リリカル異世界決闘録   作:鹿島 雄太郎

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初投稿一発目はお試しでいってみます
可笑しなところがあったら指摘等々よろしくお願いいたします


本編
turn1「転移」


「っつつつ...どこだここ...」

少年は、気がつくと研究所のようなところで倒れていた。

起き上がって周囲を見ると、カプセルのような物の中に、女の子の姿が数多くあった。

「まぁ、転移反応があるってことはどっかの世界なんだろうが…生憎と精霊(ターミナル)世界以外は知らねぇし…」

ふと、少年が倒れてた近くにデッキが転がっていた事に気付き、ひろっていく。

「やべぇー気が付いて良かった~!」

拾っていったカードは54枚、その絵には炎を纏った剣士が描かれていた。

「んー…、よし、一枚残らず拾えてよかった~…」

それを右手で持ち、左腕の窪みのある円形の機械にセットする。

「にしてもどこだ~?ここ。」

更に深く見回して見ると、カプセルの近くにはキーボードらしい物があり、ディスプレイには文字が羅列していた。

「ツールとかアセンブラとかの一種か…?」

…彼は複雑な機械には疎いのであった。

「さーて、散策でもして、状況理解と洒落混みますかね。」

そう言って歩きだそうとする。

「貴様、何者だ!」

嫌な予感がし、少年は後ろを振り返る。

それと同時に腕の機械─デュエルディスクを起動しカードを1枚セットする。

「来い!ドラグノフ!!」

デュエルディスクに1枚のカード─上がオレンジで下が緑色のカードをセットするとモンスター、【イグナイト・ドラグノフ】が現れる。

ドラグノフが飛んできたナイフをいなし、改めて声の方向を向く。

そこには眼帯を付けた女の子がいた。

─奇妙な服装をしているが、趣味だろうか。

そう少年が考えていると、女の子はまた声をあげた

「貴様ら!何者なのか聞いている!」

投げられたナイフをドラグノフでいなし、いなしきれなかったものをかわしていく。

そこへ、男性の声がした

「やめないか、君達。」

「!?、ドクター!」

声の方を向くと、白衣を着た男がそこにいた。

「ふむ、そこの赤髪の少年。君はナンバーズの一人ではない…かといって監理局でもないようだな。名をなんと言う?」

少年はドクターと呼ばれた男の方を見ながら、その目を警戒に変えて睨み付けた。

「…他人の名を知るには、まず自分からじゃねぇのか?」

「フッ…ハハハハハハ、これは失礼。私はジェイル・スカリエッティ。気軽にドクターと呼びたまえ。」

白衣を纏った紫髪の男、"ドクター"ジェイル・スカリエッティ。

「…私はチンク…ナンバーズのチンクだ。」

いかにもその忠実な僕とも言える雰囲気の女の子、"ナンバーズ"の1人、チンク。

「俺は火上 刃、決闘者(デュエリスト)だ」

振り子(ペンデュラム)の力を持った兵隊(モンスター)を駆使する決闘者(デュエリスト)、火上刃。

今、物語は影の中で動こうとしている…




ジェイルにつれられ、彼は中を歩く。
ジェイルの真意とは
そもそもここはどこなのか

次回「ラボ」
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