   作:Takari

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7話 天使長

 

今日は休日。

 

俺とイッセーはとある場所へと向かっている。

 

「朱乃さんが俺達を呼ぶなんて、なんだろうな?」

 

「さあなー。イッセーだけならともかく、俺も一緒なのは不思議だ」

 

「?俺だけだと普通なのか?」

 

「あー、まあ、気にするな」

 

イッセーは理解していないのか、頭に疑問符を浮かべている。

 

この調子じゃ、部長と朱乃先輩も苦労するな。

頑張ってくださいね、お二人さん。

 

 

暫く歩くと、上へ上へと続く石段が見えた。

その頂上には真っ赤な色が特徴的な鳥居がある。

 

 

「……ここ……神社だよな?」

 

「……神社だな」

 

「……俺ら悪魔だよな?」

 

「……悪魔だな」

 

 

うん、イッセーが何を言いたいのか、なんとなくわかるぞ。

 

イッセーは体をわなわなと震わせながら俺に気持ちをぶつける。

 

 

「ダメじゃん! 神聖な場所はアウトでしょ!」

 

 

「あらあら、ここは大丈夫ですわよ。 裏で特別な約定が執り行われていて、悪魔でも入れますわ」

 

イッセーの心からの叫びに答えてくれたのは、石段から降りてきた、我らがお姉さまの朱乃先輩。

 

朱乃先輩の服装は戦闘の時に着ているような巫女服だ。

 

神社だから巫女服なのだろうか?

 

 

「こんにちは、朱乃先輩。 ここの神社に住んでるんですか?」

 

「ええ、先代の神主が亡くなり、無人となったこの神社を、リアスが私のために確保してくれたのです」

 

 

悪魔が神社に住んでるって、なんか変な感じがするけど……。 まあ、気にしないでいこう。

 

あと、そろそろ鼻の下を伸ばすのをやめてほしいぞイッセーくん。

 

 

巫女服姿の朱乃先輩に目が釘付けなイッセーはスルーして、俺達は石段を全てのぼる。

 

鳥居の前で、俺とイッセーは通るのに渋るが、朱乃先輩が気にせず通り抜けたので、俺達も恐る恐る鳥居をくぐる。

 

 

おおっ、本当に大丈夫だな。

朱乃先輩を信じてなかった訳じゃないけど、やっぱり不安になってしまうよな。

 

 

鳥居をくぐると、眼前に見えるのは古さを感じさせる立派な本殿だ。

古くはあるが、決して汚れているわけではない。しっかりと手入れが施されているのがわかる。

 

 

「彼らが赤龍帝と創雷師ですか?」

 

「「っ!?」」

 

突然後ろから声をかけてくる人物に驚く俺とイッセー。

 

……まったく気づかなかった。

この感じ、悪魔じゃないな。一体誰だ?

 

ばっ!と、後ろを振り返るとそこにいたのは、金色に輝く美しい翼を12枚広げる、端正な顔立ちの青年だった。

更に頭の上に光のわっかが浮いている。

 

「初めまして、私はミカエル。天使の長をしています。なるほど、このオーラと質。まさしくドライグとクローゼですね。懐かしい限りです」

 

天使だとは予想できたけど、まさか長だったとは………。

 

滅茶苦茶大物じゃないか。

 

 

 

 

 

 

朱乃先輩の先導のもと、俺達は本殿の中へと移動した。

 

 

今は俺とイッセーの向かいに天使長ミカエルさんが座っており、少し離れたところに朱乃先輩も座っている。

 

 

ミカエルさん、すごい神々しいんだけど。

何て言うのかな、後光が差しまくってる感じ。

 

 

「実は、あなた達に授けたいものがありましてね」

 

「「え?」」

 

ミカエルさんの指差す方に視線を向けると、聖なるオーラが滲み出てる剣と圧倒的な存在感を放つ刀が宙に浮いている。

 

 

聖なるオーラが出ている出ている剣をイッセーに、日本刀を俺の方に近づける。

 

「兵藤一誠くんの方の剣は、ゲオルギウス━━聖ジョージと言った方が伝わりやすいでしょうか? 彼の持っていた龍殺しの聖剣『アスカロン』です」

 

 

す、すごいものもらったじゃないか、イッセーのやつ。

 

しかも龍殺しって………。俺もイッセーも大丈夫なのか?

 

『(ふむ、龍殺しか。 なんとも忌々しい)』

 

クローゼ、龍殺しってなんだ? まあ、名前からして想像できるけど。

 

『(主の考えている通り、ドラゴンを始末する仕事をする輩━━及び、それに関連する武具の総称だ)』

 

 

やっぱりか……。と思っていると、今度は此方の方に日本刀が近づいてくる。

 

「如月秋夜くんの方は、雷を斬ったことで、刀身に雷を宿した伝説の刀━━『雷切』です。 この刀は持ち主を選びますが、同じ雷を宿す君なら使いこなせるはずです」

 

 

「………『雷切』」

 

 

俺はこの刀の名前を呟き、ゆっくりと柄を握る。

 

 

何故だろう………不思議と落ち着く。

それに、刀から体の中に力が流れ込んでくる感じがする………。

 

 

この刀良いな、気に入った……。なあ『雷切』、俺に力を貸してくれないか?

 

 

俺の問いかけに答えるかのように、刀身が金色に輝き、光の粒子となって俺の体の中に吸い込まれるように入っていった。

 

「あ、入っちゃった……」

 

「しゅ、秋夜! 大丈夫なのか!?」

 

俺は突然のことで呆然となり、イッセーは慌てるがミカエルさんが微笑んで落ち着かせる。

 

「大丈夫ですよ。 その刀が君を認めたということです」

 

「そ、そうなんですか?」

 

「す、すげえな……」

 

 

『(ああ、たしかに主の体の中で同化している。 出てくるように念じれば出るはずだぞ)』

 

おれと刀が同化したのかよ………なんも変化がないけど。

 

 

俺は試しに手を前に出して心のなかで『出ろ!』と、念じてみたところ

 

 

ヒュンッ!

 

 

手に『雷切』が握られてた。

 

「おお、本当に出てきた! これなら収納にも困らないな」

 

「便利な機能だなぁ。 アスカロンもできないかな」

 

俺が雷切を出したり消したりする光景を見て、羨ましがるイッセー。

 

それにしても、何故俺達にこんな大層なものを? 貰えて悪い気分にはならないというか、滅茶苦茶嬉しいけど。

天使と悪魔は敵対関係なんだよな。しかもイッセーんとこのドライグは、三つ巴の戦争で大分迷惑をかけたっぽいし。

 

「どうして、俺達にこれを?」

 

たまらず俺はミカエルさんに問いかける。

 

「私は今回の会談、三大勢力が手を取り合う大きな機会だと思っているのですよ。既に知っていると思うので話しますが、我らが創造主━━神は先の戦争で亡くなりました。敵対していた旧魔王達も戦死、堕天使の幹部は沈黙しています」

 

 

ミカエルさんはもう敵対する意思は無いってことか。

それぞれのトップも同じ感じなのだろうか。もしそうだとしたら嬉しい限りだ。また戦争なんかが始まったりでもしたら、アーシアと平和に過ごせなくなるからな

 

 

「このままの状況が続いてしまえば、いずれ三大勢力は滅んでしまいます。横合いから他勢力が攻めて来ないとも限らない。その2つは私から悪魔サイドへの贈り物です。もちろん堕天使にも送りました。悪魔サイドからも噂の聖魔剣を数本頂きましたしね。こちらとしても嬉しい限りです」

 

俺達だけじゃなくて堕天使側にも同じ事をしたのか。

しかし、三大勢力以外にも勢力があるなんて知らなかったな。

 

『(聖書に記されている勢力だけじゃなく、神話体系も存在するぞ。まあ、主ならいずれ会うことになるだろうよ)』

 

それもドラゴンの力が引き付けるってやつですかい。

イッセーと俺ですごいことになりそう……。

 

「でも、それなら魔王様たちでもいいんじゃ……」

 

「貴方はこれから、龍王クラスのドラゴンや『白い龍』に狙われることも多くなるでしょう。『歴代のなかでも最も弱い』と、噂のあなたの補助武器にどうかと思いましてね」

 

爽やかなスマイルでさらっと最弱発言をしているが、肝心のイッセーは苦笑いしかしていない。

 

おいおい、涙目になるんじゃないよイッセー。

 

俺も同じこと言われたら涙目になる自信あるからさ。

 

 

「イッセーに渡すのはわかりましたが、何故俺にも?このアスカロンだけでも十分な贈り物だと思いますが」

 

「確かにその通りなのですが、あなたに同化した雷切の持ち主が長いこと現れなくて困っていた時に、クローゼを宿すあなたの噂を聞き付けましてね。もしかしたらと思い、お渡ししたのです」

 

なるほど。つまり、イッセーのついでということですかね。

 

でも、この刀を譲ってくれるのはありがたい。これでティア姉との剣術練習が無駄にならなくてすみそうだ。

 

雷で刀を作ろうとすれば作れるんだけど、コカビエルとの戦いであまり強度が足りないのを知らされた。

しかも、結構集中しなきゃいけないから疲れるんだよなぁ。

 

 

「わかりました。ありがたく受け取らせてもらいますね」

 

「ええ、そうしてもらえると雷切も喜んでくれるはずです」

 

俺とミカエルさんは微笑みながら感謝の言葉を述べた。

 

俺達が会話をしている横でイッセーがアスカロンを触ろうか迷っていた。

 

俺達の弱点である龍殺しの力を持つアスカロン。

 

触れればその時点でアウト。

 

てか、俺達は聖なるものはダメ。龍殺しもダメ。………弱点多くね?

 

それに比べて天使と堕天使ってずるいと思う。悪魔の最大の弱点である光力が使えるんだもの。

 

「その剣はこの神社で最終調整しておきました。魔王様、アザゼル様、ミカエル様の各陣営の術式が施されていますので悪魔でもドラゴンの力を宿していれば触れますわ」

 

それぞれのトップの力があれば何でも出来そうな気がしてきた。

 

それなら俺もアスカロンを使えるってことね。

………後で貸してもらおう。

 

だって、聖剣とかカッコいいじゃん。しかも龍殺し━━ドラゴンスレイヤーだってさ。

 

決して雷切を下に見ているわけではないよ?

雷切もめっちゃカッコいい。うん、カッコいいよ。

 

 

だから俺の中でビリビリと雷だすのやめようか、雷切さん。

 

結構痛いからね?

 

『(……これは驚いたな。この刀、意思を持っているじゃないか)』

 

触ったときになんかそんな感じがしたよ。

それなら雷切もクローゼみたいに話せるのかな。

 

『(ふむ、どうだろうな。後で神器に潜るように、刀に意識を集中させてみるといい)』

 

ああ、そうしてみるよ。

 

雷切の怒りが静まったのか、ビリビリも収まった。

 

ミカエルさんは俺達のやり取りがわかっていたのか、こっちをみて、笑いを堪えていた。

 

「けっこう我が儘な刀らしいので気をつけてくださいね」

 

「ミカエルさん………言うのが遅いですよ」

 

 

この人最初からわかってやがったな!

 

たぶん歴代の持ち主も体験したことなんだよな。

なんだか先が思いやられるよ……。

 

俺が不安に煽られていると、イッセーの方から赤い閃光が走る。

 

「うおっ!?」

 

何事!?

 

光が止んで見てみると、イッセーは赤龍帝の籠手を装着していた。そこまではいつもと同じだ。

 

しかし、イッセーの左腕の甲の先端から恐らくアスカロンであろう剣が生えていた。

 

「………まじで合体しやがった」

 

「うそだろ……!? ……そんなのありかよ」

 

俺の場合は雷切が体に同化して任意で出現させられるが、イッセーの場合は籠手に同化させている。

 

あれはあれで良いなぁ。手に持たなくても剣を触れるのは楽だ。

 

 

あっ、でも、雷切の方がいいかなー。

 

俺としては西洋の剣よりも日本刀の方が好みかもー。

 

 

再び体にビリビリが襲いかかって来そうになったので、すかさず雷切を誉めてあげる。

 

この刀って嫉妬しやすいタイプなのか?意外と女の子っぽいんだな……。

 

刀に性別があるのか知りたいところだが、どうやらミカエルさんがお帰りになるみたいだ。

 

「さて、もうこんな時間ですね」

 

そういって立ち上がるミカエルさん

 

あ、そういえば、天使側に頼みたいことがあったんだった。

 

「あの、ミカエルさん。あなたにお願いしたいことがあるのですが」

 

「会談の席か会談後に聞きましょう。必ず聞きます。ご安心を」

 

そう言うと、ミカエルさんの全身を光が包み込み、この場からこの場から消え去った。

 

 

 

 

 

 

「お茶ですわ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「ありがとうございます」

 

ミカエルさんがいなくなったあと、俺達は朱乃先輩が生活している境内の中の家に上がらせてもらっている。

 

おお、本格的なお茶だ。 飲むのは久しぶりだな。

 

うん、おいしい。

 

イッセーはいかにも『苦い』って顔をしている。これは好き嫌いが結構別れそうだな。

 

暫くお茶を堪能していると、イッセーが朱乃先輩に話しかける。

 

「1つ、訊いてもいいですか?」

 

「ええ、もちろんですわ」

 

何やら真剣な表情だ。いつものだらけた顔が微塵も出ていない。朱乃先輩もその言葉に身を引き締めた。

 

「………朱乃さんは堕天使の幹部の………」

 

っ!?

 

それを聞きたかったのか……。たしかに、俺も気になっていたことだけど、俺がいてもいいのか?

こういう大事なことは大事な人にだけ言いたいものじゃないのかな

 

俺はそっとその場から去ろうとする。

 

「秋夜くんにも聞いて欲しいですわ」

 

「わ、わかりました」

 

………気を遣わせてしまった。

 

朱乃先輩は一度、目を閉じて深呼吸をしてから口を開く。

 

「イッセーくんの言うとおり、私は堕天使の幹部バラキエルと人間との間に生まれた者です」

 

朱乃先輩は俺達の目をしっかりと見つめて続ける。

 

「母は、この国にある神社の娘でした。ある日、傷つき、倒れていた堕天使の幹部であるバラキエルを助け、その時の縁で私を身に宿したと聞きました」

 

かなり複雑な家庭事情を抱えているのか、朱乃先輩。

こんな時になんて言えばいいのかわからないぞ。

イッセーも反応に困ってるし、どうしよう……。

 

言葉を選んでいるとき、朱乃先輩が突然翼を広げる。

 

しかし、それは普通の翼ではなかった。片方の翼はいつもの悪魔の翼、もう片方が堕天使の翼だった。

 

「穢れた翼……。悪魔と堕天使の両方の翼を持ったおぞましい生物。ふふ……。汚れた血を身に宿した私にお似合いかもしれません」

 

なんで、そんな事を言うんですか……。

 

「それを知った二人はどう感じましたか?イッセー君と秋夜君は嫌いですよね。イッセー君は殺されそうになり、秋夜君は彼女のアーシアちゃんを一度殺した堕天使に、いい思いを持つはずがないわよね」

 

消え入るような声で最後まで言う朱乃先輩。

 

俺は偽りなく、真実を述べる。

 

「はい、嫌いですね。アーシアを殺したことに憎しみすら持てます」

 

「俺も堕天使が嫌いです」

 

朱乃先輩は俺達の言葉に悲しい表情になるが、構わずに続ける。

 

 

「でも、朱乃さんは好きですよ」

 

「俺も優しい朱乃先輩が好きです」

 

「━━っ」

 

朱乃先輩は俺達の言葉に驚いた様子になる

 

「俺、バカですから、なんて言えばいいのかわかんないですけど。朱乃さんは朱乃さんじゃないですか。優しくて、綺麗で、いつも笑顔で、頼れる皆のお姉さまで、この部活の副部長です。えーっと……つまりですね、例え堕天使の血を受け継いでいても朱乃先輩を嫌いにはなりません。今でも変わらず好きですから」

 

イッセーの言葉に朱乃先輩は涙を流した。しかし、その顔には悲しみではなくどこか嬉しさが見える。

 

イッセーに全部言われちまったな。

でも、さすがだよ。

その真っ直ぐなところに救われる人もいるんだよな。

 

 

「殺し文句、言われちゃいましたわね。……そんなことを言われたら、本当の本当に本気になっちゃうじゃないの……」

 

朱乃先輩は立ち上がると、イッセーに近づき、抱きついた。

 

「あ、朱乃さん……?」

 

大胆っすね、朱乃先輩。 俺がいるの忘れてません?

 

どこか吹っ切れたような顔になった朱乃先輩は、イッセーにどんどん体を密着させていく。イッセーも戸惑いながらも満更でもない様子だ。

 

因みに俺の横で行われているため、なんとも言いがたい感じになっている。

 

俺達の距離は数十センチなのに、変なピンク色の壁で覆われて近付けなくなってるよ。

 

 

はあ……。

 

二人だけにしてあげよう……。

 

 

俺はイチャイチャしている二人の邪魔にならないように、先に家に帰ることにした。

 

玄関を出て、鳥居をくぐろうとした時に、部長とばったり出会う。

 

「あら、秋夜。ミカエルから刀は貰えたかしら?」

 

「こんにちは、部長。立派なのを貰えましたよ」

 

そういって、手に雷切を出現させる。

その光景に少し驚いたが、すぐに雷切の方に意識を向ける。

 

「すごく綺麗な刀身ね……。見てると吸い込まれそうになるわ」

 

確かに、この刀はいつ見ても見とれてしまうほど美しい。今になって悪い気がしてきた。本当にこの刀を貰っても良かったのだろうか……。

 

俺の様子を見て、部長がくすっと微笑む。

 

「ふふっ、その新しい力でアーシアと皆を守ってあげなさい」

 

「はい!頑張ります!」

 

これからは雷切を使っての修行もしていかないとな。こいつでできることも模索していこう。

 

「まだイッセーはなかにいる?」

 

「ええ、居ますよ。朱乃先輩と二人で」

 

部長は俺の言葉に、主に後半部分に体をピクッと反応させる。

 

「そ、そう。………二人っきりで」

 

顔は笑顔だが明らかに怒ってらっしゃるな。滅びの魔力も怒りのオーラに混ざってすごいことになってる。

 

あー、まあ、取り敢えず頑張れやイッセー。

 

「それじゃあ、俺はこれで。 ……頑張ってくださいね」

 

「ええ、負けるわけにはいかないわ。 あなたもアーシアがいるからって油断してちゃダメよ?」

 

「?」

 

部長はそういって、直ぐに境内へと入っていった。

 

祐斗よりも速いんじゃないのか……あれ。

それにしても、油断するってなんのことだ? 回復のオーラ? それでも別に油断なんてしないけれども。

 

 

 

俺は家に帰ってから、イッセー以上にアーシアとイチャつきました。




秋夜「アスカロンかっこいいなー」

雷切「バリッ!バリバリッ!!」

秋夜「雷切は綺麗だよなー」

雷切「・・・・・」

秋夜「アスカロン」

雷切「バチッ!バチバチチッ!!」

秋夜「雷切」

雷切「・・・・・」

秋夜「(ちょろい)」
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