文章力ないし、スランプ脱出のための息抜きだし、超絶亀更新ですがこれからよろしくお願いします!
まぁ、まずはプロローグですが
―これは、何?なんで僕にこれを?
―そうだねぇ……うん、なんとなく
―な、なんとなくって……
―まぁ、あたしと君は似ている気がしたんだ。自分の意思とは関係なく、自分の大切なものを失う悲しみが……
―僕の夢は、相互救済レギオンを作ることなんだ
―なんだそれ?普通のレギオンとはどう違うんだ?
―この世界に関わる皆が、安心してこの世界を楽しめるようにするためのレギオンさ。そうすれば、あんな悲しい別れもなくなるはずだからね
―……ぷっ、あはははは
―な、何さ!笑うことないだろ!これ話したの君が初めてなんだぞ!?
―ごめ、ごめん。お前らしい真っ直ぐな考えでつい、な
―良いさ、もう……君には失望したよ。これは僕一人で実行するさ
―そんな怒るなって、悪かったって。……もしそのレギオンを作る時には、一番に俺を加入させろよな
―え!ホントに!?でも今のところ僕と君の二人だけだよ?第一メンバーが集まるかどうかも分からないのに
―それがどうした、俺達が頑張ってメンバーを増やしていけば言いだけの事だしな。それに、俺達はパートナーだろ、――。
―う、うん!僕達はパートナーだしね!そうだよ、ね……パートナーだからね
―え、まさか俺とのパートナーに不満が!?俺なんかしたっけ……
―いや、あの、その僕さ、君の事を……
―なんで……なんでアイツがいなくならないといけないんだよ!
―……ああするしかなかった、それは君にも分かっているはずだ。ああなった以上、こうするのがここでの掟だ
―ふざけんな!俺は、あいつの夢を叶えてやりたかったんだ!それを、お前が奪ったって言うのが気に入らないんだ!
―……君の言い分は聞くに堪えない。この事は無かったことにしてやるし、見逃してやる
―待て!ふざけんな!待てって言ってるだろ!…があああああああああああああああ!!
―ゴメン、今日限りでこのレギオン抜ける。リアルでのこともあるけど、この前のこともあるしな
―な、何を言っているんだ!確かに彼のことは残念だが、君は関係ないはずだ!君がすべて背負い込む必要はない!
―関係あるとかないとかは関係ない。……それになあいつを見捨てたお前らなんて、もう仲間なんかじゃない
―!?貴様……!それは本気で言っているのか?!
―さぁ、どうだろうな……ほら、別に断罪してもかまわないぞ?その方が気が楽だしな
―っ!勝手にしろ!君はもう、うちのレギオンには所属していない!断罪はよしてやる!
―あぁ、そうか……ごめんな
彼は今までに様々な悲しみを背負ってきた
だが、それでも彼は進み続ける。これは、そんなバーストリンカーのお話