暗殺教室  ~Another Story輪廻のカルマ~   作:ひとみらくる

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5、秘密の時間

 

 職員室の椅子に座るよう促されたリンネとカルマ。リンネは細くて白い脚を堂々と組んで、背もたれに体重を預けた。

 カルマは座らずに冷蔵庫を漁りはじめている。お目当ては、殺せんせーが蓄えているアイス。

 カルマの様子には脇目も振らずに、向き合った椅子に座った烏間先生がいつもの真面目な表情で少女に問う。

「君は、笹塚学園の三年生か?」

「ちがうわ。二年よ。ここのB組に兄がいるの」

 おっとりとした顔立ちにもかかわらず、ツンとした態度。彼女の言動は、容姿とまったく合っていないのだ。カルマは、なぜこの少女はこんなにも堂々としているのだろうと不思議に思う。なんだか味がよくわからないアイスをなめながら。

「そうだったのか。もしかしてお兄さんに用事があって来たのだろうか」

「最初から、カルマに会いに来たって言ってるんだけど」

 鬱陶しそうにカルマの方に視線を向けながら、堂々と言う。

「失礼。赤羽と君は、どういった関係なんだ?」

「そうね、恋人同士ってとこかしら」

 にんまりと艶やかな唇が横に伸ばされる。同時にアイスに集中していたカルマがぎょっとする。あわててアイコンタクトで烏間先生に否定の意を伝える。それを汲み取ったのか、リンネが不本意といったかんじで訂正した。

「わたしが勝手に恋人同士になりたいと思ってるの。そんなこと、先生には関係ないでしょ。それよりも、あの宇宙人。なんなの? コスプレとかいうオチ?」

「その前に、君の名前を聞かせてもらえないだろうか」

 リンネの瞳が、烏間先生をまっすぐに見据える。先ほどまで落ち着きが無く、いつものように強気に振舞っていたのが嘘のように、リンネの態度が変わった。カルマが少し寒気すら覚える変わり様だった。組んでいた脚を戻す。黒曜石のような、ぱっちりと見開かれた瞳に吸い込まれそうになる。タレ目のはずなのに、おっとりした顔立ちのはずなのに、今ではそれが感じられない。ぴりりと張りつめた空気が職員室内に漂う。きゅっと結ばれた桜色の唇が小さく開き、一瞬、少女のものとは思えないワントーン低い声。

「わたしの名前、ね。宮森輪廻」

「・・・・・・そうか。宮森さん」

 リンネの名前を聞いて、何かに確信したような反応の烏間先生。

 カルマはまだ状況が読み込めない。時間が止まってしまったような不思議な感覚がしたが、少し溶けかけたアイスがそれを否定した。

「薄々は気付いていたんでしょう、先生。でも、わたしにも分かることがある。あなたは本当は先生が本職ではないということ。おそらく、国家的な仕事をしているということ」

 烏間先生を値踏みするかのように一瞬目を細める。鋭い眼光。これが、中学二年生がする表情なのかと疑問に思うカルマ。烏丸先生は特に動じる様子は無い。

「そうだ。俺は防衛省の人間だ。一応、教員免許も持っているから、教師の方も本職と言えるが。先ほどの質問に答えよう。あれは国家機密の生命体だ。今年の春先に、月が七割方蒸発するというニュース、あれをやったのはあいつだ。あいつは来年の三月に地球を破壊する予定らしい。それを止めるには、奴を殺すしか方法がない。ここは、密かに奴を殺すための教室だ。俺はE組の生徒たちに、奴を殺すための訓練をしている。殺す対象であるあの生物も教師として生徒に勉強を教えている」

 E組の生徒は、殺せんせーの説明を烏間先生から聞いたとき、動揺したり驚いたり、中学生らしい反応をしたが、リンネにはその様子がまったく無い。

「そう。なかなか、すごいことしてるのね。それ、わたしがバラしたりしたら、どうなるのかしら?」

 少し、意地の悪そうな含み笑い。少し彼女が前に身を乗り出したと同時に、二つに結った髪の房がはらりと揺れた。「もし、口外の危険性があるならば記憶消去の措置を取る」

「そんな簡単にできるの? まぁ、性格のひねくれた日本政府の考えることだから本当なんでしょうけど」

「そういった場合に備えて設備を用意してある。E組での出来事と、関わった生徒との記憶を抹消することができる。まだ実践されたことはないが、この様子だと今回は必要になるかもしれない」

「それ、わたしに使うつもり?」

「そういうことになるな」

「カルマのことも忘れちゃうんでしょ? いや! そんなのいやに決まってるじゃない!」

 口を尖らせて、駄々をこねるように足をバタバタさせる。そこでやっとカルマが口を挟む。

「なんかよくわかんないけど、俺は記憶消去賛成。この子、さっきから聞いてる限り、只者じゃないかんじだし?」

「カルマ! ひっどーい。わたしのこと嫌いなの?」

「二人は知り合いだと思っていたが、赤羽は宮森さんのことをあまり知らないようだな」

 勘の良い烏間先生が、すぐに二人の関係を把握した。

「駅でたまたまA組の生徒に絡まれてるの見かけたから、助けただけ」

「そう、カルマは王子様みたいにわたしのこと助けてくれたの」

 うっとりした表情で語るリンネを軽くスルーして、烏間先生がカルマに問う。

「赤羽、宮森さんは少々大人びて見えるが、何才だと思う」

 唐突な質問だった。頭の回転が速いカルマでも、意図が読めず間が開いた。

「……大人びて? 全然見えないけど。ってか、中二なんだから十三か十四でしょ。わざわざ質問にする意味あんの?」

「彼女は、十一才だ」

「は?」

 十一才と言えば、小学五年生もしくは六年生の年齢だ。間違っても中学生ではない。

 リンネは自分のことを話す二人を、生気のない虚無な瞳でぼんやりと見つめている。動きが無く、端正な顔立ちと相まってまるで精巧な人形のようだ。

「なんで小学生が」

 素直にそう思う。

 そして、烏丸先生がはっきり言う。

「天才だからだ」

 先ほど教室で騒ぎを起こしていた少女からは想像もつかない、天才という言葉。

 椚ヶ丘中の天才児、カルマでもわからないことは世の中にたくさんある。

「こいつが? 意味わかんねーし。ってかどう見ても笹塚学園の制服じゃん? コスプレ?」

「いや、彼女は十一才でありながら、笹塚学院の二年生だ」

 話が少し分かってきたのか、最後の一口になったアイスを口に放り込み、カルマも本気モードに入っていく。

 職員室内の空気がさらにぴりりとしたものになっていく。

「・・・・・・飛び級、ってことか」

「そうだ。宮森さんは、全国模試でここの生徒会長、浅野学秀と並ぶレベルの天才児。もちろん、受けているのは高校生の問題で、だ。となると、この間の期末で浅野に勝った赤羽とも」

「それ以上よ」

 烏間先生の言葉を遮った。先ほどまで喜怒哀楽が激しかった少女の、ぞっとするくらいの無表情。眼光だけは鋭い。

「わたしはカルマより天才よ、年下っていうハンデもある。そう、天才。努力なんかしなくたって、なんでもわかるの」

 自分より上を主張する少女。カルマは苛立っていく気持ちをぐっと抑える。

「でも、わたし、カルマのことが好きなの。カルマは、わたしの心の奥まで見てくれた、たった一人の人なの。いままで、いなかった。わたしをわたしとして見てくれる人。でもカルマは、わたしのこと好きじゃないよね。人生ではじめて、わからないことがあるの」

 ここで少女の表情が変わった。鋭い眼光はそのままだが、自虐的な微笑み。

「どうして俺があんたに興味ないのかって?」

 リンネに言われる前に、カルマが言う。ここで言われたら負けだと思った。苛立ちで椅子を蹴ってしまいそうだ。

「そういうこと。防衛省の先生、わたし、このこと言わない。だから、ここに来たい」

「ここに、というのはE組のことか?」

「そう。E組でわたしも暗殺をしてみたいの。カルマと一緒に。そうしたら、カルマがわたしのことを好きになってくれるかもしれないし」

 突然の申し出にげんなりするカルマと、真剣に事を考える烏間先生。

「厳しいって、思ってるの? たぶん、だいじょーぶよ。天才のわたしなら、上手くやってみせる」

「いや、厳しいのは君の親御さんや笹塚学園にどう説明するかだ」

「だからそれ、だいじょーぶ。明日までにわたしがなんとかするから。そしたら椚ヶ丘の方にも改めて連絡するわ。安心してね、わたし、學峯さんとたまに連絡取り合う仲だから」

 學峯さんとは、私立椚ヶ丘中学校の理事長であり、絶対的な有権者の立場であるの浅野學峯ことだ。まさかこの十一才の少女が、この学校の理事長と面識のある仲だなんて誰が想像するだろうか。今まで表情を変えてこなかった烏間先生でさえ今は驚きの表情でいた。

「簡単、だよ。三分クッキングー」

 椅子から勢いよく立ち上がり、セーラー服の胸ポケットからラインストーンがキラキラしたスマートフォンを取り出した。話しながら器用に画面をスワイプしていく。

「そうと決まれば、すぐに行動! わたし、学園に戻るね。明日には、たぶんここの生徒だから。よろしく、えっと・・・・・・」

「烏間惟臣だ」

「うん。よろしく烏間先生」

「そんな簡単に上手くいくとは思えないが、俺からは防衛省の方に話しをしておく。ここの理事長にも一応伝える」

「學峯さんはもうだいじょーぶ。今、LINE送ったとこだから。たぶん、もうすぐオッケーの返事が来ると思うけど・・・・・・あ、ほら! 来た」

 見て見て、と言いながら無邪気にスマホの画面を二人に見せつける。見せつけられた二人は、なぜこの少女が椚ヶ丘中学の理事長と精通しているのか、いまだに理解できない様子で画面に注目した。

「あ、制服も用意してくれるって。學峯さん優しー。ここの制服、ブレザーだから着てみたいって思ってたの。カルマは、女の子スカート丈、どのくらいが好み?」

「ってかさー、理事長とは、どんな関係なわけ?」

 正直に疑問を彼女にぶつける。

「え、質問答えてくれないんだ。まぁいっか。簡単でしょ、わたしみたいな天才を學峯さんが興味ないわけ無いってこと。全国模試の会場でよく会うの。もちろん、学秀さんにもね。だからそのたびに椚ヶ丘に来ないかってスカウトされるのよね。でも、お兄と一緒の学校なんて嫌。しかもわたしなら絶対A組でしょ?そうしたらお兄が妹に負けるなんてかわいそーだから。いじめられちゃうかもしれないしね。それがわたしが椚ヶ丘に来ない理由。でも、カルマと一緒に居られるなら話は別。そして、きっとわたしがE組に行くというのは学校側としては秘密裏にするはず。そうすれば、お兄に迷惑がかかることもない。E組への一時的な編入だけど、まぁ學峯さんは悪くは思ってないはずよ。上手くいけば、わたしが椚ヶ丘の正式な生徒になってくれるかもしれないと考えるわね。だってこんなにも協力的だもんね。まぁ、A組になんて入りたくもないけど。わたしはここで学んで、ここで暗殺する。この暗殺教室でね」

 にっこりと、美少女が屈託のない笑顔で暗殺宣言。

「笹塚学園の方には、何と言うつもりだ?」

「そうねー、休学の措置をとるわ。成績優良者は、成績だけ維持できれば好きなときに休学できるの。それとは別にわたしの場合は三年の飛び級だから、最高で三年休学できるわ。そもそも、今のわたしで中学にいるのがおかしいくらいなのよ。大学だって余裕なんだからね。お兄を越すわけにはいかないから、とりあえず中二やってるだけ。学園長や教師には、椚ヶ丘に一時的な編入をすると伝えれば問題ない。そうすれば、あとは上手い具合に學峯さんに口裏を合わせてもらえる。うん、完璧ね」

 非常に満足そうな表情だ。カルマと烏間先生は完全に圧倒されている。

「はやく明日にならないかなぁ。あ、ねぇ、わたし帰る前にE組のみんなに謝らなきゃ」

「謝る?」

「そう。朝から騒いで、迷惑かけちゃったし。あの黄色い先生にも、ちょっと言いすぎたかも」

 意外と、反省しているらしい。

「じゃあ今から行けば。もーすぐ、休み時間」

 カルマにとって、この一時間はとても長く感じた。教室での授業が恋しくなるほどだ。

「そっか。じゃあね、烏間先生。明日から、よろしくね」

 話しが一段落し、身を翻して職員室を出て行く。それについて行くカルマ。また、やっかいなことになったなという表情で烏間先生は二人の姿を見送った。

 休み時間になったと同時に教室のドアを豪快に開けたリンネ。カルマはのんびり自分の席に着く。まだ教室に居た殺せんせーは「にゅやっ!」と驚いた。慌てながら、黄色からうすだいだい色に色を変えてサッと黒いマントとカツラを被った。人前に出るときの変装だ。いつもなら目で追うことのできないマッハのスピードだが、今は突然の出来事にテンパっているため、みんなの目には着替え途中に誤って触手が絡んだりしている様子がバッチリ見てとれた。

「え、えっと、先ほどの・・・・・・私はここの担任で、決して宇宙人などでは」

「だいじょーぶです、先生。さっき、烏間先生に聞きました」

「にゅやッ。な、なんと・・・・・・」

 殺せんせーの正体を知られてしまった。

 教室内がざわめくことはお構いなしに「あの、さっきはご迷惑をおかけして、すみませんでした」と教壇の前に立って、リンネがE組のみんなに向ってぺこりと頭を下げた。勢い良く宙に揺れるツインテール。教室のざわめきが消え、沈黙。その沈黙を破り、「わたし、明日からここの生徒になります。暗殺、頑張るのでどうかよろしくお願いします」と、二回目のぺこり。職員室や先ほどの教室で見せた偉そうな物言いではない。笹塚学園のセーラー服のスカートを指先でぎゅっとしながら、ぱっちりと瞬きをしてクラス内を見渡した。おっとりした顔立ちに良く似合う、初々しいはにかんだ表情をしている。その反面、クラスメイトたちは状況を判断するのに時間がかかっているようだ。構わず少女は話しを続けた。

「あ、名前は、宮森輪廻です。B組に冴えない兄がいます。ほんとは笹塚学園の二年生なんですけど、學峯さん・・・・・・椚ヶ丘中学校の理事長さんと知り合いで、なんとか編入できるようにしてもらったんです。勉強は、正直ついていけるか不安ですけど、暗殺と両立できるように努力します。仲良くしていただけたら嬉しいです」

 教室はいまだに沈黙が続いている。先ほどの堂々とした態度ではない、普通の女の子のような振る舞いで少女は教壇に立っている。状況がわかっているカルマだけは、こいつ猫かぶりうまいなと思いながらリンネを見ていた。

 そこでようやく殺せんせーがリンネに質問をする。

「それは、さっき烏丸先生と決めたことなんですか?」

「はい、そうなんです。わたし、ここでの秘密を守ります。それから・・・・・・カルマのことが好きなんです。だから少しでも一緒に居たくて。もう絶対に迷惑は掛けません。だから、ここで暗殺のお手伝いをさせてください。本気で、殺ります」

 ぐっと小さな拳で可愛くガッツポーズをしてみせる。小柄な彼女のそれはなんとも頼りなさげだが、殺せんせーには響いたようだ。

「そうですか、宮森輪廻さん。もう十分に話が通っているようですね。後からもう少し細かく聞かせていただきます。私としては、こんなにも気合とる気に満ち溢れている生徒は大歓迎です。それから、カルマくんとのことも応援しますよ」

 応援しますよ、のところで殺せんせーは緑と黄色の横縞模様に変化した。カルマのほうを見ながらいつもより大きく笑っている。挑発的な顔だ。視線を逸らすカルマ。

 すでに必要ないと判断したため、殺せんせーは変装姿ではなくなっていた。殺せんせーが最初に話しにのったので、そのまま生徒たちものってきた。新しいクラス内ゴシップが増えて、愉快そうに笑う生徒もいる。

 カルマは、まさか自分の名が出てくるとは思ってもいなかったようで、この場に居づらそうにしている。

 そして、リンネの周りに集まってくるクラスメイト達。

「リンネちゃんかわいー」倉橋陽菜乃。

「そ、そんなことないですよぉ・・・・・・」

 はにかみながら答える。

「俺、彼氏希望! カルマより良い男の自信あり!」前原陽斗。

「あの、えっと、カルマ一筋です」

 そこはちょっぴり真顔で答えたリンネの様子に、クラス内にどっと笑いが溢れた。

「カルマくんのどこが好きなのー?」矢田桃花。

「優しくて、王子様みたいにわたしのこと助けてくれたんです」

 指先を軽く弄びながら、にっこりする少女。まるく整えられたうす桃色の爪がきらりと光る。

「おいカルマ、お前が王子様だってよ。笑っちゃうな」冷やかしたのは寺坂竜馬。

 みんなもつられて笑っている。

「宮森さん、よろしくな。俺ら学級委員だから困ったことがあったら何でも言って」磯貝悠馬。

「よろしくね」片岡メグ。

「はい! こちらこそ、よろしくお願いします」

「リンネちゃん何カップですかー?」岡島大河。

「えっと、だぶるえー・・・・・・じゃなくって、秘密です!」

 陶器のような白い頬に朱が混じった。

「この変態終末期! こんな可愛い子になんてこときいてんのよ」茅野カエデ。すかさず岡島に怒りのツッコミをいれているが、自身同様、貧乳キャラが増えて嬉しそうにしている。

 クラスのみんなに受け入れられている様子だ。次々に来る質問を、照れながらうまいこと答えていく。これが天才と言われる少女の生き方なのだろうか。

「第一印象が最悪だったと思うので、みなさんに受け入れてもらえるか心配だったんですけど、優しい方ばかりで嬉しいです。貴重な休み時間を頂いてしまってすみません。明日から、よろしくお願いします」

 三度目のぺこりをして、教室を後にする。

 彼女が帰った後も、クラス全員がざわつきを抑えられないでいた。

「殺せんせー、リンネちゃん、いい子っぽいね」岡野ひなた。

「そうですね。とても純粋そうな子で。暗殺のスキルがどのように伸びるか先生楽しみです」

「小さいから、すばしっこそうだな」木村正義。

「それにしても、カルマを追っかけてここまで来るなんてな」前原陽斗。

「案外、只者じゃないかもしれないな」磯貝悠馬。

「そうだね。小柄だけど、度胸もありそうだし、大物ってかんじ?」岡野ひなた。

「色恋沙汰には無縁だと思ってたけどよ、カルマ、なかなかやるな」吉田大成。

 リンネの正体を知っているカルマは少々複雑な表情のまま、みんなの冷やかしを受け流した。

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