リリカル異世界決闘録   作:鹿島 雄太郎

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turn20「襲撃」

本部近くの物陰。

俺は今、ノーヴェとチンクを引き連れてそこにいた。

「ノーヴェ、チンク。いいか?今回俺たちが言い渡されたミッションは本部の襲撃とギンガ・ナカジマ、つまりゼロファーストの奪取だ。そして俺は今回の襲撃班の指揮官に任命された。あいつらに一泡ふかせてやれ。」

「ラジャー!」

「了解。」

「じゃあ、行こうか。」

そう言って俺はホルダーからデュエルディスクを取り出し、フォンモードにする。

メールモードを起動し、そこで浮かんだ文字盤を指で軽く叩く。

そして腕のジョイントに差し込んでから肘側にスライドると、固定された感触が伝わる。

そうして取り付けた少し後に、本部中層が爆発する。

十中八九、【協力者】とドゥーエが起爆させたのだろう。

駆け出しは順調だ。

「っし!」

「まだはやいぞ、ノーヴェ。この混乱に乗じて叩く、行くぞ!」

 

局員が敵を迎撃しようと本部から現れる。

「気づかれた!」

「計画通りだ、問題ない!」

そう言って俺はチンクに目配せをし、チンクはそれを見てデュエルディスクを構える。

 

「私のターン!相手フィールドにモンスターが存在し、自分の場にモンスターがいない時、H・C 強襲のハルベルトを特殊召喚できる!」

 

武器を片手に現れ、チンクの前に着地する。

 

「次に手札からマジックカード、ワンフォーワンを発動!手札からモンスターを1体墓地に送り、手札かデッキからレベル1モンスターを特殊召喚する!」

 

そう言ってチンクは手札のモンスターをうえに放り投げ、カードが砕ける。

カードがあったところには青く光る円が現れる。

 

「ディエチ、力を借りるぞ!こい、アタックゲイナー!」

 

その円からはアタックゲイナーが飛んできて、ハルベルトの隣で浮遊する。

 

「私はレベル4の強襲のハルベルトに、レベル1のアタックゲイナーをチューニング!」

 

アタックゲイナーが飛び上がると、真ん中があいたひとつの円になる。

その間をハルベルトが通過する。

 

「出番だ、オットー!光に抗う闇の機兵、今正義の名を持ち現れろ!」

 

チンクの口上に重なるように、オットーの声が聞こえた気がした。

 

「シンクロ召喚!悪しき光を破壊せよ!レベル5、A・O・J カタストル!」

 

六本足の虫のようなモンスターが、地を割って現れる。

 

「カードを2枚伏せ、ターンエンド!行け、ここは私は引き受ける!」

「分かった!」

 

それを聞いた俺は本部へ向かって走り出し、ノーヴェが俺の後を追う。

 

 

━さっさと【協力者】と合流して、任務を完了させる!




ギンガのデッキが決定しました
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