遊戯王~デュエルキングを目指す少女の物語   作:魔法使い?

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第13話 『騒がしい部活動』

 私は「デュエル部」と汚い字で書かれた教室の扉に手を掛ける。

 今日から新しい部員としてカズマ君が入ってくる。

 ここのデュエル部は荒れていてデュエル部の活動ができていないけど、新たな部員の登場で雰囲気は変わるのだろうか。

 それはとっても小さなことだけど、私は活動が少しでも活発になるだろうと、とっても期待している。

 私は半分のワクワクと半分のドキドキを手にして勢いよく扉を開けた瞬間、何かが私の上から降ってくる。

 

「ぇっ!?……ぎゃあああああああ」

 

 振ってきた物。それはデュエルディスクだった。私はその異変にすぐ気が付き、回避することはできた。

 まるで黒板消し落としのギミックのようにドアにデュエルディスクを挟んで、私がドアを開けた時に落ちる仕組みだ。

 それがどうして私に当てようと?

 黒板消しとは違いぎっしりしている数キロの重さを持つデュエルディスク。激突したら確実に大怪我をしただろう。

 

 

 

「おしいっ!!クソがっ!! 死ななかったか!!」

「………」

 

 音で気が付いたのかその犯人がすぐ扉から出てくる。リーゼントの髪型から誰なのかわかった。私の先輩のカイザーだ。

 

「何だよ。タマなし野郎の奈々川かよ…」

「何だよじゃないでしょ!! こっちは危うく死に掛けるところだったんだぞ!!」

「オトコオンナのお前に当てるつもりはなかったんだよ。ってか、どうでもいいお前は別に死んでも良かったのによ」

「………」

 

 私を殺すつもりはなかったにしろデュエルディスクを落とすなんてひどいなーー……。

 早々嫌な気持ちになった私は部室に入ると私と嫌らしいビデオを見ているカイザーの他に、ゲームを弄っている宮城、男同士が抱き合っている表紙の小説を呼んでいる堀内先輩が見える。

 荒れている部活だから計4人しかいない部活だからわかるよ。私が最後の4人目の人だ。

 カイザーは違うと言っているのだが、私に大して嫌がらせでデュエルディスクを当てるつもりだったとしか思えない。

 それにしても私が死んでもいいと言っているのが、気に食わない。

 

 だけど、私はそこを我慢してあることを言う。

 

「先輩。そういえば僕、新しい部員を誘ってきたんだよ」

 

 今日、私は久しぶりに女の子の格好をしてある人をこの部活に誘ったんだ。人が来ると聞いたちょっとだけカイザーは嬉しそうだ。

 

「おいおい。ついに俺様にほれて女の子が来るんじゃねぇか! ヒャッホー!!!」

「違うよ」

「んだよ…。何度も女じゃねぇならいらねぇって言ってんだろ!」

 

 女じゃないとわかった途端に嬉しそうな感情がつまらなそうな感情に変わった。

 ここに来る予定のカズマ君は弱虫だけどちょっとだけ気になっている。

 

「可愛い男の子だったらいいなぁ……」

 

 堀内先輩が野太い声で発しているこの発言が怖い。まだ男を狙おうとしているのか。

 

「なぁ、奈々川。来るのって俺のクラスの小笠原カズマだよな」

「うん。そうだけど……」

 

 宮城は知っていたのか。新入部員のことを。

 

「俺、あいつ超苦手なんだよな」

「どうして?」

「無口だし、ずーっと一人でいるんだろ。ボッチのカズマ。確かにデュエルは学年でも順位高いけど、どうしても暗いからしゃべりずらいんだよな」

 

 宮城は、カズマ君に対して昨日の内科検診の着替えの最中に言っていたことと同じ印象なのか。

 でも、私はそうでもない気がする。

 女に戻った私とデュエルしたときはとっても楽しそうにデュエルをしていた。

 多少暗い気がするが、やはり人はデュエルをすることで性格が変わる。

 私とデュエルしてくれたときのようにカズマ君は、明るくなってくれるはずさ。

 

 

 

 しばらくしていると扉が叩かれて誰かが入ってきたようだ。どうやら、出てきたのは噂の本人だった。

 カズマ君はここのデュエルをやる部活だとは思えないほど、ゴミであふれた空間に驚いているのか、キョロキョロしている。

 

 

「この部活に入りたいんですけど…」

「お前もリアルファイト弱そうな顔してんなーー」

「……」

「そんな怯えなんなよ。部活入りたいならこれに書け。俺様のパシリになるという誓いの証としてな。ハハハハハ」

 

 カイザーはこの空気になじめないカズマ君に、ガンを飛ばす。

 そして喧嘩腰で挑発しつつも入部希望の紙を渡してへんな台詞を言った。

 

「大丈夫だよ。ここの部活は怖くないからね。ハァハァ」

 

 堀内先輩は急に息切れをしながら、カズマ君に声を掛ける。急に興奮しているのは気のせいだろうか。

 私には堀内先輩のほうが怖く見える。

 

 

 無口ながらもカズマ君は何かを探している。

 

「あれ? オレをこの部活に誘ってくれたナナちゃんは?」

 

 ペンを持ちながら私の本物の下の名前を口にしてくれる。昨日のデュエルの後、私を探してくれてたんだ。

 もうしわけないけどここにナナはいない…。男装しちゃってるから私がナナであるってことをうまく伝えることはできない。

 

 

「ナナちゃんって誰だよ! 糞ヤロー」

 

 ゲンコツのポーズをしながら女の名前を聞いたことで、力を溜めて怒っているような顔をしているカイザー。

 なんでいつも女の子の話題が出ると急に怒るのだろうか。

 

「だから…ナナちゃんって言うのは誰だ!! そいつはお前と出来てる奴のことか!!」

「…。違いますよ…。昨日、部活を誘われたからここに来たのに…」

 

 私のことを見つけられなかったカズマ君は寂しそうにカイザーに説明をする。

 

「ハハハ…。こいつ馬鹿だろ! ここの部活に女なんていねぇよ! つぅかいたら今ごろ俺様とエッチしてるっつぅーの!」

 

 女の子をまるでエッチな目で見るカイザーに私はドン引きした。

 190くらいある身長とリーゼントから、アホな言葉をしていてもカイザーのしゃべり方は相変わらず怖い。

 

「ってかここに女みたいな奴ならいるけどな!」

 

 女みたいな奴がいるといってカイザーが指を指したのは私。

 なるほど…。みたいな納得した感じで私のことをカズマ君はじっと見ている…。何か不味い予感を私は体が予知した。

 

「こいつ、めちゃくちゃチンチン小さいんだぜ。ちょー笑えるよな。男の癖によーー。ハハハハッ!!」

「……」

 

 カイザーが一人で自分の言葉に爆笑する。

 いちいち私に対してシモネタで笑いをとろうとするのは止めて貰いたい。

 

 

「騒がしいな……」

 

 誰…? 私は聞き覚えのない低い声がした人物の方を向く。部室の入り口の前に冷静に落ち着いた誰かが立っている。

 その人物は、私がさきほどぶつかりそうになって、砕けたデュエルディスクの破片を拾う。

 

「中里。堀内。お前は相変わらず変わらないな…」

「てめぇ。よくもコソコソと!!」

 

 カイザーの本名を言った人物。

 その人物は目に掛かるくらい長い前髪で目を開け辛そうに開いている。しかも若いのにも関わらず何故か猫背の姿勢で杖を持っている。

 カイザーは本名を言われるのは嫌う。でも言われても逆切れされなかった。

 私達1年生はボコボコにされてしまうのだが杖の人物はカイザーより1つ上の3年生なのであろう。

 

「出たな…!! 糞部長!!」

「………」

「本当はてめぇを殺すためにそのトラップを仕掛けたのによー。帰ってくんのおせーんだよ」

 

 杖のこの人って部長だったのか!?…。っていうより私はどうして今まで部長の存在自体忘れていたんだろう?

 私が男子寮の堀内先輩の部屋で見つけた写真の最後の一人。

 写っていた写真に前髪が、女のように長かったのが印象的。

 それが写真と一致していたので、私はすぐに元からいた3人目の部員だと察した。

 

 それにしてもカイザーは自分より年上の人物にも言葉遣いが荒いんだよ…。カイザーには先輩後輩の壁はないのか。

 自分よりも上の先輩にデュエルディスクを当てる何て考えられない。

 

「海外留学を終えて久しぶりに部活に戻ったのに、それにしてもまた、随分と人数が減ったな…」

「大会をやるのには好都合だろうよ。人数多いとそれはそれで代表を決めるのには面倒だろうが!! まあ、俺様が最強だけどな」

「そんな理由ではないだろう…。また折角の新人を俺が海外でいない間に中里と堀内がまた減らしたことだ…。それくらいわかる」

「俺様は関係ないだろ!! 全部堀内が男を食って減らしたんだよ。勝手に決め付けるんじゃねぇ!」

「ああ。わかった……」

 

 大体あっている気がする。

 今でも堀内先輩に襲われたこと。かなりのトラウマだ。これで男性部員がほとんど壊滅したうわさを知っている。

 男好きの堀内先輩はもちろん、カイザーの女に対する気持ち悪い性格の人物がこの部活にいるから人が減るだろうと。

 

 でも女性の部員がこないのは気持ち悪い台詞を言うカイザーの責任な気がする。

 あんな女を嫌らしい目や言葉でするのは、女の私でも気持ち悪いと思う。

 私が男装していなかったらすぐにでも部活を止めたいくらいにとても嫌な感じだ。

 

「人がいなくては部活にはならない。良かったな。新しい1年生がいて」

「嬉しくねぇよ!!」

「それはともかく…ちゃんと俺が居ない間に1年生に教えていたか?」

「してねぇよ」

 

 うんうん…。

 部長が私達1年生が言いたい台詞を全て言ってくれた。部活をやってくれないこと。大体合っている気がする。

 

「……。先輩が後輩を教えて次の世代に繋げるのが部活って言うんだろう…。中里。お前は全然なってない」

「俺様よりデュエルが弱い部長のお前が俺様に口応えするんじゃねぇ!! 死ねっ!!」

「……。……」

 

 酷いなぁ…。

 自分よりも先輩にも関わらず上から目線なカイザーに私は気に入らない。

 普通の人なら怒ると思うのにどうして怒らずに部長は落ち着いているんだ!? 社会人になった大人でもこんなに落ち着いている人いないと思うぞ。

 それにしても1つ気になることがある。部長の隠れている両目のことなんだが、本人のファッションなんだろうけど長い前髪で隠れすぎではないか?

 大げさだが、異常なまでに女性以上に目が掛かっている。これでは目が見えないと思うのだが…。

 言いたいのだけど、部長のあの冷酷すぎる性格ではカイザー以上に本人には言いにくい。

 

「部長は昔から病気で目が見えないんだよ」

「でもどうして? 目が見えないんだったら…!?」

 

 疑問に思っていた時、突然知りたかったことを堀内先輩が話す。

 目が見えない……? だからさっきまで目の位置や目の瞬きが不安定だったのか…? それにあの杖は歩行のための松葉杖か。

 目が見えないのにデュエル部の部長? その説明は本人が話した。

 

 

「俺は生まれつき光を失った……。でも一度もこれが不便だとは思ったことはないよ。人間って言うのは不思議でね…。たとえ目の機能を失っても他の機能がその役割をしてくれる。俺の場合は耳と手の神経が得に優れている…」

 

 視力がないならデュエルなんてできないんじゃないのか?

 盲目ではどれがどのカードなのかわからない。こんなことって本当にできるのか?

 ってことは部長は今でも目が見えない?

 

「部長は普通の人と同じように接して大丈夫だよ。デュエルディスクは音声機能付きの別のを使うし、デッキのカード1枚1枚の感覚を覚えているから別にデュエルに支障はない。私も部長と大会でずっと一緒だったけど大丈夫だったよハァハァ」

「部長ってすごい人なんですね!」

 

 高校デュエル大会ではチーム戦で大きな実績を持っているのがこの部活。だからこそ部長のすごさが改めてわかる。

 目が見えないのにも関わらず、チームの腕を最大限に生かしてここまで活躍の場を作ってくれたのがこの部長なのだろうか?

 

 今までわからなかったけど、私はここがこんなにも優れた部活だったんだと改めて知ることができて嬉しかった。

 

「こいつは、目が見えない癖に目が見えているかのように、犬のウンコ神回避すんだぞ」

「………」

 

 カイザーのどうでもいいシモネタに部室全員が黙りだす。

 どうして、カイザーは部長のことがそんなに気に入らないのか……? 私にはわからない。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

「待たせてすまなかったな1年生。これから部活を始める……。その前に簡単な自己紹介をしてくれ。適当でも構わないが最後に俺と握手だけは絶対にしてくれ…。手の感覚と声で誰なのかを覚えるためだ。これから俺が引退するまで、お前らの面倒を見ることになるからな」

 

 部長がしゃべる。いよいよ部活が動きだすような気がしてきた。

 カイザーの時にはしなかったのに部長に自己紹介か。部長の声が力強かったため、カイザーとは違って信用できる気がしてきた。

 

「宮城ケンです! 趣味は漫画とテレビゲームっす!! あと童貞で……」

「はい。次だ」

 

 宮城は言われてもいない趣味とか抱負の話を進めていく。

 こんなに話しているのに部長は何も言わずに他のことを追求しない。握手してすぐ自己紹介は終わる。

 

「小笠原カズマ……。よろしく…」

 

 カズマ君も握手と自己紹介を終える。特にこちらも何もないようだ。

 

 次は私の番だな!! よし!! 元気いっぱいな私のやる気がある姿を見せ付けてやるぞ!!

 これからこの部活で目立つためにも!!

 

「僕の名前は奈々川ユウヤ!! 将来の夢はデュエルキングになることです!! 先輩!! よろしくお願いします!!」

「………」

 

 将来の夢を言うのはちょっとだけ恥ずかしかったけど私も部長に握手をして自己紹介をテキパキと終わらせる。

 そして自己紹介後に先輩の手に握手をする。

 

「あれ…?」

「………」

「ちょ、ちょっと僕の手っ…!」

 

 私の自己紹介を終えたのにどうして…?

 私の手を力強く握って無言のまま離そうとしない。握っている手を振り払おうとしてもガッチリと捕まれたまま。

 そして長い髪に隠れている目を私の方向に向き合うようにあわせる。

 部長は私に何か気が付いたような気がした。嫌な予感がする。そして衝撃な一言を言った。

 

「お前、男ではないだろ…」

「えっ?…えぇええええええ!!!」

「手の感覚、そして声でわかる。お前は女だ…。どうして男として偽っている!?」

「何を言っているんですか。部長。僕は列記とした男の子ですよ…!」

 

 初対面の人物のはずなのに私の本当の真実を知っている。

 このことは絶対に知られたくなかったのに…。何で…?

 私が男ではないと沈着した態度で言った部長のせいで部室中は騒ぎになった。

 

「男じゃないだろうだって! 超うけんだけど!! 」

 

 カイザーが野太い声で爆笑しながら言う。変態なカイザーのことだからちょっと嫌な感じがする。

 

「本当に奈々川って男なのか? 前から思ってたけど、もしかして女なんかじゃないかとずっと思っていたことあるよ。だったらここは男かどうか確かめて見ようぜ!!」

 

 宮城が急に何かをひらめいたのか、突然私の背後に移動。そして私の胸を鷲づかみにした。

 

「きゃっ……!!」

 

 女の私はいきなりのことだったので女性の悲鳴をしてしまう。

 

「………」

「………」

 

 宮城と私はこの事態を確認するために無言のまま。ばれるのではないかと最悪な事態を想像する。

 そしてその感想を宮城は直に言う。

 

「固い……。おっぱいなんてなかったな……。この感覚は男だった……。まな板だよ」

「わかったでしょ!! 気持ち悪いから離してよ!!」

 

 危なかった……。固いと気が付くと宮城はすぐに胸を触るのを止めた。

 いつもよりも念入りに胸のサラシをグルグルに閉めて、カチカチにしていたから助かった……。

 同じ異性の神埼さんとの生活のせいで24時間気を締めなければならない私にとっては、このことはかなりの対策を取っているから大丈夫だ。

 

 でも、まな板って言われるのは失礼な。私の彼女である神崎さんより胸はあるっていうのに。

 

「私も奈々川くんと胸の揉み合いっこしようよ……。私のほうが胸…。大きいよ…。ハァハァ…」

「止めろ~~っ!!」

 

 それを羨ましそうに見ていた堀内先輩は調子に乗ってマネしようと、私を襲い掛かろうとした。

 確かに巨漢の堀内先輩は普通の女の子より胸はあるかもしれないが……。

 でも、流石に気持ち悪い堀内先輩にはもまれたくない。気持ち悪い。

 

「お前ら、男同士で胸揉みあっているんだよ!! 気持ち悪いな…!! おめえらホモかよ」

 

 カイザーが男同士で変態なことをしていると勘違いして引いている。

 私は馬鹿な宮城ではなくカイザーに揉まれないだけでも本当によかった……。

 女とばれずに助かったのか?

 

「…………」

 

 部長も騒がしい部室に気にしてはしない様子で、顔つきも目の表情も何も変化しない。

 冗談が聞かずに目が見えなくてもそれなりに情報を推理している部長だから、この状況をわかっているはず。

 それでも部長はこれ以上何も追求してこなかった。

 部長は本当に私の手を触っただけで、女とわかったのか?

 

 

 

 あれから部長が登場したことで急に部活は騒がしくなった気がする。

 部長は堀内先輩やカイザーのように、不真面目な人間ではなかったので、まじめに私達を指導してくれそうだ。

 部活は荒れてて、一生活動ができないかと思っていたけど、部長のおかげで部活の雰囲気が出てきた。

 やはり人が多いと、どんなことでも楽しいね。

 

「これからお前達には実力を測るために今から詰めデュエルを行う。いいか!?」

「詰めデュエル?」

 

 いよいよデュエル部の活動らしく部長は言った。面白そうだね。

 詰めデュエルとはあるデュエルの局面から、そのターン終了時までにデュエルの勝利条件を満たすことを目的とする。

一人用デュエルのこと。

 通常のデュエルとはまたルールとか違ってくるけど、基本のルールは変わらない。

 

「お互いのフィールド上・手札・墓地・デッキ・除外されたカードとライフポイントは俺が設定する…。基本ルールは通常のデュエルと同じくこのターン内で勝利すること。メインフェイズ1から開始するからエンドフェイズまでに勝利してくれ…。それと、エクストラデッキは自由だ。部室にほとんどあるから好きなものを勝手に使って構わない!」

 

 部長はこういうと白と黒と紫のカードいっぱいの束をポンっとテーブルに置いた。

 すごい…。これ全部エクストラモンスターなのか!! カードプールがいっぱいだ……。

 こんなにも何も不自由のない環境で私達はデュエルの腕を学べることができる。これって凄いことだよね。

 

 

 

自分

LP:8000

デッキ:4枚

   憑依装着-ウィン

   憑依装着-エリア

   憑依装着-ヒータ

   憑依装着-アウス

手札:0枚 

場 :モンスター

   風霊使いウィン(セット)

   水霊使いエリア(セット)

   炎霊使いヒータ(セット)

   地霊使いアウス(セット)

   魔法・罠

   風霊術-「雅」

   水霊術-「葵」

   火霊術-「紅」

   地霊術-「鉄」

   風林火山

墓地:0枚

   

相手

LP:9300

デッキ:0枚

手札:8枚

   シールド・ウォリアー×2

   ダンディ・ライオン

   バトルフェーダー×3

   ネクロ・ガードナー

   ホーリージェラル

場 :モンスター

   ガスタ イグルス

   イビリチュア マインドオーガス

   ラヴァル ステライド

   ジェムナイト クリスタ

   魔法・罠

   閃光のバリア-シャイニング フォース

   光の護封剣

   天空の聖域

墓地:0枚

 

 

 

 

 私は詰めデュエルの状況を確認する。

 場にセットされている4枚のカード。

 一般には霊使いと呼ばれ、可愛らしいイラストの女の子のモンスターで世間でも人気が高いカードだ。

 魔法・罠カードにセットしてあるのは、霊使いの技カードというべき、それぞれに対応する霊術と複数の効果を持つ『風林火山』のカード。

 霊使いカードの共通としての効果は、リバースすることで、霊使いの属性と同じ属性の相手のモンスターのコントロールを得ることができる。

 また、デッキには4種類の霊使いの憑依装着バージョンがデッキに入ってある。

 この憑依装着カードは、霊使いと同じ属性のモンスターが揃ったときに、この2枚のカードを墓地に送ることで特殊召喚でき、また攻撃時に貫通を持っている。

 

 この霊使いのカード郡を使って、攻略することがこの詰めデュエルの目標のようだ。

 

「なあなあ。みんな。霊使いの中で誰が一番好きか? 俺はアウス派だけど? メガネ、スパッツ、巨乳最高だよ」

「僕は『ウィン』ちゃん」

 

 宮城がこのフィールドを見て、質問をする。

 まあ、霊使いを見てどの霊使い派かいう質問をする人はこの限りではないと思うが。

 ちなみに私が好きなのは『ウィン』。緑の髪の毛で、いつもにっこり笑っている明るい女の子って感じがしてとっても可愛いよね。

 

「俺様は『エリア』ちゃんだな。くぅーーーー。大人しめな『エリア』ちゃんを後ろから抱きしめてやりたいぜ」

 

 カイザーは『エリア』派か。変態なカイザーのことだからこの意味が怪しい気がしてしまう。

 

「私は『ダルク』きゅんがいいよ。可愛いよ。ハァハァ」

 

 堀内先輩が息切れしながらタイプを言った。

 『ダルク』って他の霊使いとしても、異例のモンスター。そのモンスターって男の子なんですけど……。

 

「………」

 

 無口の部長とカズマは霊使いの好みについて何も言わない。

 本当に2人は余計なことを言わない。こういうくだらない会話も大事なコミュニケーションだと思うんだけどなー。

 それにしても、何で、霊使いを性的な目で見ている変態な人たちがいっぱいいるんだろうか。

 

「誰が先にやるか……?」

 

 部長が順番について言う。

 

「難しすぎて全くわからねぇぜ……」

 

 宮城が頭を押さえ込みながら詰めデュエルを見た感想を言う。

 所見で人目見て、わからないのは普通のことだと思う。こんなのすぐにわかる人なんているのか? 私もわからない。

 

「この部活最強の俺様に任せな!! 一発でクリアしてやんよ!!!」

 

 私達の先輩であるカイザーが前に出て、詰めデュエルの配置が完成したデュエルディスクを装着する。

 わからないこそ、とりあえずこのフィールドでは何ができるか挑戦することが大事だと思う。

 だからこそ、人の詰めデュエルの攻略仕方を見るのも参考になるからこそ、目を話せない。

 

「いくぜ。まずはこのカードだ!!」

 

 カイザーはセットモンスターに手をかける。

 手札にはカードが一切ないからこそ、リバースモンスターを使うのが攻略の鍵だと思う。

 表になった裏側のカードは……。

 

「セットされてある『ヒータ』ちゃんを反転召喚!! 効果で相手の『ラヴァル・ステライド』を奪うぜ!!」

 

 最初に男譲りのような強気な性格の雰囲気をただ寄せる赤髪女の子が現われる。

 その女の子は杖から小さな火を発生させると、その火に釣られるかのように大型の『ラヴァル・ステライド』は『ヒータ』の元へと移動する。

 

「そして、そしてーー! 罠カード発動するぜ!! 『霊術-紅』!! 自分の炎モンスターをリリースしてその攻撃力分のダメージだ!!」

 

 『ステライド』は移動したと思うと、『ヒータ』はすぐに杖を大きくふるって、何かを唱える。

 すると『ヒータ』の隣にいた『ステライド』は突如、爆発し花火が発生したように散る。

 やはり、カイザーがやったこのプレイングは私が思ったのと同じだ。攻撃力が一番高い『ステライド』はダメージソースになるので、すぐに『紅』のリリースすると。

 

 残り LP9300→5600

 

「次に『ウィン』ちゃんを反転!! 効果により風属性である『ガスタ イグルス』のコントロールを得る!! さらにすぐに『イグルス』をリリースして『霊術-雅』発動だ!! 『光の護符剣』をデッキの一番下にするぜ!! ハハハ。これで攻撃ができる!!」

 

 今度は、控え目そうな緑髪の女の子が、持っている杖を使い、小さな風を作り出してさせて鳥型モンスター『ガスタ イグルス』を操る。

 『ウィン』は馬を操るように慣れた手つきでその上に乗った。

 そしてカイザーが装備しているデュエルディスクに挿されているカードを使う。

 すると『ウィン』は乗っている『イグルス』から降りてソリッドビジョンの光に輝く3本の剣に突撃すると、剣と『イグルス』は消える。

 

「『エリア』ちゃんを反転召喚!! リバース効果で水属性の『イビリチュア マインドオーガス』を奪うぜ!!」

 

 背中に続く程、長い青髪が特徴の女の子は、持っている杖から気泡を発生させると、その泡に釣られるように『マインドオーガス』はこちらへ向かう。

 

「そして霊使いは憑依形態へと進化する!! フィールドの『エリア』ちゃんと『マインドオーガス』を墓地に送ることにより、デッキから『憑依装着-エリア』ちゃんを特殊召喚!!」

 

 青髪の女の子は『マインドオーガス』の力を杖に吸収させると、少女の姿から大人びた姿へと変わっていく。

 アタッカーに不向きであった500という数値から攻撃力はこれで1850へと変わった。

 

「『アウス』ちゃんを反転。『ジェムナイト クリスタ』を奪ってすぐに憑依形態へと進化だ!!」

 

 橙色の髪をしたメガネっ子の女の子が現われ、持っている杖を使ってすぐに憑依形態へと変わる。

 他の霊使いと比べてこの子はちょっとだけ地味であるが、ソリッドビジョンの変身シーンは美しい。

 

「『風林火山』! 4つの効果のうちドロー効果を発動だ!! 2枚をドロー!! やっほーーー」

 

 カイザーはデッキからカードを2枚ドローする。

 地、炎、風、水の4属性が揃ったときに発動できる条件がきついカードであるが、今回は霊使いが4種いることで最初から条件は揃っている。

 相手のモンスターを全て破壊する効果、相手の魔法・罠を全て破壊する効果、相手の手札を全て墓地に送る効果、自分のデッキからカードを2枚ドローする効果がある。

 

「そして『憑依装着-ヒータ』ちゃんを通常召喚だ!!! そしてバトルフェイズに移る!!」

 

 手札がないから、この詰めデュエルでは通常召喚はしないと思ったが、無理やりドローしたことでそうではないようだな。

 なるほど、自分の場には霊使いが4体埋まっているので、デュエルモンスターズの基本ルールである5枚制限ではやりくりが困る。

 なので、『霊術』や『憑依装着』へのコストにすることで、モンスターゾーンの空きを増やしたのか。

 

「これで終わりだ!! 全員ダイレクトアタックで合計6550のダメージだ!! ワハハハ!! これクリアだ!!」

「すげーーー!! さすがカイザー先輩だ!!」

「だろーー!!」

 

 霊使いのウィン、ヒータ、憑依装着のアウス、ヒータ、アウスのダイレクトアタックの合計で確かに6550であるが見落としていることが一つある。

 カイザーと宮城がクリアしたことに対して、尊敬や自慢のやりとりをしているが、それを阻止するようにCPUのセットカードが表になる。

 

 

 霊使いが杖で放った魔法が、大きな透明な壁に包まれて跳ね返り、その野望は打ち砕かれる。

 攻撃を止めた原因は『閃光のバリア-シャイニング フォース』。

 

「先輩……。よく伏せカードを確認しないと……。『閃光のバリア-シャイニング フォース』は相手の場にモンスターが3体以上いる場合に発動できるカード。これで攻撃宣言をしたときに攻撃表示のモンスターを全滅させてしまうんだよ。詰めデュエルは相手の状況を知れるんだから、確認しておかないと」

「は?」

 

 私が解説をいれるが、カイザーは私の解説に気に入らないのか固まっている。

 

「おしい。あとそれだけだろ。あともうちょっとじゃねぇかよ」

「いや、全然惜しくないよ。相手の手札には『バトル・フェーダー』がある。たとえ、『閃光のバリア』を攻略してもダイレクトアタックを止められてしまう」

「ちっ」

 

 カイザーは私の解説に対して舌打ちする。人が親切に解説をしているのにこういった行為をするのがムカつく。

 私もカイザーはとっても気に入らない。全く先輩として好きではない。

 

 

 だが、カイザーの下手糞なプレイングでも、私は大きな発見を見つけることができた。

 

 相手の手札には『バトルフェーダー』が3枚。

 手札をハンデスすることができる霊術の『葵』を使っても1枚しかそれは落とせない。

 『閃光のバリア』『光の護封剣』『バトルフェーダー』と2重、3重と私達の攻撃を止める手段がいくつもある。

 これをいくつか止めて行動するのが鍵となるのだろう。

 

「次は誰がやるんだ?」

 

 宮城が疑問をする。自分は全くやる気がないのか、腕を組んで待機しているように見える。

 わからないそうな顔をして何で、そんなに態度がでかいんだろうか。

 

「次はオレがやる……」

 

 今まで全くしゃべる気がなかったカズマ君が立ち上がる。

 

「お前がやんのかよ。先輩でもわからなかった問題に」

「………」

「シカトすんなよ!!」

 

 宮城はカズマ君に対してこう発言する。

 どうして同じ1年生同士なのにこんなにも喧嘩越しで話すのだろうか。

 

「大丈夫だよ。落ち着いていけば大丈夫だから。カズマ君!!」

「ああ。ありがとな」

「がんばって!!」

 

 私は後ろからカズマ君を応援する。

 カズマ君は宮城と比べて、デュエルの成績は良かったはずだからな。私とデュエルしたときにも感じた勢いから間違いはないはずだ。

 もしかしたらクリアできそうな感じがするかもしれない。

 

「オレは『風林火山』を発動!! 効果により、相手の手札を全て墓地に捨てる」

 

 カイザーのドローした効果と違ってこっちの効果を発動させるのか。

 これで、手札にあった3枚の『バトルフェーダー』は消える。これにより心配する必要はない。

 さらに、『ダンディ・ライオン』が墓地に送られても、も相手のフィールドがいっぱいにより、トークンが出ることもないようだ。

 なかなかうまいぞ。

 

 残り LP9300→10300

 

「ライフが回復した!?」

 

 手札にあった『ホーリー・ジェラル』というカードが『天空の聖域』があるときに墓地に送られたとき、ライフを1000回復する効果があったようだ。

 私はマイナーカードであるこの存在に驚いた。これで相手のライフを余計に増やすこととなってしまったが、大丈夫なのだろうか。

 

「いいや。問題ない。『ヒータ』を反転。『ステライド』を奪い、『紅』のコストにして2700ダメージ。『ウィン』を反転召喚。『雅』を使って『光の護封剣』をデッキの下へ」

「てめぇ。俺様と同じプレイングパクるんじゃねぇよ!」

 

 カイザーは同じことをして怒っているが、間違いではないと思う。

 詰めデュエルは何度も思考錯誤してようやく回答に導き出すもの。だからこそ、正しいルートと思ったものは確実に行うのは間違いではない。

 

 残り LP10300→6600

 

「そして『ヒータ』と『ウィン』をオーバーレイ!!」

「オーバーレイだと!!」

 

 同じレベルのモンスターを重ねることで召喚できる新たなモンスターを呼び出す方法。

 『ヒータ』と『ウィン』は黒い渦巻きへと吸い込まれ、巨大な渦へと変わる。そこから大きく爆発し、現われるのは

 

「エクシーズ召喚!! 『ゴーストリック・アルカード』!! 『アルカード』はオーバーレイユニットを1つ使うことでセットされたカードを破壊することができる!! 『閃光のバリア』を破壊だ!!」

 

 霊使いだけで攻略するのではなくて、こうやって新たなモンスターを作りだして、戦略肢を増やすのが鍵のようだ。

 黒のマントで覆い、吸血鬼を連想させる『アルカード』は、マントを広げると無数のコウモリを発生させて、伏せカードに襲い掛かる。

 

「なるほど、そういうことか!!」

「次にセットされてある『アウス』と『エリア』を反転召喚してリバース効果。『クリスタ』と『マインドオーガス』を奪う!!」

 

 これで相手の場は全てがら空きになった。

 カイザーのときとは違って攻撃の障害となる、『バトル・フェーダー』と『閃光のバリア』がないことで、これならダメージを与えることができる!!

 

「これが全て通れば7850のダメージで終わりだ…。 全員でダイレクトアタック!!」

 

 霊使い2体の合計1000と『アルカード』の1900、2450の『クリスタ』と2500の『マインドオーガス』。

 この5枚のカードが全員で一気に突撃する騒がしい攻撃ソリッドビジョンが映し出されるが、

 

 

 残り LP6600→1250

 

「!? 防がれた!!」

 

 墓地から現われた幻影の戦士『ネクロ・ガードナー』が現われ、攻撃力が一番高かった『マインドオーガス』の攻撃を無効化する。

 コンピュータといえど、馬鹿ではないようだ。こういった事態を想定してこそ、攻略のようだ。

 

「……。駄目だったか……。これで足りないならメインフェイズ2で『クリスタ』と『マインドオーガス』を憑依装着へと変える。これでレベル4のモンスターが2体。この2体をエクシーズ素材として『ガガガガンマン』をエクシーズ。守備表示で特殊召喚してその効果で800ダメージを上乗せするつもりだったが……」

 

 ここまで考えていたのか? 憑依装着をランク4のエクシーズ素材へと使うなんて。

 カズマ君は足りない部分をこの『ガガガガンマン』の効果で補うことで、さらにダメージを与えるつもりだったんだ。

 だが、たとえ今この状況でこの効果を使ったとしても残りライフ450。とても足りそうにはない。

 

「ハハハ。いきがって置いててめぇも駄目じゃねぇかよ。ハハハ」

 

 カイザーがカズマ君の失態に笑う。何も考えていないカイザーよりもカズマ君はできたほうだと思うのに、どうしてこんなことをするのだか。

 

「次は僕がやるよ。もうわかった。この詰めデュエルの攻略法が」

「!?」

 

 2人のヒントのおかげで詰めデュエルの攻略の鍵が見つかった。

 私は2人の前に出てデュエルディスクを装着する。そして私はカードを1枚、1枚の順番や使い道を考え、それを使用していく。

 私は解けない気が全くしない!!

 

 

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

 

 

「結局奈々川がおいしいところ持っていくんじゃねぇかよ」

「ごめんね」

 

 部活が終わり、私と宮城とカズマ君は下校しながら、今日の部活について話す。

 

「予想ガイだよな。ほんとに」

「僕もびっくりしたよ。まさか、カズマ君のプレイングが正解のヒントだったなんて」

「………」

 

 私と宮城は仲良く話しているが、カズマ君は無言のまま話さない。

 

 

 今日はようやく部活をしたって感じでとっても疲れた。

 新入部員のカズマ君が入ったことや、部長が登場したことにより、今まで荒れていた部活が嘘のように活発になった。

 人が増えることはとっても活動をする上でとても重要だということがわかった。

 何よりもみんなでワイワイ部活をすることは楽しい。こういった普通の日常でも女である私にとっては、新しい体験だ。

 これが男同士がやる熱い部活っていうものなのか? 体育会系ではないけどとっても男らしいものに感じるよ。




おまけ


問題1.

自分
LP:1100
デッキ:3枚
   スポーア
   レベル・スティーラー
   魔轟神・キャッシー
手札:3枚
   ヴェルズ・マンドラゴ
   クリッター
   ワン・フォー・ワン
場 :モンスター
   なし
墓地:0枚
   
相手
LP:4900
デッキ:0枚
手札:4枚
場 :モンスター
   オシリスの天空竜
   魔法・罠
   アンデッド・ワールド
   死の演算盤
墓地:0枚


問題2.

自分
LP:8000
デッキ:9枚
   イレカエル
   イキカエル
   黄泉ガエル×3
   悪魔ガエル×3
   デスガエル
   ジェネクス・コントローラー
手札:4枚
   鬼ガエル
   デスガエル
   ジェネクス・ウンディーネ
   ワン・フォー・ワン
場 :モンスター
   なし
   魔法・罠
   リミッド・リバース
墓地:0枚

相手
LP:14000
デッキ:0枚
手札:0枚
場 :モンスター
   F・G・D
   魔法・罠
   アンデット・ワールド
墓地:0枚


問題3.

自分
LP:1500
デッキ:3枚
   D-HERO ディアボリックガイ
   処刑人-マキュラ
   メンタルマスター
手札:6枚
   ダーク・グレファー
   D-HERO ディアボリックガイ
   おとり人形
   洗脳-ブレインコントロール
   早すぎた埋葬
   破壊輪
場 :モンスター
   黒き森のウィッチ
   魔法・罠
   炎舞-「玉衝」(対象 現世と冥界の逆転)
墓地:0枚
   
相手
LP:6900
デッキ:0枚
手札:0枚
場 :モンスター
   混沌帝龍 -終焉の使者-
   サウザンド・アイズ・サクリファイス
   氷結界の龍 グングニール
   魔法・罠
   現世と冥界の逆転
墓地:16枚
ネクロ・ガードナー
モリンフェン×15

※ネクロ・ガードナーは現世と冥界の逆転発動後に強制発動
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