死の支配者と英雄の王の邂逅   作:霞梳卯狩

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漸く戦闘です!
でもこれただの過剰戦ry()


戦力調査

『アインズさん、彼らの様子はどうですか?』

『相手が天使を召喚していてかなり苦戦しているようです』

『それで今後の予定は?』

『戦士長ガゼフ・ストロノーフが敗北する寸前で私とアルベドが出ます、ギルガメッシュさんは』

『できれば私も自分の戦力を知りたいので行ってもいいですか?』

『はい、構いませんよ、なら岸波さんは残していきますか?』

『いえ、岸波の能力も試したいので一緒に連れて行きます』

『人間を殺すことになるんですよ?』

『大丈夫です、人間対人間は、慣れてますから』

『なら、構いません、でも、見せ場は譲って下さいよ』

『りょーかいです』

 

「雑種、貴様の予想は当たったようだぞ」

「やはり彼らは負けたのか?」

「いや、まだ負けてはおらぬ」

「なら、助けに行く」

「まこと、貴様のお人好しも底抜けよな、だが相手は人間だぞ?」

「それはわかっている、でも自分が生きて、この村を守って前に進むのにそうしなければいけないのなら、私はそれを受け止める」

「よい顔だ、さあ、我に見せるがいい、貴様の生き様を」

 

言うが早いか岸波は駆け出してしまった

「おい、今から駆けたとて間に合わぬ、アインズの転移に便乗するぞ」

「それを先に言え!」

『では便乗いいですか?』

『はい、ばっちり、いけますよ』

 

アインズがガゼフと入れ替わるのに便乗して敵の目の前へと転移する

「はじめまして、スレイン法国の皆さん。私の名前はアインズ・ウール・ゴウン。アインズと親しみを込めて呼んでいただければ幸いです」

そう言いスレイン法国へと質問を始めるアインズ、それに対して苛立ちを隠さずに問いかけるニグンという男

「……命乞いでもする気か?私たちに無駄な時間をかけさせないというのであれば、考えよう」

「いえいえ、違いますとも。……実は……お前と戦士長の会話を聞いていたのだが本当にいい度胸をしている」

その言葉と共にアインズの口調と雰囲気が変わる

「お前たちはこのアインズ・ウール・ゴウンが手間をかけてまで救った村人たちを殺すと広言していたな。これほど不快なことがあるものか」

その怒気を孕んだ風がニグンたちの間を吹き抜けた

「……ふ、不快とは大きく出たな、魔法詠唱者。で、だからどうした?」

「先ほど取引と言ったが、内容は抵抗すること無く命を差し出せ、そうすれば痛みはない、だ。そしてそれを拒絶するなら愚劣さの対価として、絶望と苦痛、それらの中で死に絶えて行け」

 

その言葉と威圧にニグンの周りからは怯えの声が漏れ、あまつさえ自分は身体が震えぬように耐えることで必死だった

 

 

『ところでモモンガさんそれ練習してました?』

『ちょっとギルガメッシュさん!ちゃちゃ入れないでください!雰囲気!』

『すまない、空気の読めない男ですまない』

『もう、気を付けてくださいよ、それじゃボスっぽいの以外は譲ります、できれば数人実験と情報収集で使いたいので残しておいてください』

『了解です』

 

「天使たちを突撃させよ!近寄らせるな!」

ニグンの命令を受けて襲いかかったのは二体の炎の上位天使だ

だがその手に持つ炎の剣がアインズに突き刺さることはなかった

 

「アインズよ、雑種相手に話が過ぎるぞ、会話とはせめて、己の立ち位置を理解したものと行うのだ」

 

天より現れた鎖が天使二体を縛りその動きを止めていたのだ

 

「我もこの地での力はまだ試しておらん、必要最低限まで間引いても問題はあるまい」

「……本来なら私の力を見せてからの手筈ですがいいでしょう、英雄王と言われるその力の一遍、見せてもらう」

「フハハハハハハハ!!!そう期待されては手加減が難しくなるではないか、白野よ、用意はいいな」

「問題ない、こちらを監視する者なし、敵の攻撃では私たちはダメージを受けない、ならいつも通りでいい」

「よい返事だ、アインズとその臣下よ、見るがいい」

 

自分でも驚くほどの気分の高揚にこれが慢心かと納得するももう止まれない

ギルガメッシュの戦闘は単純だ

王の財宝から取り出した武器を投げつける

金に飽かした最強装備の数々、アーティファクトや遺産級などだけではなく伝説級や神器級までもがそれこそ腐るほどあるのだ

本来ならば担い手がいなければ効果を発しないものでも王の財宝から投げつけられたものは効果を発する

それを制限なしに行えるのだ

これがワールドキングのスキル「王の財宝≪ゲート・オブ・バビロン≫」だ

 

「貴様ら程度に二級品を使うのは業腹だが我は今気分がいい」

取り出されたのは彼にしては少ない100の門、そこから伝説級のアイテムが姿を現す

「さあ!とくと味わうがいい!」

その100の門から一斉に武器が放たれる

地面は削れ土が舞い上がる

その土埃が静まるときに立っているものはニグンのみだった

 

「は、はぇ?」

あまりの出来事にニグンは理解が追い付いていなかったのだ

「な、なんだ今のは!?糞!糞!これを使うことになるとは!」

「ほぉ、アインズよ、貴様の出番があるようだぞ」

 

思考を取りも出したニグンは懐からこぶし大の水晶を取り出した

 

「余裕を保っていられるのはそこまでだ!見るがいい!人類が到達できない力!最高位天使を!」

『モモンガさん、最高位天使って』

『熾天使級でしょうか、もし至高天の熾天使でしたら助力を願います』

『了解です』

「アルベドよ、スキルを使用して私を守れ」

「ギル、ガードして!」

「ふん」

 

「見よ!最高位天使の尊き姿を!威光の主天使!」

それは光り輝く翼の集合体だ。翼の塊の中から、王権の象徴でもある笏を持つ手こそ生えているものの、それ以外の足や頭というものは一切ない。

異様な外見であってもなお聖なるものだと断言できる、そんな雰囲気を有していた

 

「………これが、これが本気だというのか?……これが私たちに対する切り札?」

「馬鹿な、ありえん、これが…」

「どうした、先ほどまでの威勢は!だがそれは仕方のないことだ!これこそ!最高位天使の姿だ、本来ならばこのようなことに使うのはもったいない、だが、貴様たちにはこれを使うだけの価値があると判断した!さあ許しを乞え平伏せよ!」

「「くだらん」」

「なに?」

「この程度のことに狼狽えアルベドにスキルを使用させるなど」

「この程度に身構えるなど」

「「本当にくだらん」」

「何故だ!なぜ貴様らは最高位天使を前にそのな態度をとることができる!ありえんありえんありえん!最高位天使に勝てる存在があるはずがない!魔神にすら勝利した存在を前に!」

「それのどこが最高位なのだ」

「黙れ黙れ黙れ!虚栄など無駄だ!〈善なる極撃〉を撃て!」

 

それはただの人間やモンスターが相手だったならば、存在を消し去るほどの一撃だったのだろう

神の一撃、そう言われても違和感のない攻撃だった

 

ただの人間やモンスターが相手だったならば

 

その光の柱の中で二人は笑っていた

「これが、ダメージを負う感覚、痛み」

「このような感覚は久しぶりだ、だがこれではマッサージにすらならぬのではないか?」

「それはギルガメッシュさんの属性値が中立だからでしょう」

「それもそうだな」

 

「素晴らしい。これでまたひとつ実験が終わったな」

「有意義な時間になったではないか」

 

そこでアルベドが激怒した

当然だろう、自分の主が傷つけられたのだ

こっちの従者は飽きたのか少し下がった位置で体育座りをして眠そうな顔をこちらに向けている

 

「まだだ!もう一度だ!」

「おいおい、今度はこちらの番だろう?〈暗黒孔〉」

 

もう一度〈善なる極撃〉を放とうとした威光の主天使がアインズの放った小さい球体に吸い込まれ消え去る

その光景に絶望し命乞いをするニグンに対しアインズが発した言葉は

「確か……こうだったかな。無駄な足掻きを止め、そこで大人しく横になれ。せめてもの情けに苦痛なく殺してやる」

 

 

その後、アインズの僕たちによりギリギリ生きている兵士と気絶したニグン、そして死体を回収しガゼフには彼らに逃げられたと伝え自分たちはナザリックへと帰還した

 

 

 

 

 




ギルガメッシュ
属性中立 カルマ値0
半神半人LV5

ハイ・アーチャーLV15
ハイ・ウィザードLV15
ハイ・クレリックlv15
ハイ・ファイターlv10
ロードLV10
ロード・オブ・ヒーローLV10
ロード・オブ・ア・キャッスルLV15
ワールドキングLV5


人間から半神半人へと種族変更されているので種族レベルがある
オリジナルクラスがあります()
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