東方野球録
~春、守矢神社~
ガラガラ、と外廊下への障子が開く。
いやー、陽の光が眩しいねぇ
起床したばかりの諏訪子が空を見ながら言う。
諏訪子は寝間着の釦を解く。そして下を脱ぎ、下着になった。
バタバタと言う足音が聞こえる。
ガタン、と障子が開く。
諏訪子様、大変ですよ!見てください、これ!
早苗は興奮気味に諏訪子に呼び掛ける。
きゃあ!早苗!?
下着姿の諏訪子は赤面する。
早苗は急ぎ。
す、諏訪子様、失礼しました!
と言い急ぎ部屋の外へ出る。
諏訪子は少し怒りながら部屋から出てくる。
で、大変ってのは一体何?
廊下に鎮座した早苗を少し睨みながら諏訪子は言う。
は、はい、実はこんなものが…
何々…妖怪の山で野球大会?
そうです!これで優勝すればきっと信仰は鰻登りですよ!
へぇ…やってみる価値は有るかも知れないわね…神奈子にも知らせて来なきゃ。
そして、守矢一家の野球練習は始まった。
試合の前前日
あ、でも三人で野球なんて出来るのか?
神奈子が早苗に問う。
その点は問題有りません!
早苗が自信満々に言う。
秋姉妹と鍵山雛と河童と犬天狗が加わってくれるそうです!
へぇ…でもそれだと一人足りなく無いか?
神奈子が言った。
あ…どうしましょう!どうしましょう!大変です!
また早苗は…仕方無い、私が一人呼んでくる。
え!神奈子様が!?有難う御座います!
そして、神奈子は旅立っていった。
試合前日
一人見つけたよ…早苗…
そう言うと神奈子は鬼を差し出す。
ああ、息吹萃香か。酔ってるが…大丈夫か?
諏訪子が言う。
まあ本番には醒めてるだろうさ。
とりあえず、これで出場権は得ました。後は試合を待つだけですね!
試合当日
第五回!幻想郷野球大会! 実況は私、射命丸 文でお送りします!
解説にはスペシャルゲストの星熊勇儀さんです!
へぇ…以外と本格的じゃない、ところでこの球場、河童が作ったらしいわね。
早苗達はmiracle,sと書かれた服を着ている。皆、以外と似合っていた。
そう!河童の科学技術のお蔭さ!
凄いじゃない。ところで、もう少しで試合が始まるみたいよ。
そう言われると早苗達は急いで球場に入る。
一回戦は守矢ミラクルズと、幻想フェアリーズです!
ミラクルズ フェアリーズ
投 諏訪子 大妖精
左 秋静葉 チルノ
中 犬走椛 スター
右 秋穣子 ルーミア
三 にとり リリー
二 東風谷 サニー
一 鍵山雛 ピース
遊 萃 香 ルナチャ
捕 神奈子 森 近
─それぞれの内なる想いを胸に潜め、野球は始まる。
人、妖怪、妖精、神…種は違えど、心は同じ─
(続編、乞うご期待)
何 故 妖 精 八 人 だ し