ぼっちな僕と彼女   作:諍 歌油

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まず、皆さんに謝らなければ行けない事があります。

投稿遅れてすんません!!!!!!

一応言い訳すると携帯がぶっ壊れまして………………

まぁこのまま謝罪をじょうげんの2万文字まで書いてもいいですがそんなのは見たくないと思うので

では本編どうぞ。


精神的に向上心のない者は馬鹿だ

 精神的に向上心のない者は馬鹿だ。

 

 あの有名な「吾輩は猫である」や、「坊ちゃん」を書いた作者、夏目漱石の作品の一つである「こころ」の一部分だ。

 

 僕はこの作品を読んだ事が無いが、なんでも主人公はこのセリフを自分の親友のKに言ったらしい。

 

 どうやらこの作品の主人公と親友Kは一人の女の子を奪い合っていたとか。

 

 僕はこの後のKの行動を賞賛したいのだ。

 

 なんとこの後Kは自殺をしたのだ。

 

 ここで勘違いしないで欲しいのは、僕はなにも自殺をした事自体を賞賛したいのでは無い。

 

 では、なにを賞賛したいかと言うとKの自分の価値観やあるいは人生観、いわば個性と言う物やあるいはそれよりももっと大事ななにかをKは自分の意思で守った事と、そして主人公の言葉を聞いて素直に自分では意中の女の子を守れないと考え、その身を引いた事を僕は賞賛したい。(注:祐太の個人的意見です)

 

 これは、これからの世界にもとても重要な事と言える。

 

 今、日本は個性が大事と言われてゆとり教育に移行したあと、また元の教育方針に戻ろうとしている。

 

 別に僕は個性がどうとか言うつもりはないが、今の若者に見て欲しいのだ、このKを。

 

 このKは自分の個性を自分の身を守る為には使わずに、自分の個性を守る為に自分の命を犠牲にしたのだ。そして理解しても欲しい、個性は自分を守るものでも、自分を表現するものでも無い、個性とは自分が守らなければいけない、無くしてはいけない自分の意思だと言うことを

 

 そして大人達よ見て欲しいのだ、ゆとり教育がダメとかそんな判断は下さないで、彼らの持った個性を彼らが本当に大切にした個性を。

 

「と言う訳で先生、部員の数がたった一人足りないと言うだけで部活を作れないと言うのはおかしいと思います」

 

「ダメだと何度言ったらわかってくれんだよ……大体今のはなんだ?個性だか夏目友人帳がどうとか」

 

「大人の権力を理不尽に振るう事に対する軽い反抗と、これからの学校生活、ひいてはこれからの人生に対する僕の意見とか意思とか、そう言う感じのものです。あと先生、夏目漱石と夏目友人帳を間違えるのは国語の教師としてどうかと思います」

 

「良いんだよそんなこまけぇ事はよぉ、それよりもお前、夏目友人帳見てるのか?」

 

「先生、話をそらさないでください」

 

「おぉ悪ぃな、まぁとにかく部活をつくるには最低でもあと一人部員を確保する事だな」

 

「くぅ~~この笹原«ささはら»先生のエロ眼鏡~~」

 

「おい、俺は眼鏡を掛けてねぇだろうが、それと俺はこう見えて紳士だ」

 

「先生の何処が……」

 

「……一年の時の期末テストの社会科」

 

「ギク!!」

 

「口でギクって言うヤツなんて初めて見たぞ……」

 

 くそ、この先生に残念な事(いや、本当にまじで)で僕は貸しがあるのだ。

 

 僕は自分で言うのもなんだが学業はそこそこ出来る方だ、十一教科のすべての平均点が七十五点は毎回いくのだ。

 

 しかし、社会科だけはどうも苦手で一年の時の一回目のテストは学年最低の三点をたたき出した。

 

 そこでこの笹原先生(国語科)に頼み込んで期末テストを赤点回避させてくれたのだ。(ちなみに冬休み期間であるクリスマスにすら自宅に呼んで教えて貰った事から、1225事件と僕の中では呼ばれてる)

 

「とにかく部活は三人でつくれ、わかったな」

 

「わかりました。先生、最後に一つ良いですか?」

 

「ん、なんだ?」

 

「部活が三人な事になにか意味はあるんですか」

 

「あぁそれか、それはな……」

 

 笹原先生も一応は教員だそれなりの理由がある筈だ。

 いや、あって欲しい。

 

「スケッ〇ダンスしかり銀〇しかりやっぱりトリオものって良いよなって言う考えからだ。」

 

 ……やっぱりこの先生には期待しない方が良い。

 

 ……………………………………………………………………………………………………………………………………

 

「と言う訳で部活を作るためにはもう一人部員が必要らしいよ、米田さん」

 

「はぁ、まぁ大体はわかりましたが……」

 

 僕がなぜ初っ端から先生とコントをしていたと言うと、

 見れば分かる通り、部活を作るためだ。

 

 この前、愛無き愛読書の謎を見事に解いた僕はなんやかんやで結局米田さんに説得されてしまって部活に入る事にしたのだが、先生に部活を作りたいと言ったら、ジャンプ愛読者である自称紳士の笹原先生に「部活を作るなら三人でつくれ」と言う事らしい。

 

 おそらくは僕と米田さんが作ろうとしている部活である『人助け部』が、まぁ名前の通り人の手助けをする事は分かると思うが、ジャンプ読者としての血が騒いだのか三人で部活を作れと言うのだ。(米田さんが眼帯美少女と言うのもあるかもしれない)

 

「ともかく部活を作るにはもう一人部員がいるのですね?」

 

「まぁそうなるね」

 

「じゃあ話は簡単じゃないですか」

 

「ほぉ、と言うとなにか秘策でも?」

 

「そんなの周りの人にお願いすればいいだけでしょう?」

 

 ……この子は自分の状況を分かっているのだろうか?

 

「あのね米田さん、君は部活に入ってくれそうな友達がいるの?」

 

「いえ、いませんよ」

 

「僕にそんな友達がいると思う?」

 

「いえ、そうは思いません」

 

 ……事実ではあるがこんなにズバット言ってくるとは。

 

「そうなると、大して親しくない人達に回らなきゃいけないよね?」

 

 この場合は僕達に親しい人がいるのかと、思うが。

 

「ええ、そうですね……あ」

 

「眼帯をしてる女の子と中二病で関わると面倒臭いと思われてる僕達が勧誘した所で誰も来ないよ」

 

「そこは盲点でした、流石ですね堺さん!!」

 

 一体全体何が流石ですと言ってるのはわからないが、褒められた事は素直に嬉しい。

 

「それよりも、部員をどう確保するかじゃない?」

 

「ああそうですね、どうしましょか?」

 

「いや、僕に言われても」

 

「せめて友人でなくても、誘いにほいほい乗ってくれそうな知人でもいればいいのですけど……」

 

 あの、米田さん黒い所が見えてますけど?

 

 それにしても知人か、僕にはそんな人は一人も……

 

「あ、一人だけいた」

 

「本当ですか!!」

 

「ああ、うん」

 

「凄いです堺さん!!これで部員も確保ですね」

 

「いや、そうと言う訳でもないんだけど……」

 

「え、なんでですか?だってほいほい着いて来そうな人なんでしょう?」

 

 米田さんって実は相当黒いのかな?だとしたら僕もそれにやられてしまった事になるけど……米田さんにはめられたとは思いたくないから天然って事にしておこう。

 

「うーん、扱いを間違えなければほいほい付いて来るんだけどね、その扱いが難しいんだよ」

 

「と言うと?」

 

「じゃあ昼休みになったら一緒に会いに行こうか」

 

「はい、あ!!」

 

「どうしたの?」

 

 もしかして何か都合があるのだろうか?友達と一緒に昼食はないだろうから、先生に呼び出しを食らってるとか?

 

「知ってますか?広辞苑によると男女が事前に約束をして何処かに出かける事をデートって言うですよ」

 

 ……黒いでも天然でもなく、アザトイのかもしれない。

 

 ……………………………………………………………………………………………………………………………………

 

 と言う訳で昼休み、僕と米田さんは屋上に向かっている。

 

 どうして屋上に向かっているかと言うと、そいつは屋上にいるからだ。

 

「それで堺さん、扱いが面倒臭いってどう言うことですか?」

 

「ああそれね、米田さんはさ僕達はなんで自分に友達が出来ないと思う?」

 

 出来ればあいつとの出会いは思い出したくない、それ程までにあいつはヤバイのだ。……こう言うとジャンプの強キャラが出てくるフラグみたいだな。

 

「それは、私の場合は眼帯を付けてるから変わり者だと思われてるためですね」

 

「そうだね、僕も同じような理由だ。けど僕達は実際には普通の何処にでもいる一般人だ、けどあいつは違う」

 

「それってまさか……」

 

「着いたよ」

 

 僕が止まると米田さんも止まった。

 

 やけに重苦しい空気をこの扉の奥から感じる、これもあいつのせいなのだろうか。

 

「じゃあ開けるよ」

 

 僕が確認のために米田さんの方を向くと、うなずいてくれた。米田さんも準備万端のようだ。

 

 ゆっくりと扉を開ける中、僕は思っていた。

 

 そうあいつとは出来れば会いたくないのだ。

 

「待っていたぞ」

 

 だってあいつは……。

 

「ついに我との契約を果たしに来たか!!」

 

「本物の中二病だから」

 

 ……………………………………………………………………………………………………………………………………

 

「フフフ……遂に我らの契約が果たされる時が来たのだな、この時をどれだけ待ちわびた事か」

 

「僕は別に契約なんか果たしに来てないんだけど」

 

「ほぅ、あくまでも自分の道を行くか、それも良かろう」

 

「あの……」

 

「なに?米田さん」

 

「こちらの人は?」

 

「むむ!!こやつ眼帯で自分の力を抑えてるのか!?相当の実力者のようだな」

 

「ああこいつは野村 大吾«のむら だいご»って言うバカだ」

 

「その人を突き放すような言葉つかい、相変わらずだな」

 

「僕と君とは大した付き合いは無い筈なのだけど」

 

「所で、その女子は何者だ?」

 

 やけに女子の部分が強調されてたきがするんだけど。

 

「初めまして、私は米田 晴香と言うものです」

 

「ほぅ、それで貴様のような実力者が我に何のようだ」

 

「あの、実力者と言うのは……」

 

「こいつはどうやら君の事を同士として見てるようだよ」

 

「は、はぁ」

 

「それで結局何の用だ?貴様達のような実力者がそろうとは……まさか遂にヤツらが動き出したか?」

 

「一応言っとくとこの米田さんは一般人だ、まだ覚醒(中二病への目覚め的な意味で)してないからな」

 

「ふむ、となると自体はそう重くないようだな」

 

「あの、堺さん」

 

 僕が大吾と話してると米田さんが僕に耳打ちしてきた。

 いきなり耳打ちしてきたものだから少しドキリとしてしまった。……やはり米田さんはアザトイかもしれない。

 

「この人は先程からなにを?」

 

 どうでもいいけど、先程はって初め聞いたな。

 

「こいつは本物の中二病なんだ」

 

「はぁ……」

 

「それも、魔力とか契約とかそう言うベタなタイプのね」

 

「そろそろ本題に戻るとしよう」

 

 僕との米田さんのヒソヒソ話を見ていて、痺れを切らしたのか大吾が話を促してきた。

 

「ああ、そうだね」

 

「実は部活を作るために部員になって欲しいのです」

 

「ふむ、部活とな」

 

「そう、どうやら米田さんは『人助け部』を作りたいみたいだ」

 

「そうか、良かろう」

 

「本当ですか!!」

 

「ただ~~し!!」

 

 ほら来るぞ、こいつが大吾が相当面倒臭い由縁が

 

「我と勝負して勝ったらだ!!」

 

 はぁ、大吾に会う羽目になった挙句にこいつとの勝負に付き合わなきゃ行けないなんて……

 

「不幸だ」




久しぶりなのに文字がスラスラ出てきて良かったです。

まぁ相変わらず文章は駄文ですが……

それではまた次回
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