退廃を司る者
まず初めに言っておくが俺は転生者だ。あの時俺は残業で疲れていてすぐに眠り、起きたら知らない爺さんと一緒に真っ白な空間にいて
「お前を間違えて殺してしまった。すまんすまん」
と爺さんが言ってきて、それから色々と話を聞いた。まず爺さんが間違えて俺の人生が書かれていた書類を捨ててしまい。結果、俺は布団に顔を塞がれて息が出来ず窒息死したというわけだ。てか、俺の死因ダサくね(´・ω・`)
まぁ、そんなのはどうでもいいんだよ。大事なのはここからで何と、お詫びに転生者は結構居るが、三つの特典を付けてその世界に転生されてくれるらしい。なんでその世界なのか聞いたらその世界しか空きがないらしい。だから、俺は最強の能力を頼み、新しい世界で好き勝手するんだ!そのために俺が頼んだ特典の一つ目は転生者、憑依者の居場所をわかるようにすること。これはおそらく俺の人生の邪魔になる奴らを消す為に必要だと思ったらからだ。二つ目は黄金律EX。これは金がないと生きて行けないと思うから。そして最後の三つ目、これが一番重要だ。問題児たちが異世界から来るそうですよ!に出てきた、退廃の風(エンド・エンプティネス)を召喚、使役出来るようにしてもらった。退廃の風とは、神仏の、生命の、星々の輝きを喰らう生粋の魔王で、如何に尊い意思が募ろうと関係なく、恩恵の有無を問わず、あらゆる物質、概念を摩耗させることが出来る。しかも、こいつに意思は無くただ吹き晒すだけですべての能力、存在を喰らい尽くすだけの存在だ。退廃の風は知覚生命体ではなく、一つのシステムのようなもので、触れたものに終りを授けるギフトまたはルールを持っている。まぁ、簡単に言うと、防御不可能の即死攻撃持ちってとこかな。これだけだったら凄まじく強いが撃退は簡単だ。問題児の世界では、が頭につくがな。格上の霊格を摩耗させることができない、正確には“喰らうことを許されていない”ため、“倒すには該当する階層以上の旗印が必要”なのだが、問題児の世界以外ではこいつは無敵だ。撃退に必要な旗印がないのだから。こいつの前では勝負なんて成立せず、ただただ蹂躙され廃れるのみなのだ。そんな奴を使役することによって俺の生活は完全に保証されたも同然なのだ。と、回想もこのぐらいにしておかないと、飽きて帰ってしまうかもしれないからそろそろ終わりにしょう。これから始まるのは、一人の男が平和に日常を過ごす為に人外共を抹殺する為の、ただの蹂躙劇だ。
俺が転生してから結構の時間が流れもう高校生だ、と言っても高校に通っていないがな。一生生きていくだけの金はあるから仕事の必要もないし、学校なんて面倒なだけだし、何より嫌な予感しかしない。なぜならその高校には転生者やら憑依者がかなり居るからだ。駒王学園、そこに転生者と、憑依者の大半が居ることからそこが原作の舞台なのだろう。てか、多分あれだなこの世界、ハイスクールD×Dだったけ、うろ覚えだけど一誠とかいうエロガキが悪魔になってハーレムするんだったけか、まぁそんなのはどうでも良い。問題なのは俺の人生の邪魔をする奴らだ、俺の平穏を乱す奴は許さない。だから
「死ねよ堕天使。お前は俺の人生の平穏を奪ったんだから」
俺は退廃の風を召喚して、飛んで偉そうにしている八枚羽の堕天使を攻撃するが
「ウォッ!」
堕天使がギリギリのところで回避したため、右腕を砂にする事しか出来なかった。
「クッ、貴様一体何者だ!」
「答えるわけないだろ鴉が、お前はこれから退廃して死ぬんだから」
「ホザけ!」
堕天使は光の槍を作りだし俺に向かって投げるが、俺は新たに退廃の風邪を呼び出し光の槍を終わらせ防ぐ
「ほら、どうしたよ。そんなのモンじゃ。俺の退廃の風をどうにかすることなんて出来ないぞ」
俺はさらに退廃の風を召喚し、堕天使に向かわせる。堕天使は光の槍をさらに作りだし迎撃するが、そんなの意味がない。退廃の風の攻撃を阻止するどころか、足止めにもならず、堕天使もそれがわかると逃げる一方だったから、さらに退廃の風を呼び出し、堕天使を囲い逃げられ無いようにした。
「鬼ごっこも終わりだ鴉。お前は俺の平穏を乱したんだ。楽には殺さない。ゆっくり殺してやる」
俺は退廃の風を圧縮するように狭めていく。徐々に、徐々に、ゆっくりと。そうして居ると堕天使の断末魔の様な声が聞こえて、しばらくするとその声もやみ、後には砂が残った
「ふぅ。じゃあ、帰るか」
「ちょっと待ちなさい」
俺が家に帰ろうとすると、赤髪の女が話かけて来た
「...何?」
「それはこっちのセリフよ、いきなり現れたと思ったらコカビエルをあっという間に倒すなんて、あなた一体何者?」
「.......」
とりあえず、話すのがめんどくさいので、無視して帰ることにした。
「ちょっと!逃げる気!?裕斗!」
「はい!」
俺が帰ろうとすると、女が仲間を呼びその仲間が俺に剣を向けてきたから、とりあえず退廃の風で、左腕を砂にさせる
「グッアァ!!」
「祐斗!?この!」
女は魔力の塊を放つが、それも退廃の風を使い消滅させる
「なぁ、俺は家に帰りたいだけなんだからさ、邪魔すんなよ。それともお前死にたいの?」
「うおおおお!てめぇ!よくも木場を!!」
『よせ!相棒!あれは勝てる相手では無い!』
「うるせぇ!たとえ勝てなくても、一発殴らなきゃ気が済まないんだよ!」
そう言いながら、左腕に赤い籠手をつけた男が突っ込んで来たから、地面を退廃させ砂にして落とし穴を作る
「ウォ!」
-アァァァァァァ.....
「イッセー!この!っえ?」
赤髪の女が仲間に気を取られている間に男は姿を消していた
「ただいま〜」
「んっおかえり」
「おう、居たのかオーフィス。何やってたんだ?」
「んっテレビ、見てた」
「そうか、腹減ったか?減ってるんだったら飯作るけど」
「食べる」
「そうか」
俺はオーフィスの分も飯を作る。オーフィスは結構食べるから最低でも五人前は作る。なんでオーフィスが居るかって?まぁ俺もカオスなんたらに誘われたんだよ。で、一様所属してる。なんでかって言われたら、こんな可愛い幼女が頼んでるんだぞ!それを断れるか?否!断れるわけがない!それに、退廃の風の前じゃあ最強の龍のグレートレットだって無力でしかないんだからさ。簡単だと思ったんだよ。で、色々あってオーフィスは俺の家に入り浸るようになったんだ
「オーフィス、飯出来たぞ」
「んっありがとう」
「いいってことよ」
俺は今のこの生活を気に入っている。この生活を壊すやつはどんな奴であれ、何者であろうとも、どんな理由があろうとも、容赦はしない。その一族諸共皆殺しにしてやる