なのはでオリ主転移勘違い物   作:アルミ缶の上にあるミカン

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第2話

ー翠屋ー

久しぶりになのはから連絡があり、翠屋で話がしたいと言われ待機中なう。

うん、他意は無いが女の子を待たせる訳にはいかないよな。

士郎さんに挨拶して飲めもしないブラックコーヒーを頼み、少し早く来ただけと自分を騙しながら座っている。

 

待つ事しばし、扉のカウベルの音が鳴り視線を向ける。

そこにはなのはと、他に3人?

き、期待なんかしてねーし、久しぶりの幼なじみと会うのが楽しみだっただけ。それだけの事だし。

それにしてもこの3人、フェイトとはやては知ってるけどもう1人も何処かで見た記憶が…。

 

はっ!?

まさか俺にもコスプレを強要しようと…?

やめろーショッカー。ぶっとばすぞう。

微妙に混乱しながらも挨拶をしてみる。

 

「久しぶり、元気だった?」

「久しぶりなの!フェイトちゃんとはやてちゃんは知ってるよね。こちらの方はカリムさんなの。」

「カリム・グラシアと申します。本日はお聞きしたい事と、お願いしたい事があり参りました。」

 

まさかのコスプレネーム!?

嫌な予感に冷や汗が…。

 

「へ、へぇ。それにしても急に連絡してきて、何が聞きたいんだ?」

「あのね、初めて会った時に見せてくれたアニメの事を覚えてる?あれをまた見せて欲しいの。」

「急な話で悪いのですが、これから大和さんのお宅へ移動して見せて頂きたいのです。」

「あれか、それぐらいなら構わないけど…。」

「よっしゃ、それじゃあ海老名くんちのお宅拝見や!!」

「うぐぐっ、はやて、シュークリーム食べ終わるまで待って-。」

 

フェイトそんぇ…。

食べる子は育つって言うしな。どことは言わないが。

 

会計を済ませ、皆で雑談しながら移動する。

なのはも元気そうだし、カリムさんもおっとりしてるけどいい人っぽいな。

それにしても今更あのアニメを見たいとか、借りて視ればいいのに初回限定版とかだったけか?

 

家には近所だしすぐ着いた。

しっかし、親が出かけてて良かったわ-。

父親が居たらちゃかしまくって落ち着けないからな。

 

「んじゃ取ってくるからリビングで寛いでてくれ。なのは1期だけで良いのか?」

「続きもお願いするの!」

「おう、少し待っててくれ。」

 

適当に1期、A's、StrikerSでいっか。

 

「おまたせ。これで良いのか?」

 

無造作に机の上にBOXを3個置くと4人の顔が驚愕に染まる。

そんなにレアものだったのかな?

 

「うわ、ほんまや。話は聞いてたけど目で見るまでは信じられんかったわ。」

「ちっちゃい私がいるー!!なのはもちっちゃくて懐かしいなぁ…。」

「海老名大和さん。貴方は一体…。」

「でしょでしょ、やっぱりあったの!!」

 

「すごい食いつきようだがそんなに貴重なやつだったか?TUTAYAにでも行けば借りられるだろ。」

「そんな訳あらへん。世界に1つだけのもんや。」

「ええ、それに微弱ですが何かの魔法を感じます。呪いとかでは無く、これは…手元に戻ってくる魔法と他にもよく分からない魔法?」

「魔法ってそんな大げさな。ただのアニメDVDですよ、これ?」

「大和君、やっぱり気がついてなかったんだ…。奇跡も、魔法も、あるんだよ?」

 

まどマギのセリフじゃねぇか(憤怒

 

「にゃー。信じてほしいのー。あ、みんなバリアジャケットつけて!!」

「「「「セットアップ」」」」

 

一瞬、光ったと思ったらみんながコスプレをしていた。

何を言ってるのか分からないと思うが俺も何をされたのか分からなかった…。

コスプレの為に早着替えスキル覚えるとか、無駄に洗練された技術の無駄使いじゃなかろうか。

 

「あ、まだ信じてないって顔してるの。ほらほら、ディバインシューター!!」

「おおお、すごい手品だな。アニメ再現とか凝ってるなぁ。」

「うぐぐぐ、これならどう!?みんな飛行魔法を!!」

「「「了解(です)!」」」

 

その言葉を合図に4人が浮かび上がった。

まじか、トリックじゃ無く??

 

「ほらほら、地面と足の間に何も無いの。ちゃんと飛んでるんだよ?」

「ちゃんと頭の上にもなにもないで。帽子と髪の毛はあるけどなー。」

「これで信じて頂けましたか?」

「ほらほら魔法だからこんな事もできるよ。」

 

フェイトがそんな事を言いながら変態的な3次元行動をしてみせた。

危ないっつーの。とりあえず落ち着け!

恐る恐るなのはに近づき、しゃがみ込んで足と地面の間に手を入れてみる。

まじかー…。

呆然としながらふと、視線を上に…。

 

「にゃっ!?」

 

それに驚いたなのはの声とニーキックが顔面に直撃した。

気絶する直前、確かにピンク色の…(がくっ

 

ー数分後ー

「あっ気がついたの!」

「なのはの膝が直撃したけど大丈夫?」

「一応回復魔法もかけたし大丈夫やな?なのはちゃんからええもん見せてもろたんやし、それぐらいのお代はな-。」

「もぅ、はやてちゃん!!」

「んんん。海老名大和さん。これでご理解頂けたと思いますが魔法は、あります。そして私たちはミッドチルダから来ています。」「そんでもって、大和君はレアスキル保持者か次元漂流者じゃないかと思うとる。」

「ちょっと待ってくれ。あのDVDは貰い物だぞ。こっちに引っ越してくる前に親戚のやる兄ぃに貰ったんだ。」

「その人がレアスキル保持者か次元漂流者…?」

「大和くんその人に連絡取って貰える?話を聞いてみたいの。」

 

なのはの催促の言葉に頷き、連絡を取ろうとしたが昔の事で連絡先が分からなかった。

急いで母親に聞いてみると返事が「そんな人は知らない」と来たもんだ。

呆然としているとなのはから追加の攻撃がきた。

 

「それとあの時、もう一つ箱があったよね。そっちも見せて欲しいんだ。」

 

なん…だと?

やばい、あれは、あれだけはやばい。

返事に詰まっている俺に追い打ちがかかる。

 

「もしロストロギアだとしたら、どんな効果があるか分かりません。ジュエルシードの時のように世界の危機かもしれないのです。見るだけでも良いのでどうかご協力をお願いします。」

「「「お願い(します。するの。や)」」」

 

   1.NO。ハンサムな貴方は対処方法を思いつく。

   2.仲間が来て助けてくれる。

|> 3.YES。現実は非情である。

 

「くっ、中に何があっても怒るなよ。絶対だぞ!!」

 

圧力に負け、×箱を持ってきた。

さらに開ける前にもう一度釘を刺し、了承を得る。

オープンザボックス!!

 

箱を開けると肌色成分多めの薄い本や肌色が多いパッケージのゲーム、フィギア等が顔を出した。

それと共に部屋の温度が急激に下がる。おかしいな冷房なんてつけてないのにな。ははは…。

 

「ごほん。えーと、その、殿方はこういうものを集めると言う事は分かっております。そしてこれにもアニメのDVDと同じ魔法が掛かっているようですね。」

「にゃー。私とフェイトちゃんが裸で、裸で…。こっちはアリサちゃんとすずかちゃんが…。」

「何で?何でクロノ兄さんとユーノが裸で抱き合ってるの?(お目々ぐるぐる」

「ほー。このフィギアのなのちゃんよく出来とるなぁ。しかも脱げるとか。でもなのちゃんのおっぱいの造形が…。」

 

おい、おっぱいマエストロやめろください。そしてそこの所もうちょっと詳しく!!

俺は「口出し=命の危険」を感じ、そのまま黙って居るうちに検証は続いた。

 

「魔法的には特に危険なものはないようですね(真っ赤」

「あははは、カリム、カリム。この本みてみぃ。「カリムさんじゅうきゅうさい」やって!おっ、なのちゃんやフェイトちゃんシリーズもあるな。守護騎士のもあるし、連れてきてたら大和君の命がマッハやったな。」

「あれ、これおにいちゃんが出てるゲーム?でも中身入って無い?それに他のアニメの物とかも沢山あるの…。」

 

マジ空気読まないな。この狸は!!

カリムさんすごい怖い笑顔になってるじゃねえか。

フェイトは真っ赤になってフリーズしてるし。

なのはよ、そのゲームはこの間恭也さんに送ったばかりだ。そして他の作品の物は残してくれないかなあ(希望的観測)

 

その後なんとかはやてをしばいて収納しなおす事に成功した。

 

「えー、ごほん。それではこれからの事ですが現状すぐ危険ではないようですが、何があるか分からないのでこちらで封印させて頂けませんか?もちろん、補償もさせて頂きます(にっこり」

 

そんなカリムさんの圧力に俺はただ頷くしか無かった…。

その後の調査で消滅させるとやばい事になる魔法が掛かっていたとか。

仕方なく未来に有用な物以外は凍結し、その他は虚数空間に封印処理する事になったらしい。

人が見れる可能性がある封印はダメとか言う意見があってそうなったらしい。まあ、そうなるな(日向並感)

 

ー数日後ー

見る物が無くなり手持ち無沙汰になった俺がTVを見ていると軽快なドアホンの音が鳴った。

何かネット通販でも頼んだっけか?

不審に思いながら玄関を開くと思いがけない人物が居た。

 

「こんにちは。少し、いいかな?」

 

其処には月村すずかが見覚えのあるDVD此方に見せながら…って恭也さんに送った奴か?

すずかをリビングへ案内し、とりあえずお茶を出してみる。

 

「あ、おかまいなく。今日来た用件はね。うち、半壊しちゃったんだ。」

 

危うくお茶を吹き出しそうになるが話の続きを促す。

 

「その原因がこれ。恭也さんに届いたのをお姉ちゃんがみて、浮気者!!ってすごいケンカになったんだよ?」

「へ、へぇ。大変だったんだね。」

「そう、大変だったの。そして数日後になのはちゃんから連絡があって、このDVDについて分かったんだー。」

「な、なるほど。」

「それでこれ、大和くんも中身知ってるよね?そうしたら今日、来た用件も分かるよね?」

「もしかして、吸血鬼の…。」

「やっぱり!ふふふ。汗、すごいよ?」

「まさか俺の記憶を?」

「まさかまさか、何度も同じクラスだったしいきなりそれは、ね?でも契約してくれる、よね?」

 

そんな事を満面の笑顔で言うすずかに対し、俺は力無く頷く事しか出来なかった。

 

「そうそう、家が半壊してる間はアリサちゃんちに居たんだ~。事情を知ってるから今度アリサちゃんに会ったら少し、覚悟した方がいいかも。」

 

追い打ちは止めて貰えませんかね。もう俺のライフポイントは0だよ!!

 

ー後日譚ー

あれから月村家に執事見習いとしてバイトする事になった。

あのとらハは月村で厳重封印することになったそうな。

恭也さんにはあの後に死ぬほど扱かれたけど、俺は今日も元気です。

 

ただ、実はまだ手元にX箱の物があるのです。

パソコンにつけていたから見逃されたけど、この大容量ストレージとその中に入った物どうしよう。

今更渡して封印するのも、手元に残して置くのもやばい。

この危険物、まじどーするべーか…。

 

ーYルート・月村家執事見習いENDー




自分の画像入りDドライブを見て許してくれる幼なじみとか、どこへ行ったら拾えますか。

本の名前は軽くぐぐりましたが同名の物があったら変更するかも。
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