ナルト機神咆吼伝   作:ナガレール

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第6話 2人と1匹の思うところ その1

シカマル

 

3年前、変な奴がアカデミーに来た

赤毛で少し長い髪の奴だ

見た目は普通だ、どこにでもいるオレらと同じガキんちょだ

だが、何でかあいつを見ていたら、言い様のない違和感を

感じた。その違和感が酷く気持ち悪くてな、数日後変化の実習があった

その時に気付いた、こいつは何故だかわからねぇが姿を変えてるんじゃないかってな。それも高度な術でな

普通なら変化の重ね掛け何かしない、でもあいつはそのまま変化を容易にしていた、その変化を見なきゃわからなかった。胸のつっかえがストンと落ちた、そんな感じでスッキリしたのを憶えている

 

いつかの冬にこんな事もあったな、駄菓子屋の爺さんと婆さんに殺気をぶつけていやがった

一体こいつの過去に何があった?一緒にいた他の連中は気付かなかったみたいだが、オレの目はごまかせねぇ、あの時のあいつの目は普通じゃなかった。まるで命を狙われた奴が復讐するかのような目だった

隣にいたオレも嫌な寒気がしたぜ、その気になればいつでも殺せるんだと言わんばかりの殺気だった

それをまともに受けた爺さんと婆さんは、その後1週間ほど寝込んだらしい

それから、あいつがどんな目で里を見てるのか考えてみた、普通の笑った顔をするのは誰か?あの目を向けるのは誰か?

なんてことはねぇ、すぐわかった。里の大人ほぼ全員をあの目で見てやがった。笑ってるのは極々一部だ、三代目に一楽のオヤジ、それからイルカ先生だ

 

それに気付いてから、親父を通じてあいつの過去をそれとなく探ってみた。結局わかったのは何もわからねぇってことだけだ。精々親の名前と何をしていたのかくらいだ。そんなわけねぇだろ、あいつは間違いなく幼児期にこの里にいたはずだ。そこで何かがあったんだ、でなきゃあの目の説明ができねぇ

その後からだ、あいつとよく話すようになったのは、里の連中に自分を認めさせる何て言ってたけどよ。気付いてるか?お前の行動とその想いは矛盾してるってよ

 

 

ヒナタ

 

3年前転入してきた風波アシュラ君。どことなく、昔私をイジメから助けてくれた、名前も知らない金髪の男の子に似ている

転入初日に何となく気になって、うまく言えないけど、何か違和感を感じた。だから白眼で彼を見た・・・・・・

するとどうだろう、彼の姿がぼやけて見えた。何故だろう、チャクラとは違う何かなのかな?

だとしたら彼は何者なんだろう?この里に危害を加えるような事はしないよね?

 

そう言えば最近は彼のことばかり考えているような・・・・・・

無事卒業もできたし、私は紅先生の試験に合格して下忍になれたけど、アシュラ君は合格できたのかな

 

(隣同士の席だしこれからよろしくな!えっと・・・・・・)

 

(ひっヒナタ、日向ヒナタです。よろしくお願いします)

 

(おうよろしくなヒナタ)

 

はぅっ、あの笑顔を思い出したら・・・・・・あうあう

 

1時間後に妹のハナビに起こされました、はぁ何やってるんだろう私は・・・・・・今度はいつ会えるかな

 

九喇痲

まだまだガキだなぁナルトよぉ

わかってるのか?お前の心はまだまだ憎しみでいっぱいだ

そんなお前を認める奴の数なんぞたかが知れてるぞ

それに認められてお前は何がしたい、火影を目指す訳でもない、この里に永住する気がある訳でもない

認めさせることが目的になってるのなら、お前は近いうちに折れるぞ

儂は気力を失ったり、挫折したお前を見たいとは思わん、だから認めさせた後の事も少しは考えてくれよ

 

いつかお前の全てを受け入れてくれる人間が現れると良いなぁ




2人と1匹の思うところは話の節目に入れていきます
次回より、任務開始!
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