支配を覚える子供達   作:夜乃雨

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第一話です。


屈辱の虫ポケ

少年「よしっ!!確保!!」

 

ここはトキワの森、この雑魚ポケモンの宝庫の一角に棒を持った少年少女、網に入れられている虫ポケモンのキャタピーがいた。

 

少女「やったね!!虫のくせになかなか捕まらないし糸かけられるし本当迷惑だわ。」

 

少年「それじゃあその鬱憤をこいつにぶつけてやろうぜ!」

 

少女「うん。そうだね。えいっ!」

 

ボゴッ!!

 

キャタピー「ごぎゅるっ!!」

 

キャタピーの胴体はへこみ、口から緑色の液体を流した。

 

その液体が運の悪い事に少年にかかってしまった。

 

少年「うわっ、きたねぇ!虫けらのくせに喧嘩売ってんのか?くらえっ!!」

 

ドスッ!! ドギュッ!! グチュ!!

 

キャタピー「ブギュ!!グゲェ!ゴギュッグポッ!!」

 

少年はキャタピーの胴体に棒を突き刺し続ける。

 

少女「ちょっとずるーい!!私もやるわよ!たぁぁ!!」

 

グチュ!!

 

キャタピー「ごぎっ!!!!、、、、、、。」

 

少女「、、、。あれ?動かないわね?死んじゃった?」

 

この少女の放った一撃が致命傷となり、キャタピーは生き絶えてしまったようだ。

 

少年「おいおい。もっと痛い目に合わせてから殺さなきゃ、、、仕方ない。もう一匹捕まえるか。」

 

少女「フフフ。ごめんね。次はもっと痛ぶるよ、、、、ていうかキャタピーの死体臭いなぁ。何でこんな虫の癖にちょっとは人間の気を使おうとしないのかしら。」

 

少年「所詮脳のないゴミ虫だからそんな事求める方がおかしいぞ。でもいいじゃないか。こんなみにくい生き物一匹殺すだけで大人の人に褒められるし、隣のおばちゃんにお菓子もらえるんだぜ?」

 

少女「うん。そうだよね。この臭いもお菓子と比べれば安い物だしね。さて、次はさなぎ狙いいこうよ!さなぎ殺して証拠見せれば学校のみんなも尊敬してくれるはずだよ!」

 

少年「そうだな。ってちょうどいいところに、そいつは確か、、、、、コクーンだったかな?」

 

少年達二人のちょうど隣の茂みにビードルの進化系のさなぎ、コクーンが潜んでいた。

 

少女「早速痛ぶってあげようよ!」

 

少年「あぁ!ここに潜んでいたのも何かの縁だからな。喜べコクーン。しっかりと地獄を見せてから殺してやるよ!おらぁ!!」

 

ベキっ! 少年の持っている棒は折れた。

 

少年「何だと!?仕方が無い。護身用のナイフを使うか。」

 

チャキ 少年はポケットからコンパクトなサイズのナイフを取り出した。

 

少女「さっきから先走ってずるい〜。今回は最初から私もやるからね!」

 

チャキ 少女も少年同様ナイフを取り出した。

 

少年「よし。やろうぜ!」

 

少女「うん!!」

 

ガリガリ.....ガリガリ.....ガリガリ.....ガリガリ

 

ナイフでコクーンの表面をけずっていく。

 

しかし、表面が固く厚すぎて痛覚に感覚が届いていないらしい。

 

それでも少年少女の二人は表面をけずっていく。

 

コクーン「、、、、、っ!!」

 

どうやらついに痛覚の感じる位置まで届いたらしい。

 

少年「よし!この殻を外していこう。」

 

少女「了解!」

 

二人は削った部分の最深部からナイフを器用につかい殻を削り剥がして行く。

 

パコッ コクーンの殻は綺麗に剥がれ薄い膜だけの状態になった。

 

その膜に少しずつ傷をつけていく。

 

コクーン「っ!!!!!」

 

コクーンはさなぎのため叫んだりは出来ないらしい。

 

しかし痛みを感じているため、地面をのたうちまわっている。

 

少年「そろそろかな。そりゃ!!」

 

ぶちゃあ!!!!

 

膜を縦に切り裂いた。

 

ブシャァァァァァァ!!!

 

緑色の液体が滝のように吹き出す

 

ぶしゃぁぁぁぁ、、、、、。

 

ようやくすべて流れ終えたらしい。

 

中にはまだあまり変化していないビードルがいた。

 

しかしドロドロでパッと見て何かはわからないほど醜い姿だ。

 

少女「うわぁ気持ち悪い。今度からさなぎ殺すのはあまりやらないようにしよう?」

 

少年「そうだな。俺もそれを言おうと思ったところだ。さて、もう夕方だし、帰ろうぜ。」

 

少女「うん!それじゃあ明日みんなに自慢するためにコクーンから削いだ殻を持って帰ろ?」

 

少年「あぁ。よいしょっと。意外に軽いもんだな。明日学校のみんなに持っていったらびっくりするだろうな。」

 

少女「楽しみだね。みんなどんな顔するだろうね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屈辱の虫ポケモン FIN

 

 

 

 




とりあえず第一話、というより第一集ですね。

このお話のテーマは、

この世界の無邪気な子供が繰り広げる楽しい遊び

です。

この話でわかるとおり、この世界で虫ポケモンを殺すのは、現実で子供がアリや芋虫を潰すのと同じ感覚です。

コクーンを殺した証拠をみんなにみせるなどの行為はよく夏休みの宿題に虫の標本持ってくる奴いるじゃないですか。

俺夏休みにこいつら捕まえたんだぜぇ。みたいに自慢するやつ。

まさにあれのような感覚だと捉えてください。

過去に私もよく虫を殺して遊んでいましたが、そのような行為は昆虫などにとってどれほど残酷な行為なのかをこの話を通して考え直していただけたら嬉しいです。

感想、質問、訂正などがあったら是非お願いします。


次回も虫ポケモンがテーマになると思います。
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