俺は第一訓練室でノーヴェと向かい合っていた。
互いの左腕には、デュエルディスク。
「…アクションカードは4枚だ。準備はいいか?」
「師匠、お願いします!」
「あぁ!」
構えを取るとデュエルディスクを変形させ、デュエルモードにする。
「「デュエル」」
後攻
火上 刃
LP8000
vs
先攻
ノーヴェ
LP8000
「あたしのターン!…よし!あたしは
赤いグローブを付けたボクサーが、拳をぶつけながら現れる。
「BKヘッドギアの効果!自分のデッキからBKモンスターを1体、墓地へ送る!カウンターブローを墓地へ!そして自分の場にBKモンスターがいることで、手札からBKスパーを特殊召喚!」
続いて黄色のグローブを付けたボクサーがジャブを繰り出して現れる。
「この方法で特殊召喚したターン、あたしは攻撃ができない。」
「そのデメリットを先攻1ターン目でやることでスルーした訳か。やるな。」
「あたしはレベル4のヘッドギアとスパーで、オーバーレイ!2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!」
2体のBKがブラックホールに飛び込み爆発する。
「鎖に繋がれた拳闘士よ…今ここに拳突き上げ、血湧き肉踊る闘いのゴングをならせ!BK 拘束番兵リードブロー!」
雄叫びをあげながら、リードブローが地に降り立つ。
その目には獲物を狩る肉食獣のような鈍い輝きがあった。
「あたしはカードを3枚伏せてターンエンド!」
「ドロー!」
俺は伏せられた3枚のカードを見る。
スクール時代からの癖だ。
(伏せが気になるな…奈落か?…試すか。)
「俺は手札からイグナイト・イーグルを召喚!」
青いカラーリングの入った棒目の剣士が片手剣を手に現れる。
イグナイト・イーグル
ATK 1600
「かかった!トラップカード、落とし穴!攻撃力1500以上のモンスターが召喚されたとき、そのモンスターを破壊する!」
「やっぱりか!速攻魔法、イグナイト・ユナイト!1ターンに1度、イグナイトカードを対象に発動。そのカードを破壊し、デッキからイグナイトモンスターを1体、レベル制限なく特殊召喚できる!イグナイト・イーグルを破壊し、デッキからデリンジャーを特殊召喚!」
イーグルが穴の上で爆発し、その煙からデリンジャーが飛び出す。
「バトル!デリンジャーで、リードブローを攻撃!苦無霊弩!」
デリンジャーが走ってリードブローに肉薄し、
そして
爆発する。
「なん…!?」
「っへへ、またかかった!トラップカード、万能地雷グレイモヤ!」
ノーヴェの前には紫色の枠の、爆発したイラストのカードが立っていた。
「相手の攻撃宣言時に発動でき、相手の場の攻撃力が一番高いモンスターを破壊する!」
「しまった!俺の場にモンスターはデリンジャーのみ!」
「よって自動的にデリンジャーを破壊する!」
「っく…カードを枚伏せ」
「サイクロンを発動!今伏せたカードを破壊する!」
「これで伏せはない!スケール2のイグナイト・マスケットとスケール7のイグナイト・ウージーで、ペンデュラムスケールセッティング!ペンデュラム召喚!イグナイト・イーグル!イグナイト・デリンジャー!」
イグナイト・イーグル
DEF 300
イグナイト・デリンジャー
DEF1200
「俺はこれでターンエンド。」
(まずいな…このBKがアイツと同じごり押しBKだったら勝ち目はない…!)
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ちなみに今回のデュエルは自分のBKデッキと同じくイグナイトデッキを使ってやってます